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2015.11.30 (Mon)

「戦後70年わたしの戦争体験」



戦後70年わたしの戦争体験

いまだから伝えたい当時の思い出、平和への祈り。戦後はまだ終わってはいない。

【目次】
戦争という事実(山藤章二)/未来への飛脚(森村誠一)/ある少年の戦中戦後史(畑正憲)/父の背を見て育った小倉の日々(松本零士)/屋根裏部屋の絵本描き(ちばてつや)/低温火傷(勝目梓)


大体みなさん同年代です。
だから戦争中はみんな子ども。
自分でどうこうしたというよりは、親に連れられてとかそういう生活をしていた人たち。
読んでる中で畑さん(ムツゴロウさん)が一番裕福だったかなー。
お父さんが戦争に行かなくて。
ハルビンに移り、お父さんが医者だったので医療に従事ていたらしい。
やっぱり父親がいるのといないのでは違うものだなーと思いました。

読んでて戦争中がどうのこうのというよりは、戦後のほうが辛い。
ちばてつやさんも戦争が終わったときは満州にいたようですが
そこから日本へ戻るのが本当に大変だったようです。
読んでて辛く、読んで気づくこともありました。

ただ、全員男なんだよねー。書いている人。
1人2人女性がいてもいいんじゃないかと思いました。
ただ、一歩間違えると亡くなっていた人もいます。この本の中で。
っていうか、一歩間違ったから生存できたという。
それは正直鳥肌もの。
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2015.11.28 (Sat)

「犯人に告ぐ2」 雫井脩介



犯人に告ぐ2 雫井脩介

警察、犯人、被害者家族ー前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!(BOOKデータベースより)

第二弾でございます。

うーーーーーーーーーーーーーーむ。
これはこれで面白かったのですが、私はずっと「犯人に告ぐ」の2作目とうことが
ずっと頭に入ったままで読みましたので読了後

「へ?」

と思いました。
前作で主役だった巻島という刑事がいるのですが
「アナタナニカシマシタカ?」
ってくらい何もしてないような・・・

解決もタナボタ的なところもありますし
なんだかなー。
そうなると犯人側のほうが一枚も二枚も上手だった気がします。

本人の話口調をそっくり真似をして犯人が取引相手に電話をするという
場面がありましたが、これはどう??
私は1回くらいだったら誤魔化せるような気がしますが
すぐにばれるのではないかと気になりました。

犯人に告ぐ2」というタイトルではなく、別のタイトルだったら私は何の先入観もなく
楽しく読めたと思います。
巻島も対して活躍してないし。
06:51  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.27 (Fri)

「夜の蝉」 北村薫



夜の蝉 北村薫

呼吸するように本を読む主人公の「私」を取り巻く女性たちーふたりの友人、姉ーを核に、ふと顔を覗かせた不可思議な事どもの内面にたゆたう論理性をすくいとって見せてくれる錦繍の三編。色あざやかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線が読後の爽快感を誘う。第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面作家だった著者が素顔を公開するきっかけとなった第二作品集。(BOOKデータベースより)

このシリーズ好きだわー。

日常の謎とはいえ、そこには悪意があったりする謎もあるんだけど
それでも円紫さんの人柄と言うのでしょうか。
安楽椅子探偵ですけど、その解決する口調には心癒されます。

今回も他の本を読んでいるにもかかわらず、こちらを手に取り先に読了ww
仕方ない。
好みの問題だ。

本を読む限り昭和テイスト漂ってます。
いいですよね~。
いい意味で古い。
落ち着きます。

今回は友情やら姉妹やら。
「私」の周りの人たちを巡る話でした。
やっぱり順番通りに読んだほうがよかった。
1作目を飛ばしていきなりこれだったら戸惑ったかもしれない。

つくづくそう思うのでありました。
では次は3作目~。
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2015.11.26 (Thu)

「レッドスワンの星冠」 綾崎隼



レッドスワンの星冠 綾崎隼

その未来は『絶命』か『生還』か。復活を期す古豪チーム『レッドスワン』に、容赦なき決着の刻が迫るー。インターハイ予選で痛根の敗北を喫した赤羽高等学校サッカー部だったが、稀代の変わり者、女性監督、舞原世怜奈の奇策によってラストチャンスを得る。高校サッカー界最大の祭典、冬の全国選手権への出場が叶えばチームは存続、予選で敗退すれば廃部となることが決まったのだ。世怜奈の指導の下、戦力強化を図っていくレッドスワンにあって、選手生命を断たれた高槻優雅もまた“指揮者”として鍛えられていく。そして、監督より課せられた二つの難題に悩む日々の中、17歳になった優雅にも予期せぬ恋の季節が訪れて…。この情熱だけは、絶対に誰にも奪わせやしない。少年たちは輝く“星冠”を取り戻すため、最後の決戦に挑む。レッドスワンサーガ、誇りと覚悟の第二幕!(BOOKデータベースより)

スポーツ青春ものってバリバリのベタ設定でラストも先がよめたりするんだけど
それでも面白いなと思います。

割と好きなのかも。
飛び出せ青春系(笑)

今は21世紀だしそんなに汗と涙のど根性ってこともないので
読みやすいです。とにかく頭を使って使って使って勝負に徹する。

この分だとまた続くのかなと思うのですが
まぁそれはそれでもよい。
高校生だから恋もあるのだろうけれど、
スポーツ小説を楽しんでる身としては邪魔(笑)
そこの女子ども。邪魔をしないでおくれ。と思うんだけどねぇ。

おそらくこのシリーズはしばらくは優雅を選手としては登場させないんだろうなー。
どうなんだろうなー。
天才と言われたプレーぶりを読んでみたいものです。
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2015.11.25 (Wed)

「アンタッチャブル」 馳星周



アンタッチャブル 馳星周

警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが爆破テロの脅威に挑む。数多のトラップの果て、前代未聞の大どんでん返しまで、一気読み必至!通快コメディ・ノワール!!(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです。
こういう作風なのかな。と思っていたら読書メーターで「珍しい」「似合わない」と書かれてました(笑)
普段は割と硬派なハードボイルドなのかな。
主役の椿が伊良部せんせ(奥田さんのキャラ 空中ブランコとか)に見えて仕方ない。
そう思っていたら読メでも「伊良部か白鳥(←チームバチスタ)みたい」と書かれていたので
なるほどなー。やっぱりそっち系かと。

そんなワケなので限りなくドタバタです。
公安なんだけど、公安の窓際。
しかし椿は父親は警察の権力者だし、自分もキャリア。
好き放題してます。
で、北朝鮮のスパイを見つけ、そこにいろいろと公安内部のドタバタもあって・・・

ってことで読んでて疲れました(笑)
割と長いというかくどいというか。
もう少しページ数少なくても・・っていいたいくらい同じことを繰り返していた気がします。

最後は「なるほどねー」というよりも「どっと疲れた」という気持ちでした。
本来は硬派な話が多いようなので今度はそっち系を探して読んでみたいです。
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2015.11.24 (Tue)

「陽気なギャングは三つ数えろ」 伊坂幸太郎



陽気なギャングは三つ数えろ 伊坂幸太郎

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。正体に気づかれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた!必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶対絶命のカウントダウンが!人気シリーズ、9年ぶりの最新作!(BOOKデータベースより)

久々の陽気なギャングです。
9年ぶりだってー。
懐かしいですね。
相変わらず年を取らないメンバー。
ただ、時代が変わっていく。
SNSなど当たり前に登場する設定です。

今回は銀行強盗よりも週刊誌記者と対決です。
ユニーク。相変わらずユニーク。
何気ない会話や物事がしっかりと最後に生かされていくので
「これがここで使われるんだー」と感動すらします。

あとがきで伊坂さんが「銀行強盗は犯罪なのにこんなに愉快に書いていいのか?」的なことを書いてました。
そんなことを言っていたらこの本の設定そのものがおかしくなるじゃないか。

ラスト爽快です。
スッキリしました。

多分、私は今まで久遠が好きだったと思うんだけど、
今回は響野がよかった。
なんだろう。この独特な雰囲気。
意味もない自信。
ポジティブな言動。
響野のすべてが面白かった。
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2015.11.23 (Mon)

「プラージュ」 誉田哲也



プラージュ 誉田哲也

たった一度、魔が差した結果、仕事も住む場所も失ったサラリーマンの貴生。やっと見つけたシェアハウスで、人生をやり直す決意をした矢先に、一人の女性住人に「夜這いし放題よ」と耳打ちされて…。あるシェアハウスに住む、厄介者たちの物語。(BOOKデータベースより)

誉田さんの本は引き込まれるのであっという間に一気読みでした。
でも、前に朱川さんの本でもあったけど、シェアハウスってうまくいくのかなー。
私はちょっとそういうのは苦手なので、勘弁してほしいです。

確かに世の中は前科者に対してはとても厳しくいつまで経っても言われちゃう・・・のかな。
私の周りにはそういう人はいないので分かりませんが、
もしいたらどうなのかなー。
ただ、殺人というのと貴生みたいに興味半分やけくそ半分で覚せい剤を1回使って
あっという間に逮捕⇒執行猶予っていうのもまたねー。
運が悪いというか要領が悪いというかバカというか。

貴生以外の住人がこのシェアハウスに入ったいきさつも書かれてて
どれもこれもヘビィではあります。運が悪かった人もいますし。
過剰防衛だったりね。
なんかみんな過剰防衛だった気がしましたが・・・

で、読了感はかなりよろしい。
なんか良すぎてこんなのありえなーーーーい。と思いました。
05:00  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.21 (Sat)

「空飛ぶ馬」 北村薫



空飛ぶ馬 北村薫

女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです(。・ω・。)

意外と思われるかもしれません。
読みたいと思ってはいたのですが「読みたいなー」と書店で見かける本はいつもシリーズものの何作目かで、1作目がないのよ(笑)
そういう訳で今まで手に取りませんでしたが、ようやく・・・ようやく・・・(T^T)

ということで「元祖・日常の謎」。
超ほっこりする~。

最初は円紫さんとの恋愛に走るのかと思っていたらあっさりと妻子持ちと判明(ノ∀`)
なんだー。そうなんだー。
でも、誤解しそうだよ。優しすぎて。
私だったら誤解するよ(爆)

解説を読むと『この頃はまだ覆面作家で、女子大生視点の話なので若い女性が作者だと思っていた。ところが作者が中年の男だと分かり3日寝込んだ読者もいた』というのを読み笑っちゃった。
確かにねー。

ケータイも何もない、昭和臭すらするこの本。
なんか人と人とのつながりみたいなのを感じて心温まりました。
まぁ温まるだけの話ではなかったのですが、もう2冊手元にある事が嬉しくて仕方ありません。
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2015.11.20 (Fri)

「確率捜査官御子柴岳人 ゲームマスター」 神永学



確率捜査官御子柴岳人 神永学

取り調べの可視化と効率化を目指して新設された“特殊取調対策班”。そこで新米カタブツ刑事の友紀とコンビを組むのは、特命で事件に挑むイケメン毒舌天才数学者、御子柴岳人。彼らに突きつけられた次なる難題は、大物政治家宅で起きた窃盗事件だった。被疑者の供述から、御子柴はその背後に巧妙に隠された“ゲームマスター”の存在に気づくのだがー。華麗な推理で容疑者の心理に迫る、大人気取り調べエンタメ第2弾!(BOOKデータベースより)

取り調べをするためにチェスをして勉強する。
相手がこう答えたら次はこれ。こう答えたら今度はこれ。
先々を読むためにチェスをしてます。
私はチェスも将棋も全くできませんが読んでて面白いです。

先々を読む力が欲しい・・・

話の展開としてはなんというか2時間ドラマみたいだったけど(笑)
政治家が登場するとどうしてもそういう雰囲気になるなー。

私の予想では薫君はゲイだがどうなんだろう?
この謎は解けていません。
事件の真相よりも気になる。
そして最後の最後で友紀だけが気づいたという箇所がありましたが
友紀よりも優れた人がこんだけいて誰も気づかないって
どういうことーーーー!?

最初に登場してたさくら刑事って山猫に登場してた刑事だっけ?
そこら辺も記憶があいまいですが、赤目の人は大丈夫です。
覚えてます( ̄ω ̄*)

そんな感じでキャラクターが入り混じってましたが
この本は面白かった。
お気に入りです。
05:00  |  神永学  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.19 (Thu)

「総理にされた男」 中山七里



総理にされた男 中山七里

総理の“替え玉”にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!(BOOKデータベースより)

物凄い設定の本だった(笑)
ラストもすごい。
ありえん!

物まねタレントが怪我をした総理の替え玉をやるのですが、
元々が物まねタレントなのでそっくりで誰も気づかない。
しかし、本人は政治の世界なんて分からない。
で、自分の知り合いを近くに置き、政治のいろはを教えてもらいながら
野党や官僚、テロなどに挑む。

この本が「NHK出版」から出版されてて「なぜにNHK?」と思っていたら
ラストに「NHK」という固有名詞が登場してたー。
他の読メの方のレビューによるとNHK側から中山さんに依頼したとか。

ただこの本はこの本で物凄い設定だとはおもったんだけど、
こういう本どこかにあったような・・・?と思いました。
なんだろう?「史上最強の内閣」かなー。
何かなー。
どっちにしろ、痛快な政治の話は面白いです。
実際はなかなかそんな風にはいかないでしょうけれどね。
05:00  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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