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2015.07.31 (Fri)

「アガサ・クリスティー賞殺人事件」 三沢陽一



アガサ・クリスティー賞殺人事件 三沢陽一

作家志望の青年は、新人賞に落ち続けることに絶望し、人生最後の旅に赴く。名前を棄て、家族を棄て、友人を棄て、わずかな金と数枚の黒い服、数冊の愛読書を黒いトランクに詰め込んだ。金田耕一、明田五郎、神沢恭一、星川龍一…古今の名探偵にちなんで名乗った偽名ゆえか、青年は行く先々で奇妙な事件に出会う。そして、旅が終わりを告げるかに思われた東京・信濃町のアガサ・クリスティー賞授賞式の会場でも悲劇は起きた!三沢陽一、有栖川有栖、東直己、森晶麿、青柳碧人、千街晶之、笹川吉晴等々、関係者が実名で登場する授賞パーティの最中に起きた殺人事件の真相とは?5篇収録の本格ミステリ連作集。(BOOKデータベースより)

【目次】
柔らかな密室/炎の誘惑/蛇と雪/首なし地蔵と首なし死体/アガサ・クリスティー賞殺人事件


微妙~

自身が「アガサ・クリスティー賞」を受賞したということで、
その会場で・・・殺人事件が起きるんだけど、
被害者は有栖川有栖(!!)なんだけど。
その殺害理由がまことに理解不能というか。
まぁだいたいこの手の殺人者の考えることは理解不能な事が多い。
作者の有栖川愛が表れてたと読書メーターでもありましたが、
有栖川ファンはここにもいるわけで。
自分だけがファンと思うんじゃない。と怒った(笑)
ただ、思うのは世の中の有栖川ファンっていうのは
だいたいが学生アリスが好きなんですねー。
確かに面白いし好きだしベースとなってるのかな。

それ以前の東北を巡る旅もまたなんとなくちぐはぐ感。
お寺の話は面白かったけどなー。
お寺の話はなんっていうか、こういう事もあるのかもしれないと思いました(^^)

08:36  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.29 (Wed)

「神様ゲーム」 麻耶雄嵩



神様ゲーム 麻耶雄嵩

小学四年生の芳雄の住む神降市で、連続して残酷で意味ありげな猫殺害事件が発生。芳雄は同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめることにした。そんな時、転校してきたばかりのクラスメイト鈴木君に、「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ。」と明かされる。大嘘つき?それとも何かのゲーム?数日後、芳雄たちは探偵団の本部として使っていた古い屋敷で死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を?芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが…。(BOOKデータベースより)

最近、新しい日本語を覚えました。
それは



「麻耶さんだから」( ̄▽ ̄;)



読書メーターでもなんでも、結構飛び交いますこの言葉。
ミステリーランドということで、挿絵付のいかにも子供向け?と思うような1冊。
しかし、読み終えて一言。


「こんな本子供に読ませていいのか?( ̄▽ ̄;)」


ラスト呆然というか、ラストのちょっと前、芳雄が推理を働かせるところで
「えー!?」となって。
なんで、そうすぐ「きっと共犯の相手は○○だ」と出てくるんだ??
いろいろと衝撃というか・・・
まぁこの方の作品ってみんな呆然とする本が多いのですが
しかし・・・
この方真面目なんですかね?
真面目なんだろうなー。
世の中には「どんでん返し」とかそういう作風が多く、
多少本を読んでると展開が見えてきたりするのですが、
麻耶さんの場合は本当にわからん!
この間読んだ「あぶない叔父さん」も「あぶない」度合が予想不可能だった(笑)

最初は麻耶さんの作風もいかがなものかと思ってましたが、
最近ではこの妙な「毒」がたまらなくなってきてます(笑)
ちょっとお気に入り。
14:40  |  麻耶雄嵩  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.28 (Tue)

買った本 7月25日

立ち読みをしている友人を尻目に物色してたら3冊も買ってしまった・゚・(ノД`;)・゚・

「神の時空」 高田崇史




新シリーズ4作目。
ただ、毎回書いてますが、このシリーズ謎なんですよねー。
QEDのタタナナみたいに裏歴史以外の楽しみ(?)があればよろしいのですが、
このシリーズマジでよーわからん(笑)


「天久鷹央の推理カルテ」 知念実希人 



今回はTSUTAYAで買ったのですが、ディプレイの仕方が楽しかった。
「○○対決」とか書いてて、私が愛読してる青柳碧人さんの浜村渚と並んでおりまして。
何対決だったかな。ガールか何かだと思ったけど。
そんな感じで手に取りましたー。


「白砂」 鏑木連



そんな「○○対決」の下にずどーーーーーーーーーーーーーーーーんと大量に置いてあったのがこちら。
なんか切なそうなミステリー。
読むと悲しいんだろうなと思ったのですが、
とにかくどーーーーーーーーーーーーーんと大量に置いてありましたので
数に圧倒されて思わず買いました(笑)

最近は3か所の図書館めぐりなので自分の本を買ってもなかなか読めず。
前回買った伊坂さんの本だってまだ手にしてません。
図書館めぐりを2か所くらいにしておいて自分の本も読みたいものです(。・ω・。)ゞ
16:04  |  買った本のメモ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.27 (Mon)

「サラバ!」 西加奈子



サラバ! 西加奈子

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずにー。(BOOKデータベースより)

生まれてから37歳までの歩の半生。
もう、下巻は一気読みの号泣。
もう涙が止まらず。

こういう類の「幸せ」もあるんだろうなと(←お父さんの話)
お父さんがどんどんと痩せていくなか、それでも幸せであることに涙が止まりません。

強烈な姉のせいで、生まれた時から空気を読むことを知り、
上手く立ち回ることを覚えた・・・覚えるしかなかった歩。
母親似の美貌もあっていつでもモテてた学生時代。

しかし、美貌はいつか衰える。
その衰えを否が応でも認めなくてはいけないまさかの状態に。

時代は私の6歳下ということで、就職も大変な時期でフリーター一歩手前の物書き。
エジプト時代、高校時代とそれぞれ親友を得ることになるものの
その友情にはなぜか終わりがあったりして。

とにかく読ませる。
すごい本。
面白くてぐいぐいきたー。
姉も困ったちゃんだけど、母親も困ったちゃん。
しかし、歩もまたどうかと思う。
みんなちょっと変な家族。

壊滅的だと思っていた姉からのまさかの芯の通った助言。
破壊力のある本でした。
心にズケズケと侵入してくるような破壊力(笑)
爽快です。
面白かった。
08:57  |  西加奈子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.25 (Sat)

「魔法使いと刑事たちの夏」 東川篤哉



魔法使いと刑事たちの夏 東川篤哉

また殺人事件?犯人が誰か、魔法で教えてあげる!八王子署のエース、小山田刑事の秘密。それはー自宅に魔法使いが棲んでいること。目指せ逮捕!今回の愉快な犯人たち。タレントの密会写真をもみ消そうとする、芸能事務所社長、手抜き工事された恨みを晴らしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された、紳士洋品店の店主。禁断のユーモアミステリーシリーズ、第二弾。(BOOKデータベースより)

【目次】
魔法使いとすり替えられた写真/魔法使いと死者からの伝言/魔法使いと妻に捧げる犯罪/魔法使いと傘の問題


期せずしていいタイミングの本だった(夏ってことで)
1作目があまり記憶に残ってなくて。
マリィが魔法で犯人を指すけど、それはそれで置いておいて、ちゃんとつじつま合わせて解決する。
ってところだけ覚えてたんだけど。
こんなに皆さんキャラが濃かったっけ?とw

一見、無駄な表記に見えるんだけど実は重要な意味を持ってるんだよー。
というのが好きなので、あの選挙演説がこういう具合にして物語に絡んでくるのかー
そこは意外だったし、面白かった。
きっとこれを考えていたとき、選挙中だったんだろうな(笑)

文中でチョコフォンデュが登場してたんだけど凄く美味しそうだった。
私、人生でチョコフォンデュ1回か2回くらいしか食べたことないー。
食べたい。食べたい。
例え殺人を告白することになっても(?)食べたい(笑)
09:11  |  東川篤哉  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.24 (Fri)

「流」 東山彰良



 東山彰良

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。浪と決断。圧倒的物語。(BOOKデータベースより)

こんなに早く直木賞作を読めたー。
ちょっと嬉しい。
まぁ初めましての作家さんなので図書館なのですが。
図書館に借りられずにあった!!!
最近お気に入りの隣町の図書館ですが、隣町・・・本を読む人いない?(。・ω・。)

読みながら「横道世之助」とか「少年H」を思い出しました。
雰囲気的に似てる。
でも全く新しいものも感じました。
読んでて不思議な感じだった。
ゴキブリのくだりはユーモラスでした。
笑った。ばーちゃん強烈www

秋生のだらしないというかされやすいというかそういう所にイラつくんだけど、
それでも、そういう時代もあったのかな。
毛毛(マオマオだっけ?)との初恋の話も切なくて、
一つ一つが丁寧で味わい深かったです。

多分、「台湾」という舞台も一つのスパイスなのかもねー。
ちょっと昔だし。70年代から80年代。
当時の台湾。
台湾って報われないよなー。
なんだか「台湾」という地が気の毒に思えてきました。

いつもガツガツ読むのですが今回はゆっくり読みました(^^)
09:07  |  その他は行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.23 (Thu)

「0能者ミナト <6>」 葉山透



0能者ミナト 葉山透

とある寒村で、青年と家畜が惨殺される事件が起こる。事件に“怪異”の存在を嗅ぎ取った御蔭神道は、高校生ながら英才と称される水谷理彩子を派遣する。彼女が現場で出会った発見者は少し年下に見える少年だった。殺人現場を見ても落ち着き払い、冷静すぎるぐらい論理的な少年ー九条湊に戸惑う理彩子。いつの間にか理彩子は少年のペースに引き込まれていくようになり。湊と理彩子が出会い、初めて“怪異”に挑むことになった事件とは?葉山透が贈る現代の伝奇譚。(BOOKデータベースより)

【目次】
首/件/戯


今回は10年前と現在の事件2本組でしたが、
基本的には大きく1つかなー。

割と面白かったですが、小野寺刑事にそんなに義理あるかなー。
葬式に行くくらい。
ちょっと驚く。
私の感覚では葬儀に行くほどの関係でもないようなないような?

でも、楽しめましたけどね。
青島刑事とかいい味出してるなーと思いました。

湊と理彩子が初めて知り合った現場という話もありましたが、
事件がらみで知り合ってたみたいです。

そして湊くんは高校生のころはそこそこ素直だった模様。
08:47  |  葉山透  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.22 (Wed)

「悲嘆の門」 宮部みゆき



悲嘆の門 宮部みゆき

ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?宮部みゆきの物語世界、さらなる高みへ!(BOOKデータベースより)

やっぱりファンタジーは苦手ということで(笑)
っていうか、たぶんファンタジーと一緒くたに言っても、宮部さんのが苦手なんだー。
そうだー。
きっとそうだー。

読書メーターでも「宮部さんのファンタジーは苦手」と書いている人が結構多い。
私だけではないのだ。
私はそれでも一気に読んだ。
(途中部屋をうろうろはしたけど)
読メのみなさん、途中で眠くなったとか書いてたし(笑)

ってことで、「英雄の書」の続編というか、
舞台が英雄の書と少し絡んでいるというか。
まぁ「英雄の書」は全部読みましたけどね( ̄ω ̄*)

ファンタジーといっても全部ファンタジーじゃなくて、
普通に現実で生きている人間もいるのです。
その中でガーゴイル像みたいな鳥(しかも女性)が登場してとか
なんとかかんとか。
謎過ぎて思考回路がパンクするところだった。

でも全部読み切ったからいいや。
それだけで満足。
それだけで達成感。

ラストもそこそこ上手くまとめたのではないかな。
マナちゃんがとても可愛かったのですが、
もう少し重要な役どころでもよかったのではないかと思います。
08:44  |  宮部みゆき  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.21 (Tue)

「からくさ図書館来客簿」 仲町六絵



からくさ図書館来客簿 仲町六絵

初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少し。開館から変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物“偽書”にて篁は今日も救う。そんな折、篁が耳にしたのは、ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの道を選びとりー。悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第三集。(BOOKデータベースより)

【目次】
馬琴の謎かけ/金魚と琥珀/わたの原


表紙がどんどんと少女マンガチックになっているような気がしてなりません(^^;)

中身も少しほんわかしているかなー。
2話目の和菓子屋さんの話が好きでした。
金魚は上から見るのがいいらしい。
そういわれると金魚って上からの図案が結構多いですよね。

横からリアルに・・・というのはあまり見ない。
なるほど。
京都ではそういう和菓子もあるんだろうなーと羨ましく思いました。

3話目の阿児奈も可愛かった。
まぁ出会う時に出会えば怖いかもしれませんが(笑)


登場人物がキラキラしているのは置いておいて、
結構この本も小ネタが充実している気がします。
南総里見八犬伝とかさっきの金魚とか、割と面白い雑学に出会えるのが意外で面白く感じます。

このシリーズは主役になぜか惹かれてしまうワタクシでした。
10:16  |  仲町六絵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.20 (Mon)

「営繕かるかや怪異譚 」 小野不由美



営繕かるかや怪異譚 小野不由美

この家には障りがあるー住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が、鮮やかに修繕する。心ふるわす恐怖と感動の物語。(BOOKデータベースより)

【目次】
奥庭より/屋根裏に/雨の鈴/異形のひと/潮満ちの井戸/檻の外


小野さんだからホラーっぽいんだけど、
怖いというよりは悲しく、でもかるかやさんの人柄なのか下町風情なのか
どうなのか。
どことなくほんわかした感じでした。

いじめられて隠れてたお爺さんの話が悲しくちょっと不気味でした。

「長持ってなに!?なに??どういうこと??」

と、焦りましたがそれってやっぱりそういうことなのかな。

他にも行き場のない霊が漂ってます。
それをちょっとした視点の切り替えで生きている人も死んでる人(?)にも
いい解決方法を見つけてくる。
そんなどことなくラストがほんわかしてたので、ホラーらしからぬホラーかと。

お気に入りの1冊になりました。
13:12  |  小野不由美  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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