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2015.02.27 (Fri)

「ゼロの血統 九十六戦の騎士」 夏見正隆



ゼロの血統 九十六戦の騎士 夏見正隆

「銃で撃たれる。このまま離陸するぞっ!」父は負傷していた。このままでは新型戦闘機の設計図がソ連に奪われる!父の代わりに操縦桿を握った時から、鏡龍之介の人生は大きく変わった。1937年(昭和12年)。十七歳になり帝国海軍のパイロットとなった龍之介は、父が命懸けで設計図を護った九六式艦上戦闘機に乗り、戦乱の上海に飛ぶ。その膝上には満州国の皇女!?大航空活劇開幕!(BOOKデータベースより)

久しぶりの夏見作品です。
やっぱりスクランブル関係で、鏡黒羽のじーちゃん、若き日の話のようです。
本編スクランブルは途中で飽きちゃって続き読んでないなー。あはははは。
漆沢好きなんだけど。よし、また読もう(←知らない間に既刊が増えてたっ)

で、今回のこの話。
スクランブル本編より物語の展開が早くて面白かった。
スクランブル本編読んでなくても全く関係なくこれだけでも読めると思う。

ただし・・・


続くけど( ̄ω ̄*)


読み終わって「あれ?続くんだこれ」と思いました。
まぁいいや。

ただ、物語の展開としては結構無理もある。
あるけれど、まぁ今までの夏見作品からすると許容範囲よー。
スクランブルの漆沢の存在そのものがありえないから。

1930年代です。
あぁ・・・日本が一番混乱してた時代です。
09:37  |  夏見正隆  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.25 (Wed)

「疫病神」 黒川博行



疫病神 黒川博行

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の“相棒”は、一筋縄でいく男ではなかったー。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。(BOOKデータベースより)


面白かったです。
破門を読んでからスタートの「疫病神」を手に取りましたけれど、
こっちの方が登場人物に勢いがあるなーと。
二宮もヒモ体質ではなく、ちゃんと自分の足で動いてましたし。
これが「破門」くらいになるとなんかヒモっっぽいのだ。
どこでヒモ男になるのか、それは今後のシリーズでわかるかも。

テーマは土建屋の問題でなんかそこらへんは身近な問題なので分かりやすいところもあった。
(勿論、私生活に無縁な場面も沢山ありましたけれど。)

しかし、そこに登場するやくざがいたりして(←こういうところとか)
まぁ桑原とか他の人なんだけど。
誰が一体だれで何をしたいのか。
読んでいるうちに混乱します(^-^;)
そこら辺は黒川さんお得意の「騙しあい」。
狸が沢山いるんですよ。

しかし、なんでも「半分こ」の二宮、桑原コンビはやっぱりいいコンビかもしれない。
13:06  |  黒川博行  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.24 (Tue)

「夏のくじら」 大崎梢



夏のくじら 大崎梢

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像。(BOOKデータベースより)

どうしよう。
篤史に全く魅力を感じない・゚・(ノД`;)・゚・

なんかただのワガママな子供に見えちゃう。
タローちゃんの方がよっぽど大人に見えました。

しかし、よさこいって元々高知のものだったんだー。
いや、西日本だなとは思っていたのですが、
日本の僻地で過ごしているとどこのものなのか分からず。
北海道などでもよさこいソーランとかやっているのでもう混乱の極み(笑)
他の県でもよさこいをやっている。・・・というのに目くじらを立てない高知県はとても大人の対応をしていると思いました。

祭りの準備など見ている分には面白く読みました。
4月から準備していくのですね。
メダルというシステムには驚き。
しかしそういう所を読みながらでも、いちいち篤史にイラっときてました(笑)

この話のもうひとつのメイン。
篤史の4年前に会った女性と再会したい。
これが・・・やっぱりこの部分が邪魔だったんだろうなー。

純粋によさこいを楽しんでほしいのにその邪念がっ!!
邪念をなんとかせいっ。と思いましたが、このひと夏のよさこいの思い出によって
この子供の青年を大人にしてくれたらなーと思った次第です。
10:29  |  大崎梢  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.23 (Mon)

映画「アメリカン・スナイパー」を観ました。



「アメリカン・スナイパー」を観に行きました。
アカデミー賞候補という映画を我らにしてはいち早く見たような気がします。
公開間もないので混んでたー!
ビックリだー(いつもは空いている)

旦那が好きな戦争映画なので、「面白かった」と言ってました。
それは良かった。
私も面白かったですよ。
戦争映画はどちらかというと苦手なのですが。
だって戦争映画って悲しいので。

戦地に行くと有能なスナイパーでありながら一人の父親でもある。
しかし心を戦地に置いてきたままの夫を歯がゆく思う妻。
で、アメリカって本物の赤ちゃんを使うと虐待とかなんでしたっけ?
明らかに人形使ってましたけど(^^;)

砂埃り砂嵐のシーンは、ハッキリ言って何が何だかわかりませんでした(^^;)
現実はこういうものなんだよ。
ということなのでしょうが、何も見えなくてただただ砂埃り砂嵐~。

実在の人物をモデルにした映画でして、このクリス・カイルという人は2013年に亡くなっているのです。
で、アメリカで2014年に映画公開。
一体アメリカどんだけ素早い!?
・・などと思ってましたら存命中から映画化の話は進んでいたようです。

私個人としては冷静に見ることが出来ました。
クリス・カイルという人物を知らなかったのでラストは少しビックリしましたけど。

そして主役の俳優さん。
この人だっけ?確か役作りのために18キロ太ったという人。
クリス・カイル本人にすごく似てます。
役者って凄い。
08:47  |  映画鑑賞  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.21 (Sat)

「銀行総務特命」 池井戸潤



銀行総務特命 池井戸潤

帝都銀行で唯一、不祥事担当の特命を受けている指宿修平。顧客名簿流出、幹部の裏金づくりからストーカー問題まで、醜聞隠蔽のため指宿が奔走する。だが、知りすぎた男は巨大組織のなかで孤立していく。部下になった女性行員、唐木怜が生き残りの鍵を握るー。腐敗する組織をリアルに描いた傑作ミステリー。(BOOKデータベースより)

銀行の内部の話。
もう池井戸さんの鉄板ネタでございます。

ややマンネリ化しているものの嫌いではありません。
というか、好きです。
勧善懲悪なので。
でも、そこに行くまでに悪代官というか、悪代官のような銀行の人が本当にイヤな感じで。
それもまたどの本を読んでも似たような感じなんだけど(笑)

今までに読んだネジの話もタイヤの話もイヤ~~~な銀行が登場していたなー。
ただ、私は銀行マンが登場しない池井戸さんの本を読んだことがない。
そんな本あるのかな?

それはそうと、元々銀行マンだった池井戸さん。
そして出す本出す本、みんなこんな感じ。

毎回思うけど、銀行ってこんなところなのかしら?

ラストの「ペイオフの罠」
これはねーーー。それまでの話と少し趣向が違うのですが、
何というかこの話を読んだら年を取るのが怖くなりました。
まぁ狙われるお金もありませんけれど(^^;)
ありませんが、「怖いな」と思ったー。
絶対騙されそうで怖い。
08:29  |  池井戸潤  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.20 (Fri)

「イノセントブルー」 神永学



イノセントブルー 神永学

ペンションオーナーの森川は、春の海辺で倒れていた男、才谷を助ける。不思議な能力を持つ才谷に「前世」を見せられるが森川は納得できない。その記憶には、殺人の情景が鮮烈にうつし出されていたのだ。心に悲しみを抱える宿泊客も巻き込むスリリングな展開の連続。「前世」と「現在」が複雑に絡むハートフル・ストーリー。(BOOKデータベースより)

「で?( ̄д ̄)」

というのが読み終わっての感想。
あぁ・・・2日連続でスミマセンっ!
でも・・・
でも・・・

八雲くん書かないで、こんな結末の物語を読まされる読者の気持ちにもなってくれー!

八雲くんというのはもちろん、「アナザーファイル」ではなく10巻じゃ。10巻。
いーつーかーくー?

なんかね、なにが書きたかったのか分からない。
途中までは普通に読んでいたのですが、
それこそ後半になり雲行きが怪しくなり、
そして「えぇーーー!?」と・・・

頭を抱えた。

最近結構神永さん、作品沢山出してるんですよね。
売れっ子作家さんだからとにかく出せ出せとか言われてる??
出版社や編集者にいじめられてる?
それで苦し紛れに書いちゃった?

八雲くん出さないなら出さなくても我慢するから(本当は今すぐ読みたい)、
違う作品書くなら八雲くんより面白い作品を書いてください。

07:11  |  神永学  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.19 (Thu)

「黄金坂ハーフウェイズ」 加藤実秋



黄金坂ハーフウェイズ 加藤実秋

江戸情緒とほのかなフランスの香り、東京の新名所、黄金坂。裏通りのバー、HOLLOW-会員制なのに立ち呑み、しかも昼酒限定ーここを事務所代わりに素人探偵を始めることになった就職浪人の隼人と、同級生の楓太&謎のバーテンダー、イズミ。賑やかでバカみたいで「あのころ」みたいに楽しい日々。だが…。(BOOKデータベースより)

【目次】
春・月夜小路に猫たまる/夏・黄金坂まつり奔走/秋・学校ジャージで鹿鳴館/冬・すずしろ町ゲッタウェイ/ふたたび春・黄金坂ハーフウェイズ


かーなーりー微妙。

よって以下の感想は熱烈な加藤ファンは読むべからず。


なんっていうかね。絵が浮かんできません。
例えば本を読んでいると映像が浮かんで来たりするワケですよ。
でも、画面を説明してても浮かばない。
多分、それは人物に問題があるような・・・
登場人物にパンチがない。
それはもしかしたら20代の「だりぃ」「うぜぇ」みたいな年齢が主人公だからかもしれないんだけど、それにしても統一感がありませぬ。

裏通りの昼だけやってるバーと言われてもピンとこない。
商店街の設定ながらもなんか読んでても入り込めませんでした。

で、高校時代からの心の闇が存在している隼人と颯太ですが、それもまたなんか中途半端で。
隼人のお母さんがなかなかユニークなキャラクターなんだけど、ぜんっぜん活かしきれてないのっ。
なんなんだろう。

そう思っているうちに終わってしまった1冊となりました。
久々の加藤さんだから期待したところもありましたが
それにしても何というか、何をテーマに書きたかったかもわからないし
何をしたかったのかも分からない。

うーーーーん。また加藤さんの違う作品でチャレンジしてみましょう。
10:16  |  加藤実秋  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.18 (Wed)

「てふてふ荘へようこそ」 乾ルカ



てふてふ荘へようこそ 乾ルカ

直木賞候補作『あの日にかえりたい』の異才が挑んだ、笑いあり涙ありの連作ヒューマンドラマ!このアパート、なにやら秘密があります。特異な事情を抱えた6人の住人たちが出会った奇跡。切なくて、哀しくて、でもあったかい、おんぼろアパート物語。予想外のラストまでノンストップ。(BOOKデータベースより)

乾さんってこんなハートフルな作品も書くのねー。
と、今まで7冊読んだけど、殆どグロだったから(笑)
あまりにもハートフルで泣いたし。
うん。

2話目と3話目がお気に入りです。
特に2話目がいいなー。
一緒に呑みながら強く諭すわけでもなく、優しく諭す。
見守る。そして分かりあえる。
泣けたっ・゚・(ノД`;)・゚・

かと思うと3話目のように、叱咤激励して体育会系みたいなノリながらも
二人三脚で頑張る。
なんかすごく前向きなんだけどっ。

後、最後のシーンでビリヤードでなんかよく分からない技を一回で決めないといけなくて。
それはこのアパートの住人にとっては本当に大切な事なので各々で練習をしていたのです。
でもそれは本当に大大大プレッシャーで、
思わず尻込みした1号室住人に2号室住人が

「じゃあなぜ練習したのだ」

というシーンが好きだなー。
いつもの乾さんのグロ作品も好きですが、こういうのも面白かったです。
11:42  |  乾ルカ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.17 (Tue)

「シュークリーム・パニック」 倉知淳



シュークリーム・パニック 倉知淳

高校2年生の夏休み。受験勉強を前に、羽を伸ばしてすごせる最後の夏、「僕」は仲間たちと映画制作を始めた。監督の「僕」は以前から気になっていた同級生、百合川京子を主役に抜擢し、撮影は快調。しかしその最終日、ラストシーンのロケ場所から、彼女の姿が消えたー!?感動的な結末に心がほっこりする中編「夏の終わりと僕らの影と」はじめ、本格ミステリの名手の技が光る3編を収録。(BOOKデータベースより)

【目次】
現金強奪作戦!(但し現地集合)/強運の男/夏の終わりと僕らの影と


倉知さん、好きな作家ですが寡作ということで有名らしく、なかなか本がないのよねー。
なので見つけるとすぐに手に取ります。

で、少し緩めの1冊でした。
「夏の終わりと僕らの影と」に関しては青春すぎてこの歳になると読んでて辛い(T∀T)

「現金強奪作戦!(但し現地集合)」
これはタイトルだけでなんとなく展開が見えると思いますが・・・
予想通りというか何というか・・・
あぁ・・・
やっぱりうまい話には裏があるんです。
なるほどなー。
ちょっとこれは好きかも。

「強運の男」
こちらも好きだけど、一体何だったんだろう。とは思う。
何がしたかったのか意味不明な男がいるー。
なんなんだか。
ほんと分からん。
でも、嫌いではない。

姉妹本みたいなのがあるみたいですが、また見つけたらすぐに読みたいと思います。
09:22  |  倉知淳  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.16 (Mon)

「円卓」 西加奈子



円卓 西加奈子

世間の“当然”に立ち止まり、悩み考え成長する物語。うるさいぼけ。なにがおもろいねん。平凡やしあわせに反発する琴子、小学3年生。好きな言葉は、「孤独」。(BOOKデータベースより)

今話題の西加奈子さんです。
可愛い本でした。
っていうか、芦田愛菜ちゃんで映画化になったんですよね。
なんか似合うかも。

大家族の末っ子であるこっこ(琴子)。
いつも賑やかな家族にありがちな「孤独」を求める少女。
人と違うことはすべて羨ましく、
クラスメイトが眼帯してきたらそれをうらやましく思い、
クラスメイトが吃音だったらそれをうらやましく思い、
クラスメイトが不整脈で倒れてもうらやましく思い、
クラスメイトが在日四世だったらうらやましく思う。
そんな女の子。
なんかありがちだけど、可愛い。
可愛いながらもどこかシュールな面もある本でした。

ちょっと大人びた小学3年生。
でも子供ってこんなんなんだろうなー。
子供の頃は境目がなくて平等なんだなとちょっと羨ましくもある1冊でした。

それにしても同じクラスにさっきも書いたけど
韓国人(在日)がいたり、
ベトナム人(祖父母が難民)がいたり、
ロシア人(ハーフ)がいたりで結構多国籍なクラスw
13:10  |  西加奈子  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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