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2015.01.31 (Sat)

「その手をにぎりたい」 柚木麻子



その手をにぎりたい 柚木麻子

恋と仕事とお鮨に生きるバブル期OL大河小説!(BOOKデータベースより)

バブリーだったな~。
随所随所に昭和なネタが転がっております。

その時代、東京に生息していた私は「ツインピークス」とか「尾崎の死」というワードを読むと
当時自分がどこで何をしていたかというのが懐かしく思えますが、

これはそういう本ではなくて(笑)

会社を辞めて実家の栃木に帰省することになった青子のために会社の上司が
「送別に・・・」と銀座の鮨屋に連れて行ったことから物語が始まりまして、
で、青子はそれほど鮨が好きだったワケじゃなかったんだけど、
寿司職人から手渡しで食べた鮨が死ぬほど美味しくて、
「ダメ。こんなんで栃木なんか帰れるか。もっと鮨を食べたいっ!!食べたいのよ!!」
ってことで、田舎に帰るのを撤回。
不動産会社(!!←そのまんまバブル!)に就職し、鮨を食べに行く。
青子には鮨を食べに行くだけではなく、鮨を握ってくれる一ノ瀬が好きなんだけど・・・

というような話を1つのネタ(鮨ネタ)をテーマに10年かけて物語が進んでます。
面白かったですよー。
時代を感じるというのもありますが、とにかく鮨を食べる青子の感想にクラクラきます。

っていうか寿司食べたい(笑)

美味しいお寿司が食べたいけど、でも美味しい寿司・・・多分食べたことないと思う。
普通のお寿司でいい♪
08:31  |  柚木麻子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.30 (Fri)

「家族写真」 荻原浩



家族写真 荻原浩

娘の結婚、加齢に肥満、マイホーム購入…家族に訪れる悲喜こもごもは、ささやかだけど大事件。笑ったあとに、心にじんわり沁みてくる、これぞ荻原浩!の極上家族小説。(BOOKデータベースより)

【目次】
結婚しようよ/磯野波平を探して/肉村さん一家176kg/住宅見学会/プラスチック・ファミリー/しりとりの、り/家族写真


いつもの荻原さんの描く家族像な感じの話もありましたけれど、
私は「プラスチック・ファミリー」が強烈でした。

「糞が」「糞が」と世間に悪態を垂れている(ただし独り言として)主人公が、
廃材置き場からマネキンを拾ってきたことにより、生活が変わっていくという話。
これは・・・ちょっと強烈だった。
面白かったです。
普段、あまり荻原さんが描かないタイプの「家族」なのでぐいぐい来ました。

割と荻原さんにもパターーーーーーンってあるから、
読んでて「あぁ。こういう感じね」みたいな気持ちがあるのです。
しかし、マネキン拾ってきて一緒に暮らすってないだろー。

凄く面白かった。
なるほど。人はこう変わるのかと。

磯野波平さんが54歳というのは知ってました。
えぇ。うちのダンナさんより年下だってことも(´・ω・`)
しかし、21世紀の今、波平さんの姿かたちで54歳というのはないと思うけど。
09:46  |  荻原浩  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.29 (Thu)

「探偵・日暮旅人の望む物」 山口幸三郎



探偵・日暮旅人の望む物 山口幸三郎

『日暮旅人』の名前で出された爆弾テロの脅迫状。ニュースでは旅人の名が流され、警察も旅人を探しはじめていた。刺された亀吉、誘拐された灯衣と陽子。ユキジの自宅に現れた思わぬ人物。旅人を取り巻く大切な人々が危機にさらされる中、旅人は入院していた病院から姿を消し、真犯人の指示通りに動き出す。もうこれ以上酷使することのできない瞳を使い、美しく残酷な犯人を止めるためー。目に見えないモノを視ることで『愛』を探し続けた探偵の物語、本編感動の完結!書き下ろし。(BOOKデータベースより)

完結っ!

・・・ということで、完結しましたー。
もっと熱い感じを想像してましたが・・・
いかんせん、前作が割と熱かったので・・・
そんな私の期待とはうらはらに、今回の最終巻は割合とあっさりした感じでした。

まだ発売したばかりなので何をどう書いてもネタバレしそうな感じになりますが、
でも、まぁこんな感じでもいいのかな。

心とけるような胸キュンな展開を期待してましたが、
それも大いに裏切られました(笑)
過去に登場していたいろいろな人が再登場してましたが・・・
忘れている人もたーくさんいます。
流石に今回の黒幕(というよりも、旅人より目立ってた人)は
前作登場していたから分かるけど。

読書メーターを読んで気づいたけど、
本当に最後に書かれてた話と、その前に書いてた話と、時系列が逆になってたんだよねー。
なるほど。
そうなればそうなったでもう少し想像力をかきたてねば( ̄ω ̄*)
08:26  |  山口幸三郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.28 (Wed)

「スナッチ」 西澤保彦



スナッチ 西澤保彦

22歳だった。次の日、ぼくは53歳になっていた。空白の31年。ぼくは、きみは、ぼくたちは、少しは幸せだったのだろうか。彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る。(BOOKデータベースより)

かなり変な本だった(笑)

変な設定で、変な話。
で、終わり方もあっけなく、読み終わって「あれ?なんだったんだろう?」と、思うんだけど、それでも読んでいるときはページをめくる手が止まらない。そんなユニークな本でした。

帯の内容(殆どBOOKデータベースと一緒)で手に取ったから、まさか・・・

謎の雨が高知県に降り、そこで主人公他、何人もの高知県民が謎の生物に体を乗っ取られ、そして、元々の「ぼく」の意識が戻ったのが31年後ってwww

凄い本でしょう。

でも、そういうのが「ぼく」一人ではなかったので、ちゃんと行政も認識してそういう「対策本部」というか「課」があるとういのがまたユニークで・・・

それまで体を乗っ取っていた「僕」もまた冷静なのだ。
「ぼく」の意識が戻ったのを認識した「僕」は市役所に行って手続きする。

しかし、SFかと思いきや、なんか連続殺人事件とか起きるし。
31年ぶりに意識を復活した「ぼく」は31年後の世界に戸惑う。
まぁねぇ~。

で、読み終わると「あれ?なんだったんだ」と思うんだけど、
とりあえず設定がユニークすぎてあっという間に読み終わりました。
08:51  |  西澤保彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.27 (Tue)

買った本 1月26日まで

ちらりちらりと本を買ってます。

「幻の翼」 逢坂剛



「砕かれた鍵」 逢坂剛



と、いう事で百舌シリーズ2冊です。
先日、「百舌の叫ぶ夜」を読み終え、西島さんファンの妹に貸したら
「当然次も買うよね!?」と言われ、まぁ読みたかったので買いましたけど。
なんとなく妹が言ったからみたいになったのが気に入りませんが(笑)

しかし、BOOKデータベースで内容をチェックしたら、また百舌が登場するんですね。
まぁ、百舌シリーズですからね(笑)
やっぱり読むのが楽しみです♪

「探偵・日暮旅人の望む物」 山口幸三郎



このシリーズはずっとかりんトウさんから借りていた本なのですが・・・
これでシリーズラストなのです。
もうね、これは買うしかない(笑)
ラストだけですが買いました。
そのくらいこの本の世界に惹かれてます。
楽しみですが、悲しいラストじゃないといいなーと思ってます。

おまけ 「高台家の人々」 森本梢子



相変わらず好きで読んでます。
まぁ唯一読んでる漫画ですが、続きが読みたくてYOU(掲載誌)も買うほどのおバカです。
なのでコミックを買っても全部すでに読んでるので新鮮味がないww
しいて言えば、今まで読んでたYOUを処分できることでしょうか(^-^;)

08:50  |  買った本のメモ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.26 (Mon)

「アイネクライネナハムトムジーク」 伊坂幸太郎



アイネクライネナハトムジーク  伊坂幸太郎

ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。(BOOKデータベースより)

楽しい本でした。
挫折もあって辛いこともあるんだけど、それでも前向きに生きていくようすが見えたなー。

個人的に好きなのは美奈子さんと学の話。
電話だけのつきあいって・・・なんか懐かしくもあるなー。
と、思ったらそこから時系が20年も進んだからそういうのが当たり前の時代だったんだと気づく。

佐藤くんはあの彼女と付き合う事ができたのかな。
特にそういうことは書いてなかったけれど。

どの話も楽しく面白く、少しほろ苦くもありました。
ただ、本屋大賞とるほどのパンチはなかったかなーというのが正直な印象です。

それにしても100円でその時の気持ちをつかんだ音楽をかけてくれる斉藤さん。
そんな存在いいなー(〃∀〃)
音楽っていいな。
09:02  |  伊坂幸太郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.24 (Sat)

「百舌の叫ぶ夜」 逢坂剛



百舌の叫ぶ夜 逢坂剛

能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。(BOOKデータベースより)

30年前の作品とは思えないくらい面白かった。
雰囲気としては藤原伊織さんのテロパラに似てるかなと思ったんだけど、
テロパラが似てるんだ。
なるほどー。

しかし・・・30年前か。
特に古臭さは感じないんだけど、やたらと煙草が登場していたので
そこらへんは時代か・・・
あと、時系列が前後するので死んだ赤井が登場すると
「あれ?赤井・・・何人いる??」とちょっとそこが混乱しました。

役者さんが表紙じゃないですか。
で、西島さんは誰役なのだろうと余計なことを思ってしまいまして。
倉木なのか新谷なのか。

読んでる最中にwikiで調べましたら、倉木だった。
じゃあ新谷は誰だろうと思ってみてみたら、
物語のネタバレに近い解説(近いというかもうそのまんまネタバレ)があって
ショックで泣きそうになりました(--;)

百舌シリーズで続くのかな。
ってことはまた百舌が出てくるのか・・・
やっぱりこの先も読まないわけにはいかないようです。
楽しみだ。
09:55  |  逢坂剛  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.23 (Fri)

「本屋大賞ノミネート2015」と、勝手な予想をしてみたー

本屋大賞2015 ノミネート作品(順不同)

「サラバ!」 西加奈子



「アイネクライネナハトムジーク」 伊坂幸太郎



「ハケンアニメ!」 辻村深月



「怒り」 吉田修一



「億男」 川村元気



「キャプテンサンダーボルト」 阿部和重 伊坂幸太郎



「鹿の王」 上橋菜穂子



「土漠の花」 月村了衛



「本屋さんのダイアナ」 柚木麻子



「満願」 米澤穂信



毎回思う事ですが、すでに別の賞を取ってる本をノミネートしなくても・・・と思います。
直木賞であれ、山本周五郎賞であれ、一度賞を取ってる本は普通に読まれるし売れるし(たぶん)
別に本屋大賞と「ダブル受賞」云々って・・・

本屋大賞ノミネートの常連である、伊坂幸太郎さん、辻村深月さんがまたまたノミネート。
有川浩さん、今回ノミネートされませんでしたね。意外だ・・・(でも最近読んでない ^^;)

この中で「読んでみたい」と思うのは月村了衛さんの「土漠の花」です。
読んだことない作家さんです。(でもテーマが重いので多分受賞出来ないと思う)
吉田修一さんの「怒り」も面白そうだなぁ~。読みたいな~。

去年の海堂尊さんみたいに勝手に予想してみようか(笑)

本命 「キャプテンサンダーボルト」 阿部和重 伊坂幸太郎

対抗 「怒り」 吉田修一

大穴 「本屋さんのダイアナ」 柚木麻子


全部未読本ですw
本屋さんが売りたいんじゃないかなーという本をチョイスしました。

まぁ・・・多分、読んだ後に「面白かったー!!!」と思う本でないといけないと思うので・・・
終わりスッキリ系じゃないかと思う。
そういう意味では「満願」ではない気がします(というかこれしか読んでない)

伊坂さんは一度大賞を受賞してるからな~。
一応はずしておこう。
だからこそ、阿部さんとのコンビでなら受賞とか・・・ありそうなんだよなー。
ちなみに、阿部さんの本を一度読んだことがあります(芥川賞のグランド・フィナーレ)
いかにも芥川賞的な感じでクラクラしました(←悪い意味で)

ここ2年、上下巻ものが大賞なので「怒り」もありそうなので対抗。
柚木さんは女性向けって感じがするんだけどな~。
この中で唯一気軽に読めそうな感じなので大穴にしてみました。

えぇ。全部読んでませんけど。

以上、超勝手な予想でしたm(__)m スミマセン

すでに大きな賞を受賞している「サラバ!」と「満願」が受賞したらイヤだな~
09:06  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.22 (Thu)

「リタとマッサン」 植松三十里



リタとマッサン 植松三十里

リタは、婚約者を第一次世界大戦で亡くし、医者だった父も喪って、失意のなかにいた。その頃、妹が通うグラスゴー大学の留学生竹鶴政孝と知り合う。日本でウイスキー作りをするため、イギリスまで学びにきた政孝に、驚きながらも惹かれていくリタ。だが、国際結婚を決意した二人は家族の猛反対に遭い…。夢の実現に邁進する夫と、献身的に支え続けた妻。ウイスキー誕生のため生涯を賭けた夫婦愛。(BOOKデータベースより)

マッサン・・・むっちゃしっかり者だった・・・
リタのお父さん、物語始まったときにとっくに死んでた・・・
マッサンの母親、とても優しい。泉ピン子ではない・・・
女の子の養子もらってない・・・

などなど。
ドラマと違う所が盛りだくさんでした。

昼休みはテレビはついてますが、それほど真剣に見ないので
今、北海道にいることは分かるのですが、その前の展開が分かってません。

鳥井さんにかなり振り回されてしまったマッサン。
ドラマだったらとっくにブチ切れているんじゃないかと思うのですが。
本のマッサンはそれなりに辛抱してます。

そう考えると、なんであんなガチャガチャした脚本にしているんだろう。
でも、この本の通りに進めると登場人物あまりいないよなと(笑)

とにかくリタの隣にはマッサン。
マッサンの隣にはリタ。
いつまでも2人仲良いです。

そして「本物のウイスキー」にこだわったマッサン。
今度飲んでみたいです(^^)
高いのじゃなくていいんだけど。
ニッカウィスキーは高いというイメージが・・・( ̄▽ ̄;)

大日本果汁の「日」「果」でニッカとは知らなかったよ~。
08:26  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.01.21 (Wed)

「北斗 ある殺人者の回心」 石田衣良



北斗 ある殺人者の回心 石田衣良

幼少時から両親に激しい暴力を受けて育った端爪北斗。誰にも愛されず、誰も愛せない彼は、父が病死した高校一年生の時、母に暴力を振るってしまう。児童福祉司の勧めで里親の近藤綾子と暮らし始め、北斗は初めて心身ともに安定した日々を過ごし、大学入学を果たすものの、綾子が末期癌であることが判明、綾子の里子の一人である明日実とともに懸命な看病を続ける。治癒への望みを託し、癌の治療に効くという高額な飲料水を購入していたが、医学的根拠のない詐欺であったことがわかり、綾子は失意のうちに亡くなる。飲料水の開発者への復讐を決意しそのオフィスへ向かった北斗は、開発者ではなく女性スタッフ二人を殺めてしまう。逮捕され極刑を望む北斗に、明日実は生きてほしいと涙ながらに訴えるが、北斗の心は冷え切ったままだった。事件から一年、ついに裁判が開廷するー。(BOOKデータベースより)

凄く面白かったです。
もう、最初の数ページから引き込まれて、もう心わしづかみ状態。
ページをめくる手が止まらず・・・というのを久しぶりに体感しました。
最初はただただ虐待シーンが続くんだけど、それでも面白い(←スミマセン)

後半は殆ど裁判シーンなんだけど、裁判長がまたいい雰囲気なのです。
厳しさの中にも優しさがあります。
そういえば、取り調べをした刑事も優しかったなー。
そして、弁護人や同じ里親にお世話になった明日実の支え。
そして、何よりも北斗の心の変化。

久しぶりに石田さんの本を読みました。
石田さん・・・今まで2~3冊くらいしか読んでない作家さんだと思う。

で、実はこの本はずっと読みたいと思っていたのですが、
なぜか自分の脳内で勝手に作家さんが石田さんではなく、別の作家さんになってまして。
(同じ い から始まる作家さんですが)
「面白いっ! ○○さんの本で今までこんなに面白いと思った本なかった!」
と、喜んで読んでいたワケですが、そりゃそうで・・・
○○さんの本じゃないし(笑)

08:23  |  石田衣良  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑
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