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2014.10.29 (Wed)

「フロム・ミー・トゥー・ユー」 小路幸也



フロム・ミー・トゥ・ユー 小路幸也

堀田家随一のイケメン、青の出生の秘密とは?(「紺に交われば青くなる」)、藤島社長と堀田家の初めての出会いとは?(「縁もたけなわ味なもの」)、地味な紺が、亜美を射止めたきっかけは?(「愛の花咲くこともある」)。老舗古書店「東京バンドワゴン」に舞い込む謎を、大家族の堀田家があふれる人情で解決する人気シリーズ第8弾、番外編。知られざるエピソードが満載。書き下ろし3編を含む全11編。(BOOKデータベースより)

【目次】 紺に交われば青くなる/散歩進んで意気上がる/忘れじの其の面影かな/愛の花咲くこともある/縁もたけなわ味なもの/野良猫ロックンロール/会うは同居の始めかな/研人とメリーの愛の歌/言わぬも花の娘ごころ/包丁いっぽん相身互い/忘れものはなんですか


毎回書いてますが、登場人物が全員いい人で読んでると辛い(爆)
素直なんだよねー。
読んでてありえないといつも思う。
例えば、藍子、紺、青の3姉弟の中で、青だけ母親が違う。
しかも、父親の我南人は「青の母親はちゃんとした人だけど言えない」

それでも、受け入れて仲良くやっていく堀田家。

とか。

藍子の娘、花陽。
不倫の末できた娘。
いわゆるシングルマザーだったワケですが、
その不倫の相手が青の奥さん(すずみ)の父親。
そしてその花陽とすずみの父親は死んだ。

それでも問題の無い堀田家。
もちろん、ほぼ同じ屋根の下で生活。

これも何回か書いてますが、私だったら無理(--;)
無理ー。
どうやってこの中で生活していけっていうのー(爆)

いろいろと苦しんだ上で今の生活になってるんだよー。
と、いう事なのでしょうが、ここまで全員いい人で全員仲良しだと
逆に読んでて辛くなってくる(爆)
そんな本も珍しいかも。
16:10  |  小路幸也  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.28 (Tue)

「万能鑑定士Qの謎解き」 松岡圭祐



万能鑑定士Qの謎解き 松岡圭祐

卓越した鑑定眼と論理的思考の持ち主、凛田莉子23歳。幾多の“人の死なないミステリ”に挑んできた彼女が、『週刊角川』記者の小笠原悠斗とともに、最大の謎に直面する。大陸から怒涛のごとく押し寄せる複製品の山。しかしその製造元も、工場の所在も、首謀者もあきらかではなかった。仏像、陶器、絵画にまつわる新たな不可解を、莉子は解明できるか。Qシリーズ第20巻、Q&αシリーズ第25巻記念、最高傑作登場。(BOOKデータベースより)

時事ネタが結構あるこの作品ですが、安倍信三さんと麻生太郎さんが現職の総理、副総理として登場してました。
すげー。
初版が平成26年5月。
今年の5月ですね。
2人ともまだ変わらないでいてくれるのね(TωT)
すぐ政権が代わっていたので、こうして本を読んでて現職という事になんとなくホッとしました。
まぁ別に何という役でもないんだけど、ないから別に登場しなくても
いいんだろうけれど、日中間の問題がなんたらかんたらで、習近平なる中国国家主席も実名で登場してました。
クレームってこないのかな。
こないか。
別に悪役でもないし。

なんて書くといったいどんな難しい本なんだと思われるかもしれませんが、
中身はいつもの「万能鑑定士Q」です。
ちらりと時事ネタが飛んでくるので気を付けないといけませんが。

久々に小笠原さんの上司である編集長が登場してました。
いい味出しているんですよねー。
ひょうひょうとした感じがたまりません。
10:26  |  松岡圭祐  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.27 (Mon)

映画鑑賞 「NY心霊捜査官」



ワタクシ、ホラーは苦手です。
なので、youtubeを貼り付ける時も、先ほど間違ってみてしまい卒倒しそうになりました(爆)
何種類かあるうちの余り怖くなさそうなのを取り付けたよー。

2週間限定で上映されてました。
9月くらいに全国的には上映されたのでしょうか?
まぁここは日本の僻地、何がいつ放映されても不思議ではない。

映画の無料券(ポイントがたまると1本無料)が今月末の期限だったので、
あまり見たいと思うのがなかったのですが、せっかくの無料券だったので
久々に映画♪

時間帯合うのが2本しかなくて。
で、今、秋田は国文祭をやってましていろいろとイベントを見ていたら
時間帯合うのがこの1本だけになったというw

で、ホラーが苦手なんだけどホラー映画を観ました。
ホラーの何が苦手って、映像で急にくる「ドン!」とかそういう人の
顔のアップとかダメで途中からメガネをはずして観賞(爆)
見たくないんだけど見たい。
これで私が英語ばっちりだったらメガネなくてもいいんだけど、
字幕は読みたいし。

とにもかくにも怖かった。
ダンナは平気だったみたいです。
「え?これホラー?」という感想なので、普通の人は平気なのかもしれません。

その後はいつもの居酒屋に行き、ビールと焼酎と日本酒をたらふく飲み、
映画について話(悪魔祓いとか、アメリカの親子って・・・とか)を
しながら帰途につきました。
帰りは電車でグースカ寝て、ふっと気づいたら降りる駅でした。
危ない危ない(^^;)
08:58  |  映画鑑賞  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.25 (Sat)

「呪われ屋」 砂浦俊一



呪われ屋 砂浦俊一

呪われ屋”とは、依頼者にかけられた呪いを自分の身に引き受け、能力を持つ者のことをいう。いわくつきのビルにある橘心霊相談所。所員は、所長で“呪われ屋”の橘司、助手の沢渡夏樹、そして司を呪い殺そうとしている生き人形のミザリー。彼らのもとを訪れる客たちはみな、呪い絡みの事件に巻き込まれた人間だ。ある日、橘心霊相談所を津神建設の社長令嬢、鏡子が訪れる。彼女の依頼は姉にかけられた呪いを解いてほしいというものだったが、その裏には意外な真相が…。“呪われ屋”橘司が、相棒(?)の毒舌アンティークドールのミザリーと共に呪いと謎を解く、ホラーミステリ!!(BOOKデータベースより)

こんな仕事してたら絶対1冊で終わってしまうようなくらい
今にも主人公が死ぬんじゃないかと思ってしまいます。

呪いを受けてどうするんだろう。
そのまま浄化するのを待つのかどうなのか。
そこら辺の具合がイマイチ分からずに終わってしまいましたが。

他の方も読メで書かれてますが、ミザリーのキャラ一人勝ちかと。

とてもとても、GOSICKのヴィクトリカとだぶります。
同じなんじゃないかと思うくらい似ています。

ヴィクトリカは人形かと思うくらい可愛い人間で、
ミザリーは人間かと思うくらい可愛い人形。
なんで人間みたいかというと、呪いの人形だから
喋ったり動いたりするみたいです(´・ω・`)

世の中いろいろなことがあります。

でも、読んでて普通のミステリーで面白かったです。
なんか呪いとかなんとか言ってても、警察とか登場するし。
土地もリアルな建造物とかも登場するし。
そのちぐはぐさが面白いかもしれません。
16:14  |  その他さ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.24 (Fri)

「目白台サイドキック 女神の手は白い」 太田忠司



目白台サイドキック 女神の手は白い 太田忠司

文京区目白台ー昔ながらのお屋敷街の雰囲気を色濃く残す街。若手刑事の無藤は、ある屋敷を目指していた。伝説の男・南塚浩平の助けを借りる為に。彼は明晰な頭脳で事件を解決し、探偵として名を上げた男。特例採用で刑事となったが、今では盟友(腐れ縁)、北小路準の屋敷に居候し、警察の仕事もサボリ気味。無藤は彼を呼び戻すため、彼がかつて解決したはずの殺人事件の「再来」を伝えるが…。相棒ミステリの進化形、登場。(BOOKデータベースより)

殺人の謎は面白かったのですが、
最後のあのオチ必要!?
と、思った。
別にそこまでひねらなくても。と思ったのですが、
続くようですし、あのオチがこの先の物語に必要大ならそれはそれで
いいのですが、とりあえず1冊目で読んで面白かった。
でも、「実はぼくは・・・なんだ」と言われたとき・・・



「最近こういうパターンが増えているのか?」



なんて思いました。
先日これに近いような作品を読みましたので、
今の流行りなのかと。
普通に始まって普通に終わるとダメなのかなー。

ちょっと怪奇的な雰囲気もあり、かなり好みです。
「普通」の無藤くんもまたいい味出してます。
しかしそれ以上に亀岡さんがいい味だしてたなー。

もう1冊手元にありますので、物語がどう動くのか楽しみです。
06:57  |  太田忠司  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.23 (Thu)

「ビブリア古書堂の事件手帖5」 三上延



ビブリア古書堂の事件手帖5 三上延

静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。彼女の答えはー今はただ待ってほしい、だった。ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。謎めいたいわくに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。脆いようで強固な人の想いに触れ、何かが変わる気がした。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。邂逅は必然ー彼女は母を待っていたのか?すべての答えの出る時が迫っていた。(BOOKデータベースより)

【目次】プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)/『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)/手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)/寺山修司『われに五月を』(作品社)/エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)


ようやく私にも理解できる人物が登場してきたー。
寺山修司とか。
あぁ・・・何年か前に三沢に行ったのだけど、その時に記念館に行けばよかった。
もったいなかった・・・
時間なかったのと、あとなんだっけ?2つくらい理由があったような気がしましたが・・・

ブラック・ジャックは当時チャンピォンで読んだかどうかは覚えてませんが、
昔のコミックは裏が青で海賊みたいな顔がついていたなーと。
そうそう。と昔を懐かしみました。
ただ、こういうパターンで売られると、それこそ今でいうAKBとかジャニーズとか
そういう売り方に限りなく近いような・・・
ファンは全部ほしいだろー(笑)
ブラック・ジャックのファンじゃなくてよかったなと思ってしまいました(笑)
貸本云々も懐かしい。
高校時代はよく利用してましたよ♪

物語は折り返しを過ぎているようで・・・
あと何冊くらいかはよくわかりませんが、
本は読みたい人が大事に読んでこそだよなと。
いいセリフを聞きました(´∀`)
10:45  |  三上延  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.22 (Wed)

「ノルウェイの森」 村上春樹




ノルウェイの森 村上春樹

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。(BOOKデータベースより)

もちろん(?)再読でございます。
しかし、前回読んだのが16歳なもので・・・
計算するところ・・・

27年ぶりの再読( ̄▽ ̄;) オーマイガー・・・

これは再読と言ってもよろしいのか?!
なんでか分かりませんが、このころ「ノルウェイの森」がすごくすごく人気で、
私ら高校生の間でも一大ブームでした。
図書館から借りてよみましたよ。

私より先に読んだ友人が「何この本!いやらしい!!」と汚いものを見るように
言ってましたが確かに昭和のじゅうろくさいにとってはこの本は

ただのエロ本( ̄ω ̄;)

私もある程度年を取り、この読んだ後の喪失感とか虚無感が
分かるようになりましたが、じゅうろくさいじゃこの本は無理だろー。
なんで図書館にあったんだろう?
高校生に読ませたいか?これ?

ちなみに「いやらしい!」と言った友人はとても本を読めない人になりました。
この本がキッカケだとしたら気の毒だ(笑)

何というか、村上春樹の柔らかい表現の仕方があるからなのか、
緑の下品さが際立って。
「私の彼はわたしの事を怒る」とありますが、
これはワタナベ君以外はすべてNGじゃないだろうか・・・
読んでて結構な具合でひきましたので。

そしてうんざりとするほどの性描写。

しかし・・・周りのみんなが不幸になってしまい、
その虚無感・喪失感はハンパないなー。
ワタナベ君はその後とうやって生きていったのか。
09:07  |  村上春樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.20 (Mon)

「ランチタイムは死神と」 柴田よしき



ランチタイムは死神と 柴田よしき

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。今、わたしがここにいるのは、あなたか、あなたのそばにいる誰かが、もうじき死ぬからなんですよ…。憧れの男性の婚約者が死ぬという妄想に囚われてしまったOL多美。窓際族の総務部主任島野に悩みを打ち明けると、存在感の薄い中年男は、奇妙なことを言い出したー。感涙の不思議ミステリー。(BOOKデータベースより)

どうしても先に伊坂作品を読んでしまうと伊坂作品を思い出します。
先に読まれたもん勝ちかと。
逆パターンもありますよね。きっと。
こちらを先に読んでから伊坂作品を読むと「むむむっ?」と。

まぁそんな1冊。

でも、登場する女性が結構しょーもない事で悩んでたので
リアリティがあったようななかったような。
この年代の女性ってみんなこういう感じなんですよね。
いい言い方をすればとてもかわいらしいです。

自分の好きな人が婚約したからって、婚約相手の女性の死を
リアルに想像してしまう。
そして、想像してしまう自分は異常じゃないかと思う。
こういうのは何というか、あるような気がしますけどねー。

こういう具体性と「死神」という思いっきり非現実性が混じると
なんか面白いかも。

若い時しか出来ない苦悩とかそういうのがあると思うのだ。

ただ、母親のおにぎりが食べたくなったという主人公に
めっちゃ共感しました。
母親の作ったおにぎりってなんでこうも美味しいんだろうと。
きっと子供の頃の味だから洗脳されたんだわ。きっと(笑)
13:50  |  柴田よしき  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.18 (Sat)

「ボディ・メッセージ」 安萬純一



ボディ・メッセージ 安萬純一

探偵二人にある家で一晩泊まってほしいという、簡単だが奇妙な依頼。指示された家に向かったスタンリーとケンウッドに家人は何も説明せず、二人は酒を飲んで寝てしまう。未明に大きな物音で目覚めた二人が目にしたのは、凄惨な殺人現場だった。罠なのか?警察を連れて現場に戻ると、死体が消失していた!?大胆かつ奇妙な事件の謎を大幅改稿で贈る、第二十回鮎川哲也賞受賞作。(BOOKデータベースより)

鮎川哲也賞~ヽ(´∀`*)ノ

ってことなんだけどなー。
なんとなくなんとなく、主人公があまり活躍してない感じがします。
序盤はかなり面白いんだけど、死体消失とかっていかにもな展開で
ウキウキワクワクしたのですが、解決編になったら何というか・・・
「はい?」と聞きたくなってしまった。
なんでだろう?
読み方が悪かったのだろうか?

ただ、この本は他の人も書かれてますが、
「誰がやったか」には重きを置いてない感じです。

「なんでこういう状態の死体にしなければならなかったか」

しいて言えばこれが理由。
そして、昭和を生き抜いた私からすると、解決編に出てきた
あんなこと。こんなこと。
ボカして書くしかありませんが、どうしても思い出す人物がいます。

そこを思うとなんっかねぇ~。

しかし、「大幅改稿」と書かれてますが、主人公の活躍を大幅改稿しているのだと
したらとんでもないかも(笑)
だって、あまり活躍してないんだもん(^^;)
13:40  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.17 (Fri)

「奇想、天を動かす」 島田荘司



奇想、天を動かす 島田荘司

浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺した。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。この裏には何かがある。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。-壮大なトリックを駆使し、本格推理と社会派推理とを見事に融合させた傑作(BOOKデータベースより)

御手洗シリーズではないですが、とても評判の高い本でした。
初めての吉敷シリーズ。
こちらの方が読みやすいというか、面白いかも。
御手洗シリーズの奇想天外な雰囲気も好きですが、
こちらもまたトリックはかなり奇想天外ではありますが、
登場人物が刑事であるのでとりかかりやすい。

トリックがすごくて、「こういう雰囲気のトリックどこかで読んだような・・・?」と
思ったらなんてことはない、島田さんの別の作品でした。
こういう考えが出るって頭やわらかいなーと思うのですが。

ただ、この老人の人生が可哀想すぎて泣けるんだけど、
だからといって、その当時のすべての○○人がそういう人生を歩んだワケでは
ないだろうし。
でも、そういう人もたしかにいた。
でも、日本人でもそういう思いをした人だっていただろうしなー。
なんて思うとやりきれない。

ただ、トリックがわかり吉敷刑事がどんどんと真相に近づいていく様子
はとても迫力がありました。

満足(^^)
08:35  |  島田荘司  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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