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2014.01.31 (Fri)

「人類資金(3)」 福井晴敏



人類資金 福井晴敏

ロシアのファンドマネージャー鵠沼英司は簿外取引を繰り返し、小国の国家予算並みの赤字を抱え込んでいた。本部の査察が入り絶体絶命となった鵠沼は窮地から逃れるため、国家間の恐ろしい陰謀に荷担するがー。真舟の一世一代の周到な計画は、強固に守られた電子上の莫大な金『M資金』を盗み出せるのか?(BOOKデータベースより)

ロシア編でした。
みんな詐欺みたいな感じ。
誰がどうでまともなのか・・・
読んでると混乱します。

混乱すると言えば、物語中盤までなかなか意味がつかめず、
いきなり真舟が登場して「えー!?そういうことだったの?」と思ったくらいで。
気づけよと思われるかもしれない。
でも、全7巻だか8巻だと言われている中、この先どういう登場人物が出てくる
か分からないしー。

それにしても遠藤が気になる。
遠藤って映画では誰だったんだろう?
この不気味さがハンパないです。
4巻では早々に活躍しそうなので楽しみなのですが、
あまり早く読むと5巻以降のバランスが・・・

あー。もう6巻、7巻のあたりでは絶対内容忘れてる。
また1巻から読み直すという手もあるけれどね。
10:00  |  福井晴敏  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.30 (Thu)

「箱庭図書館」 乙一



箱庭図書館 乙一

僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春…乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!(BOOKデータベースより)

【目次】
小説家のつくり方/コンビニ日和!/青春絶縁体/ワンダーランド/王国の旗/ホワイト・ステップ


久しぶりの乙一さんです。
前に読んだ本が「夏と花火と私の死体」だったかな?
その時は子供が主人公だから気づかなかったのですが、
結構ひらがなを多用する作家さんですね。
だから・・・独特というか・・・読みにくいというか・・・(笑)

本を読むと止まらなくなる潮音。
うーーむ。笑えない自分がいる。
活字中毒の皆さんも心当たりあるのでは?
でも、ここまでひどくはない!
そう思う。
読んでいる本が面白くて、バス乗り過ごし終点まで行き、
終点のバスターミナルで読み終わるまでいるとか。
ありえん!
でも気持ちは分かるっ。

個人的に好きなのは「青春絶縁体」と「ホワイトステップ」
ホワイトステップは最初意味が分からなかったけれど、
そういうことかーと。

この本は読者のボツ原稿を乙一さんがリメイクしてどの作品にも潮音(とたまに弟)をリンクさせた本だったようです。
思い切り手を加えたりしたんですかね。
ユニークな企画ですよね。
09:17  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.29 (Wed)

「ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件」 七尾与史



ドS刑事三つ子の魂百まで殺人事件 七尾与史

東京・立川で無数のスイーツに囲まれた死体が見つかる。被害者は無理やり大量のケーキを食べさせられて胃が破裂していた。捜査一課第三係の「姫様」こと黒井マヤは、“この事件と同じくらい殺人現場がエレガント”な、浜松の電気椅子殺人事件を洗い直す。すると捜査が進むにつれて、マヤの心の奥底に眠っていた中学時代の「ある記憶」が少しずつ呼び起こされー。「ドS」の意外なルーツが明かされる、シリーズ最新作!(BOOKデータベースより)

三つ子の魂百までというサブタイトルとこの話が合うのかどうかは別として、
今回は結構楽しめました。

ドSとは言うものの、Sではないと分かったので
タイトルを無視して楽しんでます(笑)

現在と過去が行き来しているあたり、普通の推理小説みたいだよっ!!(・∀・)
そう思ったりもした。

お嬢様お戯れの相手である浜田くんはお気の毒ではありますが、
目はつぶされる、高い建物から突き落とされる、他にもいろいろと
命がけですが、なんでしょう。浜田くん。
彼は命はそれほど惜しくないらしい(笑)

ただ、過去の話と現在の事件が繋がったと読んでて
「え?え??なんで?どうして??」
と、思ってしまいました。

まぁ・・・マニアックな結末かと。
08:40  |  七尾与史  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.28 (Tue)

「無理」 奥田英朗



無理 奥田英朗

合併でできた地方都市、ゆめので暮らす5人。相原友則ー弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。久保史恵ー東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生。加藤裕也ー暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン。堀部妙子ースーパーの保安員をしながら新興宗教にすがる、孤独な48歳。山本順一ーもっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員。出口のないこの社会で、彼らに未来は開けるのか。(BOOKデータベースより)

面白かった・・・・゚・(ノД`;)・゚・

厚い本なのでちょっとひるむんですけど(笑)
読んでみるとどんどん引き込まれます。
休みの日に読んだら一気読みでグッタリしていたかもしれないくらい。

東北の地方都市という設定ながら勝手に私の脳内は岩手県を想像してました。
湯田とか実在の地名が出てたし。
ゆめの(←物語上こういう市になったらしい)から東京に行きたい。
東京が無理なら仙台の学校で我慢とか。
めちゃめちゃありがち。

しかし、史恵の人生があーなるとは思わなかった。
恐怖に支配されるってこういうことなのかと思ったワケです。
このシーンだけ読んでも、書き方が上手いなぁ~。
ふと、自分に照らし合わせても自分も史恵みたいになると思ってしまいます。
実在にあったニュースが数年以上前にありましたが、
ニュースだけ読むと「隙を見て逃げればいいのに」と思うのに、
恐怖に支配される心理を読むと、なるほど。逃げるのは無理かもと思ってしまいました。

あと、裕也のお父さんがなんかいい味出しているっていうか・・・
こういう人は新興宗教みたいなのにはすがらないんだろうね。
いつまで経っても現実主義。
読んでて変にカラっとしてて全体的に停滞している人が多いこの本では
唯一の明るい人でした。

車がやたらと登場したり、トランクに云々・・・というシーンが登場したり
したときは「もしや・・・」と思ってしまいましたが、
そのラストは半分あたりで、半分ハズレ。

ここで終わるのかっ!!

ちょっともどかしかった(笑)
08:39  |  奥田英朗  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.26 (Sun)

買った本 1月20日

ネットで本を買いました。

まずは2014年、ワタクシの課題図書www

「殺戮にいたる病」 我孫子武丸



超グロくてエグくて気持ち悪くて読後感サイアクというお墨付きを皆様から頂いております(笑)
どういう本なんだろう?
最初は図書館狙いでしたが、青少年によくないのか置いてないんですよね(^^;)
仕方ない(?)
購入いたしました。

「誰がための刃」 知念実希人



医療ミステリです。
現役の医師が書いた本。
この本も前々から買う予定だったのですが、
ようやく買いました・゚・(ノД`;)・゚・
長かった・・・ここまで(笑)
これは近くの本屋さんにないんですよねー。
図書館ももちろん(?)ないし。
残念ってことで購入(←おい)


2冊ともタイトルは似てますが、きっと中身は全然違うと思う。
いろいろな意味で楽しみです。
22:03  |  買った本のメモ  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.24 (Fri)

「からくり灯篭 五瓶劇場」 芦辺拓



からくり灯篭五瓶劇場 芦辺拓

浪華の夜を不可解な装束の集団が練り歩き、それを目撃した五瓶は何者かに襲われる。それからしばらくたった頃、街には「うつろ舟」に異国の姫が乗っていたという噂が流れて…(けいせい伝奇城)。大坂を離れ江戸に舞台を求めた五瓶。版元・蔦屋重三郎のもとへ出入りする写楽と呼ばれる謎の画師。五瓶は彼の正体を突き止めようと「尾行」を開始したのだが…(花都写楽貌)。実在の歌舞伎作家の半生を辿りながら、江戸時代ならではの謎と怪異を溶け込ませた芦辺ワールドの新境地。(BOOKデータベースより)

【目次】
けいせい伝奇城/五瓶力謎緘/花都写楽貌/戯場国邪神封陣


実在の人物だった・・・・゚・(ノД`;)・゚・(←全く知らなかった)
なんか流れの乗れないなーと思っていたら実在の人物でした。
そうだったのか・・・

個人的に好きなのは3番目の写楽の話。
去年ですが、島田荘司さんの本でも写楽の謎に迫ってましたが、
やっぱり写楽は謎なのねー。
芦辺さんはどういう説なんだろう?と思ってましたが、
どちらかと言えば一般的と言われている説の1つでした。
ラストの「好事家のためのノート」にもありましたが、
芦辺さんは芦辺さんなりに当時の状況を組み込んで「どうだ!!」と
その説を主張しました。
で、この説がたまたま現在では一般的にそうだろうと言われている説
の1つだったということだったので、実際はそうなのかもしれない。
島田さんの説には正直驚いたので、そっちのインパクトの方がまだ強いです。

あと五瓶さんの奥様がなかなか好人物。
このようにして夫の手綱を締めるのね♪

この本は当時の出来事や実在の人物を知るともっと楽しめたと思います。
自分に残念な1冊でした。
08:29  |  芦辺拓  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.23 (Thu)

「透明カメレオン」 道尾秀介

透明カメレオン

こちらの地方紙で連載していた道尾秀介さんの新聞小説「透明カメレオン」が本日終わりました。

どちらかというとコメディ路線なのでしょうが、
ラストは少ししんみりした感じになりました。
大人気ラジオパーソナリティ(しかし顔はぶさいく)の恭ちゃんこと恭太郎が
いきつけのスナックで常連たちと和やかに過ごしていたところ
「・・・殺した」と言って飛び込んできた女性に巻き込まれ、
スナックの常連ともども、すったもんだしたりバタバタしたりする物語です。

道尾さんらしく伏線があるのねー。
謎解きというか真相が見えてきたときに私が一番思ったのが
「無駄なシーンはなかったっ・・・」
でした。
読みながら「なんでしょう?この不要そうなシーンは」と思っていたのです。

これから単行本になるでしょうから、手に取る人に言いたい。

「これって無駄なシーン?」と思う所こそが必要なシーンでございます。
多分、それほど厚い本でもないと思います。
単行本となって一気に読むとまた違うかもしれません。

明日からは原田マハさんの新聞小説になるそうです。
これはこれで楽しみ(^^)
08:39  |  新聞小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.22 (Wed)

「高校入試」 湊かなえ



高校入試 湊かなえ

県内有数の進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた貼り紙を見つける。そして迎えた入試当日。最終科目の英語の時間に、持ち込み禁止だったはずの携帯電話が教室に鳴り響く。さらに、ネットの掲示板には教師しか知り得ない情報が次々と書き込まれ…。誰が何の目的で入試を邪魔しようとしているのか?振り回される学校側と、思惑を抱えた受験生たち。やがて、すべてを企てた衝撃の犯人が明らかになるー。(BOOKデータベースより)

うぅーん(´・ω・`)

まぁ時期的にリアルタイムな感じ。
採点とかってこんな風にするんですかね。

それにしても、一高卒業した無職と三高した会社員で、
一高卒業した無職のほうがいい。

・・・

馬鹿?

なんか田舎ではありがちな感じもするんだけど・・・
ちょっと考えが偏りすぎ。

ドラマが最初だったみたいですが、例のごとくドラマはみないので
ドラマとラストが違うとか似てるとか読書メーターにありましたが
さっぱりそこらへんはわかってません。

ただ・・・少しごちゃごちゃしてたかなー。
というのが感想です。

読み終わっても「???」という箇所がたくさんです(^^;)
やっぱり頭のいい人は何をしたいのかわかりません。

ただ、そのキッカケになった人の不合格の件。
受験番号無記入(ネタバレかもしれないので反転)でしたっけ?
これって・・・普通・・・
一発不合格じゃない?(。・ω・。)
一番しちゃダメでしょ?
しかも、試験官の先生言うよね?
「俺は運がなかった」

運?

運のせいにするあたりがまた・・・・゚・(ノД`;)・゚・


モンスターペアレンツが2匹登場してましたが、
彼らの思考回路の単純さが真逆となってましたね。
08:50  |  湊かなえ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.21 (Tue)

「伊藤博文邸の怪事件」 岡田秀文



伊藤博文邸の怪事件 岡田秀文

大日本帝国憲法発布前夜、明治17年(1884年)の高輪、伊藤博文邸。書生としてその洋館に住み込むことになった杉山潤之助の手記を、偶然古書店で手に入れた小説家の私。そこには伊藤博文邸で起きた怪事件の様子が、ミステリー小説さながらに描かれていた。密室で行われた殺人、庭園に残った不審な足跡、邸のまわりをかぎまわる怪しい新聞屋、伊藤公の書斎から聞こえる物音、そして第二の死体…相部屋の書生、月輪龍太郎と推理合戦を繰り返し、伊藤公の娘・生子お嬢様とその教育係・津田うめにふりまわされながら潤之助が見た事件の真相とはー。(BOOKデータベースより)

初めましての作家さん。
伊藤博文の家で殺人が起きました。
決して伊藤博文が
「さて、みなさんヽ(´ー`)ノ」
と、皆を集めてそんなセリフを言うお話ではありませんでした(笑)
↑だったらとっても面白かったのに。

まぁそれでも普通に面白く読みましたが、
意味もなく「犯人はこの人に違いない」と思っていたらあたった(笑)
だって・・・

だって・・・

とっても胡散臭い(ノ∀`)

ってことで、胡散臭さ抜群のあの方が犯人だったのですが、
それでも「あぁっ!!そういうこと!!」という心にズキュン!とくる事はなかったです。

当時の時代感なんかも興味あるにはありますが、
わたし個人としてはこういうフィクションで、
伊藤博文の家で殺人事件が起きたんだよーという話であれば
実際の注釈とかそういうのはあまり頭には入りません(^-^;)
とにかく事件なので(笑)
08:29  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.20 (Mon)

「東海道五十三次殺人事件」 風野真知雄



東海道五十三次殺人事件 風野真知雄

若き歴史研究家の月村弘平は、雑誌の取材のために訪れた箱根の旧街道で、女装をした中年男性の死体を発見。一方、月村の恋人でもある警視庁刑事の上田夕湖は、品川で起きた変死事件の捜査を始めていた。二つの事件の謎を解く鍵は東海道五十三次にあると推理した月村だが、その後も次々と旧東海道の宿場町で事件が…時代小説で人気沸騰の著者が挑む現代ミステリー(BOOKデータベースより)

なんか急転直下って感じ。
犯人の登場の仕方っていうのが・・・
なんというか・・・
読み終わっても


「で?」


と、聞きたくなりました(^^;)

しかし、月村くん・・・
彼氏に欲しいんですけどっ!!
いいなー。
なんというかツボを心得ているというかなんというか。
憧れますな。
東海道五十三次の関所破りの数の合計が
あまりにもウソ臭くて、こちらの本じゃなくても納得です。
数字をまんま信じちゃダメですね(^^;)

チアリーディングにはまってしまった月村のお母さん・・・
本人は一生懸命頑張っているのでしょうが、
息子から見るとカバが絶命するように見えるみたいです(笑)
09:26  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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