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2013.08.31 (Sat)

「明日の色」 新野剛志

こちらの地方紙で連載していた新野剛志さんの新聞小説「明日の色」が8月30日で終わりました。

明日の色


内容としては、妻にも見放されたさえないオヤジが自分の生まれた土地にギャラリーを開いてそこからいろいろと頑張る物語です。

さえないオジサン→吾郎っていうんだけど、吾郎は最初「リバーハウス」というホームレス一歩手前の人たちが住む施設の施設長だったんだけど、いろいろあって退職。
その施設にいた若き魁多に絵の才能があると思い、自分が以前住んでいた下町の商店街にギャラリーを作る!と奮闘する物語です。

1年近く続きましたが、実際は1年未満なので割と短い話かな?
新野さん初めましてなのですが、1年かけて新聞小説を読んだ感想としては「あまり波風たたなかったな」という感じ。

それなりにあっちやこっちでトラブルは起こるんだけど、それでもなんとなく解決しちゃう。
それも下町という名の力かな。

スカイツリーが見えるはずの商店街。
時期的には今ちょうどスカイツリーも作っているという頃です。
亀澤裕也さんの挿絵もかわいらしく朝読むのにぴったりな小説だったかもしれません(^^)
08:56  |  新聞小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.30 (Fri)

「国語、数学、理科、誘拐」 青柳碧人



国語、数学、理科、誘拐 青柳碧人

進学塾に通う小学6年の女子が誘拐された。犯人の要求は、なんと身代金5千円!しかもすべて1円玉で用意せよ、って…。5人の講師は、少女を、塾を、救えるのか!?『浜村渚の計算ノート』シリーズの著者がおくる、愛と感動の塾ミステリー!(BOOKデータベースより)

安定のユルさです( ̄▽ ̄;)

でも、読んでると勉強楽しそうだなーと思っちゃう。
勉強を自分なりに楽しくする方法がこの本には書かれているような・・・
年号をユニークな語呂合わせとともにイラスト描いちゃったり、
国の場所と首都を覚えちゃったり。
などなど。

わたしは・・・西川せんせと張り合える気がする。
昔からどこどこの国の首都はどこどこ。というのを覚えるのが好きだった。
若いときに覚えた記憶力と言うのは結構なもので。
今でもエルサルバトルの首都はサンサルバトル。
なーんて覚えてますが、その知識は今の今まで活かされてないです( ̄▽ ̄;)

違うものを覚えればよかった・・(遠い目)

そんな楽しく覚える勉強・・・プラスおまけで誘拐事件ってところでしょうか。
まぁユルい本だし、対象年齢が若いかも。
中学生とか読むと勉強したくなるんじゃないかなー。
いいなー。
そういう心、うらやましいなー。

世の若者たちよ。
年をとればね。覚えたつもりでもすーぐ脳内から消えちゃうんだよ。
なので、若いうちになんでも覚えてねー(・∀・)
11:14  |  青柳碧人  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.29 (Thu)

「血の轍」 相場英雄



血の轍 相場英雄

妻の不倫現場を凝視させられながら、公安捜査員として鍛えられる男。公安部の差し金によって最愛の娘を失った恨みを胸に、刑事部に生きる男。二人は所轄時代の盟友だった。「元警官殺し事件」。警視庁上層部をも巻き込む大事件を巡り、二人は再び相まみえるー。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです。
なかなか読みごたえのある1冊でした。

それにしても他の警察小説でも公安について書かれてますが・・・
公安ってそんなにひどいの!?
こうなの?
大体どの本を見ても公安ってこういう扱いというか、こんな感じですねー。

兎沢と志水、敵対しているはずなのにいきなり仲良くしだして「なに!?」と思っていたら過去か。
いきなり過去に飛ぶのでそこら辺は注意。

そして、兎沢さんの例のシーン。
読みながら「そんなことしていいの?」とちょっと疑問に思った。

思ったら・・・

ラスト・・・

そこに使われたか(;´Д`)
そっかー。
「なんでこんな事書いているんだろう?」と思うシーンというのは大体後で使われる。

地雷として。

よくありますが「刺し違えてでも・・・!!!」という執念。
本当に刺されるわけではなく、その人の秘密というか地雷。
ラスト凄いです。
刺し違えすぎ(爆)
あっちでもこっちでも、刺されちゃって無傷な人っていた??
08:54  |  相場英雄  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.28 (Wed)

買った本 8月24日

本を買いました。

土方歳三無頼控 1 2 3 潮美瑶 

    


実はあまり「二次的作品」とか読まないのですが、
なんとなく面白そうだったので(。・ω・。)

先日読んだ、富樫倫太郎さんの「箱館売ります」は実在した人物による実在した事件をもとにした小説でした。
でも、これも二次的作品といったら作品なのよねー。
ただ、そういう実在した事件をもとに小説を読んで私の知識は作られたので結構こういうギリギリのラインの現実&小説って好きなんですよねー。

ってことで!

今回また一歩踏み出しました。
新しい何かに出会えるかも(爆)

なんか、土方さんと沖田総司の組み合わせって結構珍しいなと私的には思ったので。
色恋もなさそうだし。
気軽に読めそうです。

・・・きっとね。
08:26  |  買った本のメモ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.27 (Tue)

「ほたるの群れ(2)」 向山貴彦



ほたるの群れ 向山貴彦

二つの暗殺組織の衝突に巻き込まれた中学生、高塚永児と小松喜多見。一度はその追撃を逃れた二人に、再び執拗な組織の捜索が迫る。送り込まれた凄腕の暗殺者「字」から、二人が生き延びる方法はただひとつ。自らの命を狙う同級生と手を組むことー。謎に満ちた物語の中に、リアルで切ない中学生の殺し屋たちを描く傑作エンターテインメント(BOOKデータベースより)

なんで永児が殺されそうな羽目になったんだっけ??
と、冷静に思い返せば元々は喜多見が原因だったか。
喜多見はなんで殺されそうになったんだっけ?
と、思ったらただそばに生徒手帳が落ちてただけだったのね。

それにしても・・・強いですね。

誰とは言わんが。
いやぁ~。潜在能力ありすぎ。
どうなっているんだろう?
あと2冊ありますが、2冊読めばいろいろと解決されるのかな?
気になります。
面白いです。

合唱コンクールがあって殺人がある。
意味不明(笑)
そのアンバランス感が結構好きです。

お母さんが元気になってくれてよかった。
そして、お姉さんが危篤になって駆け付けて・・・
でも、それは機械の不備で様態は安定している。

「いつか味わう思いを余分に1回した気分」

と。なるほど・・・確かに。
そうだよね。
そういう思いをするのは1回でよろしい。
2回も3回もつらい思いをするのは残酷です。
08:24  |  向山貴彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.26 (Mon)

「ルピナス探偵団の当惑」 津原泰水



ルピナス探偵団の当惑 津原泰水

私立ルピナス学園高等部に通う吾魚彩子は、あるときうっかり密室の謎を解いたばかりに、刑事の姉から殺人事件の推理を強要される。なぜ殺人者は犯行後冷えたピザを食べたのか?その後も飄々たる博識の少年・祀島らと、青薔薇のある雪の館の密室殺人、死んだ大女優の右手消失事件に遭遇する。不合理な謎が論理的解明を経て、鮮烈な幕切れをもたらす本格ミステリ三編を収録。(BOOKデータベースより)

【目次】
冷えたピザはいかが/ようこそ雪の館へ/大女優の右手


結構好きです。
しかし・・・姉がひどすぎる(爆)

高校生が謎を解くというのはどことなく赤川次郎さんの作品を思い出しますが、
こちらは本格でございました。
本格なので面白かったです。
でも、高校生・・・
そんなジレンマ(笑)

最初の人物紹介もあるのだろうけれど、一話目が一番面白かった。
祀島くんに出すラブレターを細工する刑事の姉(爆)
そして祀島くんその人もラブレター貰っても全く変わらず。
ラブレター・・・
分かってるのかしら?

登場人物のキャラクターが濃くって、事件そのものも結構
深かったりするんだけど、キャラクター濃すぎて負けてます(笑)
08:53  |  津原泰水  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.24 (Sat)

「華麗なるギャツビー」 F・スコット・フィッツジェラルド



華麗なるギャツビー フィッツジェラルド

永住するつもりで、ぼくは東部にやってきた。家の右手は、海をのぞむ豪壮な屋敷だった。ノルマンディの市庁そっくりそのままで、塔がそびえ、大理石の水泳プールもあった。土曜日の朝早く、謎に包まれたその家の主人から、丁重な招待の手紙が届けられた。「ジェイ・ギャツビー」というおごそかな筆跡で。きらびやかなパーティもたけなわ。ぼくの言葉を受けて、同じテーブルにいた青年が、「わたしがギャツビーです」と名のり、微笑がぼくに向けられていた。さからえないような満面の微笑だった。後日、ぼくは知った。ギャツビーがその大邸宅を買い入れ、毎土曜日、めくるめくパーティを開きつづける理由を。彼は、仲を引き裂かれ、いまは人妻となって対岸に住む、恋人デージーに、5年ぶりに出会えることを強く願っていたのだ(BOOKデータベースより)

映画のほうが良かった(´・ω・`)

読書メーターでも書かれてましたが、訳が・・・(--;)
初版が昭和32年とありましたが、まさかその訳をそのまま・・・?
ちょっとニュアンス的に理解しづらい部分もありましたが、
何よりもギャツビーのストーカーにすら見えたあの狂気の愛みたいなのが
表現されてなかった。

原作ってこういうくらいだったのかな。
映画はもうギャツビーが気の毒で。
気の毒っていうか、女性側から見ると殆どストーカーに近いんだけど(^^;)
それでもその中でのギャツビーの純真みたいなのもありましたのでね。

今回は表紙につられ、角川で買いましたが、この本はいろいろな方が訳しているとか。
村上春樹さんも訳しているとか?
違う人の訳だったらギャツビーの狂気はどう表現されたんだろう。
そう気になりました。

先に映画を見てて良かった。
ちょっと本を読んで謎なシーンでもそこは映像に置き換えて
「あのシーンか」と思いながら読みましたので。
07:18  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.23 (Fri)

「サンブンノイチ」 木下半太



サンブンノイチ 木下半太

人生の一発逆転を賭けた銀行強盗に成功、営業前のキャバクラハニーバニーに駆け込む3人の小悪党がいた。この店の店長のシュウ、ボーイのコジ、常連の健さん。手に入れた数億円もの大金は、ココで3分の1ずつ分け合う…はずだった。取り分を増やすため、かけ引きと騙し合いを始める3人。だが、その金を狙っているのは彼らだけではなかった。ハニーバニーのオーナーで、悪魔のように凶悪な男・破魔翔。裏世界で暗躍する伝説的金貸し・渋柿多見子、通称“川崎の魔女”-。果たして大金は誰の手に!?裏切り・逆転・衝撃の連続、予測不能のノンストップ・エンタテインメント。(BOOKデータベースより)

はじめましての木下さんです。
たしか、「悪夢のエレベーター」とか書いている人でしたよね?
とても興味のある作家さんだったのでここにきて読めて嬉しい。
ありがとう。かりんトウさん(〃∀〃)(というか、ワカマツカオリさん?)

思っていた以上に楽しめました。
結構好きです。
こういうの。
9回裏2アウトランナーなし。
みたいなところから逆転をかけて・・・かけたくて・・・かけるんだけど・・・
・・・というのが好みなのでとても楽しめました。

最初読んでいた時は「なんかケチくさいな」と思って読んでいたんですけどね(笑)
どうやら銀行強盗は成功したらしいというところから物語がスタートしまして、
しかし、分け前で揉める3人。
「セコっ!セコすぎる」
なんて思っていたらそれは布石だったのねん。

続編(なのかな?)があるみたいですが、
今回登場した彼らはまた登場するのか。
生きてれば登場するのよね。

生きていれば(。・ω・。)
08:52  |  木下半太  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.22 (Thu)

「Another(エピソードS)」 綾辻行人



Another エピソードS 綾辻行人

1998年、夏休みー両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴、15歳。そこで出会ったのは、かつて鳴と同じ夜見山北中学の三年三組で不可思議な「現象」を経験した青年・賢木晃也の幽霊、だった。謎めいた古い屋敷を舞台にー死の前後の記憶を失い、消えたみずからの死体を探しつづけている幽霊と鳴の、奇妙な秘密の冒険が始まるのだが…。(BOOKデータベースより)

本家Another殆ど忘れてましたの巻(。・ω・。)ゞ

アニメ化されたんですよね。
ドラマ化もしたんでしたっけ?(橋本愛??)

そんな感じで小説しか読んでない私は微妙に世の中から追いて行かれている気もしますが、そんな「エピソードS」
「エピソードS」って・・・(笑)
と、思ったらSはsummerとか、shitai(死体)とかなんとかかんとか(笑)
・・・らしい。

一気読みでした。
読みやすかったというか、元々綾辻さんの文章は読みやすいと思います。
それほど怖い話でもないのですが、
物語の後半で登場する腐乱死体の描写の丁寧な事っ(爆)

おぅ・・・・゚・(ノД`;)・゚・

私にはそこまでの想像力はない・・・。

そんなひと夏の話。
うーむ。またAnotherを読み直したくなりました。
08:18  |  綾辻行人  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.21 (Wed)

「七色の毒」 中山七里



七色の毒 中山七里

話題作『切り裂きジャックの告白』の犬養隼人刑事が、“色”にまつわる7つの怪事件に挑む連作短編集!人間の奥底に眠る悪意を鮮烈に抉り出した、珠玉のミステリ7編!(BOOKデータベースより)

【目次】
赤い水/黒いハト/白い原稿/青い魚/緑園の主/黄色いリボン/紫の献花


犬養刑事って誰だっけ?
と、思ってたら「切り裂きジャックの告白」が未読だった(TωT)
違う本と勘違いしてました。
まぁこの先読むでしょうから楽しみにしてます。

切り裂きジャックの告白を読んでなくても別に全然困らなかった。
ただ、切り裂きジャックの告白には古手川刑事が登場しているらしいのでそれはそれで楽しみです。

短編でどちらかというと、どんでん返し系。
だからだんだんとオチというかパターンがつかめてくる。
「きっともう一つ何かあるだろう」と、思えばその通りで(笑)、
そして短編なので登場人物も少なく、「きっとあの人が関わっているだろう」と思うとその通りだったりします(笑)

個人的に好きなのは「青い魚」
そして、個人的に驚いたのは「黒いハト」でした。
なかなか・・・ねぇ。
ビックリです。

まぁそんな「毒」のある7つの話。
毒のある話は好きですね(^^)
08:19  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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