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2013.05.31 (Fri)

「悼む人」 天童荒太



悼む人 天童荒太

聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者最高到達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語(BOOKデータベースより)

今度は直木賞受賞作~。

交通事故や殺人などで死んだ場所に向かって死者を悼む静人。
その静人を

追う人→雑誌記者の蒔野
待つ人→母親の巡子
同行する人→夫を殺した倖世

この3人の視点の先にはいつも静人がいるんですけどねーーー。
この3人プラス静人にイマイチ共感できなかった。

巡子の夫、鷹彦にはむっちゃ共感してしまって鷹彦に泣けた。
(ふつうこのタイプはいないと思います)


静人の行動は本人じゃないと理解不能。
家族はしっかり理解してくれているみたいですが、
はたから見るとやっぱりちょっと不思議な感じ。
嫌悪感とかそういうのじゃなくて、
なんというか・・・自分がやりたくてやっているから別にいいんだけど、キリないっていうか。

この先もずっとずっとずっと悼む人をやっていくのか。
そして、自分の父の最期をわざと看取らなかった蒔田。
読んでて「ガキ!」と思った(´・ω・`)
もうすっかりいいおっさんなのに。

いろいろと思うところはありましたが、BOOKデータベースの
「聖者なのか偽善者か?」とありますが、
実際どっちでもないとおもいました。 はい(・ω・)


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2013.05.29 (Wed)

「三年坂 火の夢」 早瀬乱



三年坂火の夢 早瀬乱

「三年坂で転んでね」-そう言って兄は死んだ。火の街を疾走する謎の人力俥夫。「隠された坂」が背負う運命とは?第52回江戸川乱歩賞受賞作。(BOOKデータベースより)

乱歩賞受賞作~!!!

ですが、個人的にはイマイチ。
好きな乱歩賞なんですけどね。
少しひねりすぎというか、登場人物に愛着が持てないというのもあるけど、
登場人物云々より主人公に愛着が持てないんだ。
実之って言うんですけどね。
なんかぱっとしないっていうか、ハッキリしないっていうか、
流されるタイプっていうか・・・
こういう人は読んでてちょっとだけイライラします(´・ω・`)

第一「三年坂で転んでね」フッ( ̄ー ̄*)
みたいなセリフを遺して死なれても困るんですけどーーー!!!
弟が弟なら兄も兄だわ!!
そう思ったり。

2つの話がラストにつながりましたが、つながるまで結構苦労しました。

っていうか・・・最初から最後まで苦労しました(笑)

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2013.05.28 (Tue)

「PK」 伊坂幸太郎



PK 伊坂幸太郎

その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とはー。未来三部作。(BOOKデータベースより)

【目次】
PK/超人/密使


ちょっと混乱しました。
なんというか・・・少しずつ登場人物がリンクしているのですが、
そのリンクがしっくり来ないというか、
伊坂さんと言ったら伏線回収の天才なので、
ラストでいろいろと回収して上手くまとめてスッキリサッパリかと思ってましたら、
違いましたねーーー。
残念です。

でも、ちょっと小気味いい展開になったりとか楽しかったです。
最後のGまで実はリンクするっていうのが楽しいのですが、
スッキリ度は少し足りなかったかも。


でも、このPKで今出ている伊坂さんの本は全部読んだはずーーー。
わーーーいヽ(´∀`*)ノ
ずっと読みたかったPK
嬉しい。


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2013.05.27 (Mon)

「神去なあなあ日常」 三浦しをん



神去なあなあ日常 三浦しをん

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。(BOOKデータベースより)

全体的にほのぼのしたまま終了。
横浜という超大都会から神去村へ放り投げられた1人の若者(笑)

その設定だけで笑えます。
住み込みで生活しながら、林業に励む。

お仕事小説であり、人間関係もあり。
繁ばあちゃんが最高なんだけど(笑)
こういうばあちゃん、田舎に何人もいるんですけどっ(^^;)

最後のあのお祭りは、長野の諏訪大社の御柱祭りをイメージしました。
長野の御柱祭りはこんな感じー。

御柱

※高田崇史さんのQEDでも取り上げられたいたお祭りです。

画像はPCの「画像」でお借りしましたが・・・
山って昔から女人禁制とか言われていたけど、やっぱり男の話だったな。
そしてふもとで待っている女性たちもまたステキな人たちばかりで羨ましいです。
はい。
続編ってどんな感じなんだろう。

しかし、大都会横浜よりも神去村の生活の方がリアルにわかる私です(^^;)

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2013.05.24 (Fri)

「夜の底は柔らかな幻」 恩田陸



夜の底は柔らかな幻 恩田陸

特殊能力を持つ“在色者”たちが、“途鎖国”の山深くに集まる“闇月”。殺戮の風が、次第に暴れ始めるー。殺人者たちの宴が、幕を開ける(BOOKデータベースより)

いきなり謎な設定。
しかも、一切の説明なし。

在色者とかイロとかなんかワケ分からない設定持ち出してきたなーと思いながら読み続ける。
相変わらず恩田さんの世界観はおもろい。
登場人物たちに圧倒されながらも、不思議な設定で物語は進む。

そして下巻へ・・・

予想(←期待ではない)を裏切らない終わり方でいろいろな意味で安心しました(笑)

恩田さん・・・


ページ足りなかったんですか?(。・ω・。)


相変わらず相変わらずなのーーー!!!
なんで?
もっと細かく知りたいことあるのにっ!!(笑)
想像しろってことですね。
はい。わかってます。
わかってますが・・・ガックリ(爆)

軍ちゃんとか結構いい味出してます。
オネェ言葉をしゃべる男性を書かせたら、恩田さん天才っ!!
上巻であれほどかき回した黒塚が、下巻になったらただグッタリしているだけの人だったり。

なんかこう・・・途中までめっちゃ面白かっただけに・・・

うーーん。

っていうかこれが・・・

恩田作品だ(。・ω・。)


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2013.05.23 (Thu)

「RIKO 女神の永遠」 柴田よしき



RIKO女神の永遠 柴田よしき

男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです(。・ω・)ノ゙
緑子がなんっていうか・・・こう・・見境がないというか・・・こう・・・
男と寝すぎっていうか・・・。
妊娠して「マジ誰の子か分からないですけどーー」ということってあるか?

姫川玲子っぽいところもあるけど、最初にイメージしたのが村野ミロ。
危うさは姫川よりミロっぽいな~。

それにしても警察云々っていうより、男ってこんなん??
みんなこんなん???
まぁ緑子と一緒に働いている新宿のメンバーは老いも若きもいい人ばかりなので安心しました。
私からしたら安藤も義久もだーーい嫌いなんだけどな。
慎二らぶ!゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
ここら辺が私と緑子が相容れないところかと思いました。

事件どうのよりも、人間関係というかあまりにも危うい緑子が気になって仕方ない1冊でした。
シリーズもののようなので、今後緑子がどう変わっていくのか、もしくは変わらないで相変わらずなのか・・・気になるところです。

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2013.05.22 (Wed)

「はぶらし」 近藤史恵



はぶらし 近藤史恵

脚本家の鈴音は高校時代の友達・水絵と突然再会した。子連れの水絵は離婚して、リストラに遭ったことを打ち明け、1週間だけ泊めて欲しいと泣きつく。鈴音は戸惑いながらも受け入れた。だが、一緒に暮らし始めると、生活習慣の違いもあり、鈴音と水絵の関係が段々とギクシャクしてくる。マンションの鍵が壊されたり、鈴音が原因不明の体調不良を起こしたり、不審な出来事も次々と起こる。水絵の就職先はなかなか決まらない。約束の1週間を迎えようとしたとき、水絵の子供が高熱を出した。水絵は鈴音に居候を続けさせて欲しいと訴えるのだが……。人は人にどれほど優しくなれるのか。救いの手を差し伸べるのは善意からか、それとも偽善か。揺れる心が生む傑作ミステリー!(BOOKデータベースより)

ホラーだ(TдT)
リアルにホラーだ(TдT)


ずっと恐ろしいと思いながらあっという間に読了。

あーーー。イヤだ。イヤだ。
絶対泊めない。
何としても泊めちゃダメなんだ。と実感したー。

実際女性同士だとこういうのってあるような気がする。
独身の頃(東京時代)、友人が泊まりに来た2~3日ですら我慢ならなかった当時の若き私を思い出しました。
私絶対ムリーーー(TдT)(TдT)(TдT)

水絵のどこか人とずれているところ。
まぁそうなのよ。
結局ずれているから、友人・・・しかも10年もあってなかったそれほど仲もよくない友人を頼って「1週間泊めてくれ」なんてほざく。
頭が当たり前だったら絶対言わないし。そんなこと。
挙句に「もう1週間」とか。
頭おかしいんじゃないの?

読んでてすごく腹立ったーーー。
これだけ読んでて腹が立って仕方なかったということは、
読んで面白かったということか???
いや~しかし怖い本でした(・ω・)

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2013.05.21 (Tue)

「虚栄の肖像」 北森鴻



虚栄の肖像 北森鴻

舞い込んだ不思議な仕事。墓前での奇妙な花宴。そこで依頼されたのは肖像画の修復。報酬は、桜を活けた古備前というが…表題作ほか、藤田嗣治の修復を依頼された佐月が偶然、十五年前に別れた恋人に再会する「葡萄と乳房」。暁斎の孫弟子らしき謎の絵師を探るうちに思わぬ真実が立ち現れる、書き下ろし「秘画師遺聞」の全三篇。北森ワールドに浸る絵画修復ミステリー傑作連作短篇集。(BOOKデータベースより)

【目次】
虚栄の肖像/葡萄と乳房/秘画師遺聞



佐月シリーズというか、このシリーズ2作目ですが、北森さんと言ったら冬狐堂さんというくらい、メインキャストの冬狐堂さんもちらり登場します。
この本に登場する冬狐堂さんは妙に怪しい女になっているのですが・・・。
なんでだろう??

そして2作目にしていまだに佐月さんの人物像がよくわからん。
全くつかめない。
謎すぎる。

でも、やっぱり「修復」「絵画」「贋作」とか出てくると北森作品を読んでいるなと思います。
絵に対する執念って面白いんですよね。読んでて。
絵具や薬剤から時代を追っていく。
そして、その時代で使われるはずのない薬剤→贋作となるわけですが、
そういう所へ持っていくところが面白い。

今回は佐月さんが過去に付き合っていた恋人も登場するんですが、
恋人が登場してもなお
「佐月さんが恋愛?見えねーー」
なんて思ってしまうのでした(´・ω・`)

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2013.05.20 (Mon)

「八月の博物館」 瀬名秀明



八月の博物館 瀬名秀明

終業式の帰りにトオルが足を踏み入れたのは古ぼけた洋館。そこで不思議な少女・美宇と黒猫に出逢う。「ミュージアムのミュージアム」というその奇妙な洋館の扉から、トオルは時空を超え、「物語」の謎をひもとく壮大な冒険へと走り出した-。小説の意味を問い続ける作家、小学校最後の夏休みを駆け抜ける少年、エジプトに魅せられた十九世紀の考古学者。三つの物語が出口を求め、かつて誰も経験したことのない感動のエンディングへと至る!エンタテインメントの常識を覆した話題作。(BOOKデータベースより)

毎回の事ですが・・・

苦戦しましたっ(;´Д`)

読むのに1週間もかかった。
それ以前に、途中途中で別の作品読んだり。
メタフィクションって言うらしいですが、あまり苦手にしてないと思ってましたが・・・
苦手だったようです。むむむ。

あとね、多分、きっと私が夢の無い大人だからだと思うのです(笑)
なので場面場面が変わると想像力のない私はすっかり混乱してしまう。
映像だったら楽しめそうな作品。

19世紀のエジプトの章と、
現在の作家の章と、
作家が書く物語の章があるんだけど、

もう頭ぐるぐるっ!(笑)

ラストに藤子不二雄先生に捧ぐとありました。
読書メーターでも結構好評なのですが、
ドラえもんを読まなくなったり、見なくなってからかれこれ
30年以上(!)も経っているので、やっぱり私は夢の無い大人だったということのようです(^^;)

そういえば、私が親から初めて買ってもらった漫画が
「ドラえもん」の12巻だったなー。
こういう記憶力はいいです。あと、キャンディキャンディの4巻とか。
なんで1巻から買ってくれないんですかね>私の親。

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2013.05.19 (Sun)

「脳男」 首藤瓜於



脳男 首藤瓜於

連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが…。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。(BOOKデータベースより)

乱歩賞~。
らぶらぶ乱歩賞~~~。


・・・なのですが、受賞理由がよー分かりませんでした(。・ω・。)

中盤までが結構だらだらというか、鈴木一郎とは一体何者なのだ??
ってことに重点を置きすぎて、「別にいいじゃん」と思うのだけど、物語終盤になると病院のあっちこっちに爆弾が仕掛けられるわけです。
そうなると面白くなるんだよねー。
私、本も映画も火薬モノ大好きなので(笑)

で、今までだまーーーーーーーーって人形だった鈴木一郎くんが動き出す。

・・・なもので驚くったらないわ。
「え??なんで??なんで???」

と、ずっと頭のなかが「???」なのです(笑)
物凄く頭のいい・・・というより、吸収力があるというのは分かるんだけど、いきなりこういう風に行動できるというのが不思議でならない。
それは、私が文句つけてた中盤までの引っ張りが効いてるということかな。
先日の「藁の楯」とは違い、こちらは映画を見ておりませんので、実際生田斗真くんがどのようにして鈴木一郎を演じたのかはわかってません。

しかし、どうも続編があるようで、鈴木一郎たる人物形成が出来たってことをおもえば逆に2作目の方が面白いのかな?

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