2013年02月 / 01月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03月

2013.02.28 (Thu)

「禁猟区」 乃南アサ



禁猟区 乃南アサ

捜査情報が漏れている!?刑事が立場を利用して金を動かしている!?警察内部の犯罪を追う監察官はあくまで陰の存在。隠密行動を貫いて「密猟者」を狩り出してゆく。尾行される刑事は意外にも無防備。獣道に沿って仕掛けられた罠に気づきもしない。プロとしての自負が邪魔するのだろうか。監察チームの頭脳プレーを描く本邦初の警察インテリジェンス小説、ここに誕生。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです(多分)
ブログで仲良くさせてもらっているDONAさんが好きな作家さんかな?
よくレビューされているので、DONAさんと好みが似ていると勝手に思っている私がいずれは読みたいと思っていたのですが・・・

ようやく読みました(TωT)

連作短編というか短編というかそんな感じですが、
警察組織の中の「監察」
警察が警察を弾劾する機関なのでしょうか。

よからぬ刑事がいたとすれば、仕事人のようにバッサリいっちゃうワケです。
しかし、その監察チームがいいんだな~。
それぞれに良い上司や同僚で紅一点のいくみちゃんがうらやましい。

ラストのストーカーまがいの勘違い男には本当に閉口しました。
女性が気持ち悪いと思わないのだろうか?
そう思わないあたりにその彼の人としての欠陥が見えます。

小池刑事もまた欠陥人間の1人。
人間あぁはなりたくないです。

最近はリアルでも警察の不祥事があってわが社のご隠居が
いちいち私に報告してくるのがとてもとてもウザいので

警察の皆さん。
私の仕事の進み具合のためにも是非不祥事など起こさないでくださいませ。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ  banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
08:54  |  その他な行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.27 (Wed)

「吐息雪色」 綾崎隼



吐息雪色 綾崎隼

ずっと妹と二人で生きてきた結城佳帆は、ある日、図書館の司書、舞原葵依に恋をする。真っ直ぐな心で、彼への想いを育んでいく佳帆だったが、葵依には四年前に失踪した最愛の妻がいた。葵依の痛みを知った佳帆は自らの想いを噛み殺し、彼の幸せだけを願う。届かなくても、叶わなくても、想うことは出来る。穏やかな日々の中で彼の再生を願う佳帆だったが、彼女自身にも抱えきれない哀しい秘密があって…。喪失と再生を描く『雪』の青春恋愛ミステリー(BOOKデータベースより)

相変わらず、身近な人を死なせて物語を作っている感じがしますが、
今まで読んだ中で一番好きです(´∀`)

最初は佳帆の事を「厚かましいな~」と思っていたのですが、
それほど立ち入らない佳帆だったので
「よしよし。そんな感じだ」
と、思うようになったり。

実際の所、行方不明というか消息不明になった最愛の妻を4年もそのままにしておく
この男の神経がよく理解できません。
一人で「妻が行方不明で・・・」と引きこもる男・・・

バカじゃないの?

なに悲しみに浸っているんだ。
そんな暇あるなら探せよ。動けよ。

でも、読了感はとてもよかったので読み終わったあと
スッキリしました(^^)
それぞれの登場人物が前進してましたし。
いいじゃないかと。

それでもって、この作家さん、男性だったようで・・・
そっかーー。文体から女性かと思っていたら男性だってー。
そっかーー。それが今回一番びっくりした。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ     banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:47  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.26 (Tue)

「砂の王国」 荻原浩



砂の王国 荻原浩

全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く-「宗教を興す」。社会を見つめ人間の業を描きだす著者の新たなる代表作、誕生(上巻)

作りだされた虚像の上に、見る間に膨れ上がってゆく「大地の会」。会員たちの熱狂は創設者の思惑をも越え、やがて手に負えないものになった。人の心を惹きつけ、操り、そしてー壮大な賭けが迎える慟哭の結末(下巻)


またまた大作を読んじゃいました。
上下巻モノ。前から読みたいと思っていたのですが、
読書熱加熱中の今しかない!と思って読みました。

ホームレスから宗教を起こす話なんだけど、
偽宗教というか、食べていけるために宗教をするという3人の話。
しかし、3人も決して一枚岩ではなく、お互いの思惑があったり、
そして宗教団体「大地の会」は木島(主役)が思う以上に大きくなり
統率がとれなくなり、気付くと・・・

ってことなのですが、こういう宗教モノ(しかも偽物)のラストって
大体想像できるのですが、私が思っていたラストと違っていてビックリ。
そういう風に終わるのかーー。
なんか、ちょっと前向きな感じの終わり方がいいんです。
今まで上下巻偽宗教と向き合っててハラハラしていたので、
ちょっと読了感いいじゃないっ!という・・・(笑)
面白く読みました。
読書メーターによると、私は読んでないのですが、この話に似たお話があるみたいです(小説)。
ですが、この本だけでも満足~。

次の上下巻までのんびり読書します。
(上下巻って読むのに体力いります ^^;)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ     banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:49  |  荻原浩  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.25 (Mon)

「しあわせのパン」 三島有紀子



しあわせのパン 三島有紀子

北海道の静かな町・月浦に若い“夫婦”が営むパンカフェがあった。実らぬ恋に未練する女性、出ていった母への思慕から父を避ける少女、生きる希望を失った老夫婦が次々と店を訪れる。彼らを優しく迎えるのは、二人が心を込めて作る温かなパンと手料理、そして一杯の珈琲だった。(BOOKデータベースより)

読んでいる間中お腹が鳴って仕方なかった(笑)
料理の描写がとてもおいしそうで(〃∀〃)

頭に「北海道の」を付けると食材の美味しさが3割増しすると思う。
北海道のじゃがいも。
北海道のかぼちゃ。

うーんっ!!(〃∀〃)

でも、物語的にはあまりパッとしないというか。
映画が先なのか本が先なのか分かりませんが、
まぁ演じる人が原田知世さんなので、妙にリアリティがありません。

「普通ないだろ」

と、思いながらずっと読んでました(笑)
その日に電話して何日も泊まれる「カフェ・マーニ」

どうなんだろう?
商売は成り立つの?
と、ずっと考えてたけどそういえばパンを学校におさめてたな。
ふむ・・・

そんな現実的な事を考える可愛くない私です。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると嬉しいんです
08:37  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.24 (Sun)

「飯所署強行犯係事件ファイル」 中村啓



飯所署強行犯係事件ファイル 中村啓

警察署で働く清掃係が活躍する刑事ものです! 凶悪な事件とは無縁の町・飯所で、オカルト研究の権威・武長吉男が自宅で焼死体となって発見された。武長は自室のイスに座った状態で、上半身だけ焼失していた。飯所署の刑事課強行犯係巡査・榎木は先輩の土井から、火種もないことから、オカルト現象である人体自然発火現象ではないかといわれ……。時を同じくして、公園のホームレスが忽然と姿を消したり、氷フェスティバルの作品が何者かに奪われたり、資産家老人が行方不明になるなど、事件が頻出する。飯所署の清掃員で自称「宇宙人」のトーマスはなぜか、榎木にそれぞれの事件に注目するよう諭し……。(BOOKデータベースより)

うん。ありがち(笑)
でも、まぁ楽しめました。
武長さんの事件に関しては「きっとこういうことだろうな」とは思っていたんだけど。
トリック云々じゃなくて、その手前にあるものが予想できました。

川村律子の存在いるかなー?
なんとなく、中途半端な存在でした。
もうすこし、かき回すのかと思いきやそうでもないし。

しかし、一番謎だったトーマスについてはほとんど解明されず。
解明っておかしいか?(笑)
でも、どうなんだろう~!?
宇宙人?
それともインド人??
謎だ…

それなりに、テーマがリアルタイムで楽しめたんだけど、
なんとなく読み終わった余韻がなかったのです。
それはなんでだろう?
キャラが弱いのか。
土井すらあまりインパクトなかった。
トーマスはキャラ濃かったけど(笑)


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ     banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
10:21  |  その他な行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.23 (Sat)

「果てしなき渇き」 深町秋生



果てしなき渇き 深町秋生

元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが…。二つの物語が交錯し、探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。用意された驚愕の結末とは-?『このミステリーがすごい!』大賞第3回受賞作。(BOOKデータベースより)

これほど主人公に共感できない本も珍しく、ずっと

「藤島くたばれ!!」

と、思いながら読んでました(笑)
なんかすごくイヤなヤツなのです。
女なもので、女視点で読みましたが、きっと男性も読んでて共感できないと思う。

「失踪した娘の行方を探す」という元刑事。
最後の解説によれば100万回使い尽くされた古いネタだそうですが(笑)
藤島にはそこに正義を感じないというか・・・
悪のヒーローというワケでもなく。
そもそもヒーローなんかじゃなく・・・
なんだろう。
失踪した娘の部屋に覚せい剤が置いてあって、
何のためらいもなく自分も使う(--;)

誰かなんとかしてーーー。

読んでて本当に救いようのない1冊。
まぁそれもこれも藤島が悪いんだけど。
何というか何というかな1冊。

これを読んでいるとガンテツ@誉田哲也さんの姫川シリーズ の方が可愛げあります。
ほんと(・∀・)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    banner (1)
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
07:16  |  深町秋生  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.22 (Fri)

「鬼神曲」 化野燐



鬼神曲 化野燐

遺跡発掘アルバイトの古屋は、考古学の学芸員・呉から強引に誘われて出雲市に近いD町を訪れた。ここには“鬼の墓”と呼ばれる古墳がある。地元大学の古代史同好会メンバー5人と古屋たちの周りに見え隠れする黒ずくめの眼帯の男。古墳の石室から“鬼の頭蓋骨”が消失したのをきっかけに、不吉な事件の連鎖が起こる。しかし、そんな時に頼りの考古探偵・一法師はここにいない…。大好評、考古学ライトミステリ第2弾。(BOOKデータベースより)

ラストに民俗学がちょこちょこっと出てきます。
「一つ目の鬼」
ふむふむ。QEDで習ったよ~。わかるよ~。
と、思っていたのですがラストでそのQEDで習った(?)知識と真っ向から対立する内容で少し凹みました(^^;)
違うの??
年々いろいろ解明されてきますが、QEDファンとしてはイマイチ納得したくない
(気持ちの問題)

だって、一法師よりタタルさんの方が好きなんだものっ!(笑)

まぁそれはいいんだけど、連続殺人が起こります。
連続殺人のトリックはイマイチなんだけど。
だって・・・1番目と4番目はいいとしても、2番目と3番目が脳内にイメージしづらいというワケ分からん殺し方です。ってことで殺人は4回起きます(・ω・)ノ

動機はなるほど。そういうことー!?
でも、これもまた・・・まぁいっか。

今回は古屋が己の立場をわきまえてそれなりに行動していたようですが、
思えば彼って何歳だっけ?

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    banner (1)
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:19  |  化野燐  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.21 (Thu)

「陽だまりの彼女」 越谷オサム



陽だまりの彼女 越谷オサム

幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えているようでーその秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる!誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさもすべてつまった完全無欠の恋愛小説。(BOOKデータベースより)

言わずとしれた「文庫化したらバカ売れした本」
※売れすぎて松潤&上野樹里で映画化決定。
確かにこの黄色と黒だけでデカデカと「顔」というインパクトは強烈で、
私も本屋さんで手に取ったりした(でも、この本は借りた ^^)

前半はただにバカップルがいちゃいちゃいちゃいちゃ・・・・

えーーーいっ!!イライラするっ!!(爆)

・・・と、活字中毒の私が放り出しそうになった(・ω・)
いつまでこの2人のいちゃいちゃに付き合わないといけないの~(TдT)
と、半泣きのまま後半へ。

後半になるとどうも真緒に秘密があるらしい。
痩せてきているみたいだし、病気なのか。
と、心配するバカ夫。

ラストがあんな感じなんだけど・・・
そういわれるとタイトルもそれっぽいところもあるんだけど。
なんっかチグハグなんだよねーー。
前半と後半が結びつかないといいますか、違和感が残る。
まぁ「ロシアン」なんだよな。と思うのだけど、
そこから結婚に至るまでが長すぎるというか、
高校&大学時代はなんで??
・・・と、思った。

13歳の時に全裸で保護された真緒・・・
つい「ターミネーター」を思い出したのは私だけでしょうか?

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ     banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:44  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.20 (Wed)

「あなたが愛した記憶」 誉田哲也



あなたが愛した記憶 誉田哲也

拉致監禁。両手親指切断。暴行、そして扼殺。あまりに残虐な連続OL殺人事件が世間を賑わせていたとき、ひとりの女子高生が俺の前に現れた。「私、たぶん犯人知ってる」。そうだとしたら何?私をどうするの?私を殺す?あなたに私を殺せる?ノンストップ恋愛ホラーサスペンス。(BOOKデータベースより)

恋愛ホラーサスペンス???>BOOKデータベース

そうなのか?これ。
しっかし、キッツイ話だわ~・゚・(ノД`;)・゚・
残酷描写グロ描写は平気ですが、何というか・・・両手親指を切断され、強姦されて妊娠しなかったら殺され、妊娠してもまた地獄。どっちにしても地獄。
うぅーーー。これはひどい。
こんなヤツに捕まらないようにしなくてはいけない。
なんとなく「妖の華」を思い出させるようなホラーチックな感じでした。

途中までは結構ドキドキしながら読んでいたのですが、最初のプロローグがプロローグだったので、どこからこうなるんだろう?と気になってました。
そして「そういう事か。ミカンはそういうワケか」と思ってましたが、ラストがなぜか明るく、
「むむむっ!?なんで?」
と、思ったワケです(^^;)
曽根崎の心の闇をおもえば別に無理にあんなラストにしなくてもと思っちゃダメか。
曽根崎の心を救わないとね(^^;)


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ  banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:37  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.19 (Tue)

「空想オルガン」 初野晴



空想オルガン 初野晴

穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。同じく先生に憧れている、幼なじみの上条ハルタと、恋のさやあて(?)を繰り広げながらも、夏の大会はもう目前。そんな中、どうも様子がおかしいハルタが、厄介な事件を持ち込んで…!?色とりどりの日常の謎に、頭脳明晰&残念系美少年ハルタと、元気少女のチカが立ち向かう!絶対に面白い青春ミステリ、“ハルチカ”シリーズ第3弾。(BOOKデータベースより)

え?え??
渡邊さん??
えーーーー!?!?!?

と、ラストでぶっ飛びました。
なるほど・・・。
そうきたのか。

今回も面白かった。
ハルチカの2人が可愛い。
特にチカちゃんがいいんだよねー。
元気者で明るい彼女。
その明るさに芹澤さんの心も動いたか。
良かった。

最近ありがちな「人が死なないミステリー」とは言うものの、
相変わらずテーマが「オレオレ詐欺」とか「高校生の飲酒問題」とか重いったら重い。
まぁ最初の「枯葉剤」よりはマシか。
あれは驚いたから・・・

吹奏楽で全国優勝を目指す高校生の青春小説ではなかったのか?
と、表紙を見てふと考える。

全く違うね(笑)

だって、演奏の描写が全くない。
「さぁスタート」ってところで場面が変わるこの小説。

楽しいです。
次も読みたいけど、文庫になっているのはここまでかー。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ  banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
06:39  |  初野晴  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |  NEXT