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2012.06.30 (Sat)

「偉大なるしゅららぼん」 万城目学



偉大なるしゅららぼん 万城目学

琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!(BOOKデータベースより)

苦戦しました(TдT)

実は読み終えるまで1週間かかってます。
私は1冊の本に対し、1~2日で読み終えるのですが、
どうもこの万城目さんの独特の世界を脳内で作り上げるのに時間がかかり、
同時進行でほかの本を読むとそっちが先に終わっちゃう。
そんな日々でした。

気持ちは難産。「やっと出たか(笑)」

第9回本屋大賞9位。
そんな前評判もあったので、読んだのですが・・・
実際、読み終えた今でも「しゅららぼん」を取り巻く世界に関してはやや「??」が残ってます。

しかしラストは泣きました(やっぱり単純)

これは琵琶湖(近郊)のお話なのだけど、エピローグで実は源爺の故郷が秋田の八郎湖(現、八郎潟)で漁師だった。埋め立てすることになり、みんな漁師はやめてバラバラになったというくだりで号泣。
そこにどっぷりと気持ちが同化してしまったのは、ただワタクシがその近くに住んでいるからに過ぎないのですが。

「しゅららぼん」の世界を想像しづらくて苦戦したのですが、
源爺が昔漁師をやっていた絵がすぐ想像できてしまい、大泣きしてしまいました(^^;)


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2012.06.29 (Fri)

「はやく名探偵になりたい」 東川篤哉



はやく名探偵になりたい 東川篤哉

はた迷惑な奴らリタ~ン。名探偵の条件ー気力・体力・変人あしらい、そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること。烏賊川市シリーズ最新作。(BOOKデータベースより)

【目次】
藤枝邸の完全なる密室/時速四十キロの密室/七つのビールケースの問題/雀の森の異常な夜/宝石泥棒と母の悲しみ


烏賊川市シリーズなんだけど、探偵のみしか登場してません。
鵜飼さんと流平くん。
砂川警部や朱美さんは登場せず。

そのせいか、ちょっと何かが足りないような・・・

なんかね~、東川さんの味が少なかった。
もう少しおバカでもいいのにっ!
途中で、変に鵜飼さんが真面目になるのがね~。

ずっとふざけていてほしいのに(。・ω・。)

ふざけながらあっという間に解決してほしいのに(。・ω・。)

普通の(?)推理ものみたいに
「・・・はっ!!そうか!!!」
というのは鵜飼探偵には似合いません・゚・(ノД`;)・゚・

って、どういうのを期待しているのか(笑)
しかし、「時速四十キロ~」がおそらく一番この中では推しているであろう作品なのでしょうが、わたしの脳内の中で一番想像しづらかったです(^^;)
結構ね~、しっかりした本格路線で行きたいんだろうけど、
「こ・・・これは世にも珍しい○○」とか言われると
反則気分を味わいます(笑)

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2012.06.28 (Thu)

「11(eleven)」 津原泰水



11eleven 津原泰水

最新書き下ろしを含む11編の作品集。(BOOKデータベースより)

【目次】
五色の舟/延長コード/追ってくる少年/微笑面・改/琥珀みがき/キリノ/手/クラーケン/YYとその身幹/テルミン嬢/土の枕


はじめましての作家さんなんだけど・・・
しょっぱなから手に取るには少し私には・・・

ハードルが高かったようで(。-`ω´-)

ほかの方のレビューはとても高いです。
それは作家・津原泰水さんをよく知っている方ばかりなのだろうな~と思いました。

この中でも「土の枕」は結構好きです。
こういう割とストレートな感じのは好きなのですが・・・
「クラーケン」なんて結構気持ち悪いし、
「手」も薄気味悪いし。
「YYとその身幹」もなかなか気持ち悪いし。

結局全部気持ち悪い(笑)

ほかの方の評価が高い「五色の舟」
昔ってこういう奇形で生まれた人の見世物興業みたいなのってあったんだろうね~。
そっちばかり気を取られてしまいました(^-^;)

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07:18  |  津原泰水  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2012.06.27 (Wed)

「月蝕姫のキス」 芦辺拓



月蝕姫のキス 芦辺拓

高校生の暮林少年は、なにごとも論理的に考えぬかないと気がすまないというやっかいな性格の持ち主だ。まるで、かの名探偵エラリー・クイーンのように。ある日、学校の近くで起こった奇妙な殺人事件。偶然巻き込まれてしまった暮林少年は、考えに考えるうちに恐ろしい事実に気づく。クラスメートのあの子が犯人だとすれば、すべてのつじつまが合うということに。しかし、静かな町を揺るがすさらなる事件が起きる…。本格的な謎解きの要素に満ちた叙情あふれるミステリー。

図書館の「ティーンズコーナー」なんてところに置いてありました。
ごめんよ(´・ω・`)40歳(ふぉーてぃ)だけど。

ティーンズコーナーにあるせいか、普段の芦辺節みたいなのはやや少なめ。
読みやすかったのですが、読みながら
「あれ?これ芦辺さんの本よね?」
と思う箇所もチラリホラリ(笑)

でも、途中で「明智」とか「黒蜥蜴」などの文字が入ってくると、
「お、きたきた!!」
とも思ったり。

それにしても、あの刑事!!「笑い仮面」の方!!
なんなの!あれは!!
すんげー態度わるーーーい!
いたいけな国民をなんだと思っているんだ!

ラストは・・・うーーん。
書くとネタバレになるのでぼかして書きますが(笑)、

この物語はどこへ行こうとしているのか!?(。・ω・。)

月蝕姫にそこまでの力があるのか。

夏川くん・・・どうなったんだろう(´・ω・`)
こうして考えてみると彼が一番気の毒かもしれない。

そして暮林少年(高校生で少年はどうかと)。
何事も論理的に考えるのはいいことだけど、考えすぎると具合悪くなるからほどほどに(-"-)

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06:53  |  芦辺拓  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.06.26 (Tue)

「シャッター通りの死にぞこない」 福澤徹三



シャッター通りの死にぞこない 福澤徹三

潰れかけたシャッター商店街に、元ヤミ金の男が流れついた。さびれた店と老人だらけのこの商店街はバンビロードというよりゾンビロードだ。究極の自己チュー男、影山清は住人の依頼で町おこしイベントをでっちあげるが、当然のように大失敗。昭和のアッパー系おやじアサカツの登場で、事態はカオスの頂点へ。著者、初の長篇小説。3ページに1回は腹筋が痛くなるハイテンションコメディ。(BOOKデータベースより)

汚かった(。・ω・。)ちょい苦手

しかも「3ページに1回は腹筋が痛くなるハイテンションコメディ」→ 言い過ぎ(^^;)

帯の文字と本のタイトルだけで手にしたはじめましての作家さんです。
最近はじめましての作家さんが多いのは、なんてことはありません。
他の方のブログに触発されているのです。

さびれた商店街をなんとか活性化しようという物語はありがちながらも、その町おこしをする人物が元・ヤミ金の影山(仮名・ 本名はひどい)。
どういう風に物語は落ち着くのかと思いましたが、こうなるのかと・・・(笑)
ちょっとね~、ラストはスッキリするんだけど、そこまで行くまでに汚いのとお下劣なのが・・・
大抵のものは平気なのだけど、ゲロだけは苦手なのよっ(笑)
そんな本でした。

ラストの参考文献がユニークです。

「参考にしたのってこれだけ??」

ちょっと笑っちゃいました。
笑っちゃったと言えば、影山(仮名)の夢。
酔っぱらうと要所要所で笑えるような笑えないような夢を見ます(^^;)
その夢がシュールで結構好きです。

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2012.06.25 (Mon)

「ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件」 七尾与史



ドS刑事 七尾与史

「この役立たず!私のために、殉職しなさい!」ドSで猟奇趣味の美人刑事・黒井マヤ、今度は東京へ。マヤを「姫様」と呼ぶ、「ドM」なキャリア刑事も登場。

この作家さんも表紙イラストでかなり得をしている作家さんだと思う(笑)

最近ミステリーとか殺人とかの本を読んでなくて、やや禁断症状気味だったワタクシ。
そういう意味では楽しませてもらいました(〃ω〃)
喉を掻き切った死体がわんさか登場し、あまりにも登場しすぎて
「えーっと殺された人はいち・・・に・・・さん・・・」
と、殺され過ぎてもう犯人しか残ってないだろ。
なんて思ったりもしました。

前回のこのシリーズで、ドSという設定であるマヤが
「Sというより、死体愛好家だ」
という意見が多かったし、私もそう思った。

なので今回作者さん、考えたのだろう。
「Sのエピソードってどんなの?(。・ω・。)」
と。
そして登場したのが、雨降って大荒れで最悪な天気の時にかたっぱしのピザ屋さんに電話をし、Mのピザ1枚注文するマヤ(爆)
ピザよりも、雨に濡れてグッタリしたデリバリーさんを見るのが幸せ(笑)

なるほどね~。

これには納得しました。

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06:59  |  七尾与史  |  トラックバック(1)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.06.23 (Sat)

「渋谷に里帰り」 山本幸久



渋谷に里帰り 山本幸久

峰崎稔は、大学卒業後、食品会社に就職、営業マンとしての野心もなく10年が過ぎた。寿退社する先輩から引き継ぐことになったエリアは、子供時代を過ごした渋谷。そこは、親の事業失敗で転居して以来、遠ざけていた場所だ。だが、顧客から信頼される先輩の手腕を目の当たりにするうち、仕事の面白さに気づき始めていく稔。そして、新しい恋が始まる予感もーオシゴト系青春小説。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです。

私が読んだのはハードカバーですが、元々は書店で文庫を見かけて読みたくなったので文庫のアフィリも載せておきます( ̄ω ̄*)


うちの近くの書店では平積みです。
最近の本の売れ行きは表紙のイメージも左右されますね~。

渋谷にかなりのトラウマがあったようだけど、特に本文では触れられず。
もっと「実は・・・」みたいなのがあるかとウキウキしてましたがそれに関しては期待はずれ。

坂崎さんの後任になることになって、引き継ぎで渋谷のお客さんを一緒にまわる。

・・・のはわかるんだけど、冷静に読み返してみると・・・

峰崎さん、32歳!?

そうよね?
これって25,26歳だったらわかるけど、32歳でこのレベル????
ちょっと驚いた。
でも、32歳でもやる気になったのだったらいいね。
がんばれ。
しかし何を聞いても
「はあ」「はあ」
という返事って・・・(--;)

私は初めてというので分からなかったんだけど、ほかの作品ともリンクしているようです。
分かっている人は二度おいしいみたいですが、わからなくても楽しめました。
しっかし・・・渋谷に里帰り・・・渋谷が実家。
うらやましい~と思ったけど、本文を読んでそれほどうらやましい事でもなかったことに気付く。
都会は都会で大変です。

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08:57  |  山本幸久  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2012.06.22 (Fri)

「彩雲国物語2 黄金の約束」 雪乃紗衣



彩雲国物語 雪乃紗衣

彩雲国に暑い夏がやってきた。例年にない酷暑と超過勤務の疲労で朝廷諸官が次々と倒れる中、官吏の人手不足を補うため、名門紅家(ただし貧乏)のお嬢様・秀麗に政務の助っ人依頼が入る。しかし仕事場である外朝は女人禁制。また春先に国王・紫劉輝の熱烈な求愛を蹴って後宮を辞した手前、城内で王に鉢合わせするのも避けたい。そこで仕方なく男装して仕事を始めた秀麗だったが…!?風雲急を告げる、シリーズ第2弾登場(BOOKデータベースより)

今回は、秀麗と王・劉輝の絡みが少なく淡々と読んでいきましたが、
後半で秀麗と劉輝の会話でまたうるうる(;ω;)
たぶん、ものすごーーく母性本能をくすぐるタイプだと思う>王
王なのに捨てられた仔犬のごとくの態度がね~。
守ってあげたくなります(笑)

しかし、男装して働きに行くとは(^^;)
そういう時代とはいえ「すぐにバレるだろ」と思いましたが。

黄奇人はいいですね。

沢山の仕事を回しているが、出来ない仕事は回さない

・・・素晴らしい。
だれかうちの会社にも奇人さんをっ!!

お父さんファンのワタクシとしてはもう少しお父さんの活躍見たいな~と思ったりします。
そしてこういう物語にありがちだけど、
みんな若くてイケメンなのね>男子
そして、女子登場率がものすごく少ないような(^^;)

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06:07  |  雪乃紗衣  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2012.06.21 (Thu)

「窓の向こうのガーシュウィン」 宮下奈都



窓の向こうのガーシュウィン 宮下奈都

十九年間、黙ってきた。十九年間、どうでもよかった。「私にはちょうどいい出生だった」未熟児で生まれ、両親はばらばら。「あなたの目と耳を貸してほしいんだ」はじまりは、訪問介護先での横江先生との出会い。そして、あの人から頼まれた額装の手伝い。「ひとつひとつ揺り起こして、こじあけて、今まで見たこともなかった風景を見る」心をそっと包みこむ、はじまりの物語(BOOKデータベースより)

山もなければ谷もない。
ただ淡々と進んで終わった。

もの静かなお話でした。

未熟児で生まれ云々・・・ってことで、少し体に障害が残っているような佐古さんでしたけれど、横江先生の家にいるときだけは、耳の障害が出ない。
自宅にいるときも出ない。

この2か所にしかいないので、結局は出ない。

・・・一体、未熟児云々、耳の障害云々はなんだったのだ?

なんて思ったのですが。
しかし、こういう静かな生活というのもいいかもしれない。
佐古の個性や性格が生かされた横江先生宅でのホームヘルパー。

ただ・・・さっきも書いたけど山もなければ谷もないような話だったので
取り立てて心に残った、心に響いたシーンなど全くなかったのがね~。

感想に書きにくい物語でした。
多分、言葉に出すのではなく、心で思う物語だったのかも。

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2012.06.20 (Wed)

「上高地の切り裂きジャック」 島田荘司



上高地の切り裂きジャック 島田荘司

御手洗潔の一声が、事件のすべてをくつがえす!シリーズ書き下ろし最新作。腹を引き裂かれ死んでいた女―しかし逮捕された“容疑者”には決定的な物証と絶対のアリバイ、なにもかも辻褄が合わない…。シリーズ中編「山手の幽霊」を併録。(BOOKデータベースより)

【目次】
上高地の切り裂きジャック/山手の幽霊


御手洗シリーズーー(・∀・)

・・・なんだけど、今まで読んでいるんだけどイマイチ御手洗という人物がよーわからん。
石岡くんに関してもまだよくわかってないから、さらに不可解な御手洗という人をわからないのも仕方ないかも(笑)

今回は2作収録。
「山手の幽霊」は・・・かなり無理があるかもしれない。
それに登場している人の気持ちとか、殺害しようとする動機みたいなのはとても理解できるんだけど、それにトリックがついてこないというか無理無理感を感じました。

んなバカな・・・(。・ω・。)

と思ったもん。

表題作の「上高地の切り裂きジャック」は結構好きだけど、「切り裂きジャック」っていうタイトルをつけるくらいだからてっきり連続殺人かと・・・

・・・違ってました(^^;)

想像するといろいろと気持ち悪かったかも(^^;)

こっちも「動機」っていう点ではどうしようもなくて殺したんだなとわかるのですが・・・
第一、御手洗さん海外にいるのになぜ解決できる!!!
なんって頭脳だ!!

どんどんとこのシリーズを読むと御手洗さんや石岡くんについてわかるのかな。
期待して次作を読みたいです。

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08:21  |  島田荘司  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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