igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。
月別アーカイブ  [ 2012年03月 ] 

「占星術殺人事件」 島田荘司



占星術殺人事件 島田荘司

怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。(BOOKデータベースより)

有名な本でございます。

・・・が。
トリックの時点で

あれれ???

と思った。
なんだろう?このトリック、以前どこかで見た記憶が・・・。
と、思って読み終わってネットで探したら(便利な時代になりました)ありました。

某(金田一少年の事件簿←ネタバレのため反転中)作品が使っていたみたいですね~。
そうか~。
しかもその後に盗作とかパクリとかで問題になったとか。
そりゃそうだよね~。
こんな衝撃的なトリック、他で使われたら腹立つよね~。
しかもあたしそっち先に読んでたし(^^;)

しかし、うつ病の探偵役って初めてかも(笑)
「読者への挑戦状」スタイルで分かったことが一度もありませんがいいですよね。
作者さんの並々ならぬ自信が伺えます。
実際のところ、島田作品はこれで2作目なのでまた新しい作品に出会いたい~。


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