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2011.11.30 (Wed)

「プリンセス・トヨトミ」 万城目学



プリンセス・トヨトミ 万城目学

このことは誰も知らないー四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。(BOOKデータベースより)

この人の本は本当に設定が面白いな~といつも思います。

これはだって、橋下さんもビックリでしょ!?
大阪を都にするとか言ってますが、こっちは大阪国なんだもんっ!!
ひーーー!!恐ろしき発想。

面白く読んだんだけど、読み終わった後たとえばほかの人に
「どういう本だったの?」
と聞かれた場合、なんって答えよう?
なぜかワタシは思った。

大阪という国を愛するアホな男どもの話(・ω・)ゞ

読み終わったあとの率直な感想はそれだな~。
男ってアホ(笑)
そこがまたいいかもしれない。
最後、旭と大輔の会話がそれを表している。

そうなのだよ( ̄∇ ̄*)
我々は全てお見通しなのだっ!!

どうだ~!参ったか!!
でも、設定が面白かった。
結構好き好き。
鳥居のミラクルさも好き。

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20:48  |  万城目学  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.29 (Tue)

「午前零時のサンドリヨン」 相沢沙呼



午前零時のサンドリヨン 相沢沙呼

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。不思議な雰囲気を持つ女の子・酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』でマジックを披露する彼女は、須川くんたちが学校で巻き込まれた不思議な事件を、抜群のマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する。それなのに、なぜか人間関係には臆病で、心を閉ざしがちな初。はたして、須川くんの恋の行方は-。学園生活をセンシティブな筆致で描く、連作ミステリ。全選考委員が「うまい」と評した第十九回鮎川哲也賞受賞作。(BOOKデータベースより)

【目次】
空回りトライアンフ/胸中カード・スタップ/あてにならないプレディクタ/あなたのためのワイルド・カード


いや~・・・・

なんってピュアなんだっ(;´Д`)

あたしが遠い彼方に忘れてきた切ない気持ち。
いや・・元々持っていたかどうかさえ怪しげなピュアな心。

酉乃初・・・
ハツ・・・

友人のおばあさんがハツなんだよね。カタカナで・・・(・ω・)
まぁネーミングに文句をつけても仕方ないが。
須川くん=ポチの謎は明かされないままでしたが、
寂しい女の子に限って「寂しくない。静かなほうが好き」
なんて言っちゃう。

あぁ・・・素直じゃないんだからっ!

と、若き高校生の心情にイライラしつつ、羨ましく思いつつ、
そして結構本の中身はドロドロした部分もあるな。
ただの幽霊騒ぎかと思ったら予想もしない真相がそこに。
意外な人物が裏でワル(?)だったという、思いもかけぬ展開がラストにありました。
そういう意味では楽しめました。
だよね。「鮎川哲也賞」だし。
恋愛だけでは終わらないのだ。

ワタシとしては織田さんみたいになりたいけれど、
彼女みたいな人になるって結構難しいかもしれない。

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07:29  |  相沢沙呼  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.27 (Sun)

「猫丸先輩の推測」 倉知淳



猫丸先輩の推測 倉知淳

『家火災、至急連絡されたし。』夜な夜な届く不審な電報、花見の場所取りをする新入社員を次々襲う誘惑と試練、行方知れずの迷い猫…。平和だった毎日を突然かき乱す小さな「大事件」を、神出鬼没&ほのぼの系の名探偵・猫丸先輩が鋭い推理でずばり解決!これぞ本格ミステリの精粋といえる6編を収録。(BOOKデータベースより)

【目次】
夜届く/桜の森の七分咲きの下/失踪当時の肉球は/たわしと真夏とスパイ/カラスの動物園/クリスマスの猫丸


ワタシの中の猫丸先輩のイメージってばこの講談社のイラスト。
上手く特徴捉えているよな~と。
それ以降どの本を読んでも猫丸先輩=講談社となってます。

この中で好きなのは「クリスマスの猫丸」
本当にほんわかというか、急いで走っているサンタの謎なんて・・・

なんって平和なんだっ!!(T_T)

そう思わずにいられません。
結構昔の本かなと思ったんだけどケータイ電話もそれなりに普及している時代のようです。

それなのに電報事件とかいろいろありますね。
しかし、電報・・・よく思いつくな~。

花見の場所取りは違う予想をしましたが、実際は犯罪がらみだったという・・

猫好きの倉知さんらしく、随所に猫登場。
いや~可愛いんだろうな。
猫大好きなんだろうな。
と、文章のいたるところに猫に対する愛情が溢れてます。
「猫丸先輩の空論」は実は既読だけど、すっかり忘れているのでそれを次は再読しよ~っと。


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14:25  |  倉知淳  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.26 (Sat)

「放課後はミステリーとともに」 東川篤哉



私立鯉ケ窪学園高等部副部長・霧ケ峰涼の周辺にはなぜか事件が多発する。校舎から消えた泥棒、クラスメートと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動ーはたして解決できるのか…。(BOOKデータベースより)

【目次】
霧ケ峰涼の屈辱/霧ケ峰涼の逆襲/霧ケ峰涼と見えない毒/霧ケ峰涼とエックスの悲劇/霧ケ峰涼の放課後/霧ケ峰涼の屋上密室/霧ケ峰涼の絶叫/霧ケ峰涼の二度目の屈辱


割と好き( ̄∇ ̄*)

「謎解き~」よりこちらのほうが好きと言ったレビューをよく見ましたが、なるほどなるほど。
納得できます。

霧ケ峰涼の地雷は「エアコンみたいな名前」のようで、それを言われた日にはブチ切れる(笑)
しかし仕方ないよ~。歌いたくなるもの。
♪きっりがーみねーー。
と(・ω・)ゞ

しかしまた東川さんもよくこれを名前にしようと思ったな。うん。

で、1話目でよくあるトリックが登場。
このトリック(か?)あたし去年2冊読みましたけど(笑)
そのくらいおなじみの仕掛けですが、それを1話目で出してきたので
2話目からはどうするのかと思ったらそのまま言ってましたね(^^;)
第一表紙にも騙されたというか・・・
第一なんなんだ。この野球部の2人は(^-^;)

まぁ名前の問題だから仕方ないにしても・・・
東川さんのおふざけも相変わらずでしたが、いいな~。高校生。
放課後・・・(遠い記憶だ)
イマイチ学園モノっていう気がしないでもない。
霧ケ峰涼の基本ふざけた性格が災いしているのかもしれない(笑)

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10:32  |  東川篤哉  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.25 (Fri)

「史上最強の内閣」 室積光



史上最強の内閣 室積光

日本向け中距離弾道核ミサイル、北朝鮮が発射準備開始。本物の危機を前にして、日本全国から選りすぐられ、密かに準備されていた「一軍内閣」が立ち上がった。(BOOKデータベースより)

この間「気分爽快な殺人事件の本が読みたい」と書きました。
ふと思いついたのがこの方の本。
以前、「小森課長の優雅な日々」をいう本を予備知識なしで読んでたまげた(爆)
なんと言っても「KSC」だし(^^;)←小森殺人クラブ。

こんな発想の人が書いたこの1冊・・・

バカだ・・・( ̄∀ ̄)

凄いな~。一軍内閣って・・・
この面子もまた強烈。

作家の室積さんが山口出身らしいですが、
なんとなくそれだけで納得してしまっちゃうところもあります(^^;)
とにかく荒唐無稽。
荒唐無稽で笑っちゃうんだけど、その中にも風刺を利かせた皮肉や毒がある。

ただのバカな本ではなかった。

ラストは少ししんみりするんだけど、それまでのページがあまりにもバカっぽいのでここはしんみりしたらいいのか悪いのか少し疑問でもあります(^^;)

北朝鮮から正男か?という人物が「ねずみーランド」にて拘束された。
実際の小泉内閣の時は殆ど強制送還みたいな感じになったけれど
二条内閣は違う。
とんでもない方向へ・・・

久々に読んだこのバカな本でしたが、
実際「こういう内閣だったら良かったのに」とこの本を読んだ殆どが思ったのではないかと思うのです。


多分(笑)


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07:18  |  室積光  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.23 (Wed)

「硝子のドレス」 北川歩実



硝子のドレス 北川歩実

菅見は、同級生だった千夏からの親しげな留守電メッセージを交際中の実咲に聞かれた。それから実咲の様子が変わり、忽然と姿を消してしまう。残されたアルバムから、ダイエットコンテストを主催する社の女との関わりを突き止めるが…。ダイエット美女選考裏側で、痩せることが全てと思いつめた女たちの果てなき欲望、葛藤、孤独な闘い。華やかなコンテストに隠された謎と狂気の本格心理サスペンス。(BOOKデータベースより)

お・お・お・・・・

おっかない本だ~(;´Д`)

これは怖い。
ダイエット教室というかそういうダイエットコンテスト主催のどうのこうの。
「ワタシ20キロ痩せました」とかそういう類のコンテストに出場するために
集まった太い女性たち。
怖いなぁ。

その中で出てくる狂気。
もうみんな狂ってる?壊れてる?そんな気がしてならない。

しかし、この本読みながらお菓子を食べるあたしもどこか壊れているかも(笑)
閉じ込められた菅見・・・
これってそうなの?オッケーなの?
あんな目に遭っても自分を取り戻せるもんなんだね。
ちと驚きましたが・・・

確かに痩せたい。痩せたいんだ~!
と常々思ってはいるものの、何っていうかこの本を読んでいると
「こんな辛い思いして痩せなくてもいっか」
などと思っちゃうあたしは自分に大層甘いような気がしてなりません(^^;)

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13:42  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.21 (Mon)

「福家警部補の挨拶」 大倉崇裕



福家警部補の挨拶 大倉崇裕

現場を検分し鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている?!おなじみ刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集(BOOKデータベースより)

【目次】
最後の一冊/オッカムの剃刀/愛情のシナリオ/月の雫


コロンボ形式のシリーズなのですが、どうしてもコロンボの印象が強いよね~。
そこでオリジナルな雰囲気を出すべく作者さんが考え出したのが
女性の警部補。
ってことでしょうか?

でも、いかんせんキャラが弱い~(´⌒`。)オシイ

強烈なキャラクターだったら面白いかもしれませんが、微妙に地味(笑)
現場や関係者のもとへ神出鬼没で立ち回るんだけど、キャラが弱いので変に不気味(爆)

そして犯人さんたちも自分の大切なものを守るべく殺害に及ぶのはいいとしても、
殺害現場がワンパターンのような・・・重ね重ね惜しい・・・
続きもあるみたいなので、そこで福家警部補のキャラがどのくらい強くなっているのか楽しみではあります。

なので願わくば続編ではキャラ強くあってほしいぞ~。

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13:34  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.19 (Sat)

「月と蟹」 道尾秀介



月と蟹 道尾秀介

「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げるーやさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。(BOOKデータベースより)

直木賞受賞作です。はい(・ω・)ゞ
それにしても・・・

暗っ!!暗すぎる!!(;´Д`)

なんて暗いんだ。
毎回思う。
この道尾さんのどよーーーーーーーーーーーーーーんとした雰囲気。
道尾さんその人そのものは外見だけ見ると意外にも作風とは違い、爽やかそうな男性に見えるが作品の内容はほとんどが暗い。
読みやすいんだけどね。
暗いんだよ。暗いのっ!
読んだ後のこのどよーーんとしたあたしの気持ちったら!!(笑)
次は気分爽快になる殺人事件の本でも読まなくては。
そのくらいしないと気持ちのモチベーションがあがらん!!

ヤドカリに火をつけてお願い事をしたりとか。
文章の雰囲気も暗いがやることも暗い(爆)
やどかりなんぞにお願いするんじゃないっ!!
「自分で切り開け!」
なんてイライラしながら読みました(笑)
10歳の子どもに「自分でやれ」もないか(^-^;)


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13:24  |  道尾秀介  |  トラックバック(0)  |  コメント(14)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.18 (Fri)

「疾風ガール」 誉田哲也



疾風ガール 誉田哲也

あたし、夏美。19歳、んでギタリスト。愛器の真っ赤なギブソンで、大好きなメンバーとぶっ飛んだライブの毎日…ずっと続くと思ってた。魂の底からリスペクトしてたボーカルの薫が、突然自殺するまでは。真実を確かめなきゃ、死んだなんて認めない!気弱な29歳の芸能マネージャー・祐司を引き連れ、今あたしは走り出すー。あたしが連れてってあげるよ、ビートと熱狂の果てまでーロック&ガーリー系青春文学、誕生。(BOOKデータベースより)

むぅ・・・(´・ω・`)

ちと誉田さんということで期待しすぎましたかしらん?

グロくない・・・(´・ω・`)内臓抉り取られた死体出てこない・・・

だからといってそれほど爽やかでもないんだけど。
元々がケータイ小説と知ってちょっと納得。
あまり波がないというか穏やかに話は進んだ感じ。

日本酒の瓶1つで薫の出生の秘密がわかるとはっ!!(爆)
どういう名探偵ぶりなんだ、キミたち!!

自殺した薫・・・
どこからどう見てもイタい男です。
そういう弱さを持ち合わせた男だったんだろうけれど、
まぁそこで自殺する時点で弱い男だねぇ。
そんなことじゃ人生の荒波越えられないよ(´・ω・`)越えられなかったんだけど。

祐司の彼女の千鶴がとてもとてもよく出来た人です。
素晴らしい!
こんな人っているんですね。

・・・

見習わないとね( ̄▽ ̄;)ゞ

しかし、夏美の喋りなど、こういう口調書かせたら誉田さん本当に上手いね~。
いつもながらこういう直接的な女の子の描き方がいいなと思うのでありました。

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07:40  |  誉田哲也  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.17 (Thu)

「聖域」 大倉崇裕



聖域 大倉崇裕

安西おまえはなぜ死んだ?マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落したのか。事故か、自殺か、それともー。三年前のある事故以来、山に背を向けて生きていた草庭は、好敵手であり親友でもあった安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向き合うことを決意する。すべてが山へ繋がる、悲劇の鎖を断ち切るために!話題を呼んだ著者渾身の山岳ミステリ。(BOOKデータベースより)

初めましてっ!(。・ω・。)ノ

の作家さん。
買ったときにも書きましたが、他の方のブログにて紹介され前から興味津々。

山岳ミステリってどういうミステリ?・・・と思いましたが、滑落から「もしかして殺人じゃないか!?」と持っていくあたりは強引というかなんというか・・・
でも、そのくらい山のプロでもある友人の死に疑問を持つ草庭。

しかしこの草庭っていう男が、寡黙というか武骨を絵に描いたであろうかの男。
体格はいいが大人しく控えめ。
1人の男の滑落から話はどんどんととんでもない方向へ向かう。
その持っていきかたがなかなか面白く、ただ1人の男の滑落からこうくるのか~!!と。
そして次々と関係者が殺される。
あれれ?あなたも殺され、こちらも殺され、そうするといったい犯人は誰?

なーんて思ったら、ラストが・・・はぁそう来たか。
それはちょっと予想外だったな。
予想外だよな~。
ちょっと普通じゃ想像つかん(笑)

で、読み終わり本の本当のラスト、この作家さんの他の作品に興味ありあり。
福家警部補シリーズっていうんですか?
なんか面白そうなんですけど(´∀`)

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08:36  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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