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2013.04.09 (Tue)

「望月のあと」 森谷明子



望月のあと 森谷明子

紫式部が物語に忍ばせた、栄華を極める道長への企みとは?平安の都は、盗賊やつけ火が横行し、乱れはじめていた。しかし、そんな世情を歯牙にもかけぬかのように「この世をばわが世とぞ思う…」と歌に詠んだ道長。紫式部は、道長と、道長が別邸にひそかに隠す謎の姫君になぞらえて『源氏物語』を書き綴るが、そこには時の大権力者に対する、紫式部の意外な知略が潜んでいた(BOOKデータベースより)

好きなシリーズです。
私の源氏物語のバイブル(?)は「あさきゆめみし」と橋本治さんの「窯変 源氏物語」だけですが、十分楽しめます(^^)
紫式部の心境の変化によって物語が動き始めます。
今までは光源氏の華やかさばかりが目についてましたが、
物語がどんどんと暗くなっていく姿が・・・
藤原道長とのやりとりも登場し・・・ふむむ。なるほど。

最初、三章の「破」の意味というか、繋がりが分かりませんでしたが、ラストでこうつながる・・・ふむふむ。


元々「玉鬘」は好きな章なのです。
大体ここら辺りから(というかもっと前か)光源氏に対してイライラしていたので、一矢報いた感のある玉鬘に対しては「よっし!よくやった」とも思っていました。

「若菜」あたりになると紫の上が不憫になってしまって・・・
女三の宮はあさきゆめみし(漫画)の影響もあってバカっぽく見えるし(^^;)
うーーー。可哀想だーーと思っていたので光源氏の転落はザマーミロの世界なのです(〃∇〃)

まぁ物語としてこういう風に楽しめますが、紫式部の心境としてはどういうものがあったんでしょう?
もう少し続くシリーズみたいなので楽しみです(^^)

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2012.05.10 (Thu)

「矢上教授の午後」 森谷明子



矢上教授の午後 森谷明子

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。停電とある事情で連絡も出入りも不可能に。さらに誰も見知らぬ男の死体が発見され、矢上教授は真相を追い始めるが…。殺人者はまだこの建物の中に?民俗楽器破損、表彰状盗難など、続発したささいな事件と殺人の関係は?異色の学者探偵が、謎だらけの老朽校舎で奔走する、ユーモア満載の本格ミステリ登場。(BOOKデータベースより)

面白くないワケじゃないんだけど~。
なんかゴチャゴチャした感じ。
視点がありすぎなのと、章が50章もあったらしい!!
変わりすぎる場面に混乱しちゃいました。

なので終わってからまたパラパラと読み返したり(^^;)
そうか・・・浩二はあれだけの登場だったのか。
完璧脇役というか、なんだったのか君は??

森谷さんというと、紫式部という感じでしたが、今回は現代モノということで期待しただけに・・・

・・・

(・ω・)(・ω・)(・ω・)

矢上教授の人となりはかなり興味がありました。
逆にシリーズものになったら面白いかもしれないな~。
結構ユニークな登場人物もいたので(咲ちゃんや川添さんとか進藤さん)今後が知りたいのであります。


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2011.10.24 (Mon)

「白の祝宴 逸文紫式部日記」 森谷明子



白の祝宴 逸文紫式部日記 森谷明子

平安の世、都に渦巻く謎をあざやかに解き明かす才女がいた。その人の名は、紫式部。親王誕生を慶ぶめでたき場に紛れ込んだ怪盗の正体と行方は?紫式部が『源氏物語』執筆の合間に残した書をもとに、鮎川哲也賞受賞作家が描く、平安王朝推理絵巻。(BOOKデータベースより)

どうしてもハードカバーで上下二段組の本になると読むまでが長い(^-^;)
読んでみるとそれほど時間もかからず、ぱーっと一気読みに近いくらいな感じで読めるのに、恐るべし二段組のイメージ。

あたしは「紫式部日記」を読んだことがなかったので解らなかったのですが、どうも「駄作」と呼ばれる部類の本だったようです。
だから「源氏物語」は紫式部1人で書いたのではないという「作者複数説」みたいなのも浸透しているようです。
そうか・・・知らなかった。

で、この本は「実はこういうワケで駄作になっちゃったんだよ~」と宮廷内のミステリーを含めた感じでユニークに表してます。
面白かったな~。
それだったら駄作にもなるわな。
紫式部も彰子中宮に対しての敬いっていうのかなんっていうのか。そういうのもあるだろうし。
まぁ上司と部下?主従関係ではないけれど、彰子中宮の顔を立てなくてはならない。
ってことが「駄作」への道に突き進むのであった。

いつの世も女の人が沢山いると争い事やらなにやら多々ありそうですが、この話もその通りでした(^^;)
大変だよね。
女たちの戦いみたいな。
よく、大奥とかもそんな感じのイメージありますけれど、平安時代の女房達だってきっとそうだったんだ。

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2011.03.04 (Fri)

「千年の黙」 森谷明子



千年の黙 森谷明子

闇夜に襲われた中納言、消え失せた文箱の中身―。幾重にも絡み合った謎を解き明かす紫式部の推理を描いた第一部「上にさぶらふ御猫」、『源氏物語』が千年もの間抱え続ける謎のひとつ、幻の巻「かかやく日の宮」―この巻はなぜ消え去ったのか?式部を通して著者が壮大な謎に挑む第二部「かかやく日の宮」。紫式部を探偵役に据え、平安の世に生きる女性たちの姿を鮮やかに描き上げた王朝推理絵巻。第13回鮎川哲也賞受賞作。(BOOKデータベースより)

これは想像していた以上に面白かったです。
源氏物語を読んでいる人だったらかなり楽しめること間違いないですね。

でもあたしの源氏物語というと、大和和紀さんの「あさきゆめみし」と橋本治さんの「窯変 源氏物語」の2つだけですが(笑)
逆を言うとこの2つだからこの源氏物語にのめりこんだのだ(・ω・)

1つは「あてき」の目線から起きた猫騒動。
1つは消えた源氏物語「かがやく日の宮」について。
ラスト1つは源氏物語「雲隠」について。
この3話が収録。

1つめの「猫騒動」も面白かったけれど、「かがやく日の宮」と「雲隠」は源氏物語にじかに関係しているからも~かぶりつきました。

そうか!!そういう事か!

と納得。
そういえば、六条御息所とか朝顔さんとかいきなり登場していたもんね~。
前から当たり前のように登場していたのでマンガでも本でもなんか違和感はあったのだ。
光源氏と藤壺の関係に関しては気づかなかったわ( ̄ω ̄*)

そして、源氏物語ではタイトルのみで文章がない「雲隠」
まぁ光源氏がここで亡くなるのですが、それに何故文章がないか。
紫式部と藤原道長とのやりとりがまた面白いです。

文章も読みやすかったし内容も面白かったですね~。
この本は大満足の1冊でした(´∀`)

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