2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2012.09.03 (Mon)

「ユリゴコロ」 沼田まほかる



ユリゴコロ 沼田まほかる

暗黒の欲望にとり憑かれ、さまよう魂。運命は、たったひとつの愛と出会わせた。沼田まほかるの小説は、身も心もからめとるー。おそるべき筆力で描ききった衝撃の恋愛ミステリー。(BOOKデータベースより)

なんでしょう。この読後感の良さは!∑( ̄□ ̄ノ)ノ

いや、ちゃんと読めばそれほど読後感は良くないかもしれない(笑)
しかし、今までまほかるさんの本を3冊読んできたのですが、
まぁどれもこれも、キモかったり薄気味悪かったりしていたのです。
なもんで、今回の「ユリゴコロ」わたし、結構好き(・∀・)

亮介が「謎の手記」を見つけるワケですが、ずーっと手記だけで終わるのかなと思っていたら、
その間にもちゃんと現実の世界が存在して、「手記を読みたい」と実生活が手につかない亮介。
そしてわたし(。・ω・。)
手記の続き知りたいーーー!!
と、そわそわして結局その日のうちに読んでしまいました。

このお父さん、かなり相当いい人。
本当に根っからの善人なんだろうな~。
途中でいろいろあったはずなんだけど、
それを乗り越えての今の状態。

千絵を思う亮介がとった行動はイマイチ生ぬるく、中途半端な個所だった気もするけど、
それでも、それ以外の箇所でこの甘っちょろい行動はしっかりカバーされてます(上から目線?)

これで、今回の本屋大賞ノミネート作品は残り2冊か~。
ここまで来たら全部読んでみたいな(残り2冊だけど)


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    banner (1)   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
04:53  |  沼田まほかる  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑

2012.05.23 (Wed)

「アミダサマ」 沼田まほかる



アミダサマ 沼田まほかる

幼な児の名はミハル。廃棄された冷蔵庫から生れた物言わぬ美貌の子。ミハルが寺に引き取られてから集落はじわじわと変わってゆく。そして猫の死。そして母の死。アミダサマ!ミハルは無心で阿弥陀仏に何かを念じているようだった。冥界へ旅立つ者たちをその手で引き止めるために。痛切なその叫びは冷蔵庫の扉を開けた男にもしっかりと届いていた…。(BOOKデータベースより)

薄気味悪かった~(;´Д`)

死にゆく猫の不気味さを描かせたら強烈ね。

悠人とミハルの関係性がいまひとつ不明。
祖父が死にそうだっていうのに、ミハルに救いを求めるっていうのが理解できず。
理解できないっていうか・・・
不思議。

そして律子の存在は更に不思議。

悠人のどこがいいの?(。・ω・。)

こういう生き方しかできない女性というのもいると思いますが、私自身こういう生き方をしないタイプなので律子の生き方には賛同できないのね~。
娼婦なら娼婦でいいんだけど、流されやすすぎ~。

明らかにクマが乗り移っている千賀子が不気味でしたが、
ミハル父に対応するあたりの魔性的な態度はちょっと小気味よかったかも。
終始不気味な感じな上、ラストが消化不良なものだから、読み終わった後もなんっかモヤモヤしてます。

結局「あれはなんだったんだ?」という「あれ」が多すぎてどこから考えていいのか迷う1冊になりました。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
08:46  |  沼田まほかる  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2012.03.13 (Tue)

「猫鳴り」 沼田まほかる



猫鳴り 沼田まほかる

宿した命を喪った夫婦。闇にとらわれた少年。愛猫の最期を見守る老人。ままならぬ人生の途に「奇跡」は訪れた。濃密な文体で、人間の心の襞に分け入ってゆく傑作長編。(BOOKデータベースより)

猫ってとても可愛くて愛らしい生き物なんだけど・・・

怖かった(。・ω・。)

ここがよくホラーなどに猫が使われる原因なのかと・・・
あたし個人として猫可愛くてだーーーーい好きなのですが、

アレルギーなもので動物全般飼うことが出来ません(。・ω・。)ゞ

だから外側から見て「可愛いな」「可愛いな」と思っていても実際に飼うと、じわじわと死に向かう場面も見なくちゃいけないのかと思うといたたまれないな。

しかも第三部に関しては生き残ったのがおじいちゃんと老猫。
それだけで読んで悲しくなりました。
実は第二部の、歪んだ少年が父親の愛情欲しさに「ペンギンがほしい」と言い、その後父親に「ペンギン」と言う名の仔猫を与えられ、彼なりに一生懸命育てた話が好きでしたね。

自分より弱くはかないものは守らなくてはという気持ちが伝わってきました。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ   
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
07:59  |  沼田まほかる  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.20 (Tue)

「九月が永遠に続けば」 沼田まほかる



九月が永遠に続けば 沼田まほかる

高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのかー。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。(BOOKデータベースより)

おぉ・・

ちょっとキモいぞーーーー(;´Д`)

こういう本を読むとワタクシってとってもノーマルね(・∀・)
と、自分の正常性を再認識する(笑)

雄一郎が第一にキモい。

何っていうか一言でいうならば「変」

服部もそこそこキモい。

何が自分で「ダデェ」かと(笑)
しかし、ラストまで読むと案外裏表のないいい人だと知る。

亜沙実もやっぱり気持ち悪い。

彼女の場合はまぁ心が壊れる原因がたくさんあったので仕方ないとは思うけれど、それでも壊れた心のままで男の心も壊してしまうその魔性のなんたらが怖い。

文彦が突然いなくなってしまったワケだけど、18歳の男の子のなりにいろいろと考えていたんだな~。
そういう風に考えると彼のことは責められないし、逆にいたいけで可哀想だった。

そういえば亜沙実の兄の弓男もどことなく気持ち悪い。
彼の場合は気持ち悪さだけ出して場面退場したような・・・(^^;)

何歳になっても相手が何歳であろうと恋愛に歳の差はないのですね。
そうなのですね(・ω・)
全体的に薄気味悪さが多かったですが、結構読みやすく好きな部類の本だと思います。
次も何か探して読みます(´∀`)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ   人気ブログランキングへ 
ランキング参加中です。押していただけると励みになります
08:15  |  沼田まほかる  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |