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2013.05.16 (Thu)

「蒼ざめた時間」 仁木悦子

蒼ざめた時間 (女流ミステリー作家シリーズ (2))蒼ざめた時間 (女流ミステリー作家シリーズ (2))
(2000/01)
仁木 悦子

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蒼ざめた時間 仁木悦子

彼女は…紅茶に睡眠薬を入れたものを飲ませて、彼を眠らせた。そして、目がさめた時、彼女は死んでいた…。ふと隣に佇んでいそうな人々の中で起こる事件と明かされていく謎。本格派の推理短編小説集。(BOOKデータベースより)

5作からなる短編集ですが、表題作の「蒼ざめた時間」が好きだー。
これは全く持って今でも全然問題ないくらい使えそうなトリック。
っていうか、仁木さんが使ったからもうほかの人使えないーー(笑)
仁木兄妹シリーズじゃないけれど、それでも仁木さんの作品は間違いないなーー。
面白い。
遺作となった作品も載ってます。
なのでこの1冊で16年くらい時代が違う作品が載ってます。
うーん。贅沢だ。満喫だ。
1つ1つのトリックというか、種明かしというか・・・
そういうのがとても凝ってる感じがします。
仁木さん・・・好きです。

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2013.01.26 (Sat)

「刺のある樹」 仁木悦子



刺のある樹 仁木悦子

ミステリマニアの仁木雄太郎、悦子兄妹の下宿に、ひとりの紳士が相談に訪れた。このところ不可解な出来事に次々と見舞われ、命を狙われているのではないかと脅えているらしい。ふたりが調査に乗り出した矢先、紳士の妻が何者かに絞殺されるという事件が起き…。息もつかせぬ展開、二転三転する推理合戦の行方は?「日本のクリスティ」と呼ばれた著者による好評シリーズ第四弾。(BOOKデータベースより)

相変わらず面白いです。
今から50年以上前の作品らしいです。
しかし、古さを感じないのは悦子(主人公)のドライで且つ、好奇心満載で元気な女の子というところかな。
いいですよ~(^^)

読んでて気持ちいいです。
しいて言えば時代を感じるな~と思ったのが、今回の登場人物の2人の名前。

多満子と比那子。

別に何とも思わないと思いますが、実はどういういきさつでつけたかというと・・・

満州と支那からつけたそうで(爆)

時代だ・・・
そして、相変わらず「支那」は変換されない(TT)
他にも「気ちがい」という言葉も登場してましたが、
この本で描写されているのは、オタクの意味でです。
そういう意味で使われていることを思えば、何でもかんでも禁止ワードにするのもなー・・・と思ったり。
よく親に言われたよなーーと思い返したり(爆)

そういう事も思い浮かべながら読みましたが、
この作者さんの毒のある書き方がとても好きです。
ラストなんて想像すると鳥肌ものです。

とてもとても面白い1冊でした(^^)

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2011.10.17 (Mon)

「林の中の家 仁木兄妹の事件簿」 仁木悦子



林の中の家 仁木兄妹の事件簿 仁木悦子

シャボテン・マニアの豪邸で留守を預かることになった仁木兄妹。深夜の電話で呼び出された二人は、有名劇作家の自宅で起きた殺人事件に巻き込まれー。緻密に張り巡らされた伏線と鮮やかな推理、マイペースな植物学者の兄と、好奇心旺盛な妹の凸凹コンビが醸しだすユーモラスな雰囲気が、絶妙にブレンドされた傑作長編ミステリ。著者自らが本作を語った「悠久のむかしのはなし」も特別収録し、待望の復刊。(BOOKデータベースより)

仁木兄妹シリーズの3冊目。
今回も昔を取り巻くキーワード多彩。
前回と違って、キで始まる4文字はありませんでしたが、「気狂い」という言葉を発見♪
そのほかにも「国鉄」とか「いこい」(タバコの銘柄)があったけれど、その中でも一番あたしの
お気に入り、昔をあらわすキーワードが・・・

青っぱなを垂らした子ども(笑)

いいな~。昔だな~。
今、そんな鼻垂らした子どもなんていないよね。

いつの間にか砧警部補の心を掴んだ仁木兄貴。
しっかりと警察の状況を掴みつつ、自分の手の内はさらさない。
大人だ・・・
悦子の不満も分かる。
そういう意味ではあたしも女子目線かもしれません。

今回、トリック犯人云々以外で面白かったところ。
近越さんの家の時計が30分進んでいるとのこと。
ばあやがちゃんと毎日30分進めているとのこと。
「30分進んでいるのがわかっても、急がなくてはという気持ちになる」
とかそういう心理の上わざと進めているらしい。

まるで・・・ワタシの妹の車のようだ(笑)
あたしの妹の車も30分進んでます。
ただの無精で直してないんだけど、車の時計を「30分進んでいる」という計算をするらしく逆に「直せない」とのこと。
無精というかなんというか・・・
近越さんと妹の接点が見付かった瞬間であった(笑)

それにしても面白いシリーズ。
あと出てないのかな。
ポプラ文庫じゃなくてもいいんだけど・・・・
この兄妹の活躍をもっと読みたいと思ってます。

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2011.10.04 (Tue)

「猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿」 仁木悦子



猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿 仁木悦子

時は昭和、植物学専攻の兄・雄太郎と、音大生の妹・悦子が引っ越した下宿先の医院で起こる連続殺人事件。現場に出没するかわいい黒猫は、何を見た?ひとクセある住人たちを相手に、推理マニアの凸凹兄妹探偵が、事件の真相に迫ることにー。鮮やかな謎解きとユーモラスな語り口で一大ミステリブームを巻き起こし、ベストセラーになった江戸川乱歩賞受賞作が、装いも新たに登場。(BOOKデータベースより)

第3回江戸川乱歩賞受賞作。
やっぱり乱歩賞の作風好きだな。
実質的にはこちらが第1回受賞作といってもいいらしいです。

この間読んだ「天使のナイフ」が第51回受賞作だっていうし。
それを思えば歴史あるわ~。

今回も毒々しかったです。
正統派推理小説でした。

ただ、時代が時代なので防空壕とかね。
今ではあまりトリックに使われないようなものが大活躍。
仁木兄の得意分野の植物がそう登場しなかったのですが、彼の眼力って凄いかも。

しかし、読んでいると今も昔も人の心というのは変わらないものだ。
もう少し英一の心の動きとか清子との関係とか掘り下げてほしかった。
そこら辺は割と軽くスルーされちゃった気がしました。

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2011.09.24 (Sat)

「私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿」 仁木悦子



私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿 仁木悦子

のっぽでマイペースな植物学者の兄・雄太郎と、ぽっちゃりで好奇心旺盛な妹・悦子。推理マニアのふたりが行くところ、事件あり。どこかほのぼのとした雰囲気の漂う昭和を舞台に、知人宅で、近所で、旅先で、凸凹コンビの名推理が冴えわたる!「日本のクリスティ」と呼ばれた著者の代表作「仁木兄妹」シリーズの中から、書籍初収録作を含む五編を厳選し、新たな装いで文庫化。(BOOKデータベースより)

【目次】
みどりの香炉/黄色い花/灰色の手袋/赤い痕/ただ一つの物語


おぉ・・・昔の本は気を抜くといきなり現代の禁止ワードが登場するんだから怖い(笑)
ほんわかミステリーかと思いきや、殺人はあるし骨肉の争いもあるしいろいろですね。

でも、前々から書店で気になっていた1冊ではありましたが、最近の本だとばかり思ってました。
実は1928年生まれの作家さんだそうで。
現在はお亡くなりになってます。
でも、ミステリーって色あせないな~。
面白いです。

植物キ××イなんてさらっと×の字(チとガです)を入れて書いちゃうあたり・・・

あーー昔っておおらか(笑)

そんな風にも思いました。
ただふっとした毒や悪意を感じるこのシリーズ。
目が離せません!!(*´ー`*人)。

傑作集にあたるのかな~?この1冊。
悦子の若き時と、結婚してからの作品がそれぞれ入ってました。
基本的に植物キ××イの兄が登場するほうが好きなので、若いときの話の方が好きです。

しっかし、こんな昔からこんな面白いストーリーが登場するなんて・・・
復刻版ラブ!
そんな気持ちになりました(´∀`)

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