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2015.01.15 (Thu)

「風の中のマリア」 百田尚樹



風の中のマリア 百田尚樹

命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。(BOOKデータベースより)

蜂の本でした(・ω・)

途中何度も眠たくなったよー。
それはたぶん、蜂の本だから(笑)
あまり興味がないジャンルというか・・・
蜂を題材にされても・・・
まぁそんな感じで私にとっては苦手でした。
でも、読書メーターでは評判がいいのできっと人によりけりだと思います。
というか、私だけダメみたい(^^;)

読みながら「だからどうした」感がずーーっとつきまとってしまいました。
読み終わった時には達成感すらわいた。

あまり本を読んでる最中眠くなるってことはないので、
多分苦手ジャンルだからだと思います。

そういえば、ニホンミツバチがスズメバチを蜂球するというシーン・・・
鉄腕ダッシュでやってたなー。
それを思い出しました。
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2014.03.12 (Wed)

「夢を売る男」 百田尚樹



夢を売る男 百田尚樹

敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦…。牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とはー。現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。(BOOKデータベースより)

シニカルというか何というか・・・(笑)
面白く可笑しいお話でありました。

東野圭吾さんの「歪笑小説」みたいな印象を受けました。
こういう本が書けるのって、百田さんその人が売っている作家だからなんだろうなーと
面白く読んでいるんだけど、やや冷めた目で見ている自分もいたりして(笑)

そして、我ら本読み活字中毒は今となってはすでに「絶滅危惧種」扱いでした(爆)
自分がバカみたいに読んでいるから、世間ではそんなに活字離れしているのかと意外な感じですが、作家がそういうのであればそうなんだろう(^-^;)

百田さんの自虐ネタというか、「百田某もそのうち消える作家だ」と書いてましたが、
それも余裕のなせる業でしょうか?

自分の書いた本を出したい人っているんですかね。
そこら辺がちょっと分からなかったけれど、
最後が妙にいい話になってしまったところが気に入らないと言えば気に入りません。
なんだろう。無理矢理いい話にしてしまった感じがしました。
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2013.02.18 (Mon)

「幸福な生活」 百田尚樹



幸福な生活 百田尚樹

母の記憶/夜の訪問者/そっくりさん/おとなしい妻/残りもの/豹変/生命保険/痴漢/ブス談義/再会/償い/ビデオレター/ママの魅力/淑女協定/深夜の乗客/隠れた殺人/催眠術/幸福な生活(BOOKデータベースより)

短編なのですが、最後の一行で落とす。

そういう本です。
なので最高なのだ(笑)
最後の一行の怖いこと!

最初の二話目まではビクビクしながら読んでました。
しかし、途中から大体雰囲気でわかってくる。
「こうくるな。こうくるな・・・」と。
なので「やっぱり・・・」と思うんだけど、そういう気持ちもまたにんまりしてて面白い。

「見たな」というのはいつの時代でもどういうシチューエーションでも怖い・゚・(ノД`;)・゚・
これは怖かった。
でも、タクシーの運転手のあの話はまさかそういうオチだと思わなくて「えーー!!」と思ったり。

怖くてシュールで面白くてにんまりした1冊でした。

タイトルと表紙の雰囲気だけではこういう本だと思わないです(笑)

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2013.02.12 (Tue)

「海賊とよばれた男」 百田尚樹



海賊とよばれた男 百田尚樹

敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者かー実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編(BOOKデータベースより)

すでに2013年最高の1冊に出会ってしまった気がする・・・

そのくらい圧倒されました。
すごく面白い。
しかも、これがほとんど実話だというから強烈。
出光の創始者、出光左三をモデルにした小説なのです。
小説を超えてると思う。
本当にすごい。
さすがに明治の男です。

決して薄くはない上下巻だけど、一気読み。
まぁ上巻と下巻の間には少し間がありまして、図書館から借りる関係上だったのです。
本来は手元に届くのはもう少し後の予定だったのですが、きっとわたしより先に読んだ人も一気読みしたんだわ。
わかる。この内容じゃ一気に読む。
そのくらい国岡鐵造という人物に引き込まれました。
実際かかわった人も彼の人柄にほれ込むのよね。
ぽーんとお金を融資したり、助けてあげたり。
国岡鐡造に関わった人たちの命を懸けた行動・・・
そういうのはみんな国岡がやってきたことを見ているからなのだよね。
いやーー。凄かった。
最高の本でした。

思わず「明日からガソリン出光で入れようかしら?」なんて思ったくらい。
でも、通勤の途中にはなかった・・・(・ω・)

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2012.05.15 (Tue)

「輝く夜」 百田尚樹



輝く夜 百田尚樹

幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするがー。5編の泣ける奇蹟。(BOOKデータベースより)

【目次】
魔法の万年筆/猫/ケーキ/タクシー/サンタクロース



クリスマス・イブの日の5つの短編集なので、

思い切り季節はずれなのですけど( ̄∇ ̄;)

とっても良かったです。
泣けた。

実際ないっ!こんな話。
「魔法の万年筆」なんて特にないし、いや、それを考えると「ケーキ」も「サンタクロース」も絶対無い。「猫」はもしかしてある??「タクシー」もありがち??

いやっ、やっぱりない!(どっちだ ^^;)
でもでも、だからこそのクリスマスイブの話なんだろうと思うのです。
どの話もステキすぎる。
サンタクロースからこんなステキな贈り物が届いたら小躍りしそうだ。

しかし・・・5月に「サンタクロース」と書かねばならない私のブログってどうなのか?(^^;)
12月に読めばよかっただろうか?

しっかし、絶対どの話もリアリティに欠けることは間違いないんだけど、いいな~。こういう夢物語。
好きだ~。
この5つの物語の中で誰が一番幸せなんだろう??
と、思った時。

悩む・・・

つい「ケーキ」かな。と思う自分もいる。
でも、「ケーキ」はどうなんだろう。違うのか?
うーーーん。「魔法の万年筆」も「猫」も「タクシー」もハッピーな終わり方をした。
しかし、「ケーキ」は違うのだ。
ただ、その「ケーキ」の幕引きを思えばこれほど幸せなこともないのではないかとも思うし。

迷うくらい、この5つの話はそれぞれにステキなクリスマスイブの話でした。

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2012.04.26 (Thu)

「プリズム」 百田尚樹



プリズム 百田尚樹

「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、ときに男らしく紳士的に振る舞った。激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、聡子はいつして彼に惹かれていく。しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、結ばれざる運命に翻弄されー。(BOOKデータベースより)

本屋大賞ノミネート作品、とりあえず1つ読ーんだっ。

なるほど・・・本屋さんはこういう作品を売りたいのか。
夢、求めているのでしょうか。

あたしは、今から数えると恐ろしいことに(!?)15年以上前にビリーミリガンの本を4冊読んだので、解離性なんたら・・・まぁ当時の言葉で言うならば多重人格の悲しさというのは理解しているつもりです。
※数えたら15年も経ってた事に恐ろしさを感じました

ビリーミリガンを引き合いに出してますが、あの話も強烈だったな~。

これで行くなら、村田卓也がビリーミリガンで行くところの「先生」にあたる人格だと思うのだけど。

読んでて、てっきり宮本純也に惹かれるのかと思ったらそっちか!と・・・

それよりも思ったのが岩本家!
もうみんな見て見ぬふり状態なのかなんなのか。
修一くんが可哀想~・゚・(ノД`;)・゚・
いい子なのにっ!!!
そして、梅田家もいまいちよく分からない夫婦だった。
なんだかあっけなかったというか、なんというか・・・。
ちょっと誰にも同情出来ないかな~。

修一には同情するけど。
他の大人たちにはイマイチ気持ちが入りませんでした(。・ω・。)

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2011.09.08 (Thu)

「モンスター」 百田尚樹



モンスター 百田尚樹

田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だったー。(BOOKデータベースより)

これはキッツい話だ~・゚・(ノД`;)・゚・

なんって言いますか、女性だったら大なり小なり持っている悩みではないかと。
読んでて可哀想になってきました。
畸形的な顔とのことだけど、この描写がまた丁寧。
目は一重で離れてて、鼻はだんご鼻、口は出っ歯でなどなど。
自分のせいではないのに持って生まれた容姿でバケモノとか言われ、友人も出来ない日々。
友人はおろか就職にも困る。
お金が欲しくても風俗にも就職(っていうかな?)出来ない。
ブスは働くことも出来ないのかと思うと本当に可哀想。

そして1つ1つ整形をやっていくんだけど、1つ1つ顔を変えていくたびに性格も変るんだからやっぱり外見がいいという武器は強いんだろうな。
だんだん自信がついていく未帆を見てそう思った。
顔を変えることによって未帆にとってはようやくスタートラインに並ぶことができたという感覚だったかも。

ラストは読んだ直後は「あぁーー」と思ったんだけど、ふと振り返ると未帆にとっては夢叶った瞬間だったかもしれない。
でも・・・執念だな~。


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2011.08.15 (Mon)

「永遠の0」 百田尚樹



永遠の0 百田尚樹

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる-。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。(BOOKデータベースより)

やっぱり泣きました。

っていうかこれは泣く。号泣。
「妻に・・・娘に会うまでには死ねない。だからなんとしても生きて帰る」
と、当時では臆病者と言われても自分の考えを貫いた。
特攻にもただ1人「志願しない」という意見を変えなかった。
そんな祖父がなぜ特攻で死んだのか。

孫の健太郎と姉が当時、祖父と一緒に戦争時代を生き抜いた仲間を1人1人訪ねて祖父の話を聞く。
もう、本当にあたしも一緒に話を聞いて行くうちに泣けました。

ちょうど時期も一緒のせいか、テレビでも戦争モノの番組が多い。
テレビを見ているわけではないんだけど「こういう時代を生き抜いたんだな」と思うと哀しくもなります。

当時、若ければ若い人に限って命を粗末にする傾向があった。
そうだったんだろうな。
いかに生き抜くことよりも、いかにカッコよく散るかってことが美しいと教育されたようです。

まぁそんな祖父が最期には特攻で死んじゃったんだけど、そこまでの過程を読んでいくと本当に哀しく、苦渋の選択だったのだなと。
結局自分の望み、「娘に会うまでは・・・」よりも別のことを選択してしまった。
その気持ちを思うと本当にただただ哀しい。
「戦争」1つとってもキャリア・ノンキャリアのような今も続く官僚のようなものもあるし。
そういうのを読んでいると「これじゃ日本は勝てるわけがないな」と思ったものです。

最後に1つ。姉の結婚話はあたしには必要なかったんですが・・・他の方はどう思われたのでしょう?

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