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2017.04.08 (Sat)

「シャルロットの憂鬱」 近藤史恵



シャルロットの憂鬱 近藤史恵

元警察犬シャルロットとの穏やかな日常に、ふとまぎれこむ不可解な謎。ささやかな歪み。解決するたびに、絆が強くなっていくような気がした。やわらかい読み心地の傑作コージーミステリー。

【目次】
シャルロットの憂鬱/シャルロットの友達/シャルロットとボーイフレンド/シャルロットと猫の集会/シャルロットと猛犬/シャルロットのお留守番


シャルロットの憂鬱は「ペットのアンソロジー」で読みました。
その後のシャルロットの話が読めて楽しい。

私は動物は飼ってないのですが、ペットブログなどを見るのが好きで、
そうしていると犬や猫が本当に表情豊かなのがわかります。

祖母の家に猫がいたんだけど、もっと表情を観察しておけばよかった。
人懐こい猫でかわいかったのですが、死んじゃったみたいだし。
(ある日突然いなくなったらしい)

シャルロットという元警察犬を飼っているのでしつけはしっかりしているし、
なんか可愛いし、この本を読んで犬飼いたくなる人増えるんじゃないかと
思いましたが、ただそれだけではなく現在の野良猫事情などかわいいだけ
では済まないペットの話など書いてました。

かなーーーり癒されました(〃ω〃)
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2017.03.06 (Mon)

「マカロンはマカロン」 近藤史恵



マカロンはマカロン 近藤史恵

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルは、スタッフ四人、カウンター七席、テーブル五つ。フランスの田舎を転々として、料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理と、身も心も温めてくれるヴァン・ショーは大人気。そして、実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解く名探偵でもあるのです。豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との物語、おしゃれな大学教師が経験した悲しい別れの謎、消えたパティシエが残した言葉「マカロンはマカロン」とは?…等々、胸を打つ話ばかり。ブーダン・ノワール、豚足料理、マカロン、ベリーのタルト…メインディッシュもデザートもきっとご満足いただけます。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!

【目次】
コウノトリが運ぶもの/青い果実のタルト/共犯のピエ・ド・コション/追憶のブーダン・ノワール/ムッシュ・パピヨンに伝言を/マカロンはマカロン/タルタルステーキの罠/ヴィンテージワインと友情


このシリーズ久々。
今回は全部部隊が「パ・マル」だったので楽しく読みました。
三舟シェフが鋭いんだよねー。
なんか視線が強烈そう(笑)
どの話もちらりと毒があって、その毒のある話を読んで
「近藤さんだなー」と思う。
近藤さんの話には毒のある話が多く、その毒にやられているわたし(ノ∀`*)

フランス料理もおいしそうだけどやっぱり高いよね(笑)
無理だ。
値段が高い以上に、この本に登場している料理名を読んでも
何がどういう料理なのかさっぱりわからんw

読んで、何の料理だかわからないけれど想像しているだけで十分(´∀`*;)ゞ
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2016.10.29 (Sat)

「モップの精は旅に出る」 近藤史恵



モップの精は旅に出る 近藤史恵

オフィスで起きた怪事件も、仕事の悩みもクリーンに解決。そんなキュートな清掃人・キリコが目的地も告げず家を出た…!?おそうじ上手、謎解き上手。読めば元気になれる大人気ミステリ最新刊!

【目次】
深夜の歌姫/先生のお気に入り/重なり合う輪/ラストケース


シリーズ最終巻だったーー。
しかも今まで文庫オリジナルだったのに単行本で出ちゃったから図書館でかりちゃった(。・ω・。)

最初の2話は英会話教室での話。
3話目はビルの空き室を共同で借りてる人たちの話。
で、4話目はキリコと大介と2人の家族の話。
そういえば最初はキリコは大介のお祖母さんと同居してたんだよね。

懐かしく思いました。
また読み返してみたい。

3話目の話はイヤだよね。
そういうのが分からない人は確かにいるし、
そういうのを利用する(悪用する)人もいる。
4話目もなかなか性格の悪い話ではありましたが、
そういうイヤな感じもこのシリーズではお馴染み。

キリコの明るさと可愛さとイヤな謎が癒しのシリーズでしたが
いいところで完結したのかなという気持ちもあります。
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2016.09.28 (Wed)

「スティグマータ」 近藤史恵



スティグマータ 近藤史恵

ドーピングの発覚で失墜した世界的英雄が、突然ツール・ド・フランスに復帰した。彼の真意が見えないまま、レースは不穏な展開へ。選手をつけ狙う影、強豪同士の密約、そして甦る過去の忌まわしい記憶…。新たな興奮と感動が待ち受ける3000kmの人間ドラマ、開幕!

好きなシリーズです(〃ω〃)
舞台はツール・ド・フランス。
とりあえずフランスかな?ってことしか分からないけど、自分のエースを勝たせるためにアシストをする立場のチカ。
しかし、自分もアピールしないと次の契約がないという結構厳しい世界です。

で、今回の台風の目玉。メネンコ。
すっげーーー面倒くさい男。
名誉、名声を手にした後にたった1度(本人いわく)のドーピングで何もかも失った。
で、また復帰した。
しかも「自分は脅されている。きっと彼が怪しい」とチカのチームメイトを名指しで言う。

それでもってその結末がねーー

うっわ!何この男!!!

チカが気の毒でしたよ。アントニオの妹と知り合う事が出来たかもしれないが
その代償は決して小さくないし。
競技の描写が丁寧でハラハラしながら読みました。
10:48  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2016.01.18 (Mon)

「スーツケースの半分は」 近藤史恵



スーツケースの半分は 近藤史恵

相棒は青いスーツケースただ一つ。今日も残りの半分に、温かいドラマが詰まってゆくー人生は、一人旅。明日はどこへ行こう?心がふわっと軽くなる、幸せつなぐ物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
ウサギ、旅に出る/三泊四日のシンデレラ/星は笑う/背伸びする街で/愛よりも少し寂しい/キッチンの椅子はふたつ/月とざくろ/だれかが恋する場所/青いスーツケース


面白かったです。
意外に前向き。
女は強いですね。と思う本でした。

どの話も好きだ。
性格の違う女性たち。旅行すると行動パターンも行きたい場所も違う。
自分へのご褒美にともいえる花恵の旅行スタイルが好きだなー。

清掃会社での仕事を一生懸命して、年に1回の香港旅行。
素敵なホテルに3泊する。
でも、なんか恥ずかしくて周りに言えない。
そういう気持ちも含めて共感できます。

ただ旅行するというだけではなく、そこへ行ってさらに人としての器が大きくなるのねー。
それに一役買ったのがこの表紙の(?)青いスーツケース。

思った以上に爽やかな読了感となりました。
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2016.01.07 (Thu)

「岩窟姫」 近藤史恵



岩窟姫 近藤史恵

人気アイドル、謎の自殺ー。彼女の死を悼む暇もなく、蓮美は激動の渦に巻き込まれる。蓮美からのいじめに悩む様子がブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがなかったが、マネージャーにもファンにも信じてもらえず…。すべてを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。「サクリファイス」シリーズの著者が描き出す、ガーリー冒険譚!疾走感×ミステリー!!

ちょっと後半に入ると展開が雑になってきた感じ。
チホの言葉がすごく意味深なのに、結局あれはなんだったんだ!?
と言いたくなる。
これは恩田さんの本か?

もう少し、なんというか罠があるのではないかとか。
陥れる何かがあるのではないかとか。
主人公が思ったより危ない目に遭ってなくてちょっとねー。
別に危ない目に遭ってほしいわけではないんだけど、
こんなにトントンといくかなと思った次第です。

芸能界から干されストレスで太る。
うーーーん。私もストレスあると太るだろうなとしみじみ思うのでありました。

女同士の友情ってなんというかいびつだなと思いました。
心からのって言うのはないのかも。うむ( ̄ω ̄*)
11:31  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.09.13 (Sun)

「昨日の海は」 近藤史恵



昨日の海は 近藤史恵

いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは…25年前の祖父母の心中事件に隠された秘密とは。残された写真、歪んだ記憶、小さな嘘…。海辺の町を舞台とした切なくてさわやかな青春ミステリー。(BOOKデータベースより)

確かに青春ミステリーだったー。
なんかホロ苦く切なく、この事件を通じて大人になっていくんだよね。
ってなんなんだか(笑)

祖父母(と言っても享年45と42歳)の心中は実は無理心中だったらしい。
どっちがどっちを・・・?
という謎を調べることになったんだけど、
最初は自分よりも調べる気持ちが強かったはずの母の姉が急にトーンダウン。

その謎もラストにはわかる。

そして無理心中までになった経緯を思うと、なーんか理解できるんだよね。
田舎の閉塞的な空気の中、それを芸術というのか否か。
当時の時代背景を思うとやっぱりそれはキツいだろうなー。

あまりここら辺を詳しく書くとネタバレになってしまうので
これ以上は書けないのですが、

私はこの気持ちはわかる!!!

とだけ書きます。
自分だったらイヤなので。
12:29  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.10 (Fri)

「胡蝶殺し」 近藤史恵



胡蝶殺し 近藤史恵

梨園を背負う二人は「胡蝶」を舞えるのか?歌舞伎子役の愛と夢の物語。『サクリファイス』シリーズの著者、満を持してのミステリー。(BOOKデータベースより)

世の中でこれほど男の子を生むことを望む場所はない。
とのことを書かれてましたが、確かにその通りで。
歌舞伎界ってどうしてみんな男の子がしっかり生まれるのか聞いてみたいものです。

タイトルが「胡蝶殺し」でしょー
作者が近藤さんでしょー。

とにかくワクワくして読み進めました。

で、読了後。

私が近藤さんに求めているのはこれじゃないんだよなー(´Д`)ノ

と、思った。
だって・・・最後までいい話で。
子供ながらにいろいろと考えることがあり、
辛いことも乗り越え、そしてラストも爽やかだった・・・

タイトルが一番衝撃的だったというお話。
ラスト後味悪いのかなと思っていたのですが、
読了感のいい話を求めている人にお勧めの1冊です。
09:45  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.03.19 (Thu)

「私の命はあなたの命より軽い」 近藤史恵



私の命はあなたの命より軽い 近藤史恵

「どうして人の命の重さには違いがあるの?」東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。実家で何があった?明らかになっていく家族を襲った出来事とはー。『サクリファイス』の著者が「命の重さ」を描く渾身ミステリー!!(BOOKデータベースより)

超~~面白かった。

最初から不穏な空気が走るし。
臨月なのにダンナがドバイ(!!)に半年の出張になり、
里帰り出産を勧められるも、久々に実家に帰ったらどーーーも自分を歓迎してない。
この家の中のギスギスとした雰囲気はなんなんだろう。

遼子とともに読み手も気になりながら進む。

で、実はこういうことだったのかーとなって
そしてラストもブラックな終わり方。

いやーん。
超面白い(〃∀〃)

テーマは重いし、不幸が巡り巡ってこうなったんだなーとラストに分かり、
そして最後は円満で終わるのね。

なーんて思ったところで足元をすくわれる。
うわーーーたまらなく好き。

やっぱり近藤さんという作家さんは何を読んでもグイグイときます。
あっという間に終わっちゃったー。
08:23  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.29 (Tue)

「ダークルーム」 近藤史恵



ダークルーム 近藤史恵

シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。黙々とコース料理を口に運ぶ姿に、不審に思った内山が問いかけると、女は意外な事実を語り出して…(「マリアージュ」)。立ちはだかる現実に絶望し、窮地に立たされた人間たちが取った異常な行動とは。日常に潜む狂気と、明かされる驚愕の真相。ベストセラー『サクリファイス』の著者が厳選して贈る、謎めく8つのミステリ集。書き下ろし短編収録。(BOOKデータベースより)

【目次】マリアージュ/コワス/SWEET BOYS/過去の絵/水仙の季節/窓の下には/ダークルーム/北緯六十度の恋


水仙の季節は前にアンソロジーで読んでました。
でも、ほかの作品もどこかで読んだことのあるような・・・?「窓の下には」とか。
気のせいか?

個人的には表題作の「ダークルーム」が好み。
「コワス」もなかなかよいです。
気持ち悪くて。
気持ち悪いでいけば、「SWEET BOYS」も気持ち悪かったりしますが(笑)

短編は結構気楽に読めるので何かの長編の後に読む本としてはいいなー。
長編→短編→長編・・・といくのが気楽かも。

よし。次は長編にしよう。
14:30  |  近藤史恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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