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2016.12.06 (Tue)

「ヒポクラテスの憂鬱」 中山七里



ヒポクラテスの憂鬱 中山七里

“コレクター(修正者)”と名乗る人物から、埼玉県警のホームページに犯行声明ともとれる謎の書き込みがあった。直後、アイドルが転落死、事故として処理されかけたとき、再び死因に疑問を呈するコレクターの書き込みが。関係者しか知りえない情報が含まれていたことから、捜査一課の刑事・古手川は浦和医大法医学教室に協力を依頼。偏屈だが世界的権威でもある老教授・光崎藤次郎と新米助教の栂野真琴は、司法解剖の末、驚愕の真実を発見する。その後もコレクターの示唆どおり、病死や自殺の中から犯罪死が発見され、県警と法医学教室は大混乱。やがて司法解剖制度自体が揺さぶられ始めるが…。

シリーズ2作目です。
でも、1作目の記憶が殆どなく自分のブログを見るもよく分からなかった(笑)
元々自分のブログは基本(あくまでも基本)ネタバレなしの「感想を書く」ブログであって、書評ではないのでいつも読み返してもどういう話の内容だったか分からないww
我ながらなんてブログだ。

まぁそういうワケでとりあえず医療&解剖をしてのミステリーだったのですが、読んでる最中は面白かったのですが読み終わったそばから忘れてしまう。
そういう印象。

こんなことを書くとまた「図書館ヤクザ」と言われそうですが(笑)

でも確かに自殺かと思わせておいて第三者の手が絡んでいる。
実は殺人なんだ。
という展開は面白いです。
そこに行くまでの人間模様も書いてまして「あぁ~そういうワケで殺されてしまったんだな」と気の毒に思いますが、メインキャストが解剖医の3人なので、「解剖しましょう!!」という展開に持っていくのでなんといっていいのやら・・・

そんな本でした。
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2016.11.19 (Sat)

「作家刑事毒島」 中山七里



作家刑事毒島 中山七里

殺人事件解決のアドバイスを仰ごうと神保町の書斎を訪れた刑事・明日香を迎えたのは、流行作家の毒島。捜査過程で浮かび上がってきたのは、巨匠病にかかった新人作家、手段を選ばずヒット作を連発する編集者、ストーカーまがいの熱狂的な読者。ついには毒島本人が容疑者に!?出版業界激震必至の本格ミステリー!

シニカルというかブラックというか・・・(笑)

帯に「新人作家と小説家を目指す人は閲覧禁止」と書いてますが本当にその通りです。
止めておいた方が身のためです。

新人賞を取って2作目を書けない人は小説家ではなく、
たまたま賞を取った「ただの人」だそうで。
あぁーーー確かにこのミスで大賞を取った人、その後2作目を書店で見かけない人がいるわー。

そんな出版界の裏側を強烈に強烈過ぎるくらいこき下ろした本です。
一応「本格ミステリー」と書いてますが、ミステリーなんて霞みます。
毒島の「うふっうふふふっ」の笑いの後に続くあの強烈ーな皮肉。

図書館で本を読む我らの事は「図書館ヤクザ」って書いてました(´⌒`。)
 ※正確には図書館からタダで本を借りて、そしてネタバレとか悪評とか好き勝手に
  ネット上で批評する人の事を指してます(笑)


ごめんよー。

この本も図書館で(TдT)

でも、私は全く本を買わない人間ではない。
手元に置きたい本は買うんですよ。
ごめんね。買わなくて(*´ω`)
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2016.09.03 (Sat)

「恩讐の鎮魂曲」 中山七里



恩讐の鎮魂曲 中山七里

韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。稲見は本当に殺人を犯したのか?『贖罪の奏鳴曲』シリーズ最新作!!圧倒的迫力のリーガル・サスペンス!

何よりもこのシリーズ続いていたのに驚いちゃった。
前作でまさかの展開だったので正直「この本読んでた?」と思うくらいで。

今回弁護するのは御子柴の恩師。
恩師のために強引ともいえる手法で弁護を引き受けることにする。
なんとしてでも無罪を・・・と思うのだけど、
被告である恩師は「自分は罪を犯したんだから償いたい」と言ってきかない。
弁護人にとっては厄介な依頼人であります。

先日の相模原の事件とか、韓国のなんとか号という船の事件を思い出します。
まぁ韓国のなんとか号はきっと参考にしたけど、その後の相模原は
相模原の方が後よね。
ってことは、相模原のようなことは決して珍しい事ではないのかもしれない。
そうだったら本当に悲しいけど。

いろいろな「関係者」たちが実は事件を引っ掻き回してて飽きることなく読みましたが、
「裁判員制度」が起こした判決って感じがした。
難しいよね。裁判員裁判。
「罪」に対しての裁判なんだけど、法に対して無知な一般人(もちろん自分も含む)が
裁くというのは違和感あるよなーとこの本を読んで思いました。
13:20  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.08.18 (Thu)

「どこかでベートーヴェン」 中山七里

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どこかでベートーヴェン 中山七里

ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。

エピソード0みたいな??

岬洋介最初の事件・・・?

だそうです(笑)
っていうか、岬洋介ピアニストじゃなかったのかと言いたくなりますね。

で、高校時代の岬くんですが・・・天然であり、残酷な人でもありますねー。
天才であり努力の人だからかな。

まぁそんな中で殺人事件が起きるのですが、犯人はすぐわかりました。
っていうか、あの人しかいないし。
でも、どうやってやったのかは分からなかったー。

ラストの1行で「へ??」と思って「もしかして、エピソード0で最終回??」と思って
たのですが、よーーーーーーーーーーく読んだら「もう一度ベートーヴェン(仮題)」
という作品が出る予定だそうです。
ベートーベンって耳が悪かったんだねーーー。
知らなかったです(音楽全般知らない)。
で、耳の悪い岬洋介と絡めての今回のベートーヴェンらしいですが。

ミステリーと言うよりはやや青春小説系。
しかし、みなさん歪んでますこと。
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2016.04.09 (Sat)

「ハーメルンの誘拐魔」 中山七里



ハールメンの誘拐魔 中山七里

病院からの帰り道、母親が目を離した隙に15歳の少女・香苗が消えた。現場には中世の伝承「ハーメルンの笛吹き男」の絵葉書が残されていた。警視庁捜査一課の犬養隼人が捜査に乗り出し、香苗が子宮頚がんワクチン接種の副作用によって記憶障害に陥っていたことが判明する。数日後、今度は女子高生・亜美が下校途中に行方不明になり、彼女の携帯電話と共に「笛吹き男」の絵葉書が発見された。亜美の父親は子宮頚がんワクチン勧奨団体の会長だった。ワクチンに関わる被害者と加害者家族がそれぞれ行方不明に。犯人像とその狙いが掴めないなか、さらに第三の事件が発生。ワクチン被害を国に訴えるために集まった少女5人が、マイクロバスごと消えてしまったのだ。その直後、捜査本部に届いた「笛吹き男」からの声明は、一人10億、合計70億円の身代金の要求だった…。

なるほどー。
本当の首謀者・・・
あーーー。
確かに。
そっかー。
気づかなかった。
こういうパターンかー。
前にもこんなの読んだことあったなー。


でも、騙されたのは認めよう(笑)


子宮頸癌ワクチンによって苦しんでいる女の子が今もいるという事実はあるみたいですね。
いつからこういうワクチンを打つ時代になったのか。
私の時はなかったので、今回読了後に調べてみました。
なんか可哀想だよね。
一本のワクチン注射がその後の人生を狂わせることになってしまう。

この本は小説ではあるけれど、ちょっと考えてしまいました。

この犬養シリーズ。
中山さんの本で一番印象の薄い男であるので「この人なんだっけ?」と思ったら
男の嘘は見抜けるが女の心理は全く分からないという男性刑事でした。
ふむ。
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2016.02.17 (Wed)

「嗤う淑女」 中山七里



嗤う淑女 中山七里

“稀代の悪女”蒲生美智留。天賦の美貌と巧みな話術で、人々の人生を狂わせる!!美智留の罠に徹夜確実!?ノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。

【目次】
野々宮恭子/鷺沼紗代/野々宮弘樹/古巻佳恵/蒲生美智留


白夜行みたいでした。
ダークなヒロインという触れ込みでしたが、やっぱり白夜行を読んでるとねぇ・・・

スマートではない(。・ω・。)

もう少し雪穂を見習いなさい。
ってワケでもないんだけど、何っていうか先に強烈なのを読んでしまうとどうしても
比べてしまうというこういう話にありがちな感想。

後半からはまた違った感じになり、最後の章になると驚きの展開に・・・
と、思っていたけど「こういう話」はきっと使ってくるだろうなと思ってましたので
あの「傷シール」の存在もとってつけたかのように怪しかったし。

でも、ラストのラストになるとやっぱりそうかーと思ったんですけどね。
「あの人にはこりゃ無理だろー」
ってことで、やっぱり悪女は悪女だったようです。

それにしてもターゲットってどうやって見極めるのか。
それは怖い。
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2015.12.25 (Fri)

「闘う君の唄を」 中山七里



闘う君の唄を 中山七里

新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。健気なニューヒロイン、誕生!

前半の「VSモンペ」部分は良かったのですが
後半のミステリー=15年前の殺人事件が入ってきてからがちょっと・・・
取ってつけました感がありありで。
なんで15年も経ってからなのかと思ったり、渡瀬さんの登場も
「自作のキャラ出してみました」的な感じがしてねー。
それよりだったらモンペとの対決の方が面白かったです。
「新人でいきなりこんなに上手く出来るか!」と思ったり、
「これだとモンペは怒るだろー」と思ったり。

ただ読んでて「こりゃ酷い」と思ったモンペの要求の数々。
これは実際にあったんだよねー。
なにかで見た気がする。
順位を付けない。競争させない。
だから全員で主役をやったり、かけっこは順位を付けなかったり。
そんなんで大人になってどうする??と思うんですけどねー。

さらに悲しいのがそのモンペは私と同年代であること。
同年代の人たちがそんな無理難題を要求しているのかと思うと
哀しくなります。

なんとなく後半からの展開が気に入らなかったのでラストもイマイチ好きじゃないです
でも、読メではラストの評判はいいので、気に入らないのは私だけかもしれません
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2015.11.19 (Thu)

「総理にされた男」 中山七里



総理にされた男 中山七里

総理の“替え玉”にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!(BOOKデータベースより)

物凄い設定の本だった(笑)
ラストもすごい。
ありえん!

物まねタレントが怪我をした総理の替え玉をやるのですが、
元々が物まねタレントなのでそっくりで誰も気づかない。
しかし、本人は政治の世界なんて分からない。
で、自分の知り合いを近くに置き、政治のいろはを教えてもらいながら
野党や官僚、テロなどに挑む。

この本が「NHK出版」から出版されてて「なぜにNHK?」と思っていたら
ラストに「NHK」という固有名詞が登場してたー。
他の読メの方のレビューによるとNHK側から中山さんに依頼したとか。

ただこの本はこの本で物凄い設定だとはおもったんだけど、
こういう本どこかにあったような・・・?と思いました。
なんだろう?「史上最強の内閣」かなー。
何かなー。
どっちにしろ、痛快な政治の話は面白いです。
実際はなかなかそんな風にはいかないでしょうけれどね。
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2015.08.06 (Thu)

「ヒポクラテスの誓い」 中山七里



ヒポクラテスの誓い 中山七里

栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのかー。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が、隠された真実を導き出すー(BOOKデータベースより)

面白かった。
やっぱり私は多分医療とミステリーが融合したのは好きなんだと思う。
解剖とかね。
ふむふむと思って読みました。

中山さんの小説に登場する古手川刑事が登場。
しかし、カエル男のイメージが強烈だったので不死身のダメ男と言う印象しかなく。
その後、結構他の小説で活躍してるんだけど、最初のイメージが強烈なので
どうしても活躍すると鼻で笑ってしまいそうなダメなわたしです。

解剖をしてこそわかる事実もある。
でも、解剖するとお金がかかる。
なのに予算はない。

などなど金銭的な問題もありますが、
それでも解剖でわかる事実はそれなりに衝撃で。
特に「母と娘」は自分勝手の自己満足のなんかイヤ~~~~な感じに
思えました。

でも面白かったので満足。
08:44  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.06.19 (Fri)

「月光のスティグマ」 中山七里



月光のスティグマ 中山七里

この傷痕にかけて、俺が一生護る。あの夜、誓いを立てた幼なじみは、時を経て謎多き美女へと羽化して現われた。特捜部検事となった淳平と、疑惑の政治家の私設秘書を務める優衣。追い追われる立場に置かれつつも、愛欲に溺れゆくふたり。だがある日を境に、淳平に暗い疑念が膨らんでいく。優衣、おまえは本当は誰なんだ?阪神淡路大震災と東日本大震災。ふたつの悲劇に翻弄された孤児の命運を描く、究極の恋愛サスペンス!(BOOKデータベースより)

なんでアルジェリアなんだ(;´Д`)

なんなんだかー。
驚いた。

阪神淡路大震災を経験した人が、東日本大震災の時も・・・という人は多いと思います。
東日本の時は広範囲だったので。

しかしなんというか。
そこまでは良いとしても、その先が迷走している感じがした。

恋愛(というか腹の探り合い)要素よりも、そっちの方がメインで
しまいにはアルジェリア(;´Д`)

一体なんでー!?
そう思ってしまった。

もう少し波乱の展開があるだろうに、こんな終わらせ方だったら
別に双子と言う設定じゃなくてもいいじゃないの。
全くねぇ。
一体中山さんは何を書きたかったのか。
BOOKデータベースで言うところの
『究極の恋愛サスペンス』なのか。それとも
『アルジェリア』なのか。←こっちでしょ。

そんな1冊でした。
13:16  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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