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2015.10.27 (Tue)

「あの家に暮らす四人の女」 三浦しをん



あの家に暮らす四人の女 三浦しをん

謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、生者と死者の声ー古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざんねんな女たちの、現代版『細雪』。(BOOKデータベースより)

「細雪」を読んだことがないので何とも言えませんが、
読んでいたらもっと楽しめたんだろうなと思いました。

「女4人」というのは独特な感じがあるようで、
若草物語とかね。
あとそれ以外は思いつかないけど(笑)

以前桐野夏生さんが「女四人だと物語にしやすい」とありました。
確かに桐野さんの本には女性が4人登場する恐ろしく身勝手な話がいくつもあります(・∀・)

この本は母娘2人暮らしで暮らしている家に同居人として娘(佐知)の友人と友人の後輩が住むことになる。
4人の共同生活はそれはそれは問題もトラブルもなく。
ほんとか?と思うんだけど(笑)
なぜか守衛小屋に住む山田とか、ストーカー問題とか。
現実と現実離れした設定との間で楽しめる話でした。
さらっとして軽い印象もありましたが。
05:00  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.08.09 (Sat)

「風が強く吹いている」 三浦しをん



風が強く吹いている 三浦しをん

箱根駅伝を走りたいーそんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」-純度100パーセントの疾走青春小説。(BOOKデータベースより)

ごろちゃんさんが自分の息子さんに読ませたいと思っていた本です。
ごろちゃんさんの息子でもなく、しかも息子さんというよりごろちゃんさんに年の近い私が先に読むwww

いや、ずっと気になっていたのです。
読みたいなと思っていたんだけど、ごろちゃんさんの紹介によって背中を押してもらった感じですかね。

ってことで、
「んなワケあるかー!!!」
と、思いながら読み終わった本。

いや~箱根好きなので映像が出ますね。
どこ走ってるんだろう?とか、最後の大手町とか。
でも、次回から5区のコースが変わるとかなんとか?
ニュースでやってましたねー。
残念ですが、また新しいドラマが始まるでしょう。

本当に箱根が好きなのですが、正月なので
たまに出かけて(というかよく出かけて)、車中のラジオで
聞きながらになります。

もう・・・

ラジオで泣きます(TдT)

そのくらい箱根に感情移入(←普通にバカ)

なので神童くんの場面は泣いたー。
一番泣いた。

走が主役なのかと思っていたら(映画も見てないので、てっきり走役が主役の小出恵介くんだと
思ってました)、ハイジくんが主役だったか。
彼のシーンになると堂上教官@図書館戦争を思い出してしまいます。キャッ(〃∇〃)

図書館戦争をよみながら「こんな堂上教官みたいな人いないよー」と思っていたら
あっさり出てきたハイジくんだった。

青春物語堪能しました。
面白かった。
15:47  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.06.05 (Thu)

「政と源」 三浦しをん



政と源 三浦しをん

東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平(元ヤン)の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたためらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするがー。弟子の徹平と賑やかに暮らす源。妻子と別居しひとり寂しく暮らす国政。ソリが合わないはずなのに、なぜか良いコンビ。そんなふたりが巻き起こす、ハチャメチャで痛快だけど、どこか心温まる人情譚!(BOOKデータベースより)

有川さんの「三匹のおっさん」みたいな感じかなーと思ったらそうでもなかった。
政がね~。
なんか世を拗ねている(笑)
70歳になって熟年別居をされてしまい、望んではいない独居老人。
かたや、つまみ簪という職人バリバリで同じ独居老人であるはずなのに、弟子がいて何かと楽しそうな源。
比べるのよね。
で、ひがむ(笑)
面倒くせー。ときっと家族だったら思うかも。
「今まで家族のために働いてきたのに」
なんて言ってます( ̄ω ̄*)

ありがちです。そんなセリフ。
元々銀行マンだったせいか、隠居してもすることがなく、いつも源と一緒にいる感じになってますねー。

もう1人で暮らしていくしかないんだからもっと楽しめばいいのに。
なんか、昔からのクセなのかなんなのか。
自分の心の弱みを誰にも知られたくない。
読んでて、源がいなかったらとっくにボケてるんじゃないかと思うくらいでした。

ユニークで面白いんだけどどこか寂しく思ってしまうそんな1冊。
しいて言うなら、イラストが描かれてるんです。
政と源の・・・
ちょっと上品なのよねー。
もっと違う感じでもよかったような・・・
10:23  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.20 (Sun)

「ふむふむ おしえて、お仕事!」 三浦しをん



ふむふむおしえて、お仕事! 三浦しをん

「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。(BOOKデータベースより)

【目次】
靴職人ー中村民/ビール職人ー真野由利香/染織家ー清水繭子/活版技師ー大石薫/女流義太夫三味線ー鶴澤寛也/漫画アシスタントー萩原優子/フラワーデザイナーー田中真紀代/コーディネーターーオカマイ/動物園飼育係ー高橋誠子/大学研究員ー中谷友紀/フィギュア企画開発ー澤山みを/現場監督ー亀田真加/ウエイトリフティング選手ー松本萌波/お土産屋ー小松安友子・コーカン智子/編集者ー国田昌子


16人の女性との対談集。
それぞれの職人なんだろうなー。
三浦しをんさんがインタビューしてますので、
本そのものも対談。
途中に三浦さんの物欲やら妄想やらがまじってますが(笑)
そういえば、三浦さんのエッセイは読んだことないのですが、
なかなかの腐女子ぶりだと聞いたことはありましたが・・・
そういうところもあるかもしれません。

最後の編集者意外はほとんど、就きたくて就いた職業という感じです。
「もう自分にはこれしかない」という。
羨ましく思います。
わたしも就きたくて事務職に突いたんだけど、
どうなのか・・・
それって・・・周りにわかってもらえるのか?(笑)

あとがきに三浦さん自身の職業への欲求とありましたが、
そういえば三浦さんは少しマニアックなお仕事小説を書かれますね。
確かに世の中いろいろな職業があるなーと
ちょっと面白かった対談集でした。
10:27  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.07.03 (Wed)

「神去なあなあ夜話」 三浦しをん



神去なあなあ夜話 三浦しをん

三重県の山奥で、林業に取り組む平野勇気、二十歳。神去村の起源、住人の暮らし、もちろん恋にも、ぐいぐい迫ります。お仕事小説の旗手が贈る、林業エンタテインメント小説の傑作(BOOKデータベースより)

普通かな。

それほど熱狂的に面白いワケでもなく、だからといってつまらないワケでもなく。
・・・です。はい。

私は派手なトラブルが起きる作品が好きなので、日常的淡々とした作品は
私もやっぱり淡々と読んでしまいます(笑)
個人的には苦労もあって、トラブルもあって、挫折もあって、
そして勇気(←主人公)には大きく育ってほしいのだ。

しかし・・いくらケータイの電波も届かない山のなかとはいえ、
みんなに守られ受け入れられ・・・なんとなく納得いかない(笑)


もっと苦労すればいいのに。
もっと苦しめばいいのに。


そんな事を思う私は勇気に対して嫉妬しているのだろうか?(笑)
仕事上でこんなに上司や同僚に恵まれた勇気にっ!!(爆)

・・・ってことなのよね。

繁ばーちゃんがとてもとてもいい味を出してて、
荻原作品に登場しそうなおばあちゃんです。
っていうか、絶対います。
こういうタイプのおばあちゃん(〃∀〃)

あ。映画化だそうでおめでとうございます。
08:20  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2013.05.27 (Mon)

「神去なあなあ日常」 三浦しをん



神去なあなあ日常 三浦しをん

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。(BOOKデータベースより)

全体的にほのぼのしたまま終了。
横浜という超大都会から神去村へ放り投げられた1人の若者(笑)

その設定だけで笑えます。
住み込みで生活しながら、林業に励む。

お仕事小説であり、人間関係もあり。
繁ばあちゃんが最高なんだけど(笑)
こういうばあちゃん、田舎に何人もいるんですけどっ(^^;)

最後のあのお祭りは、長野の諏訪大社の御柱祭りをイメージしました。
長野の御柱祭りはこんな感じー。

御柱

※高田崇史さんのQEDでも取り上げられたいたお祭りです。

画像はPCの「画像」でお借りしましたが・・・
山って昔から女人禁制とか言われていたけど、やっぱり男の話だったな。
そしてふもとで待っている女性たちもまたステキな人たちばかりで羨ましいです。
はい。
続編ってどんな感じなんだろう。

しかし、大都会横浜よりも神去村の生活の方がリアルにわかる私です(^^;)

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06:52  |  三浦しをん  |  トラックバック(1)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.20 (Wed)

「舟を編む」 三浦しをん



舟を編む 三浦しをん

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていくー。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのかー。(BOOKデータベースより)

最後泣けたーーー(TдT)

とてもとても感動しました。
辞典を一から作るのですよ。
元々ある辞典を改訂するのではなく作る。
なので、自分で経験した気持ちや行動を記すワケなので、
それはそれは大変なプロジェクト。

いろいろな人の協力があって出来る。
しかし、辞書部にはあまり人員をかけてもらえず思った以上に時間がかかってました。
でも、あの厚い辞書を一から作るんだからそのくらいかかるかーー。

本にも書かれてましたが、自分の中学時代を思い出しました。
いろいろと辞典で調べていた時代もあったーーー(笑)
懐かしいですね。
せっかく(?)調べたのに内容が肩すかしで「これだけ?」と思ったり。

手がける「大渡海」という辞典はそういうことがないように、
そして今の時代にも反映するように・・・
うーーん。面白かった。
本としては薄くて割とあっさりだったんだけど、
それでもいろいろと懐かしくなったり、
「そういえば辞書ってこういう紙質だったよな」と懐かしく思い出したり。

一生懸命になることは素敵だなと思った1冊です。

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16:14  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2012.11.16 (Fri)

「木暮荘物語」 三浦しをん



木暮荘物語 三浦しをん

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年。空き室あります!安譜請ですが、人肌のぬくもりと、心地よいつながりがあるアパートです。うまい、深い、面白い。三拍子揃った会心作(BOOKデータベースより)

久しぶりの三浦さんの本で、さらに三浦さんの本って3作目なので、
どういう作風なのかあまりわかってないんだけど、
どの話にも「性」が盛り込んであって驚いた。
そっか・・・こういう話なのかと。

老いも若きも悩みは「性」って・・・
別に「性」だけじゃなくて、その奥にはまたいろいろとあるんだけど、
ちょっと驚いたのでありました。

結構好きだったのは、覗き趣味の男と、覗かれる女。
最後には「あたし除光液どこにやったっけ?」と聞く始末(^^;)

トリマーとヤクザさんの話も好きだったけど、
喫茶店の夫の浮気の話はねぇ(--;)

そして、並木。
私はこういう男はダメです。
いくら夢があろうと思いがあろうと、
彼みたいな男性は一番ダメ。
許せないとかそういうことではなく、
基本的にダメ。
とにかくダメ(笑)

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07:00  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2011.01.15 (Sat)

「天国旅行」 三浦しをん



天国旅行 三浦しをん

そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇(BOOKデータベースより)

【目次】
森の奥/遺言/初盆の客/君は夜/炎/星くずドライブ/SINK


この本も昨日の「主よ、永遠の休息を」じゃないけれど、タイトルのイメージと違って想像していたよりもダークでした。
7作からなる短編ながらもテーマは全部

「死」

自殺もあれば心中もあったり。

一番、人の執念っていうか気味悪さっていうか、あたしの感情としてはないかなって思ったのが「君は夜」

ここまでの執着・・・
良くも悪くも女だな~と思いました。
なんっていうのか、一点の疑いもないその心境・・・
前世に叶えられなかった思いを現世で・・・って真実?それとも勘違いさん?
バカな男ではありましたがここまでくると、さすがに根岸が気の毒に思いました。


打って変わって好きだったのが「星くずドライブ」
なんか可愛い話でした。
本当はひき逃げされて自分の遺体が何処にあるのかも分からないんだけど、

「うーーん。多分死んだかも」

なんて他人事のように言う香那。
死んだのに霊が見える彼だから、恋人どうし継続中で
浮気やらなにやらでプチケンカが起きるから可愛い。

もう1つ好きなのが「初盆の客」
こういうのは実は結構題材にされやすいですが、ありがちだからこそ結構好きでした(^^)

テーマが「死」だったからか心温まる話の方がいいですね。
おどろおどろしいのより(^^;)

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07:55  |  三浦しをん  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.08.30 (Mon)

「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん



まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん

東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語(BOOKデータベースより)

超有名作家さんながら実ははじめましてです(´∀`)
あなたの町の便利屋物語とありますが、本文の挿絵がとってもイメージに近いですね(^^)

いい年をした男2人が便利屋となりいろいろな仕事を請け負う。
心に傷を持ちつつな多田と行天の2人。

まほろ市ってイメージ的に町田?
東京就職時代(20年位前)を想像しても町田・・・?
そんなイメージが浮かんできましたが、多少人情が残っている感じがして微笑ましかかったです。
でも「便利屋」に頼む仕事ったら微笑ましいだけではないんだけれど(^-^;)

それはそうとして、三浦しをんさん。
読みやすい作家さんでしたね。
また違う作品に出会いたいと思います(^^)

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08:54  |  三浦しをん  |  トラックバック(1)  |  コメント(7)  |  EDIT  |  Top↑
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