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2017.01.18 (Wed)

「望み」 雫井脩介



望み 雫井脩介

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登と校正者の妻・貴代美。二人は、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に、家族四人平和に暮らしていた。規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡する途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎを覚える。行方不明は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、それとも…。息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。揺れ動く父と母の思いー。

久々に本気の雫井作品を読みました。
この人本気出すとすごいよねー。

でも、毎回本気出すと大変だから、たまに一息つこうかと「仮面同好会」みたいな話を書くのかなぁー。
「よいしょー」って・・・(´-ω-`)

自分の息子が行方不明になった。
それと同時期に息子の友人が殺されたというニュース。
情報が錯綜する中で、行方不明の息子は加害者なのか被害者なのか。

自分の息子が殺人なんて犯すはずがない。
どっちかだったら被害者であってほしい。

と、願う父。

生きていてくれれば加害者でもいい。

そう願う母。

父と母というよりは、男性と女性の考え方なのかな。
それとも母性なのか。

ただ、内容が内容でもあるので終わりスッキリといった本ではありませんでした。
08:46  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.07.23 (Sat)

「途中の一歩」 雫井脩介



途中の一歩 雫井脩介

漫画家の覚本は、仕事を愛するあまり食事中もペンを手放さないが、最近はヒット作に恵まれずやる気だけが空回り。独身仲間に説得されて参加した初めての合コンで、信じられないくらい可愛い女の子たちに囲まれ、久々に恋の予感が到来。恋愛相談にのるのが得意な編集者の綾子は、いざ自分のこととなるとなかなか前に踏み出せない。眼中になかった男から猛アプローチを受けたことをきっかけに、秘めていた恋心に決着を付けようとするが、それにはお酒の勢いが必要だった。ヒットメーカー雫井脩介が描く大人のための愛と勇気の物語。

面白かったですねー。
かなりクセの強い作品を書く雫井さんですが、これはかなりストレートに読みやすかったです。
なんで漫画家の覚本がこんなにモテるわけ??
と、多少疑問に残る部分もありますが、それでも6人の男女が悪戦苦闘&苦悩する様子は読んでても面白かったです。

合コンっていうのはただのキッカケにすぎなくて、そこからの一歩。
ゴールまでの途中の一歩の話。

とりあえず皆々様、うまくいってよかったです。
「あれ?あなたたちなの??」というカップリングもありましたけど。

ヌエの正体があの人だったというのには少々驚きましたが
それもまたネタということで(笑)
05:00  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.28 (Sat)

「犯人に告ぐ2」 雫井脩介



犯人に告ぐ2 雫井脩介

警察、犯人、被害者家族ー前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!(BOOKデータベースより)

第二弾でございます。

うーーーーーーーーーーーーーーむ。
これはこれで面白かったのですが、私はずっと「犯人に告ぐ」の2作目とうことが
ずっと頭に入ったままで読みましたので読了後

「へ?」

と思いました。
前作で主役だった巻島という刑事がいるのですが
「アナタナニカシマシタカ?」
ってくらい何もしてないような・・・

解決もタナボタ的なところもありますし
なんだかなー。
そうなると犯人側のほうが一枚も二枚も上手だった気がします。

本人の話口調をそっくり真似をして犯人が取引相手に電話をするという
場面がありましたが、これはどう??
私は1回くらいだったら誤魔化せるような気がしますが
すぐにばれるのではないかと気になりました。

犯人に告ぐ2」というタイトルではなく、別のタイトルだったら私は何の先入観もなく
楽しく読めたと思います。
巻島も対して活躍してないし。
06:51  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.28 (Mon)

「検察側の罪人」 雫井脩介



検察側の罪人 雫井脩介

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめるー。(BOOKデータベースより)

最近の雫井さんの本って読了後、脱力感ハンパない感じです。
この間読んだ「仮面同窓会」にしろ。
今回にしろ。

ただ、この手の作品の「こう終わるであろう」みたいなのをぶっ潰す感じが
好きといえば好き。

こうきてこうきて、そして裁判でこうなってこうなるんでしょー

という予測を裏切る。
やりきれない感じがけっこうあって、
こんなんだったらあの人に初志貫徹させてあげたらよかったとそんな風にすら思ったまさかの読後感(笑)

てっきり裁判モノ化とおもっていたのですが・・・
まぁ・・・なんというか・・・
でも、面白かったです。

意外性があって( ̄ω ̄*)
09:35  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.07 (Mon)

「仮面同窓会」 雫井脩介



仮面同窓会 雫井脩介

高校の同窓会で、久しぶりに再会した旧友4人。かつて生徒を囚人扱いしていた教師・樫村の変わらぬ姿を見た彼らは、恨みを晴らそうと仕返しを計画。予定通り、暴行して置き去りにするも、翌日なぜか樫村は暴行現場から2km離れた溜め池で溺死体となって発見された。いったいなぜ?そして、4人のうち誰が彼を殺害したのか?それぞれが疑心暗鬼に陥る中、新たな犠牲者を出した殺人事件が、高校時代の衝撃的な秘密を浮き彫りにさせる。過去と決別できない者たちを巧妙に追い詰めていく悪魔の正体とは?(BOOKデータベースより)

よいしょー!

この言葉がこの1冊を表してます。
いろいろといろいろと・・・ビックリする本でした(笑)

「兄」の正体が解明した途端っ!

物語は暴走し始めました( ̄ω ̄*)

暴走というか迷走というか、なんというか・・・

よいしょー!

なので。
まさかの「よいしょー!」だよなー。
ラスト本当に驚きました。
さっきから同じことばかり書いてますが、

でも、「俺」≠「洋輔」だろうなとは思ってましたが、
そういえばそういう人たちだったか。

それにしても・・・
例えばこの間読んだ「豆の上に眠る」でも、「きっとこういう事だろうな」とは思うんだけど、
今回のこの本は本当にまさかの終わり方。

久しぶりかも。
読んだ後の奇妙な読後感。

あまり書くと今後読まれる人の妨げになるかもしれないので、
書かないし、この呆然とした気持ちを味わってもらいたいので
このくらいでやめておきます(笑)
08:36  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.28 (Thu)

「火の粉」 雫井脩介



火の粉 雫井脩介

元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。(BOOKデータベースより)

怖いと有名な本でしたが
ようやく・・・ようやく読むことが出来ましたっ!!

スプラッタではなく、じわじわと真綿で首を絞めるかのように怖さがあります。
どちらかというと、貴志さんの「黒い家」系の怖さ。

この怖さというのは、身近でありそうだから怖い。
最近ってこういう人多いかも。
キレたら何をするか分からない人。

うーーむ。
読んでよかった。
面白かった。

ずっと雪見目線で読みました。
雪見可哀想よね~。
何も悪くないのに、徹底的に排除されて。
夫は頼りにならないし、イライラするし。
「こんな夫なんて逆に三行半つけてやれーー!!」
と、思いながら読んでました(笑)

しかし・・・身内よりも派手な花や香典は負担になることが分からないのか。
善意でやっているからたちが悪い。
うわぁ~。最悪。近所には来ないでくれ。

あくまでも「対岸の火事」として読みましたが、
わたしは、どちらかというと濃い近所づきあいはNGなので、こういう人は苦手です。
善人面して勝手知ったる・・・みたいなのは困るんです。
田舎だと結構ありますが、田舎に住んでても嫌なものはイヤなのです。



・・・そっとしておいてください(・ω・)

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2012.07.18 (Wed)

「銀色の絆」 雫井脩介



銀色の絆 雫井脩介

夫の浮気で離婚、娘の小織とともに名古屋へと転居し、無気力な日々を送っていた藤里梨津子だったが、フィギュアスケートの名コーチに小織の才能を見出され、娘を支えることに生きがいを感じ始める。スケートクラブ内の異様な慣習、元夫の会社が倒産したため途絶えた養育費、練習方針を巡るコーチとの軋轢ー人生のすべてを懸ける梨津子の思いに、小織はとまどいながらも成績を上げていき、やがて…。フィギュアスケートの世界を舞台に母と娘の絆を描く、著者渾身の長編小説。(BOOKデータベースより)

最後まで読み切った自分を誉めてあげたい(笑)

途中までは「読むのやめよっかな~」と挫折したくなっていたので。
スポ根モノってちょっと苦手というか・・・
熱くなっている親というのがちょっと・・・
当人(小織)は割とマイペースでおっとりしているんだけど、
母親がもう張り切りすぎちゃって。
スケートのコーチの弁当を持ち回りで作ったり、
コーチが親にいう事があれば、親はベンチで正座をして拝聴する。
そういう世界が苦手なので100ページすぎても波に乗れず。

でも、それを最後まで読ませたのは、

現在、大学生の小織が当時を振り返って缶チューハイ飲みながら友人に語っているという点。

当時を回想しながら「そうだったんだよね~」とか言っている。
しかもテレビもないぼろアパートで。

一体どうした?
何がどうして、ぼろアパート!?

気になって読み進めた。
最後の最後で母の愛に泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
あの梨律子が・・・最初は当たり前のようにBMWに乗ってた梨律子が・・・
と、思ったら涙が出ました。
ちゃんと最後まで読んでよかった。
この母娘の現在を見届けて良かった。
そう思いました。

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2012.04.07 (Sat)

「ビター・ブラッド」 雫井脩介



ビター・ブラッド 雫井脩介

新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー。(BOOKデータベースより)

父も子も刑事・・・

このキーワードを聞くとやっぱり想像しちゃうよね~(´∀`)

父が偉大なキャリア刑事で、そして子はその偉大な刑事に反発する・・・

大体がこのパターン(・ω・)
しかし・・・今回は「子は父に反発する」はそのまんまなんだけど、
父親が・・・

強烈なキャラだった(笑)

そっち?

まさかの警察小説で噴き出すこと数回。
結構最後人が殺されたり、死んだりでそのキャラに思い入れがあったので哀しかったのですが・・・
父親のキャラが・・・第一、ニックネーム『ジェントル』っておかしいだろ。
どこがジェントルなのか?

しかし、情報屋が多すぎ。そして刑事も多すぎ。
やや混乱気味ながら読んでいきました。
犯人は予想通りでしたが、蚊の血ってそのくらい決め手になるものなのかな。
そんな風にも思ったり。

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2011.05.05 (Thu)

「つばさものがたり」 雫井修介



つばさものがたり 雫井脩介

君川小麦、26歳、パティシエール。家族と“天使”の助けもあって、ケーキ屋を開店。大ヒット作『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』に続く新たな代表作誕生!どうしても泣けてしまう、光あふれる家族小説。(BOOKデータベースより)

引き込まれた~(〃∇〃)

この人の描く作品はいつも本当に引き込まれます。
面白かった。
多少先が読める内容ではあったけれど、それがまた安心を生む(笑)

中川(息子)のキャラがなんか楽しいのよね。
あんな感じだったらいいかも。

帯に「どうしても泣けてしまう」とありましたが、ごめんちゃい。
涙一滴も出てません(^-^;)
どちらかというと号泣体質ながらも出てないな。

それにしてもみんないい人ばかり。
元の上司(?)である春田や五条、兄の代二郎に妻の君江、息子の叶夢、小麦の母、中川、妙子などなど。
ほんと、小麦の周りはいい人ばかり。
あと「レイ」ことレイモンド五世もね( ̄∇ ̄*)

ケーキ食べたくなったというよりも、ケーキ屋さんででケーキ見たくなりました。
ケーキって見ているときが一番幸せなんです。あたし。
色とりどりで綺麗だし。見ていて味を想像するのが一番好きだったりします(笑)

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2010.03.12 (Fri)

「殺気!」 雫井脩介



殺気! 雫井脩介

大学生のましろは、12歳のとき、何者かに拉致、監禁された経験があった。無事に保護されたが、犯人は不明のままだ。今、当時の記憶はない。というのも、ひどいPTSDを抱えたため、催眠療法を受け、その出来事を頭に封じ込めてしまったからだった。そのためか、ましろには特異な能力があった。防御本能が極端に強く、周囲の「殺気」を敏感に感じ取ってしまうのだ。ましろの不思議な力に興味を持ったタウン誌記者の次美は、彼女の過去を調べ始める。やがて、拉致・監禁の真相が明らかになるとき、新たに恐るべき事件が…。(BOOKデータベースより)

この本も去年の12月からの予約で3ヶ月待ちましたさ。
そして1日で読破・・・

なんか勿体無い(TдT)

殺気!と「」アポストロフィーがついている割にはなんかのんびりとした本でした。
「ましろ」の性格なのかなんなのか。
天然なのかなんなのか(笑)

殺気を感じることが出来る体質を持っていながらも、その能力に気づくことなく今に至る。
「なんか具合悪いんだよね~」
とのん気に語っているように見えちゃうところがこの本ののんびりとしたところなのか?
ましろ本人からしたら「殺気」で具合が悪くなっているからそうのんびりとはしてないんだろうけれど。
しかし、「危ない!」ととっさに危険をかわすあたりはましろとの性格のギャップが出ていて楽しい。

成人式で久々に同級生と会い、意気投合して友情が復活したりする。
昔を懐かしむと同時に現在を生きている20歳の面々。


でも感動しました。
友情に泣いたっていうか面白かったな~。
恋愛ではないし、それほどミステリー色が強いわけでもない。
分類でいけばミステリーなんだろうけれど、ましろの性格がミステリー色を緩和している気がしました。

最近、怒涛のように本ばかり読んでいてしみじみ感動した・・・と思う気持ちが薄れていたなとプチ反省。
せっかく出会ったんだからもっと大切に読まなくては。と思っちゃいました。
ちょっと読むペースをゆっくりにしよう(・ω・)ゞ


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