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2020.04.04 (Sat)

「犯人に告ぐ3 紅の影」 雫井脩介



犯人に告ぐ3 雫井脩介

依然として行方の分からない“大日本誘拐団”の主犯格“リップマン”こと淡野。神奈川県警特別捜査官の巻島史彦はネットテレビの特別番組に出演し、“リップマン”に向けて番組上での対話を呼びかける。だが、その背後で驚愕の取引が行われようとしていた!天才詐欺師が仕掛けた大胆にして周到な犯罪計画、捜査本部内の不協和音と内通者の存在ー。警察の威信と刑事の本分を天秤にかけ、巻島が最後に下す決断とは!?

2を読んですぐに読んだせいもあって、淡野に「??」と思いました。
2では知樹&健春兄弟をうまく使って誘拐をしていたのに、
3になると妙に感情が見えてくるというか。
「えーー??まだ1か月も経ってない設定だよね」

ただ、今回は巻島さんはテレビ出ました。
ただ、ネットテレビ。それに淡野を「リップマン」として呼び込み、
淡野がそれに乗る形で登場。
そうしている間に、淡野は警察から5000万円を払えと恐喝。
その恐喝は巻島の知らないところで行われて・・・

ってことなんだけど~。
絶対ラストでわかると思ってた「あの人」の正体が分からず。
これって次回持ち越しですか??
何年後よ。
その時、また2→3→4って読まないと意味わからないじゃない??

そういう一抹の不安はあります。
でも、物語的には面白かったよー。
2よりははるかに面白かった。
そして、小川くんがいつも結構いいところまで行く。
山口課長もいい味だしてるんだよね。
脇のキャラがいい感じです。
08:45  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.04.01 (Wed)

「犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼」(再読) 雫井脩介



犯人に告ぐ2 雫井脩介

警察、犯人、被害者家族ー前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!

前回、私の中ではあまり好評ではなかった「犯人に告ぐ2」でしたが、3を読んだ人が「2の続きだ」と書かれてて、「こりゃ2から読まなくちゃ!」と思った次第です。
もちろん手元には「3」もあるよ(・∀・)

ってことで、感想ですが、次があると思うとまた感想も変わってくると言うか。
順風満帆で過ごしてきた、知樹だったけど、就職間近の内定取り消しにあって
そのせいで、就職がふいになり、気づいた時には弟とオレオレ詐欺をやってた
状態で、警察の摘発にギリギリ逃れた訳だけど、もう1人事務所に行かなかった
メンバーと誘拐をすることに。

目標は、知樹の就職を取り消した会社から一億とる。
そのやり方ね。

出来る人には出来るかもしれないけれど、
難しいよねー。っていうか、うまく行きすぎるところもあったけれど、
裏をかいてのバイク便とか。

3では淡野との直接対決になるのか。

前の感想と同様に巻島さんはたいして活躍をしてないとは
思います。3は活躍するのか??


04:24  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.05.15 (Wed)

「虚貌」 雫井脩介



虚貌 雫井脩介

二十一年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送会社を経営する一家が襲われた。社長夫妻は惨殺され、長女は半身不随、長男は大火傷を負う。間もなく、解雇されていた従業員三人が逮捕され、事件はそれで終わったかに見えたが…。恐るべきリーダビリティーを備え、ミステリー小説界を大いに賑わせた、怪作にして傑作。待望の文庫化。

文句なしに面白かった!


珍しく断言します。
確かにトリックっていうか、そっち系は強引すぎるくらい強引なんだけど。
やや現代向きではないっていうか。
テレビ映えしそうっていうか。

でも、人間模様がものすごくいいんです。
ガンによって余命一年と宣告された刑事の滝中守年にその娘の売れないアイドル朱音。
朱音の彼が21年前の事件の犯人の1人で、今はカメラマン。

守年の背中を若いものに見せたいと、捜査に加えた同僚であり上司の庄村。
そういう人間関係が渦巻く中で、出所した3人が次々と殺される。
最初は主犯にさせられた荒の復讐かと思われていたんだけど~~~。

朱音も意に沿わないヌード写真を撮り、どんどんと心が壊れていく。
上巻も面白かったけど、下巻になると読む手が止まらない。
これ、初期の作品です。

こんな面白い作品書くのに、なんか最近迷走してるしー。
「ヨイショー」からちょっと微妙と思うようになってしまって・・・・
その「ヨイショー」が6月からドラマでやるんですよね。
あのシュールすぎる話をドラマでやるのかと。

どうせやるんだったらこっちのほうがいいのに・・と思ってたら
とっくに映像化済だったようです。
09:30  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.18 (Wed)

「望み」 雫井脩介



望み 雫井脩介

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登と校正者の妻・貴代美。二人は、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に、家族四人平和に暮らしていた。規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡する途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎを覚える。行方不明は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、それとも…。息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。揺れ動く父と母の思いー。

久々に本気の雫井作品を読みました。
この人本気出すとすごいよねー。

でも、毎回本気出すと大変だから、たまに一息つこうかと「仮面同好会」みたいな話を書くのかなぁー。
「よいしょー」って・・・(´-ω-`)

自分の息子が行方不明になった。
それと同時期に息子の友人が殺されたというニュース。
情報が錯綜する中で、行方不明の息子は加害者なのか被害者なのか。

自分の息子が殺人なんて犯すはずがない。
どっちかだったら被害者であってほしい。

と、願う父。

生きていてくれれば加害者でもいい。

そう願う母。

父と母というよりは、男性と女性の考え方なのかな。
それとも母性なのか。

ただ、内容が内容でもあるので終わりスッキリといった本ではありませんでした。
08:46  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.07.23 (Sat)

「途中の一歩」 雫井脩介



途中の一歩 雫井脩介

漫画家の覚本は、仕事を愛するあまり食事中もペンを手放さないが、最近はヒット作に恵まれずやる気だけが空回り。独身仲間に説得されて参加した初めての合コンで、信じられないくらい可愛い女の子たちに囲まれ、久々に恋の予感が到来。恋愛相談にのるのが得意な編集者の綾子は、いざ自分のこととなるとなかなか前に踏み出せない。眼中になかった男から猛アプローチを受けたことをきっかけに、秘めていた恋心に決着を付けようとするが、それにはお酒の勢いが必要だった。ヒットメーカー雫井脩介が描く大人のための愛と勇気の物語。

面白かったですねー。
かなりクセの強い作品を書く雫井さんですが、これはかなりストレートに読みやすかったです。
なんで漫画家の覚本がこんなにモテるわけ??
と、多少疑問に残る部分もありますが、それでも6人の男女が悪戦苦闘&苦悩する様子は読んでても面白かったです。

合コンっていうのはただのキッカケにすぎなくて、そこからの一歩。
ゴールまでの途中の一歩の話。

とりあえず皆々様、うまくいってよかったです。
「あれ?あなたたちなの??」というカップリングもありましたけど。

ヌエの正体があの人だったというのには少々驚きましたが
それもまたネタということで(笑)
05:00  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.28 (Sat)

「犯人に告ぐ2」 雫井脩介



犯人に告ぐ2 雫井脩介

警察、犯人、被害者家族ー前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!(BOOKデータベースより)

第二弾でございます。

うーーーーーーーーーーーーーーむ。
これはこれで面白かったのですが、私はずっと「犯人に告ぐ」の2作目とうことが
ずっと頭に入ったままで読みましたので読了後

「へ?」

と思いました。
前作で主役だった巻島という刑事がいるのですが
「アナタナニカシマシタカ?」
ってくらい何もしてないような・・・

解決もタナボタ的なところもありますし
なんだかなー。
そうなると犯人側のほうが一枚も二枚も上手だった気がします。

本人の話口調をそっくり真似をして犯人が取引相手に電話をするという
場面がありましたが、これはどう??
私は1回くらいだったら誤魔化せるような気がしますが
すぐにばれるのではないかと気になりました。

犯人に告ぐ2」というタイトルではなく、別のタイトルだったら私は何の先入観もなく
楽しく読めたと思います。
巻島も対して活躍してないし。
06:51  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.28 (Mon)

「検察側の罪人」 雫井脩介



検察側の罪人 雫井脩介

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめるー。(BOOKデータベースより)

最近の雫井さんの本って読了後、脱力感ハンパない感じです。
この間読んだ「仮面同窓会」にしろ。
今回にしろ。

ただ、この手の作品の「こう終わるであろう」みたいなのをぶっ潰す感じが
好きといえば好き。

こうきてこうきて、そして裁判でこうなってこうなるんでしょー

という予測を裏切る。
やりきれない感じがけっこうあって、
こんなんだったらあの人に初志貫徹させてあげたらよかったとそんな風にすら思ったまさかの読後感(笑)

てっきり裁判モノ化とおもっていたのですが・・・
まぁ・・・なんというか・・・
でも、面白かったです。

意外性があって( ̄ω ̄*)
09:35  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.07 (Mon)

「仮面同窓会」 雫井脩介



仮面同窓会 雫井脩介

高校の同窓会で、久しぶりに再会した旧友4人。かつて生徒を囚人扱いしていた教師・樫村の変わらぬ姿を見た彼らは、恨みを晴らそうと仕返しを計画。予定通り、暴行して置き去りにするも、翌日なぜか樫村は暴行現場から2km離れた溜め池で溺死体となって発見された。いったいなぜ?そして、4人のうち誰が彼を殺害したのか?それぞれが疑心暗鬼に陥る中、新たな犠牲者を出した殺人事件が、高校時代の衝撃的な秘密を浮き彫りにさせる。過去と決別できない者たちを巧妙に追い詰めていく悪魔の正体とは?(BOOKデータベースより)

よいしょー!

この言葉がこの1冊を表してます。
いろいろといろいろと・・・ビックリする本でした(笑)

「兄」の正体が解明した途端っ!

物語は暴走し始めました( ̄ω ̄*)

暴走というか迷走というか、なんというか・・・

よいしょー!

なので。
まさかの「よいしょー!」だよなー。
ラスト本当に驚きました。
さっきから同じことばかり書いてますが、

でも、「俺」≠「洋輔」だろうなとは思ってましたが、
そういえばそういう人たちだったか。

それにしても・・・
例えばこの間読んだ「豆の上に眠る」でも、「きっとこういう事だろうな」とは思うんだけど、
今回のこの本は本当にまさかの終わり方。

久しぶりかも。
読んだ後の奇妙な読後感。

あまり書くと今後読まれる人の妨げになるかもしれないので、
書かないし、この呆然とした気持ちを味わってもらいたいので
このくらいでやめておきます(笑)
08:36  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.28 (Thu)

「火の粉」 雫井脩介



火の粉 雫井脩介

元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。(BOOKデータベースより)

怖いと有名な本でしたが
ようやく・・・ようやく読むことが出来ましたっ!!

スプラッタではなく、じわじわと真綿で首を絞めるかのように怖さがあります。
どちらかというと、貴志さんの「黒い家」系の怖さ。

この怖さというのは、身近でありそうだから怖い。
最近ってこういう人多いかも。
キレたら何をするか分からない人。

うーーむ。
読んでよかった。
面白かった。

ずっと雪見目線で読みました。
雪見可哀想よね~。
何も悪くないのに、徹底的に排除されて。
夫は頼りにならないし、イライラするし。
「こんな夫なんて逆に三行半つけてやれーー!!」
と、思いながら読んでました(笑)

しかし・・・身内よりも派手な花や香典は負担になることが分からないのか。
善意でやっているからたちが悪い。
うわぁ~。最悪。近所には来ないでくれ。

あくまでも「対岸の火事」として読みましたが、
わたしは、どちらかというと濃い近所づきあいはNGなので、こういう人は苦手です。
善人面して勝手知ったる・・・みたいなのは困るんです。
田舎だと結構ありますが、田舎に住んでても嫌なものはイヤなのです。



・・・そっとしておいてください(・ω・)

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08:27  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2012.07.18 (Wed)

「銀色の絆」 雫井脩介



銀色の絆 雫井脩介

夫の浮気で離婚、娘の小織とともに名古屋へと転居し、無気力な日々を送っていた藤里梨津子だったが、フィギュアスケートの名コーチに小織の才能を見出され、娘を支えることに生きがいを感じ始める。スケートクラブ内の異様な慣習、元夫の会社が倒産したため途絶えた養育費、練習方針を巡るコーチとの軋轢ー人生のすべてを懸ける梨津子の思いに、小織はとまどいながらも成績を上げていき、やがて…。フィギュアスケートの世界を舞台に母と娘の絆を描く、著者渾身の長編小説。(BOOKデータベースより)

最後まで読み切った自分を誉めてあげたい(笑)

途中までは「読むのやめよっかな~」と挫折したくなっていたので。
スポ根モノってちょっと苦手というか・・・
熱くなっている親というのがちょっと・・・
当人(小織)は割とマイペースでおっとりしているんだけど、
母親がもう張り切りすぎちゃって。
スケートのコーチの弁当を持ち回りで作ったり、
コーチが親にいう事があれば、親はベンチで正座をして拝聴する。
そういう世界が苦手なので100ページすぎても波に乗れず。

でも、それを最後まで読ませたのは、

現在、大学生の小織が当時を振り返って缶チューハイ飲みながら友人に語っているという点。

当時を回想しながら「そうだったんだよね~」とか言っている。
しかもテレビもないぼろアパートで。

一体どうした?
何がどうして、ぼろアパート!?

気になって読み進めた。
最後の最後で母の愛に泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
あの梨律子が・・・最初は当たり前のようにBMWに乗ってた梨律子が・・・
と、思ったら涙が出ました。
ちゃんと最後まで読んでよかった。
この母娘の現在を見届けて良かった。
そう思いました。

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