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2015.04.04 (Sat)

「女のいない男たち」 村上春樹



女のいない男たち 村上春樹

絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。(BOOKデータベースより)

【目次】
ドライブ・マイ・カー/イエスタデイ/独立器官/シェエラザード/木野/女のいない男たち


割と好き。
何というか・・・大体にして村上作品に登場する雰囲気の人って毎回似たパターンではある。
どことなく草食系の男性だったり、妻に逃げられるor浮気される男だったり。
女性の場合は、大人しそうに見えて思い切り肉食だったり。
そんなパターン。

で、80年代の雰囲気が似合います。
LPレコードとかカセットテープとか当たり前に登場するあたりがいい。
ケータイとかそんな言葉は似合わないー。
時代もゲームとかそういうのはまだ登場してないような時代。
「横道世之助」の世界観もそうだったなー。
なぜかこの本を読んで「横道世之助」を思い出しました。

さて、とりあえず「シェエラザード」は犯罪です(。・ω・。)
読んでて「この女、頭おかしいだろ」と真面目に思った。
確かにそういう気持ちは分からないでもないけど、
家族構成を調べ、
「この家は日中は誰もいない。きっと鍵は玄関マットの下だ。ふふふ。やっぱりあった。」
そして、鍵を開け、靴をビニール袋へ入れて憧れの彼の部屋に入り物色して、すぐにバレないようなものを盗んで帰ってくる。
鉛筆を盗み、盗むだけだと盗人なので、代わり自分の未使用のタンポンを机の引き出しの奥深くにそっと置く。

犯罪者の上に変態でもある。

この変態の話が実は一番好きではないのだけど、一番インパクトが強かった( ̄▽ ̄;)

他の話。「イエスタデイ」とか「木野」「独立器官」は好きだー。
特に「木野」はなんかミステリーでどうなるんだろう。
どうなったんだろう。
14:53  |  村上春樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.22 (Wed)

「ノルウェイの森」 村上春樹




ノルウェイの森 村上春樹

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。(BOOKデータベースより)

もちろん(?)再読でございます。
しかし、前回読んだのが16歳なもので・・・
計算するところ・・・

27年ぶりの再読( ̄▽ ̄;) オーマイガー・・・

これは再読と言ってもよろしいのか?!
なんでか分かりませんが、このころ「ノルウェイの森」がすごくすごく人気で、
私ら高校生の間でも一大ブームでした。
図書館から借りてよみましたよ。

私より先に読んだ友人が「何この本!いやらしい!!」と汚いものを見るように
言ってましたが確かに昭和のじゅうろくさいにとってはこの本は

ただのエロ本( ̄ω ̄;)

私もある程度年を取り、この読んだ後の喪失感とか虚無感が
分かるようになりましたが、じゅうろくさいじゃこの本は無理だろー。
なんで図書館にあったんだろう?
高校生に読ませたいか?これ?

ちなみに「いやらしい!」と言った友人はとても本を読めない人になりました。
この本がキッカケだとしたら気の毒だ(笑)

何というか、村上春樹の柔らかい表現の仕方があるからなのか、
緑の下品さが際立って。
「私の彼はわたしの事を怒る」とありますが、
これはワタナベ君以外はすべてNGじゃないだろうか・・・
読んでて結構な具合でひきましたので。

そしてうんざりとするほどの性描写。

しかし・・・周りのみんなが不幸になってしまい、
その虚無感・喪失感はハンパないなー。
ワタナベ君はその後とうやって生きていったのか。
09:07  |  村上春樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2013.10.30 (Wed)

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹



色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹

良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。(BOOKデータベースより)

結構好きですねー。
わたしは「ハルキスト」と呼ばれる人間ではないので、
読んでも「村上春樹っぽい」というのがどこら辺を指すのか分かりませんが(^^;)


色彩を持たないっていうから、てっきり目の病気か何かかと思ったら
なんってことはない。
ただ、苗字に「色」がないだけでした。
青山とか赤西とか。

仲良し5人組だったはずなのに20歳のある日、理由もわからずいきなりグループから排除されてしまう。

そこから16年。

その時は本当に死にたいと思っていたものの、
なんとなく生きてしまい、そして16年経ち、
今付き合ってる彼女に言われて、ようやく重い腰を上げる。

どうして排除されることになってしまったのか。
その原因は思いっきり想定内というか予想通りでして(^^;)

でも、排除することになった側の態度っていうのが読んでて
なかなか興味ありました。
この人たちはどう思いながら16年過ごしていたんだろう。
つくる以外のメンバーもそれぞれ違う16年を過ごしていたようです。

この、つくるという人物は何というか考え込むタイプみたいでして。
色彩を持たないという、さっきも書いた苗字に色がついてないということなんだけど、
仲良し5人組の残り4人はみんな苗字に色がついている。
みんなは色で呼び合うのに「アカ」とか「アオ」とか。
自分だけ「つくる」と呼ばれる。
そこに伴う疎外感(爆)
なんか・・・若いときってそうなんだろうねー。
必死にしがみついたグループだったのに・・・
そういう心の傷がなんか分かりましたねー。

面白かった。
15:09  |  村上春樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.09.06 (Mon)

「1Q84 book3」 村上春樹



1Q84  book3 村上春樹

1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない。空前の話題を呼んでやまない物語は、更に深い森の中へ。待望のBOOK3刊行!

この話もこれで終わりなんだよね!?(・ω・)ゞ

1Q84年(1984年)12月まで行ったから次に進むと1985年になっちゃうし、あんな終わりかただったのでこれで終わったなと思いました。


ごめんなさい。以下ネタバレになるかもしれません↓









物語もbook3になってだんだんと凄いことになってました。
book2の月が2つあるというのは我慢出来ましたが、book3にて

青豆いきなり想像妊娠!!Σ(゜Д゜ノ)ノ


「性交渉なく妊娠したのならそれは天吾くんとの子どもに間違いない」


20年も会ってないうえ、お互いがどこにいるのかすら分からないのにその根拠なき自信はどこから!?
実際、性交渉なく妊娠したら気持ち悪くて仕方ないじゃないか(笑)

あゆみの死や天吾の年上のガールフレンドについて説明不足だったのが悲しい。
実はあゆみはここまで頑張ったんだっていうのがもう少し書かれているのかなと思ったんだけどね~。
中途半端であいまいでぼかしているところも多々ありました。

あれだけ物語の中枢をになっている「ふかえり」。
あんな感じのフェイドアウトでいいのかしら??(^-^;)
青豆と天吾以外の人たちの処理っていうかその後がね~。
納得いかない部分もたーーーくさんあります。

好き嫌いがあったり、好みが分かれる作品だとは思うけれど、久々の村上春樹にして3部作。
こうしてすんなり読めたところを見るとあたしには合っていた作品かもしれません。



それにしても流れるように読めたbook1から3まで。
これも全て借りた場所が「公民館」だから!!

ありがとう。わが町の公民館!!

ただ、願わくばもう少し本を入れてくれ!
足りなすぎ(^^;)

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07:47  |  村上春樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑

2010.08.24 (Tue)

「1Q84 book2」 村上春樹



1Q84 book2 村上春樹

心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこの別の世界を作り上げていく。書き下ろし長編小説。(BOOKデータベースより)
↑相変わらず良く分からない(^-^;)


読み終えて思ったことは、

「こりゃ確かに並ぶかもね」

と、言うこと。
最初「book3」が出て深夜から並んでいる人をテレビで見た時、いささか奇妙に感じましたが、book2のラストを読み終えて「納得」であります(´∀`)
ここで終わるのかと(笑)

book1とは違って性描写が少ないので読みやすかったです(笑)
青豆(苗字)と天吾の世界が今回繋がる。
「そうか。この2人は同じ世界にいたのか」と思いました。
たまーーーーにありそうじゃない?
2人の物語が交錯していそうでありながら実は時系が違うっていうの。
まぁあたしの思い過ごしでしたけれど(^^;)


今回のbook2では青豆と天吾がそれぞれの場所でそれぞれの存在をより強く意識する。

book3で2人はとうとう出会えるのかどうか。
それよりも青豆・・・そこで終わるか?
大丈夫なのか。

でも物語が続いている事を思えばそういうことなんだよね。

そしてあたしはbook3に出会えるか!?
実はこの本は市の図書館ではなく、町の公民館の図書コーナーなる場所で借りました(ローカル)
だからアッサリ借りられたんだけれど、この間book3あったよな~とちょっと期待しちゃおう♪


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2010.08.11 (Wed)

「1Q84 book1」 村上春樹



1Q84 村上春樹


「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説(BOOKデータベースより)


意味不明だよね↑
なのでもういっちょ。

10歳の時に出会って、離ればなれになった青豆と天吾は、この世界で自分一人で生きていく孤独に耐えながら、リアリティの感じられない日々を暮らしていた。しかし、1984年に2人とも同じ組織に対する活動にそれぞれが巻き込まれていく。そして、青豆は現実とは微妙に異なっていく不可思議な1984年を「1Q84年」と名付ける。(wikipediaより)

「長いものには巻かれろ」
「流行モノにはとりあえず食いつく」


がモットーのigaigaです(´∀`)

久々の村上春樹
昔、うーーん。20歳くらいの時に一度ハマりまして読みまくりました。
「羊男」とかよく出てたよな~。と。
村上春樹デビューは高校1年のときの「ノルウェイの森」ではありましたが。

さて~。
この「1Q84」。
青豆(アオマメ)という苗字の女性と天吾という男性の物語が交互に進んでいきます。
どうやらこの2人は小学4年のときの同級生だったらしい(まだハッキリとは記載されてないけれど書かれてるも同じ)。
青豆は天吾にいつか大人になって偶然に会うことを夢に見る殺し屋(爆)

そう。殺し屋なのよね~。
いきなり恐ろしいわ!

天吾は小説家になりたいんだけれど、なかなか目が出ない小説家志望。
「ふかえり」の小説の書き直しをすることによって別の事件に巻き込まれそう。

2人の接点は今のところないんだけれど「さきがけ」というちょっと怪しげな宗教集団がそれぞれの背後にちらほら。

青豆の友人と青豆の会話。

あゆみ「もしよかったらもう少し調べてみようか?」
青 豆「大丈夫?あまり無理しないで」
あゆみ「大丈夫。わたしこういうの結構得意なんだ」

なんていう会話って後のお約束が隠されているような・・・。
book2でそのあたしの中のお約束(?)が施行されているか気になるところです。

「book3」が出たときになんであんなに行列を作ってまで求めるのだろうか?と思っていたけれど気になるところで終わるのでそういうことかと。
読んでいくうちに面白くなるのでしょうか?
恋愛ドラマじゃなかったのでこの先も読めそうです(^^)

ただ「ふかえり」って数年前の放火魔「くまぇり」を思い出しました。
ネーミングがどうかと・・・(^^;)

ネーミングといえば、青豆の親友「大塚環」
昨日UPした「スロウハイツ」には「赤羽環」
うーーーん・・・東京にある地名&駅名かと・・・(^-^;)
この短期間でこんな似た名前にめぐり合う確率も凄いな~と自分に驚き(笑)

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