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2021.02.23 (Tue)

「冷静と情熱のあいだ」 江國香織・辻仁成



冷静と情熱のあいだ 江國香織 辻仁成


穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かないー。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。

「10年後のあおいの誕生日、フィレンツェのドゥオモで待ち合わせしよう」

不幸な出来事があって別れてしまったあおいと順正。
でもお互いずっと子の約束を覚えたまま・・・

再読~。
映画にもなりましたね。
なんだろう?私の脳内をエンヤが・・・

それはそうと、これもなんでだろう?常盤貴子が脳内に。
あおいが常盤貴子のイメージなのかなぁ。
勝手な脳内で常盤貴子と筒井道隆になってる(笑)

久々に読みました。
ダンナも読んだんだなぁ~。Bluが悲しいくらい汚れてた。悲しい。
久々に読むと、順正が女々しい。
読んでてイラっと来るくらい女々しい。
正直こういう男性は好きではないのですが・・・
あおいがいいって言うのならいいのか。

あおいはクールビューティっていうか、醒めてるところもあるのか。
一人でお風呂で本を読むのが好きな女性。
アメリカ人の彼、マーヴと仲がいいのかと思っていたけれど、
マーヴの神経質すぎるところが露見してきて、
そして順正の影がちらついてきたら、途端にマーヴの束縛が出てきて
これがあおいには受け入れられず破局。

やっぱりお互いしか求められず、こういう2人だからこその
結末であったり、出来事だったり。
引き合うようにして10年後の約束にだんだんと距離が近づいていく。

面白かったです。
08:09  |  江國香織  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2010.08.02 (Mon)

「左岸」 江國香織



左岸 江國香織

福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九―。踊ることと兄が大好きな茉莉は17歳で駆け落ちし、同棲、結婚、出産を経験する。数々の男と別れても、いつもどこかに、影のような九がいて…。江國香織と辻仁成の奏でる二重奏ふたたび。夢を信じることができるあなたに贈る柔らかな幸せの物語。(BOOKデータベースより)

江國香織さんと辻仁成さんの二重奏再び」
なんて書かれた日には「冷静と情熱のあいだ」を読んだ100人が100人ともあの2人の恋愛を想像する・・・

しかし・・・

現実は違ったのねぇ(ノ∀`)

それにしてもいつから買ってたんだこの本(^^;)
確か4月には買ってたよな~。
やっぱりあたしもあの二重奏が読みたくて買っちゃいました!!!
しかし、この分厚い上下段の文章を開いては閉じ、開いては閉じ(爆)
ようやく7月になってよみはじめました。


茉莉の目線で書かれる左岸
実は途中で茉莉の男に対するだらしなさっていうか、奔放っぷりが我慢ならなかったり、茉莉の男の趣味に対し
「お前は(嫌われ)松子か!!」
と、一人突っ込みをしながら読んだり

松子っぷりに辟易し、途中で「右岸」を読みながらまた「左岸」に戻るという繰り返し
他のレビューを見ると「左岸」→「右岸」がいいって言うし、あたし自身、冷静と情熱のあいだの時「江國」→「辻」で読んで最後救われたのでそのつもりだったのです。

ティーンエイジャーの頃の茉莉の中では九なんて全く眼中になく。
それを読んでいくと右岸で九が「茉莉ちゃん」「茉莉ちゃん」と想っているのを読むと「あぁ。男って可哀想」と思いました(笑)

ちゃんと計算してみると1978年で17歳を向かえるとあったので、茉莉は1961年生まれってことになるのですね。
2010年までの姿が描かれてました。

もう殆ど半生です。

恋をして結婚して出産して・・・
娘時代には母にとっていた態度が、母になってからは娘から同じ態度で接されてしまう。
そこにとまどいながらも成長する姿かな。

若いときの茉莉にはイライラしまくりでしたがある程度歳を重ねた茉莉の姿は読むに値する何かがありました。

でも総評価は「右岸」を読まないとダメですね。
右岸(まだ半分以上あるんだけど ^^;)読んでからしっかりいろいろ書こうと思います。


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07:20  |  江國香織  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.05.13 (Thu)

「スイートリトルライズ」 江國香織



スイートリトルライズ 江國香織

一日のはじまり。この日常に不満はない、と、瑠璃子は思う。淋しさはたぶん人間の抱える根元的なもので、聡のせいではないのだろう。自分一人で対処するべきもので、誰かに―たとえ夫でも―救ってもらえる類のものではないのだろう。でも、と、聡の好きな桃をむきながら瑠璃子は考える。でもそれなら、春夫といるときに淋しくないのは一体どういうわけだろう。あんなにみちたりてしまうのは(BOOKデータベースより)

短編だと思ったら長編でした。
表紙があまりにも可愛くて表紙買いしてしまいました。
・・・ブックオフで・・・(^^*)

あたしはハッキリ言いたい。

聡よ。あたしはお前が嫌いだ!!

というのも、第一昔そんな習慣があったからっていったって部屋に鍵をかけてゲームを楽しむなんて愚の極地!!!
その上浮気までしているなんって!
最悪だわ!
救いようがないわ!!
下らないわ!!!
@文(聡の妹)の引用。

男の浮気はダメです。
許しません。
その上部屋に鍵までかけてゲームっ!!!(←どちらかと言ったらコチラが許せないかも)

江國さんの作品に出て来る主役の女性って透明感があって妙に生活感がない。
ないんだけれど、生活をしていくので働いたり食事を作ったりする。
そしてエッチもするし嘘もつく。

多分、瑠璃子のように生きられる人って本の一握りだとは思うのです。
普通はちょっとしたことに一喜一憂しちゃう聡や浮気相手のしほのようなタイプが殆どかと。

サブタイトル(?)が「ソラニン」から始まって「トリカブト」で終わるっていう・・・
ダメだ・・・想像してしまう(笑)
だって瑠璃子は料理上手(´∀`)

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07:45  |  江國香織  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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