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2016.12.17 (Sat)

「裁く眼」 我孫子武丸



裁く眼 我孫子武丸

漫画家になり損ね、浅草の路上で似顔絵を描いて生計を立てている袴田鉄雄。あるとき、彼の腕前を見込んだテレビ局の人間から、「法廷画」を描いてほしいという依頼が舞い込む。注文通り描いた絵が、テレビで放送された直後ー鉄雄は頭を殴られて昏倒する。彼は一体、何を描いてしまったのか?

法廷画家にスポット浴びた本なんて初めて読んだから面白かった。
時間が勝負なんだよねー。
読んだ後にネットで法廷画家についてさくっと調べたらいろいろな法廷画像が出てきて笑っちゃいました。

読んでて姪の蘭花があまりにも無鉄砲で読んでる方としてはハラハラしましたが、鉄雄ののんびりとそこそこいいコンビなのか。
叔父である鉄雄がコンクリートの塊で殴られて心配した蘭花は警察に通い、警察となかよくなりケータイ番号の交換をすることになったんだけど、肝心の当事者である鉄雄はそれを不思議に思う。
まぁ自分の姪と地元の警察官が仲良しだとね(笑)

でも、実は違う人を犯人だと思って心配してたので、その人が犯人じゃなく読み終わってから申し訳ない気持ちになりました。

09:26  |  我孫子武丸  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.02.03 (Mon)

「殺戮にいたる病」 我孫子武丸



永遠の愛をつかみたいと男は願ったー。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。(BOOKデータベースより)

皆さんが「グロくて有名読後感サイアク」と言われた課題図書「殺戮にいたる病」を読みました。
感想としては・・・

超面白かったです(・∀・)

この程度のグロだと最近はもっと多いと思うよー。
死姦のシーンがあると知っていたのでちょっと脅えてましたが、
大丈夫でした。

それよりも何よりもラストにビックリしちゃって。
ネタバレしないと書けないです。
出来る限りネタバレのない感想をと思っておりますが無理です。
なので、











【未読の方、別の記事で会いましょう♪】


雅子の息子が稔ではなかった。
実は夫だったという事にもうビックリしちゃって。

そうか。そういえばフラグはいろいろと上がってましたよね。
16歳くらいの女の子が稔に対して「おじさん」と言っていたこと。
そして、今ではすっかり聞かなくなった母親の「ズロース」
ここが違和感だったのよ。
違和感があるところはやっぱり作者さんは狙っているのよね。

雅子は自分の息子に対してはとても心配して、
「連続殺人鬼じゃないか」と脅えて息子の部屋をあさったりして、
証拠物件とか次々と出てくる。

でも、これってきっと雅子より先におかしいと気づいた息子が
父親(稔)の行動を気にして証拠物件とか部屋に持って来たりとか
隠した(?)りしたんですかね。
息子の脅えは「家族に連続殺人鬼がいる」という脅えであって、
決して自分ではなかった。

もう、本当に驚いて驚いて。
それに比べたらラストのあの気持ち悪い行動も何も
ストーーーーーーーーンと飛んで行くほどの衝撃でした。
すっかり騙されたー。
面白かったー。
09:19  |  我孫子武丸  |  トラックバック(0)  |  コメント(12)  |  EDIT  |  Top↑

2013.11.18 (Mon)

「狼と兎のゲーム」 我孫子武丸



狼と兎のゲーム 我孫子武丸

2年前に母が失踪して以来、小学5年生の心澄望と弟の甲斐亜は父・茂雄の暴行を受け続けていた。夏休みのある日、庭で穴を掘る茂雄の傍らに甲斐亜の死体が。目撃した心澄望とクラスメートの智樹を、茂雄が追う!死に物狂いで逃げる彼らを襲う数々のアクシデント!!茂雄が警察官であるゆえ、警察も頼れない二人の運命はー。そして待っていたのは、恐怖と驚愕の結末!!(BOOKデータベースより)

怖かったよー・゚・(ノД`;)・゚・

父親が最悪で、警察官で酷いの。
とにかく暴力。
ありとあらゆる暴力を使って人を支配するタイプ。
読んでて「胸糞悪くなるというのはこういうことね」と思いました。

小学5年生の智樹はそれはそれはいい子供さんなんだけど、
心澄望(コスモ)がねぇ~
こういう子供もいるかもしれない。
そう思いました。
逆に智樹みたいな素直で人に気を使える子供ってあまりいないんじゃないかと。
5年生でこれは出来すぎじゃないかと(笑)

兄が心澄望(コスモ)で、弟が甲斐亜(ガイア)なんか今で言うDQNネームですね。
で、智樹がなんか普通の名前でそこにいろいろな差があるなと思いました。

智樹の立場からすると本当に気の毒で、ひと夏の経験の中で最悪だったんじゃないか。
いつ襲ってくるか分からないコスモの父親。
そして、この父親もある意味予想を裏切らない酷さ(爆)

短い本でしたがどっと疲れました。
ラストはやや急いだかしら?っと少しあっさり具合でしたが、
それでも迫力ある1冊でした。

読書メーターでみなさん「殺戮にいたる病」と比べてるんですよね~。
帯に書かれていたらしい。
「殺戮にいたる病」は未読ですが、かなり・・・な作品だと聞いたことがあります(^^;)
この作品よりはるかにいろいろな意味で上だという・・・
読みたいんだよね。
ちょっと怖いけど(^-^;)
08:54  |  我孫子武丸  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2011.04.18 (Mon)

「8の殺人」 我孫子武丸



8の殺人 我孫子武丸

建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、二人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。(BOOKデータベースより)


解説によると「我孫子さんと言う人は存在そのものがギャクな人」・・・らしいです。
そうなの!?(笑)

この本で我孫子さん4冊目。
これってシリーズもの?
シリーズ化しやすい設定な気がしたので・・・

「一郎」という女子ってどうなの?と思いましたが。
読みは「いちお」だそうだが・・・
頑固オヤジを持つと娘は苦労するなと思っちゃいました。

しかし「8」という形の館で起きた殺人事件でしたが、
そのトリックを見てみると「8」という形を最大限利用してますね。
「7」じゃこうはいかない(笑)
デビュー作ってことで捻って捻って捻りすぎてやや意味不明なところがありました。
トリック云々ではなく犯人の考え。

あなた本当に意味不明よ!

と、言ってあげたい( ̄ω ̄*)
木下刑事はいいですね~。
どこにでもいますよね。こんな人。
いや、現実にはいないか(笑)

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09:07  |  我孫子武丸  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.03.15 (Tue)

「さよならのためだけに」 我孫子武丸



さよならのためだけに 我孫子武丸

ハネムーンから戻るなり、水元と月は“さよなら”を決めた。二人はまったくそりが合わなかったから。けれど…少子晩婚化に悩む先進諸国はグローバル国策会社、結婚仲介業のPM社を創りだしていた。その独創的相性判定で男女は結ばれ、結婚を維持しなければならない。しかもこの二人、判定は特Aで夫ときたらPM社員。強大な敵が繰りだす妨害に対し、ついに“別れるための共闘”が始まった。(BOOKデータベースより)


ちょっと近未来の話。
PMとか特Aとかややこしい説明はあったけれど、要するにこれって・・・

結婚相談所で星座、血液、その他いろいろな占い(?)で最高の相性を出された2人が結婚したけど成田離婚しようとするが、男性の職場がその「結婚相談所」勤務。
最高の相性を受けた上での結婚なのにそこの社員が「離婚したい」と言うなんてもってのほか。
あの手この手で会社は離婚を辞めさせるべくいろいろな刺客を仕向ける。


って話なんだろうね~。
そして、「なんって会社だ!」と水元(男)とルナ(女)は協力して離婚をするべく戦う話です。


愛だの恋だのっていうのはもうない時代なんだろうね。
PM社でB判定なのに結婚するなんてどういう考え?
なんていわれるくらい、PM社の相性というのはかなり浸透されている模様。

「まさかこんなことまでしないだろう」とあたしなんぞは思っていましたが、実はそんな事までするんです。
容赦ありません。PM社(笑)
ルナの同僚や水元の先輩なども巻き込みすったもんだになってしまいました。

なかなかな話でした(^^)



地震や原発、余震、緊急地震速報などで気持ちが全く治まりません。
しかし、本を読むとスッと落ち着き冷静な自分が戻ってきます。
なので「読書ブログ」では明日からも本を読んでいき、ブログUPしていくつもりです。
よろしくお願いします m(__)m





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2010.06.03 (Thu)

「狩人は都を駆ける」 我孫子武丸





狩人は都を駆ける 我孫子武丸

動物嫌いの私立探偵のもとには、なぜかペット絡みの依頼ばかりが舞い込む。ドーベルマン誘拐、野良猫連続殺し、ドッグショーの警備等々、京都を舞台に今日も大活躍。手に汗握るミステリー5編を収録する。(内容説明)

我孫子さん2作目(´∀`)
前回読んだのは「弥勒の掌」でして、「弥勒の掌」のラストが「おい!!」と突っ込みたくなるような終わり方だったのでイマイチ心配ではありましたがとても楽しめました。

動物嫌いの探偵の「私」の元に依頼されるのはなぜか動物がらみの事件ばかり。
その裏には人間模様が入り乱れるんだけどキッカケは動物。
ドーベルマンだったり、猫だったり。
向かいの獣医から頼まれることも多い。

いつもお金がなく生活も苦しいので苦手な動物とはいえ渋々事件に立ち向かう様子はとてもコミカルで面白い。
しかし、最初の事件で手に入れた2000万円はいづこ?

途中で思わず吹き出しちゃう箇所数箇所。

軽いテンポで読める小説だったので続編が出ちゃったら読むかも。
でも動物が苦手なあたし・・・
妙に共感しちゃいました。
ドーベルマンが文中みたいにあんな近くにいたら間違いなく気絶だわ( ̄ω ̄*)


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2010.01.20 (Wed)

「弥勒の掌」 我孫子武丸



我孫子武丸 弥勒の掌

愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。 (BOOKデータベースより)

目標の「今年初めての作家さん10人計画の」2人目。
あと8人だ(´∀`)

ってことで、この本の感想でございます。

率直な感想としては、

「なんだ!?この本(笑)」

と、言ったのが正直なところ。
面白くないわけではありません。
面白いのです(^^)
面白いんだけれど、あまりにも身勝手な人ばかりで腰を抜かしそうになりました。

BOOKデータベースと背表紙にありました『驚天動地の結末があなたを待ち受けます』の言葉。

確かにそういう意味では物凄い「驚天動地」でした(^^;)
薄くて読みやすかったのはテンポが早かったのもありかな?

新興宗教や占い云々の種明かし(?)は「なるほど~」という感想。
あたしは基本的に甘い人間なので、素直に信じてしまう感があります。
なので「おおーーー!!!そういう事だったのか!」と、ここでもバカ正直に感心してしまったのでした(笑)

騙されないようにしよっと。



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