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2017.04.10 (Mon)

「本バスめぐりん。」 大崎梢



本バスめぐりん。 大崎梢

3000冊の本を載せて種川市を走る移動図書館、愛称めぐりん。乗り込むのは、65歳の新人運転手テルさんと図書館司書のウメちゃんだ。2人と1台を待ち受けるのは利用者とふしぎな謎の数々で?!本でつながる想いをのせて、移動図書館は今日も走る!

【目次】
テルさん、ウメちゃん/気立てがよくて賢くて/ランチタイム・フェイバリット/道を照らす花/降っても晴れても


移動図書館という、本好きにはたまらない話ながらも、
大崎梢さんという、私が大好き~な作家さんの話としてはいまひとつでした。

たぶん、私が大崎さんに求めているものは果てしなく大きいかもしれない(笑)

第一、主人公が定年退職して無職の65才のおっさん。
もうそれだけで物語に華やぎがない。

でも読んでるとたまに懐かしいタイトルが出てきたり、「そういえばこの本読もうと思って読んでなかった」とかいう本も出てきたり(笑)、図書館利用する本読みにとっての「あるある」があって楽しめました。

図書館も利用することによって本をたくさん仕入れることができる。
なるほど(〃ω〃)
これからもどんどん利用することにしましょう。


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2016.11.17 (Thu)

「よっつ屋根の下」 大崎梢



よっつ屋根の下 大崎梢

勤め先の大病院の不祥事隠蔽を批判し、犬吠の地方病院に飛ばされた父。製薬会社に関係の深い実家を気にして、父についていこうとしない母。都会暮らしが好きなのに、父をひとりにできなくて、ついていったぼく。お母さんを責めないで!と言いながら、密かに自分を責めていた妹。たとえ自分は離れても、いつまでもそこにあってほしい、ぼくたちの「家」。それは、わがままだろうか。家族でいるのが大変な時代の、親子四人の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
海に吠える/君は青い花/川と小石/寄り道タペストリー/ひとつ空の下


1話目だけ「ワンダフル・ストーリー」っていう「犬」をテーマにしたアンソロジーで読んでました。
だから「この話に続きがあったのか!」と驚いたー。

小学生だったフミちゃん(←男)も物語の最後には就職する年齢になります。
そのくらいの時間が流れた1冊の本。
正しいことをしてもダメかー。
ダメなのかなー。
子供たちだけではなく、お父さん、お母さん、全てが崩れてしまった
医療事故告発事件。
家族が離ればなれになっていることが悲しく気の毒。

最初からついて行ったフミちゃんはまだよかったかもしれない。
ついていくことが出来なかった、家族でいることより自分の今の生活を優先
させてしまったおかあさんと妹。
うーーーん。これもまた辛い。

でも、それでも最後は明るい終わり方でした。
焦らないで時間をかけるという方法もあるようです。
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2016.08.03 (Wed)

「スクープのたまご」 大崎梢

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スクープのたまご 大崎梢

人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真ービビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳!

【目次】
取材のいろは/タレコミの精度/昼も夜も朝も/あなたに聞きたい/そっと潜って/正義ではなく


お仕事小説は読んでて楽しくなります。
週刊誌に配属になった2年目の日向子さんですが、ちょっとうまくいきすぎなんじゃないかと思う所もあった。
まぁそこは大崎さんの小説だから多少は・・・あるかな。
週刊誌だし、この本は文芸春秋社だし。
ってことは、週刊文春ってことか??(笑)
だったらもっと大変だろう。
警察ではなく、週刊誌を糸口にしたいという人もいるのだなーと思った。
確かに注目度は高い。
なるほどー。

恋愛系は全くありませんでしたが、やっぱり仕事頑張るんだったら恋愛は抜きで頑張ってもらいたい。
お仕事小説を読むならこうだよね。

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2016.06.11 (Sat)

「空色の小鳥」 大崎梢



空色の小鳥 大崎梢

その少女は、幸せの青い鳥なのか。大企業総帥の父が溺愛した亡き兄は内縁の妻との間に幼い娘を残していた。密かにその子を引き取った弟。彼の心を占めるのは、打算か、愛情か、それともー。

ラスト2~3ページがとてもよく泣けた。
いい終わり方でした。

というのも、最初がとても怪しくて。
いかにも何かを企んでそうな男(←主人公の敏也です)がいきなり登場して、ガンで死にそうな母親に「何かあったら娘は僕が面倒を見ますから」とか言って、実際その通りになって、ここからが物語のスタートなんだけど明らかに怪しい。

それでも根っからの悪人ではない敏也は自分の友人(おネエであるが)や敏也の彼女との共同生活をしながら結希の面倒を見ていくことになるわけです。

でも結希を育てているのは明らかに結希を何かの切り札として使おうとしているんだよねー。
その相手⇒一族を知ったとき「これだったら何かやりたくなるかもー」とちょっと敏也に同情しました。

これはひどい。
いかにも2時間ドラマに出てきそうなメンツです。
2時間ドラマだったら3~4人は死んでくれますが、小説なもので誰も死んでくれません。
嫌な一族がいつまでもイヤなままいます(笑)

ラストは「あぁ。やっぱりなー」とは思いましたが、そこからの終わらせ方がとてもよかったので気持ちよく読み終えることが出来ました。
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2016.06.02 (Thu)

「誰にも探せない」 大崎梢



誰にも探せない 大崎梢

疎遠になった幼馴染みの伯斗が数年ぶりに晶良の前に現れた。幼い頃に夢中になった「埋蔵金が眠る幻の村」を探そうと言う。かつて祖母からこっそり手に入れた幻の村の地図。それは晶良と伯斗の友情の証、二人だけの秘密の冒険だった。今になって一体なぜ?わだかまりを感じながらも、半信半疑で再び幻の村を目指そうとした矢先、伯斗の消息が途絶えてしまう。さらに“お宝”を狙う連中が晶良に迫り…。幻の村とは?伯斗の目的は本当に埋蔵金だったのか?

ページめくってたらいきなり終わってビックリした。

「これで終わりなの??」

思わずラストのページにくっついてるんじゃないかと思ってはがそうとしたくらい(笑)
ここで終わるんだー。
そういうやり方ーーー???
一気読みしましたが、もう少し続きがあってもよかったかもしれない。

埋蔵金。

なんだろう。この響き。
ロマンを感じますし、実際に埋蔵金をテーマとした本もありますよねー。
そういうのを沢山読んできたので多少比べるところもあるかも。
なのでですね
多少の物足りなさと、物語の雑さを感じました。

大好きな大崎さんの作品でしたが残念。
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2015.07.06 (Mon)

「プリティが多すぎる」 大崎梢



プリティが多すぎる 大崎梢

「なんで俺がこんな仕事を!」女の子雑誌で孤軍奮闘する新米編集者の爽快お仕事小説。(BOOKデータベースより)

恋愛絡めることなく純粋なるお仕事小説。
しかし・・舞台はローティーン雑誌。
ローティーンったらなんだろう?

第一私がローティーンの頃なんてこんな雑誌なかったような???
漫画読んでた(笑)
なぜか、ローティーンの部署に異動することになった佳孝くんでしたが、
何しろローティーン。
私でも無理だ(笑)

佳孝くんの仕事っぷりというよりは、そのローティーン雑誌で働いてる
旬の短い女の子たちのドラマって感じだったかなー。
あまり共感とかないんだけど。
ないんだけど、どの世界も大変なんだろうなーと思いました。
ローティーン雑誌のモデルなんて本当に2~3年くらいしか出来ないだろうね。
そこでチャンスをつかみたい子ばかりいて・・・あぁ・・・大変そうだ。

出版業界やら広告業界やらを絡めてくるあたりが大崎さんっぽかったけど
やっぱりなじみのない世界すぎてイメージが浮かびませんでした(^^;)
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2015.05.10 (Sun)

「忘れ物が届きます」 大崎梢



忘れ物が届きます 大崎梢

知らされていなかった真相が、時を経て、意外なきっかけから解き明かされる。多彩な趣向が楽しいミステリー珠玉集。(BOOKデータベースより)

【目次】
沙羅の実/君の歌/雪の糸/おとなりの/野バラの庭へ


結構重い話が多かった。
あるきっかけで、10年後とか20年後にその謎が解ける。
偶然だったり必然だったりするんだけど、
それが「忘れ物」なんだろうね。

最初の話のラストにビックリしちゃって。
「え?なに?どういうこと?は?」と一人であたふたとしてしまいましたが(笑)
その後の話もどれもこれも円満解決っ!とはあまりならなかったかもしれない。

どこか尾を引く終わり方。
好きですけどね。

表紙のイラストとはなんか中身が全然違うんですけど。
まぁそれはそれで仕掛けということで。
13:06  |  大崎梢  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.24 (Fri)

「クローバー・レイン」 大崎梢



クローバー・レイン 大崎梢

大手出版社に勤める彰彦は、落ち目の作家の素晴らしい原稿を手にして、本にしたいと願う。けれど会社では企画にGOサインが出ない。いくつものハードルを越え、彰彦は本を届けるために奔走するー。本にかかわる人たちのまっすぐな思いに胸が熱くなる物語。(BOOKデータベースより)

お仕事小説でした。
期待してた(?)胸キュンはありませんでしたが、
活字中毒としては、小説が本になるまでの舞台裏を知ることが出来て満足です。

いい小説を書いたとしても、それが時の人じゃなかったりする場合には
日の目を見ることがないのかもしれません。
最初からあきらめた感じの、今は売れてない出版業界では「過去の人」の家永。
その家永が書いた原稿が偶然、大手の出版社の編集者の目に留まり・・・という内容なのだけど本を出すのも難しいものなのね。と。

最初に賞を取ったけど2作目が上手くいかず・・・なんてことはザラにあるようで。
「あの作家さんは今どうしているんだろう」という人もいるかも。

いつでもどこでも面白くて売れる本を生み出す作家さんと言うのは神様かもしれない。

ただお仕事小説にありがちの「出来すぎ感」はどうしてもあるよねー。
現実はなかなか難しいかもしれないと思いましたが、
ラストが晴れ晴れすると気持ちよく本を閉じることができます。

ふと「半沢直樹」もある意味お仕事小説なんだろうなーと思った。
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2015.04.20 (Mon)

「ようこそ授賞式の夕べに」 大崎梢



ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢

今日は年に一度のイベント、書店大賞授賞式の日。成風堂に勤める杏子と多絵は、初めての授賞式参加とあって、華やいだ気分でいっぱいだ。ところが朝の業務を終えて出かけようという矢先に、福岡の書店員・花乃が「書店の謎を解く名探偵」に会いに成風堂を訪れる。書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を名探偵に解いてほしいというのだ。一方、明林書房の新人営業マン・智紀も、全国から書店員が集まる今日を有意義に過ごすべく、準備万端調えていた。そこへ、他社の営業マン・真柴から、今すぐ来いと呼び出しを受ける。書店大賞事務局長の竹ノ内が、今日のイベントに関わる重大問題に頭を抱えているらしい…。“成風堂書店事件メモ”と“出版社営業・井辻智紀の業務日誌”、両シリーズのキャラクターが勢ぞろい!書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。(BOOKデータベースより)

成風堂シリーズと、井辻くんのシリーズが合体!

でもって、登場人物が多くてガチャガチャしてて楽しかった(混乱もしたけど)
書店大賞⇒本屋大賞 と置き換えてもいいだろ。と思いました。
詳しい採点方法などは知りませんが、実際の本屋大賞もこういう形態なのかな。
大崎さん本人が本屋大賞に物申すことあるのかなーと思ったりもしました。

まぁ私などは素人なのでブログで好き勝手に話してますが、
作家さんも何か言いたいこととかあるかも。
そういえば大崎さんノミネートされたことない・・・かな?

確かに本屋大賞にノミネートされると、分かりやすく目立つところに置かれたりするのでそういう意味では販促にもなるし、いいんでしょうね。
ただ、どういう経過でノミネートされたかどうかってことなのかな。

覆面作家さんが登場してましたが、一般的に覆面作家とはいっても、編集者とか出版社には素性が知られてると思ってましたが、全くの覆面作家って存在するものなのでしょうか。
そして物語の最後の方で覆面作家の正体がばれるw

どこだって本屋であればいいじゃないかと思いながらも、田舎に住んでいると大きい書店に行くとやっぱりテンションがあがります。
でも、大きすぎると疲れる(←田舎者)
中規模くらいの本屋さんで本を探すのが一番落ち着いてる現状です(^^)
08:35  |  大崎梢  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.06 (Mon)

「キミは知らない」 大崎梢



キミは知らない 大崎梢

先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れてー。(BOOKデータベースより)

大崎さんもこういう話を書くんだーという民俗学の話でした。
民俗学といえば、とりあえず田舎。村。集落。言い伝え、そして・・・

胡散臭いおじさん、おばさん、おばあさん( ̄ω ̄*)

今までで一番びっくりしたのは猟銃をぶっ放したお婆さんでしたが(←別の本の話)

こちらのおじさんおばさんもまた怪しげな感じでした。

いきなり学校をやめた優しかった先生に一目会いたかっただけだったのに、ジェットコースター級の巻き込まれで、日帰りで帰るつもりが何泊も自宅に帰れず。
そうこうしながらも父親の死の真相などつかめてくるのですが、
逢いたかった先生は一体どうしたことか、
学校にいた頃とは面影も雰囲気も全く違う男性だったー。
安定の胸キュンも存在しております(〃∀〃人)

誰が味方で誰が敵なのか本当に分かりません。
最後になるころには全員敵なんじゃないかと思えます(笑)
味方なんじゃないかと見せかけておいて・・・という悪の思考回路に陥ります(^^;)

ラストは上手くまとまってて読了感はスッキリー。

15:55  |  大崎梢  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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