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2015.06.18 (Thu)

「光秀の定理」 垣根涼介



光秀の定理 垣根涼介

永禄3(1560)年、京の街角で三人の男が出会った。食い詰めた兵法者・新九郎。辻博打を生業とする謎の坊主・愚息。そして十兵衛…名家の出ながら落魄し、その再起を図ろうとする明智光秀その人であった。この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを形作ってゆく。光秀はなぜ織田信長に破格の待遇で取り立てられ、瞬く間に軍団随一の武将となり得たのか。彼の青春と光芒を高らかなリズムで刻み、乱世の本質を鮮やかに焙り出す新感覚の歴史小説!!(BOOKデータベースより)

凄く面白かった(・∀・)

というのもですね、私は明智光秀の事を殆ど知りません。
ここ数年かなー。少~~しテレビか何かでやってたような。
「本能寺の変」のことだったと思いますが。

その光秀にスポットをあてた1冊。
随所に数学が出てきます。
数学と言うか算数か。

確率の問題。
サイコロを3個同時に振って6が出る確率とか、
4つの碗の中に石が入っている確率とか。
もちろん、作中に答えはあるのですが、4つの碗に関しては理解できましたが、サイコロに関しては理解できなかった( ̄▽ ̄;)
悔しい。
この本返却するまでまだ時間あるからもうちょっと勉強せねば。

で、新九郎と愚息(という名前の坊主)のコンビに出会った光秀。
光秀の成長もありますが、読んでると新九郎も成長していきます。
新九郎の成長を読んでいるのもほほえましい。

最後に光秀が死んでから15年後という設定で、「本能寺の変」を新九郎と愚息が振り返るんだけど、そのシーンも好きです。
あくまでも過ぎ去ったこと。
時代の波には逆らえない。

ただ、思うのは光秀という人は戦国時代に生まれなかったらもっと上手くやっていけたのかなと思います。
真面目過ぎた感じがする。

今日zip見てたら、「本能寺の変」というリズムネタをする2人組が出てて、
それこそ昨日読み終わったばかりのこの本の復習のごとくでした。
笑ってしまったけど、要するにそういうことよね。
09:10  |  垣根涼介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.11.25 (Tue)

「迷子の王様 君たちに明日はない5」 垣根涼介



一時代を築いた優良企業にも、容赦なく不況が襲いかかる。リストラ請負人・村上真介のターゲットは、大手家電メーカー、老舗化粧品ブランド、地域密着型の書店チェーン…そして、ついには真介自身!?逆境の中でこそ見えてくる仕事の価値、働く意味を問い、絶大な支持を得る人気シリーズ、堂々完結。(BOOKデータベースより)

【目次】トーキョー・イーストサイド/迷子の王様/さざなみの王国/オン・ザ・ビーチ


このシリーズも終わったー。
とてもお気に入りのシリーズだったのですが。
残念です。

最後は真介自身にも・・・うっ!!

そういう展開でしたが、相変わらず前向きな真介や陽子。
そして川田美代子(←この人何気に好きです)
山下、高橋。
いろいろな登場人物が個性的なシリーズでした。

最近はシビアで、それこそ一流メーカーにいたのにリストラになり、
コンビニでバイトをする初老の男性。
そういうのは現実にはいくらでもある。
田舎でもあると思う(一流メーカーではないと思うけど)

この本はやっぱり都市部だからすぐ新しい就職が見つかったりしてましたが、
田舎じゃこうはならないだろうなー
と、そういう現実を思ったりしながら読みました。

何年か前にドラマにもなりましたが、坂口憲二さん・・・
真介にピッタリです。
そして陽子役の田中美佐子さんもイメージにしっくりくるんだよねー。

相変わらずドラマは見てないのですが。
なので、イメージしながら読んでました。

真介と陽子の関係性はこれはこのままでいいのかもね。
08:47  |  垣根涼介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.12.03 (Tue)

「人生教習所」 垣根涼介



人生教習所 垣根涼介

ひきこもりの休学中東大生、南米へ逃亡していた元ヤクザ、何をやってもダメな女性フリーライターなどー人生に落ちこぼれた人間たちが目にした「人間再生セミナー 小笠原塾」の募集広告。錚々たる団体・企業が後援し、最終合格者には100%就職斡旋。一体、主催者の目的は何なのか?遙かなる小笠原諸島で、彼らを待ち受けていたのは、自分たちが知らなかった日本と世界、そして美しい自然。今、彼らの中の「なにか」が変わりはじめた…。清々しい読後感へと誘う物語。(BOOKデータベースより)

面白かったんだけど、受講生がみんないい子ちゃんすぎて
トラブルがなくちょっと尻すぼみ気味だったかなーと。
明らかにヤクザがいるのに、そのヤクザも結構いいヤツで
協調性もあり、ひきこもり東大生と仲良くやっている。

うーん。

物語の後半からは小笠原の歴史が書かれてました。
昔はアメリカが統治していたようで、
カリフォルニア州の小笠原村だったようです。
歴史があるね。

読了後、地図を見たら小笠原とグァム島が近くて驚きました。
垣根さんが本当に書きたかったのは人生セミナーより小笠原の話?
なんて思ったりするくらい詳しく書かれてました。

もう少しトラブルや問題が起きると面白かったかなと思います。
これはこれで読了感は良かったですけどね。

ただ、もう少しトラブルとか問題行動とかなんかなんか・・・(笑)
穏やか過ぎる本を読むと妙に物足りない気持ちがします( ̄ω ̄*)ゞ
10:21  |  垣根涼介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.12.02 (Sun)

「勝ち逃げの女王 君たちに明日はない4」 垣根涼介



勝ち逃げの女王 君たちに明日はない 垣根涼介

団塊の世代からバブル謳歌組、はたまたロスジェネ世代までリストラ請負人・村上真介が、サラリーマンの迷いをぶった斬る!イヤでもヤル気がわいてくる、痛快お仕事小説。(BOOKデータベースより)

相変わらず面白いです。
何といいますか、リストラされているまっただ中なのに、そこにある人生。生活。
そういうのが垣間見えます。

この本のメインのはずだった二人、真介と陽子の出番が少なすぎるし、陽子に至ってはただタイ料理を食べているくらいしか登場してないし(爆)
陽子の性格が好きなので残念なのですけどね。
このシリーズも、だんだんと冊を重ねるごとに形態が変わってきまして、
リストラをされる側、真介と面談をすることになった人たちの人生。
降格になっても会社に残るか、退職金を多めにもらってやめるか、迷うところです。

君たちに明日はない」シリーズとはいえ、真介たちの会社は、面談者と話し合い、次の人生への道しるべを作ってあげる役割。

・・・出来すぎてるんだけどね~(´∀`)

でも、前向きになれる本なので読んでて気持ちがいいです。

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09:15  |  垣根涼介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.05.09 (Wed)

「真夏の島に咲く花は」 垣根涼介



真夏の島に咲く花は 垣根涼介

この島には、今までの人生で知らなかったものが、絶対にある-。2000年のフィジークーデターで人種の違う四人の若者は、何を見つけたのか。日本から両親と移住してきた良昭、ガソリンスタンドで働くフィジアン・チョネ、父のお土産物屋を手伝うインド人・サティー、ワーキング・ビザでフィジーに来た茜。「地上の楽園」を探し始めた男女の青春群像。(BOOKデータベースより)

チョネが可哀想だった(・ω・)

自分の意思とは違う方向へ行き、結果としてはサイアクな形になったわけだけど、うーーーん。もう少しなんとかならないものか。

・・・ならないんだろうけど。

フィジーという場所もロクに分からない私は読み終わった後、いろいろと調べました。
なんで、インド人がいるんだろうと思ったら、フムフム・・・そういうわけか(Wikiで調べた)

なんか、こう外国が舞台の話なんだけど、人の心っていろいろだなと。
フィジーの人ってみんなこんな感じなのかな??
だとしたらヨシじゃないけれど、疲れるかも(^-^;)
とても素直で心は子どものまま大人になってしまい、他の民族、インド人からするとそういうフィジー人を「怠け者」という。
逆にフィジー人はインド人を「勝手にフィジーに侵入してお金を稼ぐ」となる。

難しいよね~。

恋愛もややこしい四角関係になってましたが、個人的にはチョネと話す真奈美が面白かった。
チョネを「隕石岩石」って・・・(笑)
そして、フィジー人を従業員として雇うヨシの気持ちがなんか手に取るように分かるっていうか・・・
「大変だな~。自分だったらキレるな~」
・・・などなど、心の底から同情しちゃいました(^^;)

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2010.06.23 (Wed)

「張り込み姫  君たちに明日はない3」 垣根涼介



張り込み姫 君たちに明日はない3 垣根涼介

今回のターゲットは、英会話学校、旅行会社、自動車業界、そして出版社─。仕事の意味を、働く理由を、迷うあなたに問いかける、リストラ請負人・村上真介、次はあなたの会社へ。(BOOKデータベースより)

このシリーズもなんだかんだで3冊目になりました(^^)
シリーズ1の「君たちに明日はない」だと真介と陽子の物語がメインとなってましたがシリーズ2と3になるとリストラを宣告された側の目線っていうかそんな感じ。

今回は英会話学校、旅行会社、車のディーラー、写真週刊誌と4つの話がありました。

最初の英会話学校の講師の場合。
28歳の女性なんだけど、なぜか(このなぜかはあたしの目線)留学をしてホテルに入社するも半年で退社し、今度は得意の英語勉強し、それを活かして今の英会話学校へ就職。

妙に父親が理解あるんだよね~。
「いろいろやってみないと自分のやりたいことはわからないから」と。


ありえーーーーん!(`д´)=3


なんなのかしら?
この親は!!
世の中の大半はやりたいことを思う間もなく働くしかないのだー!!
ただ28歳っていうのは最後の転職を考える云々・・・には納得。
あたしそのものが28歳で前の会社を辞めて今の会社に就職したので( ̄ω ̄*)
あのまま前の会社にいたら全てにおいて後手後手に回っただろうな~。
想像するとうすら寒い。


車のディーラーの話はいいですね(^^)これも
「ない!! そんな上手い話はない!!」
と思ったけど感動したのでいいか(笑)



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2010.04.21 (Wed)

「借金取りの王子」 垣根涼介



垣根涼介 借金取りの王子

「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は─真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波瀾の予感!?勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。 (BOOKデータベースより)

このシリーズは本当ーーーーーに面白いです(・∀・)
君たちに明日はない」の第二弾。
今日も真介は会社に代わってクビ宣告をする。

そして今回は真介・陽子の仲がどうのというよりも、リストラを宣告された側の人生や今までやってきたことや仕事に対しての意気込みや姿勢が読めて更に面白かったです(^^)
生保会社やサラ金会社などで働いたら細い神経のあたしだったらきっと持たないだろう。と思わずにはいられない!!


ちゃんと仕事に向き合わないとな~と気持ちが引き締まる1冊です。



まぁ勤務中にブログってるあたしが書くとイマイチ説得力には欠けるかもしれませんが・・・(^^;)


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2010.04.10 (Sat)

「君たちに明日はない」 垣根涼介



君たちに明日はない 垣根涼介

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビ切り面接官。どんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、なぜかこの仕事にはやりがいを感じている。建材メーカーの課長代理、陽子の面接を担当した真介は、気の強い八つ年上の彼女に好意をおぼえるのだが…。恋に仕事に奮闘するすべての社会人に捧げる、勇気沸きたつ人間ドラマ。山本周五郎賞受賞作。

おもしろい!!(・∀・)

垣根さんの本を読むのは2冊目でして、前に読んだのがバリバリのハードボイルドだったので
こういう趣向の作家さんかと思ったらこんなコミカルな作品も書けるのね~と。
しかもドラマにもなったようで。
知らなかった~。ドラマ見ないから(^-^;)

今の世相からいくとシャレにならない「リストラ」の話ではあります。
会社でリストラ人員候補のリストを作る。
それによってリストラ仕掛け人(?)の会社が出向して
「これを機会に新しいご自分の可能性に踏み出してみませんか?」
などというセリフを吐いて、時にはなだめ、時には脅し(?)、希望退職をつかみとっていく。

「シャレにならん!!」
と思っちゃうかもしれない。

でもコミカルなのだな~。
そこでリストラの宣告をすることになった陽子と付き合うことになった真介。
凄く読みやすかったし、ただのリストラ宣告小説ってワケでもないし。

だからか第二弾、第三弾も出ているようで。
納得だわ。
面白かったわ。
また読まなくては。


読み終えてから改めてタイトルを見る。
君たちに明日はない

このネーミングって最高かも♪


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2009.12.07 (Mon)

「ゆりかごで眠れ」 垣根涼介




凄絶な少年時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。この日常に馴染めずも生きる、元刑事・若槻妙子。リキなしには生きていけない元浮浪児・カーサ。組織の中で歪み、すり潰されていく刑事・武田。ラティーノの殺し屋・パパリトとパト―。血と喧騒の中を、全速で駆け抜けた男達を描く感動巨篇。


ハードボイルドでしたね~
オトコのカッコイイ話は好きです。

どんな時でも泣かないリキがカーサを拾い育ててから心情が変化してくるあたり、読み応えがありました。
パパリトとかパトーとかやたらと「ぱ」の付く人が多くちょっとこんがらがった部分もありましたけれど、それでも面白かったです。
「愛情は10倍に、憎しみは100倍にして返す」これがコロンビア・マフィアの掟らしい。
しかし、それを無垢に信じているマフィアの仲間。
この信頼関係って凄いなと思いました。

そしてカーサ。小さいカーサ。
リキがいないと大声で泣き、リキがいる時はリキのそばにじっといるカーサ。
「将来の夢はリキのお嫁さん」
と、無邪気に妙子に語っていたけれど、こんな年齢ながらも女を感じてしまいました。

女って凄いね(ワタシも女だが ^^;)


13:34  |  垣根涼介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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