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2020.10.23 (Fri)

「メインテーマは殺人」 アンソニー・ホロヴィッツ



メインテーマは殺人 アンソニー・ホロヴィッツ

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ!7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作!

カササギの方が面白かったなぁ。
作者自身がワトソン役となって元刑事と一緒に事件解決していくスタイルなんだけど、
元刑事のホーソーンがどうにも好きになれなくて。
こういう人を好きになれないのは日本人だから??
外国人だとこういう人当たり前なのかなー。
なんても思う。
普通はこういう人を探偵役にもっていかないのでは?
と、思ったので。

そういうのもあってか、イマイチ進みが悪くて。
まぁ中盤以降は面白く読みましたが。
「犯人あて」というスタイルで、犯人が分かってしまえば
それは納得しちゃうんだよね。
トリック的というよりは、現実的に。

でも、外国人の名前って長いしカタカナだし(笑)
そんなワケで結果的に犯人の名前が登場しても
「この人誰だっけ?」なんて思うワケなんだよなぁ。

だからきっと私はのめり込めなかったと思う。
のめり込んだらすぐに分かるはずだし。
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2020.08.26 (Wed)

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル



その女アレックス ピエール・ルメートル

おまえが死ぬのを見たいー男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

「悲しみのイレーヌ」を読んだ後に「その女アレックス」を読みたいと書きましたが、
意外に早く読めた(*´ω`*)

やっぱりアレックスいいんだよねー。
強烈で迷いがなくて。

でも、今回は警察チームの動きを読みたくて。
日本の大概の人はアレックスを先に読んだのです(先に発売されたので)。
で、人気が出てから、このシリーズの1作目「悲しみのイレーヌ」が発売
されたんだよね。


アレックスを再読した今、「イレーヌ」「イレーヌ」言ってるじゃないか(;´Д`)
と、自分の記憶の無さを嘆く。

ただ、ルイって「捨てられた子犬感」が漂っているのか。
カミーユの顔色みてしょぼんとしている印象です。
あ、ちなみにイレーヌから4年後の話です。

ラストの「真実」よりも「正義」と言ったフランス警察。
ってことは、カミーユたちにも「真実」は分かってるのね。
それを踏まえてでも、「正義」を取ったってことか。

08:02  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2020.08.22 (Sat)

「三体」 劉慈欣



三体 劉慈欣

父を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼女が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波は、惑星〈三体〉の異星人に届き、地球を揺るがす大災厄を招くことに……! 中国で社会現象となったアジア最大級のSF小説、ついに登場!

SFでござった orzilillili

凄く人気のある本なので多少歴史ものだったり、難解でも
大丈夫だろうと思ってはいたのですが、まさかのSF。
やっぱり難しいですね。

SFだったり、科学だったり。
「陽子(プロトン)」とか「智子(ソフォン)」などの科学用語が
飛び出してきましたが、私の頭の中最初からためらいもなく
「ようこ」と「ともこ」

わたしには難しかった。
でも、雷志成と楊衛寧の死の真相とか。
そういうのになると途端に読む気が起き(^^;)
まぁ・・・相変わらず自分の嗜好がわかるというか。

汪淼がメインキャストかと思いきや、
やっぱり物語の中心は葉文潔なんだなと。
3部作なのですが、陽子を「ようこ」としか読みたくない
私はこれ以上はちょっと無理かも(笑)

中国と日本で大ヒットしたSFです。
こんな感想ですが読みたい人たいたら是非読んでみてください。
(説得力ゼロ)
10:52  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.08.16 (Sun)

「悲しみのイレーヌ」 ピエール・ルメートル



悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル

『その女アレックス』の刑事たちのデビュー作
連続殺人の捜査に駆り出されたヴェルーヴェン警部。事件は異様な見立て殺人だと判明する…掟破りの大逆転が待つ鬼才のデビュー作。


「その女アレックス」のほうが先に売れて、「同じ作家さんの本ですよ」的な感じで
後々売れた本です。
で、どうしてもほぼほぼ読書家のみなさん、アレックス→イレーヌの順番で
読むもんだから多少のネタバレがすでにある。

が、忘れっぽいワタクシの場合は忘れているので普通に
今回も楽しみました。いいんだか悪いんだか(T_T)

そんなわけで毎回恒例、「アレックスをもう1度読もう」という気持ちに
なります。なるうちに読めばいいのに、図書館本があったりするから
どうしても後手後手に回る(笑)

っていうか、アレックス強烈すぎて刑事たちの印象があまりなかった
んだけれど、これは終始「カミーユ警部」を中心に物語が
進んでいくので、読んでて安定はしてた。

途中から雲行きが怪しくなり、これはもしかして、こういうこと
なのかなーと。タイトルとか見ながらね。
そしたらそういうことでありましたが、結構描写がグロいです。
本当にやる人はいないとは思うけれど、気持ち悪くないかなぁーと。

ちょっとこの先、カミーユどうしたっけ?と、気になって仕方ない。
早めに読みます。アレックス。
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2020.04.29 (Wed)

「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ



カササギ殺人事件 アンソニー・ホロヴィッツ

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理はーー。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!

意外に早く読めました。
作中作スタイルなんだよね。
なんで作中作・・・?と思ったら下巻になるといきなり舞台が変わる。
面白く読みました。
クリスティのオマージュってありましたが、
それほどクリスティ詳しくないのでどこがオマージュなのか
分からなかったけれど、それほど気にしなくてもいいらしい。
暗号めいた言葉も出てくるので、
訳者の方大変だったろうなと(^^;)
そういう同情もしながらも、本当に面白かったよー。

上巻、下巻でカラクリがあるので、あまり下手なこと書かれない
のがつらいところですが。
あと、ギリシャ人の男性っておおらかで包容力あって優しいな。
そう思いました。
なんでこんなに優しいんだろ。

そして作中作の「カササギ殺人事件」の作者であるアラン・コンウェイ
は本当にクズだった。
ありとあらゆることにクズだった。
作中作の作家ね。
09:30  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.25 (Tue)

「ケイトが恐れるすべて」 ピーター・スワンソン



ケイトが恐れるすべて ピーター・スワンソン

ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住居を交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか?想像を絶する衝撃作!

はじめましての作家さんです。
創元推理文庫ですが、読みやすかったな。
創元推理文庫の海外ものっていつも時間かかるので(^^;)

海外では住居交換とかあるんですかね。
又従兄とはいえ、私からするとほとんど他人。
しかも、男と女だし。
お互いにメリットがあったから交換したのでしょうが。
しかも、親の勧めでもあって。

意外と広く住みやすいコービンの住居。
しかし、自分の描いたスケッチブックの肖像画の目元が
なんか違和感があるな。
この人こういう顔だったかしら?私の勘違い?

なんて、思っていたら、それは勘違いではなくて
真実がわかったときに、それ以前の殺人事件とか
そういうのも吹っ飛ぶくらい気持ち悪かった。
「うわ。最悪」

本当にねー。これはキツい。
解説にもあったけれど「ガス燈」を思い出しました。
そういう気持ち悪さはあります。

だからこそ面白く読めたな。
同じ作者が書いている「そしてミランダを殺す」が割と評判がいい
みたいなのでそちらも読みたいです。
海外のミステリーは日本と習慣が違うことが多いので
読んでると結構面白いんだよね
07:06  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.05.24 (Fri)

「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」 ケイト・ミルフォード



雪の夜は小さなホテルで謎解きを ケイト・ミルフォード

12歳のマイロの両親が営む小さなホテル〈緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)〉に、ある冬の日、5人の奇妙な客が現れる。彼らは全員が滞在予定日数を告げず、他の客がいることに驚いていた。なぜ雪に閉ざされたホテルに来たのか? マイロは客の誰かが落としたと思しき古い海図を手がかりに、彼らの目的を探ることにする。それはホテルの秘密につながっていた……? 心あたたまる聖夜のミステリ。

かなり時間がかかりました(^-^;)
外国ものは時間かかりますよね。
仕方ないんだけど。

メディに関しては途中から気づいてました。
ハッキリと・・・とではないんだけど、
誰もマイロと一緒にいるときにメディに話しかけないし。
何というか、あからさまというか。

ただ、最後には見えるのかい!?
と、そっちに突っ込みを入れたくなりました(笑)

外国ものは登場人物増えると混乱する~。
これでも昔・・・20代くらいの時は外国もの沢山読んでたんだけどなぁー。
P・コーンウェルとか。
もう脳も退化しているのか(涙)

どちらかというと児童書のようです。
確かに作りが児童書だった。
私が望んでいるような謎解きでもなかったけれど、
創元推理文庫だから文字が小さくて厚くて。
読み終わった後に、自分的に解消しきれてない部分が結構あります。

でも、最後の著者あとがき。
作者さん自身も中国人と養子縁組してるみたい。
なんか、この本1冊まるまる自分の養子に向けての本かと思うと
とても心温まります。涙でたもん。
05:04  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.12.21 (Fri)

「オリジン」 ダン・ブラウン



オリジン ダン・ブラウン

宗教象徴学者ラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。カーシュ暗殺は、宗教界によるものか?もしくは、スペイン王宮の差し金か?かくして、誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!

「上下巻あるある」なんだけど、上巻と下巻で読むスピードが違う。
上巻に3日くらいかかったんだけど、下巻は1日で終わったっていう・・・

女性と2人で逃げるっていう、お決まりのパターンが今回も登場しましたが・・・

「宗教のない世界とテクノロジーのない世界。どちらを選ぶ?」

という問いに即答しそうになるワタクシ日本人であります。
やっぱり欧米での「宗教」というのは独特な意味があるんだろうなー。

カーシュが命を懸けて大々的に全世界に放送した
「我々はどこへ向かうのか」
の、答えが「アレ」と知り、正直「今までのハラハラした時間を返してくれ」と思ったのは言うまでもない。

そんなもんさー、ふつうに考えるとわかるじゃない。
日本ですら明治維新から数えるとたかだか150年ですよ。
その間の目まぐるしいこと!!!
別に、カーシュに教えてもらうほどでもないんですよ。

ただ、さっきも書いたけど「ワタシニホンジン」ってことで、心の中で宗教的考えを除外しているところもあるからね。
そこが欧米の人とは違うのかなー。
よーわからん。

ほんと、10年20年なんて言ってられなくて、分単位、秒単位で世の中は進んでいると思います。

09:56  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.10.12 (Fri)

「13・67」 陳浩基



13・67 陳浩基

2013年から1967年へ香港警察の名刑事の人生を遡り、権力者と民衆の相克、香港という存在が孕む矛盾を描く華文ミステリー。

これねー、とっても面白かったです(*´ω`*)

買ってよかった。
これ来年くらいにまた読みたい。

しかし・・・久々の上下二段組で読み応え抜群(笑)
油断していると字の洪水が・・・

連作短編ながら時代はどんどんと遡る。
クワンさんがどんどん若返る。
そういう話です。
読み終わってから気づいたタイトルの意味。
2013→1967年と物語の年代が逆行していっているのです。
それだった。

最初の話のロー刑事がね、ものすごいんです。
これは・・・すげーーー。
やっぱりなんだかんだでこの話一番好きだな。
この本はクワンの話なんだけど、クワンの一番弟子と言ってもいい人がロー刑事なんだけど、この話のローが物凄いのですよ。
これは・・・やっぱりもう一回読まなくてはならないと思ったー。
どんどんと遡る形式なので、他の読書メーターで感想を挙げた人は「逆から読みたい」とあって。
それもまた一つの方法かなーと思ったり(*´ω`*)

久々にじっくり読んだー。
面白かったー。
本当に面白かったー。
08:33  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.09.26 (Wed)

「悪徳小説家」 ザーシャ・アランゴ



悪徳小説家 ザーシャ・アランゴ

ベストセラー作家のヘンリーには、編集者と愛人関係にあること以外にも、決して明かすことのできない秘密があった。新作が残り20ページまで書き上がったとき、ヘンリーは愛人から妊娠したことを告げられる。待ち合わせ場所に車で赴いたヘンリーは、魔がさして…。だが帰宅した彼を、驚愕の事実が待ち受けていた!真実と嘘がちりばめられた、巧緻にして幻惑に満ちた傑作長編。

やっちまった系です。

展開が気になりまくり、面白く読んでました。

だってねー。まさかそんなところに妻がいるとはっ!!!

だってねー、妻を愛しているのはモロ伝わってくるし。
愛人が妊娠だと!?
ってことで、安易に殺そうとするんだけど~。

やっちまった系です。

多大なる後悔、混乱、焦り。
もうこうなると雪だるま式に転げおちるだけか??
と、思いましたが、結構しぶとく生き残る(笑)

さぁどうなるかと思いましたら、ラストがほわーんとしてた。
まぁバッサリ終わるのが全てではないですが・・・
最近、どんでん返しばかりに慣れているからか
普通の終わり方をすると「あれ?」と思ってしまう
ひねくれた私です。
09:00  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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