igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「暗闇のアリア」 真保裕一



暗闇のアリア 真保裕一

夫は自殺ではない、殺されたのだ。警察から連絡を受けて、富川真佐子は呆然となる。自殺の状況は完璧にそろっていた。でも、絶対に違う。夫は死を選べるような人ではない。この自殺の背後には、きっと何かあるー。真相を探る孤独な闘いが始まった。警察庁では、真佐子から相談を受けた元刑事の井岡が、内密に過去の事件を調査していく。次々と明らかになる不可解な自殺…。もし、自殺大国と言われる日本で、多くの「偽装された死」があるとしたら?ついに二人は謎の鍵を握る男の存在にたどりつく。が、彼はすでに異国の地で死んでいた!?闇にうごめく暗殺者は、なぜ生まれたのか?国際的スケールで展開する極上エンターテインメント!

出だしは面白かったんだけど、なんで終着点がここ??
というパターン。

よくあります。

本当になんで最初のテーマで追っていかないんだろう。
どんどんと話は深みにはまって、
結果的にそこか?

なんだか・・・面白いんだけど、面白いんだけどー。
結果的に終わりころに登場した人でしょ。
その人が持っていく??

なんか・・・読んでいるほうとしてはやや不満です。でも、
話の流れは面白かった。
やや殺しすぎ&殺されすぎの感じはあるのではないかと
思うんだけどねー。
そうそう簡単に殺されないでしょ。

そこまで広げるんだったらもう少しその心の棲む闇を見たかったなぁー

「脇坂副署長の長い一日」 真保裕一



脇坂副署長の長い一日 真保裕一

刻一刻と迫る危機!事故?不祥事?スキャンダル?陰謀?ノンキャリア副署長、絶体絶命!予測不能の24時間!デビュー25周年真保裕一の新境地!!分刻みノンストップ・ミステリー!

分刻みで物語が進むさまは「24」みたいでした。
ただねぇ~。
1日で結構頑張るんだけど、それが9年前の事件の話なんだよね。
面白いんだけど、途中でふと我に返るわけです(笑)
もっと現在進行形の話だったら面白かったのに。

途中で会社がたくさん出てきて混乱したり脇坂副署長の息子が事件に絡んできたときには「やっぱり」という思いと同時に「なんだろう?」という気持ちもあったりで・・・・

たくさんの枝分かれになっていた事案が最後には1つにまとまるんだけど。
それはうまくまとまったんだけどーーーー。
かなり詰め込みすぎたのではないだろうか。
そういう気もしました。

「なんで1日で解決したんだろう??」
それが一番疑問(笑)

「遊園地に行こう!」 真保裕一



遊園地に行こう! 真保裕一

明日も仕事に行くための、勇気と熱狂ここにあります!奇跡の復活をとげた遊園地ファンタシア・パーク。夢を抱けない僕たちの前に、魔女が現れたー痛快無比のお仕事ミステリー。

お仕事小説ではあるけど、「ミステリー」と言われると首傾げちゃう。
遊園地で働くというのも大変そうです。
対ディズニーランドってことをハッキリ書いててちょっとびっくりしましたが、
こちらは日本が世界で胸を張って威張れる「漫画」をモチーフにした遊園地。
それを成し遂げた加瀬の物語・・・かと思ったら、その後の話。

成し遂げてはや25年。
とても面白かったですが、やっぱりディズニーランドかなーなんて読みながらイメージしました。

でもラストがなんか雑。
雑すぎてなんなの?
しかも途中からさらに取ってつけた・・・
第一なんなの??
どっから出てきたの?

というラストでした。

「赤毛のアンナ」 真保裕一



赤毛のアンナ 真保裕一

母を亡くし、施設に引き取られてきた少女・志場崎安那。彼女は持ち前の明るさで、辛い経験を持つ仲間たちを盛り上げていく。十五年後ー。突然のニュースが舞いこむ。アンナが男を刺して逮捕された、と。何がアンナにあったのか。彼女と出会い、かけがえのない時をすごした仲間が集まり、奔走をはじめる。やがて、アンナがひた隠しにしていた過去が見えてくる…。著者自身も愛読した名作へのオマージュをこめた、感動の物語。

小学生時代ならまだしも、高校生になって「わたしは赤毛のアンよ~」ばりに、アンの口調で生活している人とは友達にはなれないと思った(TωT)
変な感想にてすまぬ。

イタいと思う。

もしくは私がドライすぎるのか。

例えば、高校時代の友人、身寄りもありません。天涯孤独です。
でもって、現在付き合いはありません。
って人が、傷害事件で逮捕されたってニュースになっても
多分私は手を差し伸べない。
きっと「今は今の交友関係があるだろう。あるはずだ。彼女みたいな明るい人ならば」
って思うんだけどなーーーーー。

でも、この本では施設にいたときの仲間や高校時代の友人がこぞって団結する。
へぇ~~~意外。

アンナが過去に起こした行動やら何やらがさらに意外で、
そこまでの行動って自己陶酔じゃないかと思いました。

何が言いたいかよくわからない感想になりましたが、
実際のところ、私もわかりません(笑)
ただ、アンナは苦手だーとだけは言える( ̄ω ̄*)

「レオナルドの扉」 真保裕一



レオナルドの扉 真保裕一

イタリアの小村に住む若き時計職人ジャンは、祖父ベルナルドの技術を受け継ぎ、村の機械の故障を一手に引き受ける働き者。暇な時間は村長の息子ニッコロとともに、秘密基地で「自走車」の模型を作ったりして遊んでいた。そんなある日、村にフランス軍が侵攻し、ジャンの父であるコラードのことを聞きたいと脅される。ジャンが幼い頃に姿を消した父の失踪の理由には、どうやらレオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートが関わっているようで…。ナポレオン率いるフランス軍が狙うノートの在処はー!?名手が放つ、歴史冒険小説!(BOOKデータベースより)

正統派冒険小説でした。

ちなみに作家は真保裕一さん(´∀`)

え!?真保裕一さん!

・・・驚いた。
普通の(と言っては失礼ですが)冒険小説。
それが意外に(さらに失礼)面白く1日で読了しましたー。

レオナルド・ダ・ヴィンチとかミケランジェロとかそっち系の末裔が登場したり、
ナポレオンが登場したりで子供も楽しめるような内容です。

ただ、わたし思うんですけど子供は真保作品は読まないだろうな(笑)
レオナルド・ダ・ヴィンチの謎がさらりと登場したり(中には実話もあり)
夢があり面白いです。

ジャンが出来すぎクンでちょっと・・・でしたが(笑)
主人公よ。
たまには失敗するのだ。

でも楽しい1冊でした。

「天使の報酬」 真保裕一



天使の報酬 真保裕一

サンフランシスコで日本人女子大生・霜村瑠衣が失踪し、日本から駆けつけた父親の立ち会いのもと、アパートの捜索が行われた。外務省邦人保護担当領事・黒田康作も現場に立ち会ったが、当の父親は、娘の失踪理由を知っていて隠している様子が窺われる。瑠衣の容疑は、単なる窃盗ではなく、テロ準備罪?!黒田が調べていくうちに、彼女の周囲には、日系ボリビア人や謎の日本人フリージャーナリストをはじめとする不審な人物の影がちらついていて、何人かの死亡者までいることが判明。ついに失踪事件の背後に隠されていた真実に辿り着いたとき、その重さに、黒田は愕然とする。国益を優先すべきか、邦人の命を守るべきか、黒田の苦悩はつきない。(BOOKデータベースより)

大好きな作家さんなのでこういう展開の物語にあたると嬉しい。
アマルフィの続編ということで、帯にも織田裕二さんがどーーーーーーーーんと
載ってますので、いくら「ドラマ見ません」「映画見てません」でもイメージが・・・( ̄∇ ̄;)

個人的にはなんだかんだ文句を言いながらも仕事の早い香苗さんが好きですが、
ちょっと気の毒でもある(笑)

外務省というのは本当にどのくらいの力があるのかわかりませんが、
警察よりは下・・・なのか?
意外な感じもします。

しかし、ボリビアという南米の国が絡んだり、当時大流行してしまったSARSの問題。
他にも現地でのひき逃げ事故。
絡まりに絡まった感じの出来事が実は一つになる。
ふんふんと鼻息荒く読みました。

悪い大人がたくさん登場してましたが、
物語のラスト近くに重要人物がいきなり登場してましたが、それでいいのか?
と、ちょっとクレームつけたくなりましたが、
実は実は・・・みたいなラストの展開に、わたしがひそかに「この人怪しくない?」と
思ってた人が実は本当に怪しい人で、自分の考えがあたったことに驚きました。
こういうのって・・・本の読みすぎなのかなと少し反省はしましたが。

だって、こういう展開ってわりあいとありがちになってきた感があります。

「ローカル線で行こう」 真保裕一



ローカル線で行こう 真保裕一

お金がないなら、知恵を出すのよ!もりはら鉄道新社長・篠宮亜佐美(31歳独身)の果敢な挑戦が始まった。立ちはだかるのは、やる気を失った社員たち。一筋縄ではいかない経営幹部、そして、亜佐美らを次々と襲う不穏な事件。「もり鉄」に明日はあるのか!?人々の希望を乗せた列車は、感動の終着駅に向かってひた走る。(BOOKデータベースより)

なるほど・・・・
こういう本でしたか。
なんか、勝手にローカル線に乗って旅をする、
電車オタクの本かと思ってましたので(笑)

雰囲気的には有川浩さんの「県庁おもてなし課」とか
桂望実さんの「県庁の星」とかそういうイメージ。

どん底からのスタート。

でも、真保さんが書くと、その先に政治があったりミステリーがあったり、
ただのローカル線再生小説だけで終わらないのが読んでて気持ちいいです。

テンポもよくあっという間に読了。
多少、「こんなに上手くいく?」という気持ちはないワケではないけれど(笑)
まぁ小説なので、こういう終わり方の方が気持ちいいです。
読みながらつい応援してしまう自分がいます。

我が県にも赤字ローカル線がありますので、
この本を読んで使えるところは使ってほしいところです。
残念なことに全部は使えないんだよねー。

「正義をふりかざす君へ」 真保裕一



正義をふりかざす君へ 真保裕一

地元紙の記者だった不破勝彦は、神永美里と結婚し、義父の仕事を助けるべくホテル業へ転身する。が、やがてホテルは不祥事を起こし義父は失脚、妻との不和も重なり、彼は故郷から逃げ出した。七年後ー彼は帰りたくない故郷へと戻る。元妻の不倫相手を救うために。問題を起こしたホテルを、正義の名のもとに攻撃した新聞社。そのトップに就任したのは、高校の先輩である大瀧丈一郎だった。ホテルは彼の傘下に吸収され、不破を恨む者たちが次々と現れる。そして、ついに魔の手が彼を襲うー!「正義」の意味を問い直す、渾身の長篇ミステリー!!(BOOKデータベースより)

実は昔かなりの真保ファンだったのですが、
いつの頃からかあまり心に響かなくなったというか。
「ホワイトアウト」や「奪取」の時代は本当に読み漁ってました。
あの感動と爽快感(?)を探し求めて今でも真保作品を読み続けてます。

今回の本も途中までは面白かったんですけどねー。
なかなか勧善懲悪とまでは行かないようで(^^;)
読メで読んだらなんというか、メッセージ性が強いと書かれている人が多かった。

タイトルの「正義をふりかざす君へ
読んだ後のパッとの印象ではあの高校生の彼だけど(この言い方だとバレるけど)
実際一番悪い人は別のあの人だったなー。
そういう感じの雰囲気はしたけど。
しかし、その人にとってはうまくいきすぎましたね。
そこまで頭のまわる人だったら、それ以前に何とでもできたんじゃないかという
気もしますけどね。

巻き込まれ型の不破さんでしたが、結構ケガが多くて気の毒だった(^^;)

そしてそれほど不破さんをけん制してきた人の動機みたいなの・・・
あまりインパクトなかったけど、やっぱりそういう一回上に立ってしまった人と
いうのは心配性になるのでしょうかね。

「灰色の北壁」 真保裕一



灰色の北壁 真保裕一

世界のクライマーから「ホワイト・タワー」と呼ばれ、恐れられた山がある。死と背中合わせのその北壁を、たった一人で制覇した天才クライマー。その業績に疑問を投じる一編のノンフィクションに封印された真実とは…。表題作ほか全3編。山岳ミステリー集。(BOOKデータベースより)

【目次】
黒部の羆/灰色の北壁/雪の慰霊碑


人はなぜ雪山に登るんだろう!?

真保さんの雪山小説(?)は相変わらず面白いのですが、
雪山の魅力が分からないワタクシであります(。・ω・。)

夏山は好きなんですけどね。
好きと言いながらそれほど登ってはいませんが(^-^;)
富士山に1回登ったことがあるのが一生の勲章です。
(多分2回目はない)

今までいろいろな方の雪山小説を読みましたが、
やっぱり真保さんはいいな~(´∀`)
命がけで雪山に登る理由がわからん。
登った先には何があるんだろう?
いつ死ぬかも分からない本当に命がけの登山。

夏山にはない理由で命を落とす。
いや~~~~理解できない!!!

本当に雪山に挑戦する人たちを理解できないのです(爆)
だからこそ小説を読みたくなるのですが。

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「ブルー・ゴールド」 真保裕一



ブルー・ゴールド 真保裕一

水の惑星─地球。だが、人類が利用できる淡水は、そのわずか1%にすぎない。10億を超える人々が、この瞬間も飲み水にさえ困っているのだ。今や水は戦略物質となり、世界中の巨大企業が激しい獲得競争をくり広げている。そこに斬り込む弱小企業の男たち。貴重な地下水を持つ酒造メーカーを強引に買収するも、予想もしなかった妨害が入った。真犯人を暴き出すための戦いが始まる。(BOOKデータベースより)

正直に書くと・・・

あまり意味がわからなかった(・ω・)ゞ

テーマは水だと思っていたんだけど、なんかめくるめく間に会社間の人間関係が実はめちゃめちゃ狭いということに気づき、「なんだ!?身内でこんなことやってたの?」と思ったりもした。

水・・・たしか日本って水道水をなんのためらいもなく飲むことが出来るかなり少ない国だと聞いたことはあります。
海外に行ったことのないあたしからすると、「他の国はじゃあ全部ダメなのか?」と思うもそこまでは詳しくないのですが・・・

その水を商売に・・と考えたのかどうなのか。
まぁ井戸水、浄化装置などなど。
いろいろあるようですが、イマイチ、ピン!とこないまま終わった感じがしちゃうのです。
「結構壮大!?」
と、期待しちゃっただけにちょっと登場人物に振り回されてしまったような感じは否めません(^^;)

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