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2017.08.09 (Wed)

「ダマシ×ダマシ」 森博嗣



ダマシ×ダマシ 森博嗣

「もしかして、ある人に騙されてしまったかもしれないんです」上村恵子は、銀行員の鳥坂大介と結婚したはずだった。求められるまま口座を新設し、預金のすべてを振り込んだ。だが、彼は消えてしまった。預金と共に。鳥坂の捜索依頼を受けたSYアート&リサーチの小川令子は、彼がほかに二人の女性を騙していたことをつきとめる。だが、その鳥坂は死体となって発見された。事務所メンバの新たなる局面。Xシリーズ最終話!

うん。
よーわからんシリーズだった。

このシリーズには森作品の屋台骨である西之園萌絵が登場するんだけど
結局謎の女のままだったような気がする・・・(笑)
私は途中で森さんの世界観に飽きてしまったので(爆)、
S&MシリーズVシリーズとそしてこのXシリーズしか読んでないんだけど、
どうやらラストにGシリーズの人が出てきたようだ。

なので、読書メーターを読むとGシリーズを読んでいる人にとっては
「びっくりした」「ここで登場か!」的なのが多かったのですが、
私みたいに読んでない人には「??」な感じ(笑)

どっちにしろ人物の関係図やなにやらがよく分からないまま終わったなー。
椙田さんって結局なんだったんだろう?
S&Mシリーズの「封印再度」みたいな「おぉーー!!」という衝撃が皆無であったこのシリーズ。
果たして何というか・・・読む意味があったのか。
そういう疑問も浮かんじゃったー。
あはははは。
15:28  |  森博嗣  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.07.30 (Sun)

「どこの家にも怖いものはいる」 三津田信三



どこの家にも怖いものはいる 三津田信三

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。人物、時代、内容…バラバラなはずなのにある共通点を見つけた時ソレは突然、あなたのところへ現れる。これまでとは全く異なる「幽霊屋敷」怪談に、驚愕せよ。

私は、ホラーはホラーでも実際にありそうな雰囲気の怖さは平気なのです。
作り物のものすんごく激しいのは大の苦手ですが(←貞子とか)
この程度は普通。

と、思って読んでるとたまに足元救われる作家さんですが、
でも問題なかったよー。
よかった。面白かった。
でももっと怖いと思って読んでたので多少拍子抜けしたところはあります。

それぞれに散りばめられた5つの話が実は共通しているんじゃないか
という、テーマは・・・なんだろう。
神隠しなのかなー。

最初のキヨちゃんの話は年代も近いせいかゾクゾクっとはしました。
まぁその程度。
でも、このくらいであればなんというか、私たちが子供のころとか
もっと怖いことあったなーと思いました。
それこそコックリさんとかそっち系で憑かれた人がいたり。
まぁ子供がいなくなるっていうのも怖いは怖いけどね。
09:03  |  三津田信三  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.07.25 (Tue)

「あとは野となれ大和撫子」 宮内悠介



あとは野となれ大和撫子 宮内悠介

中央アジアのアラルスタン。ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。彼女たちはこの国をー自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが…!?内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。それでも、つらい今日を笑い飛ばして明日へ進み続ける彼女たちが最後に掴み取るものとはー?

初めまして・・・の作家さんかな。
今回の直木賞にノミネートされた作品です。
タイトルが素敵よねー。
なんか凛とした大和撫子を想像します。

でも、この本に登場する日本人はナツキ一人です(。・ω・)

設定がややこしいんだよね。
ナツキは20歳なのかな。
どうなのか。
あと説明がかなり不足している感じがしてねー。
恩田さんも説明は不足しているけれど、途中でなんとなく理解できる。
でも、宮内さんの場合は理解できない。
うーーーん。キャリアの差か??

そのせいか頭の柔軟性がなくなってきている私からすると
少し状況や世界を楽しむことが出来ませんでした。
なんで、大統領になったアイシャが劇をやるんだろう。
なんで歌うんだろう。
そういうのを含めて理解できなかった。
あと、あの武器売りも何をしたかったんだろう。

でも、直木賞ノミネートなんだよね。
凄い本なんだよね。
ちょっと私に分からなかっただけ・・・なのか?
05:00  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.07.13 (Thu)

「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」 村上春樹



騎士団長殺し 村上春樹

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

ってことで、割と間を置かず読むことが出来ました。
ただ、一部のワクワク感を思い出しながら読んだ私としては
正直・・

物足りない。

もっと波がほしかったなー。

まぁ村上春樹の本って結構書き方が回りくどくて。
そこが人気あるところで、毎回毎回お約束のようにノーベル文学賞に
名前が載ろうとするんだろうけれど受賞しない。
もう、ほぼ毎年恒例となっている感。

結局のところ、この主人公の「私」が人と表面上でしか付き合っていかないので
話も途中までしか分からない。
これがもし、なんでもかんでも知りたがろうとする人が主人公だったら
例えば、免色の不可解なところだったり、秋川笙子や秋川まりえのことや、
ついでに言えば雨田父・息子のこともわかったかもしれない。

分かったことと言ったらなんだろう。
うーーーん。逆に何一つ分からず、私の中では解決してない。
第一、イデアという意味もメタファーという意味も分からないんだもん。

相変わらず女性は簡単に妊娠するし。
なんだかねーーーーーーーーーー。
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2017.06.23 (Fri)

「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」 村上春樹



騎士団長殺し 村上春樹

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降っていたが、谷の外側はだいたい晴れていた…。それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕れるまでは。

第一部しか手元になーい。
二部を読むのはいつになるか謎(笑)

出来れば早く読みたいと思うのですが、こればっかりはねー。

しかし・・・序盤は相変わらずの村上節で何というか・・・

お約束とも言えるやる気のあるのかないのか分からないような男が主人公で、
奥様に離婚を突き付けられ悲しみのあまり家を出ていく。
友人のお父さんが住んでいた山奥の家に住み、
週に1回の絵画教室のアルバイト(あ、主人公は画家)

で、絵画教室に来ていた女性2人と付き合う。
そして毎回の性描写(T_T)
昨日も書いたけど昼食後読んでるんだってば。

ってことで、うんざりしかけてたところで登場した「騎士団長」(・∀・)
全く何者か分からないんだけど、この全く分からなさが村上作品の初期によく
登場していた「羊男」を思い出す。
謎の金持ち、免色(めんしき)さんに頼まれ、秋川まりえの肖像画を描くことになったが、
この秋川まりえが何というか、薄気味悪い。
この薄気味悪さが心に残っているうちに第二部を読みたいなぁーと
思っております。
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2017.04.15 (Sat)

「痾」 麻耶雄嵩



 麻耶雄嵩

大破局のショックで部分的記憶喪失に陥った如月烏有は、寺社に繰り返し放火して回復を企る。だが焼け跡には必ず他殺死体が発見され、「次は何処に火をつけるつもりかい」との脅迫状が舞い込む。誰が烏有を翻弄しているのか。烏有に絡む銘探偵メルカトル鮎の真の狙いは。ミステリに遊戯する若き鬼才の精華。

なんかの続編らしいんだけど、「祝・貴族探偵ドラマ化」か初期の麻耶さんの本が図書館の置いてあるという奇蹟。
つい乗っかってしまったが・・・予想以上にわからなかった。

っていうか、とりあえず麻耶さんでしょー。
「今はあのとんでもな作風だが、初期のころは少しまともだろー」
などと気軽に手に取った私が悪うございました。
すみませんでした。麻耶さんは麻耶さんです。はい(T_T)

ってことで、一言でいうなら

「よくわからなかった(/ω\)」

何かの続編というのを差し引いてもよくわからなかった(^^;)
第一・・・日本の警察は何をしているのか???
何というか・・・もっと濃い解決を望んでいたんだけど・・・
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2017.04.11 (Tue)

「ビブリア古書堂の事件手帖6」 三上延



ビブリア古書堂の事件手帖

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた。過去を再現するかのような奇妙な巡り合わせ。深い謎の先に待つのは偶然か必然か?


栞子さんの性格は好きじゃないんだよなー。
毎回書いてますが。

でも、物語はものすごく面白くて(〃ω〃)
太宰治に関しての話で、読んでるとどこまでが事実でどこまでがフィクションかわからなくなります。
太宰の人となりに関してはほぼほぼ真実なんだろうなー。
ただ、今回書かれている「晩年」のサイン付きとかなんとか付とかここはフィクションかなー。

古書なんてハッキリ言って興味ないからねー。
確かに貴重なものかもしれないけれど、私からしたら中にある物語のほうが大事であって、
それが初版であったりどうのこうのには興味ないんだよねー。

でも、興味ある人にとっては傷害とか殺人とか・・・
結構荒っぽい話になります。

次回でラストっていう話もありますが、なんかこの人もあの人も親戚~みたいになりまして、
結局は親戚の話になるのか??
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2017.04.03 (Mon)

「桜風堂ものがたり」 村山早紀



桜風堂ものがたり 村山早紀

万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡。

本屋大賞ノミネート作品とのことですが・・・
これはノミネートなるだろうなー。
書店員の夢と希望と憧れがつまった1冊に見えました。

まぁ面白かったんだけど、途中で「は?」と思うことがあったはあった。
それまでメールのやりとりはしていたとはいえ、初対面の男に
「うちの書店を任せたい」

「え???」

そこがねぇーーーー。
年寄りが1人でやる小さい書店。
うむ。私が住んでいたエリアではあんな書店だな。
と思いながら読みました(その書店は閉店しましたが)

本読みにとっては憧れの話でしたねー。
うまく行き過ぎの感は否めませんけれど。
いつもうまくいかない話ばかり読んでるとこういうひねくれた人間になります(笑)

ただ、この人たちのその後が知りたいなー。
このメンバーのその後が出たら読んでみたいなと思いました。
08:03  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.03.22 (Wed)

「希望荘」 宮部みゆき



希望荘 宮部みゆき

家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!!

【目次】
聖域/希望荘/砂男/二重身(ドッペルゲンガー)


杉村三郎シリーズですが、前作で離婚してそしてようやくこのシリーズが始まるという・・・
それを知ったとき「はい?」と驚いたものですが、でも面白かった。
砂男と二重身が好みかも。

ちょうど時期的に震災が重なっているようで、物語にもそれがちりばめられてました。
震災をテーマに書く作家さんがいましたが、
宮部さんの使いかたはちょっと違った。
なんというか・・・作家さんもいろいろだなと思いました。

それを上手くと言っちゃ語弊があるかもしれませんが、
利用しているなーとは正直思いましたね。
こういう話の持っていきかたがあるのか。

今でも桃子(娘)と毎日スカイプで話をしている・・・
まだ娘とつながってるんだー。
離婚してもそこはつながっている・・・
甘いわね。
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2017.03.10 (Fri)

「ホテルモーリスの危険なおもてなし」 森晶麿



ホテルモーリスの危険なおもてなし 森晶麿

かつて高級リゾートだった“ホテルモーリス”に、今は毎日ギャングがやってくる。迎え撃つのは、伝説のホテルマンの妻でオーナーのるり子、元殺し屋のコンシェルジュ日野、そして立て直しを命じられた新人支配人の准。アガサ・クリスティー賞作家がもてなす、劇場型ミステリー。

【目次】
グリーン・ビートルをつかまえろ/ローチ氏を始末するには/けじめをつけろ、ドラゴン・フライ/シェルの歌でも聴け/バタフライを見失うな/特別付録 ホテルモーリス滞在備忘録


続くのかなぁー。
なんて思いました。

キャラがユニークでこれ1冊で終わってしまうにはもったいない感じがします。
でも、続編が出ているような気配が・・・ない?

そしてねぇーキャラがユニークなのにこの1冊に詰め込みに詰め込んだので、途中からワケわからなくなってきてる。
まぁ私の読解力の問題かもしれませんが。

日野がかなりいいんですよねー。
元殺し屋らしいんだけど、酒がまるっきりダメで、そのくせ飲む。
飲んで1秒後にはそこに倒れてる。
毎回ww
学習能力がないのだ。
桑野も才能があるのに、登場しなくて。
なんだかもったいないだらけの1冊だった気がする。

浅田次郎さんの「プリズンホテル」みたいに4冊くらいあると楽しかったかも。
どうしてもプリズンホテルと比べてしまいます。
客層が似ているのだ(笑)
05:00  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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