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2017.06.23 (Fri)

「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」 村上春樹



騎士団長殺し 村上春樹

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降っていたが、谷の外側はだいたい晴れていた…。それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕れるまでは。

第一部しか手元になーい。
二部を読むのはいつになるか謎(笑)

出来れば早く読みたいと思うのですが、こればっかりはねー。

しかし・・・序盤は相変わらずの村上節で何というか・・・

お約束とも言えるやる気のあるのかないのか分からないような男が主人公で、
奥様に離婚を突き付けられ悲しみのあまり家を出ていく。
友人のお父さんが住んでいた山奥の家に住み、
週に1回の絵画教室のアルバイト(あ、主人公は画家)

で、絵画教室に来ていた女性2人と付き合う。
そして毎回の性描写(T_T)
昨日も書いたけど昼食後読んでるんだってば。

ってことで、うんざりしかけてたところで登場した「騎士団長」(・∀・)
全く何者か分からないんだけど、この全く分からなさが村上作品の初期によく
登場していた「羊男」を思い出す。
謎の金持ち、免色(めんしき)さんに頼まれ、秋川まりえの肖像画を描くことになったが、
この秋川まりえが何というか、薄気味悪い。
この薄気味悪さが心に残っているうちに第二部を読みたいなぁーと
思っております。
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2017.04.15 (Sat)

「痾」 麻耶雄嵩



 麻耶雄嵩

大破局のショックで部分的記憶喪失に陥った如月烏有は、寺社に繰り返し放火して回復を企る。だが焼け跡には必ず他殺死体が発見され、「次は何処に火をつけるつもりかい」との脅迫状が舞い込む。誰が烏有を翻弄しているのか。烏有に絡む銘探偵メルカトル鮎の真の狙いは。ミステリに遊戯する若き鬼才の精華。

なんかの続編らしいんだけど、「祝・貴族探偵ドラマ化」か初期の麻耶さんの本が図書館の置いてあるという奇蹟。
つい乗っかってしまったが・・・予想以上にわからなかった。

っていうか、とりあえず麻耶さんでしょー。
「今はあのとんでもな作風だが、初期のころは少しまともだろー」
などと気軽に手に取った私が悪うございました。
すみませんでした。麻耶さんは麻耶さんです。はい(T_T)

ってことで、一言でいうなら

「よくわからなかった(/ω\)」

何かの続編というのを差し引いてもよくわからなかった(^^;)
第一・・・日本の警察は何をしているのか???
何というか・・・もっと濃い解決を望んでいたんだけど・・・
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2017.04.11 (Tue)

「ビブリア古書堂の事件手帖6」 三上延



ビブリア古書堂の事件手帖

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた。過去を再現するかのような奇妙な巡り合わせ。深い謎の先に待つのは偶然か必然か?


栞子さんの性格は好きじゃないんだよなー。
毎回書いてますが。

でも、物語はものすごく面白くて(〃ω〃)
太宰治に関しての話で、読んでるとどこまでが事実でどこまでがフィクションかわからなくなります。
太宰の人となりに関してはほぼほぼ真実なんだろうなー。
ただ、今回書かれている「晩年」のサイン付きとかなんとか付とかここはフィクションかなー。

古書なんてハッキリ言って興味ないからねー。
確かに貴重なものかもしれないけれど、私からしたら中にある物語のほうが大事であって、
それが初版であったりどうのこうのには興味ないんだよねー。

でも、興味ある人にとっては傷害とか殺人とか・・・
結構荒っぽい話になります。

次回でラストっていう話もありますが、なんかこの人もあの人も親戚~みたいになりまして、
結局は親戚の話になるのか??
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2017.04.03 (Mon)

「桜風堂ものがたり」 村山早紀



桜風堂ものがたり 村山早紀

万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡。

本屋大賞ノミネート作品とのことですが・・・
これはノミネートなるだろうなー。
書店員の夢と希望と憧れがつまった1冊に見えました。

まぁ面白かったんだけど、途中で「は?」と思うことがあったはあった。
それまでメールのやりとりはしていたとはいえ、初対面の男に
「うちの書店を任せたい」

「え???」

そこがねぇーーーー。
年寄りが1人でやる小さい書店。
うむ。私が住んでいたエリアではあんな書店だな。
と思いながら読みました(その書店は閉店しましたが)

本読みにとっては憧れの話でしたねー。
うまく行き過ぎの感は否めませんけれど。
いつもうまくいかない話ばかり読んでるとこういうひねくれた人間になります(笑)

ただ、この人たちのその後が知りたいなー。
このメンバーのその後が出たら読んでみたいなと思いました。
08:03  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.03.22 (Wed)

「希望荘」 宮部みゆき



希望荘 宮部みゆき

家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!!

【目次】
聖域/希望荘/砂男/二重身(ドッペルゲンガー)


杉村三郎シリーズですが、前作で離婚してそしてようやくこのシリーズが始まるという・・・
それを知ったとき「はい?」と驚いたものですが、でも面白かった。
砂男と二重身が好みかも。

ちょうど時期的に震災が重なっているようで、物語にもそれがちりばめられてました。
震災をテーマに書く作家さんがいましたが、
宮部さんの使いかたはちょっと違った。
なんというか・・・作家さんもいろいろだなと思いました。

それを上手くと言っちゃ語弊があるかもしれませんが、
利用しているなーとは正直思いましたね。
こういう話の持っていきかたがあるのか。

今でも桃子(娘)と毎日スカイプで話をしている・・・
まだ娘とつながってるんだー。
離婚してもそこはつながっている・・・
甘いわね。
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2017.03.10 (Fri)

「ホテルモーリスの危険なおもてなし」 森晶麿



ホテルモーリスの危険なおもてなし 森晶麿

かつて高級リゾートだった“ホテルモーリス”に、今は毎日ギャングがやってくる。迎え撃つのは、伝説のホテルマンの妻でオーナーのるり子、元殺し屋のコンシェルジュ日野、そして立て直しを命じられた新人支配人の准。アガサ・クリスティー賞作家がもてなす、劇場型ミステリー。

【目次】
グリーン・ビートルをつかまえろ/ローチ氏を始末するには/けじめをつけろ、ドラゴン・フライ/シェルの歌でも聴け/バタフライを見失うな/特別付録 ホテルモーリス滞在備忘録


続くのかなぁー。
なんて思いました。

キャラがユニークでこれ1冊で終わってしまうにはもったいない感じがします。
でも、続編が出ているような気配が・・・ない?

そしてねぇーキャラがユニークなのにこの1冊に詰め込みに詰め込んだので、途中からワケわからなくなってきてる。
まぁ私の読解力の問題かもしれませんが。

日野がかなりいいんですよねー。
元殺し屋らしいんだけど、酒がまるっきりダメで、そのくせ飲む。
飲んで1秒後にはそこに倒れてる。
毎回ww
学習能力がないのだ。
桑野も才能があるのに、登場しなくて。
なんだかもったいないだらけの1冊だった気がする。

浅田次郎さんの「プリズンホテル」みたいに4冊くらいあると楽しかったかも。
どうしてもプリズンホテルと比べてしまいます。
客層が似ているのだ(笑)
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2017.03.08 (Wed)

「八獄の界」 三津田信三



八獄の界 三津田信三

黒術師を崇拝する者たちがいる。黒い欲望を持った人々を犯罪へいざなう、恐るべき呪術の使い手・“黒術師”。黒捜課の曲矢刑事から、黒術師が崇拝者を集めたバスツアーを主催すると聞かされた俊一郎は、潜入捜査を手伝うことに。危険を承知で潜入した俊一郎だったが、バスツアーの参加者全員に、くっきりと死相が視えていてー。俊一郎たち参加者を次々と襲う、怪事件の真相は!?「死相学探偵」シリーズ、絶体絶命の第6弾!!

ミステリー色多めの三津田さんは大丈夫と思っていたら
結構怖かったよーーー。゚(゚´Д`゚)゚。

和服を着た婆が殺しにくるとか恐ろしすぎて夢にでそう。
そして「ブラック」の行動が謎すぎて気になる。
次回なんかあるのか?

黒術師っていったいなんなんだろうねーーー。
前作と少し間が空いただけでももう覚えてない。

ただ対決相手が固定したところを見るとこのシリーズも終盤に差し掛かってきたのかなー。

今回は俊一郎が別の次元に行ったので、祖母である愛染様とのヘンテコな掛け合いがなく、とっても読みやすかった(笑)
愛染様くどいからねぇー。
好きなシリーズなのでこの先どうなるのか気になります。


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2017.01.27 (Fri)

「万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの叫び」 松岡圭祐



万能鑑定士Qの最終巻 松岡圭祐

出発点となったリサイクルショップ“チープグッズ”に戻った凛田莉子。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に、過去最難関の謎へと導かれる。事件を追ううち、探偵になった小笠原悠斗との心のすれちがいにも真意が見えはじめ…。人の死なないミステリ「万能鑑定士Q」シリーズ、遂にここに完結。

完結~。

まぁ・・・表紙絵の通りという・・・
この表紙で何をどうネタバレなしに言えばいいのか(笑)

「探偵の鑑定」で出てこなかった華蓮が登場してたーーー
「なんで華蓮が登場しないのか」と思ってたら最終巻に登場。
よろしいと思います。

ほかにもいろいろなキャラが登場してましたが、
このシリーズでいえば好きだったのは時事ネタでした。
3巻はモロ小室さんの話だったし、それ以外でも明らかに水嶋ヒロが
小説書いてーポプラ社の賞とってー。
こういうの書いていいんだ!?
当時の私は驚きましたが、残念ながらこれを上回る時事ネタは
それ以降はなく。

今回もポケモンGOと西野カナゲーム?
西野カナゲームって知らなくて、読了後ネットで見たけど、これは知らなくて
当たり前かもと思った。こういうゲームする年齢じゃないw

めでたしめでたしでした。
08:15  |  松岡圭祐  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.23 (Mon)

「君と過ごした嘘つきの秋」 水生大海



君と過ごした嘘つきの秋 水生大海

風見高校に教育実習生がやって来た。友樹たち1年5組の教生・久遠寺絢子は女子大生作家であるとわかり、たちまち注目の的に。映画研究部はその小説の映画化を企画し、美少女の毬の出演も決まる。撮影が順調に進むなか、花壇に「骨」がばらまかれたことから、過去の落下事故が浮上する。恋愛、友情…十代の危うさが巻き起こす事件の真相とは?風高5人組が挑む学園ミステリー!

「消えない夏に僕らはいる」の続編でしたー。
どこかで聞いた登場人物だと思ってましたが、話自体は独立してたので気にせず読めました。

骨格標本落下の謎の解明は面白かった。
さすが、島田荘司賞の作家だけあって、トリックが本格!!

面白い。
こういうのを読んでると本格って面白いと思う。
思い込みなのよ。思い込み。

メインとなる登場人物がちょっと多いのが気になるけれど、
前回メインだった響が今回はあまり登場してませんでした。
まぁそういう風に回していくなら今後もたくさんお話ができるかも。

メインの登場人物が多いうえに、今回の登場人物も結構いて
人間関係がやや面倒に思った(笑)
08:32  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.04 (Wed)

「アルテーミスの采配」 真梨幸子



アルテーミスの采配 真梨幸子

AV女優連続不審死事件。容疑者の男は行方不明。男が遺した原稿『アルテーミスの采配』が、隠された嘘、或は真実を語り始める。私の人生、狂ったのは誰のせい?毎日は無数の罠で満ちている。最後一ページまで、見事なる真梨幸子の采配。

AV女優が次々と不審死しちゃうって話なんだけど、
AV女優のリアルな待遇を目にしてちょっと気の毒になったというか。
すごく「旬の時期」が短いみたいで、
最初はちやほやされるけれど、その期間はわずか数か月から1年。
それを過ぎるとハードものじゃないと会社も納得しれくれないらしい。

えーーー。なんか可哀そうだ。
「お金が欲しくて」という理由でAVに行く人がほとんどだと思ってたけれど、
騙されてAVに行くしかない人もいるのかもしれないなー

この本を読んでそう思いました。

真梨さんの本は登場人物が多いうえ、妙にみなさんつながりがあって
読んでいくうちに混乱します(笑)
毎回そうで「この本は違うだろう」と思って読むんだけどやっぱり混乱する。
メモしながら読むタイプではないので毎回混乱したまま終わります(笑)
05:00  |  真梨幸子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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