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2018.02.16 (Fri)

「キラレ×キラレ」 森博嗣



キラレ×キラレ 森博嗣

満員電車の中、三十代の女性がナイフのようなもので切りつけられる事件が立て続けに起こった。探偵・鷹知祐一朗から捜査協力の依頼を受けた小川と真鍋は、一見無関係と思われた被害者たち全員に共通する、ある事実を突き止める。その矢先に新たな事件が起こり、意外な展開を見せるが…。Xシリーズ第二弾。

最近の森作品の中ではミステリーになってて面白かったです。
誰と誰が繋がっててどうのこうのっていう流れの本ばかり読んでたので
「そういえばミステリー!」
と、気づくきっかけになりました(笑)

犯人も動機も何となく理解できまして。
これって最近の森ミステリィでは珍しいです。はい。
森ミステリィってなんだか分からないのが多かったので。

そういう意味では新鮮で面白かった。

ただ、萌絵さんに対して「女の子」はないだろー。
この時代の萌絵さん設定によると28歳らしいですよ。

真鍋くん@大学生の小川さんに対する態度。
まぁ・・・天然なのかそうなのか。
そうなんだろうけれど、悪意ないんだけど酷いよね(笑)
悪意ないから善意として受け取ればいいのか??
どうなんだろう。でも、プロテクター。絶対使うな。
と思ってたらやっぱり使った(笑)
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2018.02.15 (Thu)

「パーマネント神喜劇」 万城目学



パーマネント神喜劇 万城目学

「今からあんたの願いをひとつだけ叶えてあげる」。デートの途中、突然時が止まった。動かない街に現れたのは、「神」と名乗るアヤしげな男たち。肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う…?笑って笑って最後にほろり。わちゃわちゃ神頼みエンターテインメント。

【目次】
はじめの一歩/当たり屋/トシ&シュン/パーマネント神喜劇


最初の2話が好きだなぁー。
表題作は少し重くて。
震災を書いているんだけど、3学期で「震災から半年」と書いているのでまぁ架空の場所ではありますよねー。
万城目さんも関西の人ですから、阪神大震災を経験しているかもしれないし。
うーん。

最初の2話のコミカルな感じから話の雰囲気が違い・・・
しかも「パーマネント」って「永遠なる」っていう意味なの??
わたし、普通に髪の毛の方のパーマ化と・・・

表紙の人がめっちゃ水野晴郎さんに似てますが・・・
神様らしい・・・

それにしても最初の1話・・・まぁ神様が何かしたとはいえ、
それがキッカケで人生いろいろいい方向に動くのであればそれは本当に羨ましいなー。

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2018.02.12 (Mon)

「イナイ×イナイ」 森博嗣



イナイ×イナイ 森博嗣

黒髪の佳人、佐竹千鶴は椙田探偵事務所を訪れて、こう切り出した。「私の兄を捜していただきたいのです」。双子の妹、千春とともに都心の広大な旧家に暮らすが、兄の鎮夫は母屋の地下牢に幽閉されているのだという。椙田の助手、小川と真鍋が調査に向かうが、謎は深まるばかりー。Xシリーズ、文庫化始動。

ゆるいシリーズです。
×シリーズに関してはノベルスで全部読んでいるんだけど、
その時は「四季」「Gシリーズ」を読んでなかったので椙田=保呂草っていうのが
わからなかったんだよねー。

なのでこうして読んでみるとロクに事務所にいない椙田。
保呂草さんだから仕方ないよねー的なあきらめ(笑)
私がよく読む探偵小説とは違い、なんとなくのんびりゆったり。
もしかして元々の探偵業務というのはそういうものなのかもしれません。

最後に萌絵さんが登場してましたが、W大に勤めているようなので
それによって時系列云々もわかります。
しかし、椙田さん・・・萌絵さんに脅えすぎではないだろうか!?
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2018.02.06 (Tue)

「χの悲劇」 森博嗣



χの悲劇 森博嗣

あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社に籍を置いていた。人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前、愛知で起きた飛行機事故に関する質問をされる。トラムという動く密室で起きる殺人。その背後に感じられる陰謀。静かだった島田の生活が、その日を機に大きく動き始める。Gシリーズの転換点。後期三部作開幕!

確かにGシリーズでした。

っていうかねー。これは図書館から借りた本なんだけど早く文庫でないかな。
出たら買うわ。これは。

そのくらい・・・いろいろな話が詰まってます。

とりあえず、かなり未来です。
「積み本増加中!?」というブログがありまして、それに森さんの本の時系列とか
登場人物の年齢とかかなり詳しく書いているんですね。
(ついでに犯人も書いておりますがw)
それをみると、この「χの悲劇」は2053年の話になっているのです。
前回の「キウイγは時計仕掛け」は2006年という設定らしいんだけど
なんで??みんな登場人物死んでない!?
と、思うんだけど、「すべてがFになる」に登場していた島田さんが主人公
ということは生きている??

えーーー。じゃあこのサイト間違ってるんじゃない??

なんて思ったら間違ってなくて。
一体どういう未来になっているのか。
読んでるとあまりそうは感じなかったんだけどな。
35年後ってまだこんなものなのか??

しかし・・・このように中途半端な未来というのも読者を
驚かせるには十分です。
ただの登場人物と思っていた人が実は「あの人」と「あの人」で、
χ(←カイと読みます)の母親があの人だったと知ったときには
腰抜かすレベルです。

でもって、「レタス・フライ」読まなくちゃ。
あの本になんかあるな。絶対。

とにかくそういう仕掛けをしてくる作家さんのようです。
こんなに短期間で読みまくってもかなり混乱するのに、
刊行したらすぐ読んでる読者の方たちは大変そうだー。
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2018.01.31 (Wed)

「キウイγは時計仕掛け」 森博嗣



キウイγは時計仕掛け 森博嗣

建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届いた。銀のプルトップが差し込まれ手榴弾にも似たそれは誰がなぜ送ってきたのか。その夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部谷恵美と山吹早月。取材にきた雨宮純らが一堂に会し謎に迫るが。

なんか妙に大人になって「あの時は若かったねー」としみじみと振り返る登場人物たち(笑)
縁側に緑茶が似合います。

萌絵と犀川は結婚しているのか。
読者&登場人物が気にしている件。
雨宮純が直撃してました。
萌絵いわく「ノーコメント」だそうで。

そうか。まだしてないのか。

あんだけガチャガチャしてた加部谷ですら落ち着いた感じがするなぁ。
でも、緊張のあまり前日暴飲して次の日寝坊するとか笑っちゃいました。

今回はVのメンバーが誰一人登場せず、なんとなく寂しいです。
次の「χ(カイ)の悲劇」からは「後期三部作」らしいし(背表紙に書いてた)、
萌絵はおろか今まで登場してた人たちが出るのかどうかすら謎です。

この本は登場人物が大人になりましたよー。
昔みたいに「事件!」「事件!!」なんて追いかけませんよー
という話かな??
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2018.01.24 (Wed)

「ジグβは神ですか」 森博嗣



ジグβは神ですか 森博嗣

βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入った若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。

面白かったねー。
事件云々ではなくて、保呂草が出て、紅子が出る。
これだけで「面白い」と思う。
紅子と佐々木睦子の会話とかどうよー。
怖いよ(笑)

赤柳が水野と名前を変えて登場。
或る程度説明してますし、そこはいいんだけど、ついでに性別も変えて登場。

フケメイクをわざとしているようです。
そこも変装。

物語が動いている感じがしますが、リアルに時間は進んでて
加部谷が大学を卒業してなんと!県庁職員になってたーーー。
なんか似合わないんだよね。県庁職員っていうイメージじゃないっていうか。
でも、真面目に働いている感じがよかった。

海月もついでに登場してましたが、彼に影を持たせるのはなんでだろう。
何か出生の秘密でもあるのか。
気になるところだ。

今回の紅子さんの名言。
「天才は凡人の真似は出来るが、凡人は天才の真似はできない」
なるほどねー。
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2018.01.22 (Mon)

「目薬αで殺菌します」 森博嗣



目薬αで殺菌します 森博嗣

関西で発見された劇物入りの目薬の名には「α」の文字が。同じ頃、加部谷恵美が発見した変死体が握り締めていたのもやはり目薬「α」!探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後にはまたも謎のプロジェクトが?ギリシャ文字「α」は「φ」から連なる展開を意味しているのか?Gシリーズ第7作。

確かに目薬ってあの方法以外ないのかなぁ。
目薬を・・・点す。

物語的にはすごく動いた感じがする。
萌絵がW大(←早稲田?)に就職し、犀川と結婚したのではないかと言われている。
事実は謎であるけれどねー。
どうなんだろう。でも、萌絵の落ち着きっぷりからするとそうであってもおかしくないのか。

海月くんが進路のことで決意し、それに動揺する加部谷。
2人で飲みに行くというチャレンジャーなことをしております(笑)

赤柳は強盗に襲われ、しかし・・・最後の1ページでにんまり。
さすが探偵さんだ。

このシリーズは時が進むのが早い。
登場人物がどんどんと成長してます。
シリーズにありがちなドラえもんとかサザエさんとか永遠の〇歳ではないみたい。

さて、次はどうなるのか
止まらなくなってきてます。
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2018.01.19 (Fri)

「ηなのに夢のよう」 森博嗣



ηなのに夢のよう 森博嗣

地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのかー。

今回もミステリーに関してはチンプンカンプンでしたが
物語としてはとても面白かったです。
萌絵の両親が死んだ飛行機事故の謎をここに持ってくるのかと。
ただ1つの事件すらスルーしないんだなぁー。

嬉しいことに久しぶりに紅子さんが登場したのよー。
やっぱりいいなぁ。
四季らしき人も登場し、保呂草、Vの誰かであろう赤柳、そして紅子、
そして萌絵、犀川が登場するこの本はよかったです。

異動の話もあり、物語も進んでます。

毎回「今回こそは赤柳の謎はわかるのか」と思いながら読むのですが、
毎回混乱して終わります。
でも、そういえば最初に保呂草に会ったときに
「以前船でご一緒した・・・云々」のセリフで
ネタバレ系してた人が、Vで船が出てきたとき・・・とその話に出てた人だ。
とありましたが、そういえば「阿漕荘」って荘=そう=艘または漕

・・・ふね?

やっぱり阿漕荘メンバーの誰かかなと思うのでありました。
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2018.01.17 (Wed)

「λに歯がない」 森博嗣



λに歯がない 森博嗣 
※これ「らむだ」って読むんですってー。

完全に施錠されていたT研究所で、四人の銃殺死体が発見された。いずれも近距離から撃たれており、全員のポケットに「λに歯がない」と書かれたカードが入っていた。また四人とも、死後、強制的に歯を抜かれていた。謎だらけの事件に迫る過程で、西之園萌絵は欠け落ちていた過去の大切な記憶を取り戻す。

毎回殺人現場は凝りに凝った感じでありますが(今回みたいに密室で歯を抜かれているとか)、
解決編になるとまぁ雑なこと。

今回も結局犯人は分かったにしろ、どういう状態だったのか謎が残っているところもあるし。
だから、このシリーズはミステリーというよりも、殺人事件を通して登場人物の成長を
書いている話なんだよねー。
特に萌絵さん。
萌絵さんの成長が見えるし、朝起きたら近くに犀川せんせがいるっていう状況を
当たり前に書いてますし、でも具体的なことは何も書いてないので
「犀川先生だったら西之園家にプライベートルームがあってもおかしくないな」
とも思ってしまう。

今回、萌絵が犀川先生と夕食の約束をして、店まで予約してたのに
いざ迎えに行ったら同僚の喜多先生とデニーズに行っているとか。
私だったらはらわた煮えかえるシチュエーションですが、
萌絵も心で落ち着いてからにっこり店に入る。
大人になったなぁー。私より大人じゃないか。

そういうところを読むシリーズなのかも。

今回は保呂草さん登場したーーーー。
で、赤柳との会話もありまして。
この話し方・・・稲沢真澄さんじゃないよなぁー。
フランクすぎる。
第一、保呂草さんと稲沢さんは大昔の「友人」ではないなぁ。
やっぱり阿漕荘のメンバーなのか??
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2018.01.15 (Mon)

「εに誓って」 森博嗣



εに誓って 森博嗣

山吹早月と加部谷恵美が乗り込んだ中部国際空港行きの高速バスが、ジャックされてしまった。犯人グループからは都市部とバスに爆弾をしかけたという声明が出される。乗客名簿にあった「εに誓って」という団体客名は、「φは壊れたね」から続く事件と関係があるのか。西之園たちが見守る中、バスは疾走する。

本編と関係あるんだかないんだか分からないけれど、
今回バスジャックに遭った2人。
いつも「この3人主人公に思えないんだよねー」という私の心を読んだかのごとく、
3人のうち2人がメインでした。

バスのトリックに関しては大体そんなことじゃないかなぁーとは思ってましたので。
なんかチグハグしてたし。

別々に東京に行った2人ということで、お互いに何処に行ったか分からなかったけれど、
姉に頼まれて秋葉原へ同人誌買いに行ったら山吹くんの言い訳がめっちゃリアルで
笑った。微笑ましくすらありますよー。
きっと姉が腐女子なんだな。
で、女性が読むような同人誌・・・BLか?
「もし、バスが爆発して僕らが死んだらこの同人誌は加部谷さんのものだと思われるよ」
「え?なんでですか?見せてください!」
「イヤだ」
「大丈夫です。わたし大人ですから」
的な会話がなんか可愛かったよー。

ここにきて佐々木睦子さんが登場しますね。
彼女もある意味キーパーソンなのでしょうか。
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