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2017.04.22 (Sat)

「公家武者松平信平15 魔眼の光」 佐々木裕一



公家武者松平信平 佐々木裕一

三代将軍家光の正室の実弟で、公家から旗本となった鷹司松平信平は、徳川の世終焉を謀る怪商・神宮路翔の企てをはばんだ。だが、神宮路の企ては秘かに備後の山奥の鉄山で進められていた。大量の鉄砲を密造しているのである。信平は、将軍家綱の命により、備後に向かった。信平の義父が藩主の紀州徳川藩の薬込役や将軍直々の公儀隠密も現地に入っている。

14巻の続き~。
で、続いたまま終わった感じ。
まぁいいんだけど。

で、敵キャラの紗那がメインの1冊でした。
信平サイドはあまり目立たずでした。
でも、信平の師匠が登場して、結婚して妻子が出来、
守るものができた故に弱くなってしまった信平を猛稽古するわけだー。

そのシーンをもう少し丁寧に・・・なんて思いましたが、
まぁ作者さんが王道のベッタベタの時代劇ファンのようなので
そういう地味なシーンはカットか・・・
毎回のことながらどこか水戸黄門風です。

あと、読書メーターで2人に1人は書かれますが・・・
表紙が怖いです(笑)
なんでこんな感じになってしまったんだー>信平
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2017.03.31 (Fri)

「告白の余白」 下村敦史



告白の余白 下村敦史

家を出た兄が実家の農地の生前贈与を求めて突然帰ってきた。しかし、「2月末日までに清水京子という女性が来たら土地を譲渡してほしい」という遺書を記し自殺。兄はなぜ死んだのか。そして、女は何者なのか。期限の意味は。死の真相を知るため、弟の英二は一人京都へ向かうがーそこは、虚実入り混じる言葉で築かれた伝統の町。腹黒、嫌味、皮肉に塗れた“告白”が真実を覆い隠す。最後の1頁まで気が抜けない!表裏、黒白、真偽が次々と逆転するノンストップミステリ。

ケンミンショー見て思いついたんじゃないかなー。
都市伝説か!?と言いたくなるような京都のあれこれ。

こんな言われ方をしたら英二じゃなくったって何言いたいのかわかりません。
私はモロそういう人間なので、ハッキリ言ってもらわないと困るんです。
そんな京都言葉。
うぇーーーー。

ってことで、終始言外に含まれる棘とか嫌味を感じながら読みました。
直接言わないのが美徳みたいな感じですが・・・困ります(^^;)

死んだ双子の兄にすり替わって死の真相を探るべく京都に行く弟。
顔は同じでも人格が違うからすぐに気づくと思うんだけど。
でも、そこが京都ってことなのかなー。

最後にはコントか?とすら思いました。
こんなに京都のことを具体的に書く下村さんってもしや・・・と作家の欄を見ましたら、やはりというか当然というか「京都」の人でした。

ただこの話って京都以外の場所だったら通用しない話ではあるかも(笑)
ストレートに聞いてあっという間に終わった可能性が・・・(°_°)
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2017.03.21 (Tue)

「公家武者松平信平14 将軍の首」 佐々木裕一



公家武者松平信平 将軍の首 佐々木裕一

五摂家鷹司家の信平は十五歳で京から江戸に出、三代将軍家光の正室だった姉孝子の口添えで、将軍家の旗本になった。その後、紀州徳川家から松姫を娶り、嫡男福千代も生まれ、二千四百石である。諸大名が登城する朔日の朝、登城してきた信平は、本丸を守る脇門が開けられ、門前には門番たちが倒れているのに出くわした。血刀を下げた若い刺客が…。

【目次】
将軍の首/改易の危機/強敵/いくさ支度


短編かと思ったら長編だったー。
今回は結構な強敵でさすがの信平も大丈夫か?と心配になりました。

敵の集団がものすごく強くてねー。
宗之介なんて沖田総司か?ってくらい強くて「あはははは」って笑ってるし。

毎回思うのは五味さんが案外強い。
なんで強いのか。
一番最初に殺られそうなのに、何気に元気というかしっかりしているというか、運がいいというか(笑)

そんな感じで続くです。
読書メーター見ていると本の内容というより「表紙の絵が怖い」という感想が多い。
それは本の感想ではないのでは・・・?
でも、とにかく言いたいんだろう。気持ちはわかる。確かに怖い(^^;)


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2017.02.24 (Fri)

「脇坂副署長の長い一日」 真保裕一



脇坂副署長の長い一日 真保裕一

刻一刻と迫る危機!事故?不祥事?スキャンダル?陰謀?ノンキャリア副署長、絶体絶命!予測不能の24時間!デビュー25周年真保裕一の新境地!!分刻みノンストップ・ミステリー!

分刻みで物語が進むさまは「24」みたいでした。
ただねぇ~。
1日で結構頑張るんだけど、それが9年前の事件の話なんだよね。
面白いんだけど、途中でふと我に返るわけです(笑)
もっと現在進行形の話だったら面白かったのに。

途中で会社がたくさん出てきて混乱したり脇坂副署長の息子が事件に絡んできたときには「やっぱり」という思いと同時に「なんだろう?」という気持ちもあったりで・・・・

たくさんの枝分かれになっていた事案が最後には1つにまとまるんだけど。
それはうまくまとまったんだけどーーーー。
かなり詰め込みすぎたのではないだろうか。
そういう気もしました。

「なんで1日で解決したんだろう??」
それが一番疑問(笑)
08:31  |  真保裕一  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.02.17 (Fri)

「小説 君の名は。」 新海誠



小説君の名は。 新海誠

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくがー。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。

流行りから遅れること数か月w
偶然に手に取ることができましたので興味本位で読んでみました。

映画は見てなくて、テレビで使っていいシーンしか見てないので、よくある入れ替わりモノかと思っていました。
実際に昔はよくあった。
最近では小説でもあった。
その小説では男性&女性&猫の入れ替わりだったし。

今更入れ替わりモノなんてニーズがあるのかと思っていたんですけどね。
意外に話のスケールが大きくて驚き。
まさかの宇宙規模。
だから表紙もこういう表紙で。へぇーーー。

たぶん映画と同じ内容ではないかと思います。
三葉が入れ替わり体質というのはわかりましたが、瀧はどういう基準で選ばれたのかな。

ラストがいいですねー。
どこにいても気づく。絶対わかるという根拠もない自信がいい。
人気作品というのは多様な年代に受け入れられるものなのねー。
14:53  |  その他さ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2017.02.15 (Wed)

「沈黙法廷」 佐々木譲



沈黙法廷 佐々木譲

東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。

やっと読み終わりました~(〃ω〃)

この↑「無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした」と書いてあるシーンは後半。

こんなに後半部分をBOOKデータベースに書いてもいいものなのか?
と、思いましたけれど物語の重要シーンである裁判のシーンはとてもよかった。
わたし裁判モノ好きなので久々に満足したなー。
でも、裁判シーンじゃない箇所に関してはあれあれ?と思ったりね。
ラストのラストが「え??そっちに持っていくの??」と首をかしげたりね。

そんな、なんというか読者の希望通りにはならないのが世の中なのかもしれません。

相変わらず、「〇〇はこうした。」「▽▽だった。」というぶつ切り口調で、
しかも女性の名前はいつもフルネームで描写。
このクセ独特で読んでる最中から気になってくる。
でも、ここまで厚いと途中から「山本美紀」の連打でおかしくなってきましたが(笑)

裁判を傍聴したことのない弘志視点での描写がよかったです。
実際のところ傍聴できる確率ってどのくらいあるんでしょうね。
いつか私も何かの裁判を傍聴してみたいなと思ってしまった。

ただ、山本美紀にそれほど魅力があるとは思わないんだけどな。
まぁ・・・そこは美紀と出会った状況が状況だからなのかなーーー。
16:15  |  佐々木譲  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.20 (Fri)

「GOSICK GREEN」 桜庭一樹



GOSICK GREEN 桜庭一樹

新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には早速、依頼人が殺到。脱獄した伝説の銀行強盗・KIDと、マンハッタンの中心にある広大な公園・セントラルパーク。この二つに関する厄介な依頼にヴィクトリカが目を白黒させる中、見習い新聞記者となった一弥も、セントラルパークへ初の取材に向かう。二人の仕事は、思わぬところで大きな陰謀へと繋がって…?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?探偵社編、最新作!

アメリカではお札のことをグリーンというみたいです。当時の話かなー?
前、テレビで「自由の女神」をグリーン・ドールと言ってたけど、それも本当の話かなー?
それとも出川さんならでは??(笑)

そんなグリーンのお札が引き起こす騒動でありました。
面白く読んだ。
っていうか、「望み」の後なので重い話より軽い話を読みたかったのです。
とてもいい気分転換になりました。
ヴィクトリカと一弥が一緒にいるだけでほんわかします(〃ω〃)

最後にグレヴィール(だっけ?)が登場してましたが、ってことはREDの前の話なんだよね>時系列
一体いつになったらREDの後の話になるのか??
結構REDのラストが気になる終わりかただった気がするが、
もうなんというか・・・覚えてないw
08:40  |  桜庭一樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.18 (Wed)

「望み」 雫井脩介



望み 雫井脩介

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登と校正者の妻・貴代美。二人は、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に、家族四人平和に暮らしていた。規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡する途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎを覚える。行方不明は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、それとも…。息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。揺れ動く父と母の思いー。

久々に本気の雫井作品を読みました。
この人本気出すとすごいよねー。

でも、毎回本気出すと大変だから、たまに一息つこうかと「仮面同好会」みたいな話を書くのかなぁー。
「よいしょー」って・・・(´-ω-`)

自分の息子が行方不明になった。
それと同時期に息子の友人が殺されたというニュース。
情報が錯綜する中で、行方不明の息子は加害者なのか被害者なのか。

自分の息子が殺人なんて犯すはずがない。
どっちかだったら被害者であってほしい。

と、願う父。

生きていてくれれば加害者でもいい。

そう願う母。

父と母というよりは、男性と女性の考え方なのかな。
それとも母性なのか。

ただ、内容が内容でもあるので終わりスッキリといった本ではありませんでした。
08:46  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.11 (Wed)

「公家武者松平信平 赤坂の達磨」 佐々木裕一

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公家武者松平信平 赤坂の達磨 佐々木裕一

将軍家光の正室の実弟で、公家から旗本となった鷹司松平信平は、病床の老中、松平伊豆守を見舞った帰路、桜吹雪の桜田堀にさしかかった。五、六人の曲者が一人の老侍に斬りつけている。信平が助けたのは、元備中成井藩の江戸家老で、達磨先生と呼ばれる男であった。どうやら五万石の小藩に嵐が吹き荒んでいるようだ。熱き想いの侍たちに信平は…。

【目次】
赤坂の達磨/脅し/馬泥棒と姫/雨宿り


すっかり「愛すべきワンパターン」となってきている。
設定がとことん信平の都合のいいようになっているので、
どう転んでも大丈夫的な締めが待っております。

今回一番気に入ったのは馬泥棒の話。
馬泥棒と言っても、夜中に馬を盗んで走り、その馬に病気や不具合が
あったら飼い主にきちんと説明し、健康な馬だったらその晩のうちに
こっそり返す。ってまぁ返すとはいえ、やっていることは泥棒w

そんな馬泥棒が姫に一目ぼれする。
で、その話の結末がなんという(都合のいい)ことでしょう!!
そういう展開とは思ってなかったので驚いたよー。

新キャラの頼母もしっかりとなじんだみたいですし、
また次も楽しみです。

お初と五味がどうなるのか。
怖いもの見たさとして気になります。
09:00  |  佐々木裕一  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.10 (Tue)

「アリバイ会社にご用心」 新藤卓広

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アリバイ会社にご用心 新藤卓広

依頼客にアリバイを作る「鈴木アリバイ会社」に勤務する右藤旺太郎は、会社の顧客であった佐々木勇を殺害した疑いをかけられる。警察からの聴取を適当にやり過ごした翌日、自身のアリバイを“崩してほしい”という依頼人・藤寺美沙が会社を訪ねてくる。しかも、彼女は自分こそが佐々木殺害の犯人だと告白しー。右藤は自らの潔白を証明するため、藤寺のアリバイ崩しに挑む。

面白かったです。
やや時系列が混乱するところもあったんだけど。

具体的に言うと「お父さんが死んだのが7か月前なのかっ!!」
とか。もっと前だと思ってたんです。
ただこれは私の理解力に問題がある場合かもしれません。

鈴木さんが本当によく分からない人だったりとか
ちょっといろいろと言いたいところはあるんだけど、それでも
面白く読みました。

なんだろう。最後の犯人がわかるところかなー。
それまでは主人公の右藤くんが疑いをかけられている状態なんだけど
そこに昭和の「とりあえず捕まえて吐かせろ」系の刑事が登場したり
でも、21世紀の「僕はそのやり方が正しいとは思わない」系の刑事が
登場したり。登場人物はユニークで面白かった。

アリバイを作る「アリバイ会社」というのはあるのかないのかは分からないけれど、
アリバイを作るためだったら「便利屋」とか使えそうですねー。
09:00  |  その他さ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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