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2017.04.24 (Mon)

「聖母」 秋吉理香子



聖母 秋吉理香子

幼稚園児が遺体で見つかった。猟奇的な手口に町は震撼する。そのとき、母はー。ラスト20ページ、世界は一変する。『暗黒女子』の著者が放つ驚愕の長編サスペンス・ミステリー

秋吉さんを一気に人気作家に押し上げた1冊かなーと思ってます。
そのせいでなかなか手に取れなかったー。

真琴に関しては最初からずっと(ネタバレにつき反転→)女性だと思っていたし、
他の人と触れ合いたくないということから見ても、某事件の被害者だなと思ってました。

ラスト20ページで世界は一変するってまさかこれか?と思って読んでいたら、
真琴のことが分かったのは確かに後半だけど、まだ20ページ以上はあるよな~。

・・・・と、思っていたら確かに一変したっていうか・・・驚いた。
おかあさん・・・・(呆然)
親は子供を守って当然ではあるが・・・
守りかたが私の遥か斜め上をいってた・・・

行動力があるっていうのはものすごい。
全てにおいて雑すぎるんだけど、
この雑さがかえって気づかれないのかなー。

坂口&谷崎の刑事コンビがよかっただけに勿体ない。
この2人にはまた再登場してもらって今度こそ素晴らしい活躍を期待したい。
09:06  |  秋吉理香子  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2017.04.20 (Thu)

「浜村渚の計算ノート 7さつめ」 青柳碧人



浜村渚の計算ノート 7さつめ 青柳碧人

その名もデロス(不可能)・キューブなる立方体に人質が閉じ込められた!開かずの扉をひらくヒントは“(-1)×(-1)”。絶望を抱えたマイナス思考のテロリストに挑む天才少女・浜村渚は、ヒントに隠された「マイナスの魔法」に気が付いた!はたして人質を救う数学的名案を導き出せるのか。数字が爆ぜる全4編+おまけ付き。

【目次】
深夜マイナス1/不可能彫刻の森/プレゼントにリボンをつけて/数学手本忠臣蔵


マイナス思考のテロリストに笑った。
「どうせ~」とか言いながらテロ(^^;)
笑っちゃいます。

今回も渚流に「(-1)×(-1)がプラスになる理由」や「1たす1が2になる理由」を説明してます。
(-1)のほうは分かったような分からないような・・・ってことで理解し切れてないんだよねー。
「1たす1」はルールがあるってことでそういう感じだとわかります。

数学はルールっ!!

毎回この本を読んでると数学勉強したくなって、参考書買おうなんて書いて毎回買わないんだけど(爆)
今回もまた読んでる最中にネットで数学参考書(ただし中学生)を探したけど、
表紙見てるだけでなんか辛くなってやめた(笑)

最初に登場してた敵側のメインキャストが再登場したりして物語も大詰めなのか
それともどう収束したらいいのかわからなくなっているのか謎です(笑)
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2017.04.19 (Wed)

「がん消滅の罠」 岩木一麻



がん消滅の罠 岩木一麻

治るはずのないがんは、なぜ消滅したのかー余命半年の宣告を受けたがん患者が、生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、病巣がきれいに消え去ってしまうー。連続して起きるがん消失事件は奇跡か、陰謀か。医師・夏目とがん研究者・羽島が謎に挑む!医療本格ミステリー!2017年第15回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。

このミスだった~(;・∀・)

毎回ミステリーの枠を超える作品を受賞させる頭かしげる賞でしたが、
今回はちゃんとミステリーでした。

しかし・・・どうしても海堂さんの二番煎じというイメージが・・・
特にラスト、「螺鈿迷宮か!」と心で一人ツッコミしてました。

初期のがんなのに、転移して、そして転移したがんが消える。
その謎に夏目とか羽島が挑むんだけど、
やっぱり医療は難しいんだよねー。
先生にへそ曲げられたら患者は死ぬしかないし。
そこが分かっているので先生はいつもえらい(^^;)

しかし・・・手術で初期のがんを切除して、その切除したがんを育ててまた体内に戻して
増やす・・・
そういうことが可能なのかなー。
実際に作者さんはそのようなお仕事に就いているようです。
夏目の立場そのまんまなのかなー。
もしかしたらマウスか何か使ってやっているかもしれないんだけど、
そこのところがどう考えてもしっくりこなかった。

しっくりこなかったというと、ラストの羽島の過去っていうか、
なんじゃありゃ?

まぁ黒幕がそっち方向に手を染めるキッカケだったらしいけど、
物語の終盤になって言われても「なんじゃそりゃ?」としか言えない。
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2017.04.10 (Mon)

「本バスめぐりん。」 大崎梢



本バスめぐりん。 大崎梢

3000冊の本を載せて種川市を走る移動図書館、愛称めぐりん。乗り込むのは、65歳の新人運転手テルさんと図書館司書のウメちゃんだ。2人と1台を待ち受けるのは利用者とふしぎな謎の数々で?!本でつながる想いをのせて、移動図書館は今日も走る!

【目次】
テルさん、ウメちゃん/気立てがよくて賢くて/ランチタイム・フェイバリット/道を照らす花/降っても晴れても


移動図書館という、本好きにはたまらない話ながらも、
大崎梢さんという、私が大好き~な作家さんの話としてはいまひとつでした。

たぶん、私が大崎さんに求めているものは果てしなく大きいかもしれない(笑)

第一、主人公が定年退職して無職の65才のおっさん。
もうそれだけで物語に華やぎがない。

でも読んでるとたまに懐かしいタイトルが出てきたり、「そういえばこの本読もうと思って読んでなかった」とかいう本も出てきたり(笑)、図書館利用する本読みにとっての「あるある」があって楽しめました。

図書館も利用することによって本をたくさん仕入れることができる。
なるほど(〃ω〃)
これからもどんどん利用することにしましょう。


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2017.03.15 (Wed)

「許されようとは思いません」 芦沢央



許されようとは思いません 芦沢央

かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース!磨き抜かれたプロットが、日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇。

【目次】
許されようとは思いません/目撃者はいなかった/ありがとう、ばあば/姉のように/絵の中の男


最後にどんでん返しが来るという・・・
最近ではそう珍しくもないパターンです。

なので、どんでん返し以外のところでどのくらい面白く読ませるかなのよねー。
読書メーターを読むと表題作→「許されようとは思いません」が評価いいです。
祖母の気持ちを思うとなんというか、切ないところですが。

祖母つながりでばあばと杏ちゃんの話が結構好きでした。
分かりやすいので。
結局は年賀状の写真がデブなのよね。
しかし、写真はできている。母親はデブのころの杏ちゃんでも娘なのでかわいい。
そりゃー母だしねー。
でも、杏ちゃんはもう子役なのです。芸能人なのです。
このデブの年賀状を使われないために・・・そういう考えでの物語なのかと思うと面白かった。

「目撃者はいなかった」はタイミング悪いよね。
自分で始末しようとは思うけれど・・・
結局はそうなってしまう。
なんというか・・・自業自得とはいえ気の毒であります(^^;)
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2017.03.14 (Tue)

「三毛猫ホームズの闇将軍」 赤川次郎



三毛猫ホームズの闇将軍 赤川次郎

平凡な会社員・沖野のぞみが、アパートの外で拾ったゴミ袋を持ち帰ると中には一億円が!一年後、その大金で起業し成功を収めた彼女。だが、謎の人物からの脅迫電話が引き金となり、都知事候補の殺害などの異変が周囲で続発。晴美の友人の死をきっかけにのぞみと知り合った片山兄妹とホームズは、一連の事件の鍵を握る“闇将軍”の陰謀を暴けるか!?国民的大人気シリーズ!

時間外に出されていた誰かのゴミ袋をいったん自分の家にあずかろうと持って行って中身を見たら一億円入っていたという。
すんごい展開から物語は始まります。

で、天使ちゃんが頭をよぎるもあっという間に悪魔が顔を出し(笑)
使い込んで自分の店を出す。

その店が「クッキー専門店」

えーーー!?Σ(゚д゚|||)

クッキー専門店でそんなに大当たりするかな?
どんだけおいしいクッキーなのか?
ちょっとクッキーがあまりにも意外で首かしげたまま物語は続いていきます。

片山さんたちが今は一体何歳になっているのか想像もつきませんが、
物語上、1年の時が流れます!!!!!
これはすごい!!!

でも相変わらず片山さんは片山さんだし、石津さんは石津さん。ホームズはホームズ(笑)
ただ・・・ケータイ持ち出してますね。この方たち・・・
そして拳銃はみんな持ってるわ、人はたくさん死ぬわ、なんというか・・・
血みどろの展開でした(笑)
片山さんよく無事だったわねー(いろいろな意味で)

でも面白かったです。
なんだかんだと突っ込みつつ、大好きなシリーズなので。
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2017.03.13 (Mon)

「十二人の死にたい子供たち」 冲方丁



十二人の死にたい子供たち 冲方丁

廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論はー。

好きだー。
面白かった。

自殺願望のある子供たちが集団自殺すべく集まったんだけどそこにある予定外の死体。
「この死体はなんだ?」ってことでこれから死ぬ予定の12人はモメる。
この死体の謎を解くまでには死ぬに死ねないという人と
そんなのはどうでもいいからさっさと死のうという人と。

私だったら死ぬために行っているから「さっさと死のうよー」と思うけど
まぁ展開は読める話ではありながら、それでもとても面白く読みました。

「ヘルペス」いいよねー。
マイというかなり今どきのおバカちゃんなんだけど、
バカはバカなりに鋭いところを突くというか・・・
マイが一番印象的でした。

ヘルペスをバカにするんじゃないってことです。

12人がそれぞれ個性的で最初は混乱してましたが、
途中からはしっかりと区別もつきましたので楽しく読みました。

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2017.03.03 (Fri)

「赤い博物館」 大山誠一郎



赤い博物館 大山誠一郎

企みを、看破せよー!キャリアながら“警視庁付属犯罪資料館”の館長に甘んじる謎多き美女と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい巡査部長。図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む、難事件。予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説!!

【目次】(「BOOK」データベースより)
パンの身代金/復讐日記/死が共犯者を別つまで/炎/死に至る問い


単独で読んだのは初めまして。
アンソロジーではあったみたい。

何十冊か読んでるとこういう女性キャラ登場するよなー。
瀬在丸紅子系というか、櫻子さん系というか・・・

もう終わった事件、もしくは迷宮入りしてしまった事件の調書や証拠品で事件を解決する。
どんだけ優秀なんだー。
続きありそうだけどどうなんだろう??
気になりますね。

館長がいかにも意味ありげなことをいうもので・・・
「続く?」
なんて思った。
掃除のおばちゃんとかとてもいい味だして楽しいです。

事件はさすがに迷宮入りするだけのことはある(笑)
どれもこれもかなり細かい!!
「復讐日記」なんかはかなりこだわりがあって好きかも。
「こうくるのか!」
日記というスタイルだからこそできるトリックです。はい。
05:00  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.02.25 (Sat)

「ストロベリーライフ」 荻原浩



ストロベリーライフ 荻原浩

農業なんてかっこ悪い。と思っていたはずだった。イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。志半ばのデザイナーの仕事はどうする!?夢を諦めるか。実家を捨てるか。恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ!

読み終わって「もう少しダンナを手伝わなくちゃ」と反省しました(笑)
我が家も出荷はしてないけどイチゴは植えているのです。
100%ダンナに任せてて、ワタクシigaigaがすることと言えば、
朝、畑にいって収穫をし→食べる。以上(。・ω・。)

あぁーーーものの見事に自己嫌悪に陥った(笑)
でも、この本はうまくいきすぎーーー。
まぁ小説なのでよろしいのですが、「出荷する」という前提で農業をするのは本当に大変だと思う。
こっちでも東京とか都会からわざわざ農業やりにくる20代の人とかいるんです。
素晴らしいと思う。
そういう若い発想が必要なんだろうなと思います。

手をかければかけるほど育つし、うん。
書いてあることはわかる。
実際大変だよねーーー。
このままじゃダメだ。わたし。
もう少し頑張らないとっ。

そう思ってしまった1冊でした(^^;)
17:13  |  荻原浩  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.02.16 (Thu)

「風歌封想」 綾崎隼



風歌封想 綾崎隼

拝啓、舞原和颯様。風の便りであなたのことを聞きました。8年前に別れた恋人に一目会いたい。夢に破れ、長く陰鬱な後悔の時を経て30歳になった彼女は、節目の年に開催された同窓会に出席する。かつての恋人との再会は叶わなかったものの、友人に促され、彼女は想いを手紙に託すことにするのだが…。きっと、誰にだって忘れられない恋がある。往復書簡で綴られる『風』の恋愛ミステリー。

何年か前までは高校生だったこの人たちがいつの間にか30歳になっている。
30歳・・・
なんか微妙な年齢ではある。

手紙形式でつづられているんだけど、どことなく違和感はある。
・・・わかりやすい違和感。
その違和感は「幕間」でようやく解決されるんだけどねーー。

あ~この違和感はこれなのかと。

30歳にもなると恋愛にもガツガツしたところがなくなり、
落ち着いて読むことができます(笑)

しかし、この舞原一族のこじらせ方&ややこしいのはなんとかならんのか。
たぶん作家の綾崎さんがかなりのこじらせ性格なんじゃないかなーと思うんです。
あとがきまで読むのですが、いつも思うんです。
絶対こじらせてます。
あとがき読んで「うわっ!面倒くさい男っ!」と心の中でいつも思っているんです。
スミマセン(´;ω;`)
14:51  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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