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2013.05.21 (Tue)

「虚栄の肖像」 北森鴻



虚栄の肖像 北森鴻

舞い込んだ不思議な仕事。墓前での奇妙な花宴。そこで依頼されたのは肖像画の修復。報酬は、桜を活けた古備前というが…表題作ほか、藤田嗣治の修復を依頼された佐月が偶然、十五年前に別れた恋人に再会する「葡萄と乳房」。暁斎の孫弟子らしき謎の絵師を探るうちに思わぬ真実が立ち現れる、書き下ろし「秘画師遺聞」の全三篇。北森ワールドに浸る絵画修復ミステリー傑作連作短篇集。(BOOKデータベースより)

【目次】
虚栄の肖像/葡萄と乳房/秘画師遺聞



佐月シリーズというか、このシリーズ2作目ですが、北森さんと言ったら冬狐堂さんというくらい、メインキャストの冬狐堂さんもちらり登場します。
この本に登場する冬狐堂さんは妙に怪しい女になっているのですが・・・。
なんでだろう??

そして2作目にしていまだに佐月さんの人物像がよくわからん。
全くつかめない。
謎すぎる。

でも、やっぱり「修復」「絵画」「贋作」とか出てくると北森作品を読んでいるなと思います。
絵に対する執念って面白いんですよね。読んでて。
絵具や薬剤から時代を追っていく。
そして、その時代で使われるはずのない薬剤→贋作となるわけですが、
そういう所へ持っていくところが面白い。

今回は佐月さんが過去に付き合っていた恋人も登場するんですが、
恋人が登場してもなお
「佐月さんが恋愛?見えねーー」
なんて思ってしまうのでした(´・ω・`)

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2011.02.21 (Mon)

「メビウス・レター」 北森鴻



メビウス・レター 北森鴻

男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。数年後、作家・阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と送りつけられる。なぜ阿坂のもとに?そして差出人の正体は?阿坂は人妻のストーカーに付け狙われ、担当編集者は何者かに殺害された。すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!?傑作長編ミステリー。(BOOKデータベースより)

ねえキミ10年ぶりくらいにこの本を読んだよ。
こうして再読してみると「ぼく」の正体は読んでいくと気づくね。
・・・気づくけど、やっぱり記憶って薄れていくものだね。


・・・と本文より引用か?!
普段よりレビューが気持ち悪くなっております( ̄m ̄*)


しかし、その「ぼく」の正体が分かった後のラストに向けてのあのグダグダ感ったら何?
なんというか・・・

よく言えば「なんってトリッキーなんでしょう?」
悪く言えば「なんってムチャクチャな・・・!!」



どちらでもオッケー!ヽ(≧∀≦)ノ

しかし・・・阿坂の正体は10年ぶりに読んでもすっかり忘れてましたけれど、その人物が阿坂になるのって本当に意味不明。

しかしストーカー主婦、妙子。
怖いです。
ゴミ箱を嬉々として漁るその姿。
本当に気持ち悪いです(;´Д`)

「解説」を読んで笑った記憶もありましたが、解説者が実は「愛川晶」さんだったことが今回発覚。
そういえば同じネタ使ってましたね。この方→(網にかかった悪夢)
この解説の書き方が面白くて本の続きを読んでいるみたいでした(笑)

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2010.12.07 (Tue)

「深淵のガランス」 北森鴻



深淵のガランス 北森鴻

画壇の大家・長谷川宗司の孫娘から依頼を受けた佐月恭壱は曰くつきの傑作を修復することに。パリの町並の下に別の絵が隠されていた。(BOOKデータベースより)

北森さんの得意分野ですね( ̄ω ̄*)
「贋作」「修復」「絵画」「骨董」全てが北森さんに向いている。
こうして図書館に行ってみればまだまだ未読の北森さんの本があって嬉しいかぎり(^-^)
でも、気をつけないと間違ってシリーズモノを手に取る場合も。
そこは慎重に・・・シリーズモノは順番に。

深淵のガランス」と「血色夢」の2作。
どちらも登場人物&設定&やってることは一緒( ̄ω ̄*)

「血色夢」に関してはQEDを読んでいてよかったと思える箇所が数箇所。
佐月という人物が飄々としていながらも、信念があったりとかまぁ・・・なんっというかつかみどころのない人物ですね。

善ジイのキャラクターが好きでした。
穏やかで仕事はキッチリ。


・・・落とし前もキッチリ( ̄ω ̄*)v


「例の女性」の存在が気がかりです。
誰なんだろう?
「女狐」なんていわれていたので「冬孤堂」さんかと思いましたが気になります。

「これぞ北森さんっ!!」って感じがして読みやすい1冊でした。

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2010.06.21 (Mon)

「支那そば館の謎」 北森鴻



北森鴻 支那そば館の謎

僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場。(BOOKデータベースより)

「支那」の文字が変換されない21世紀のwin xp(TдT)

一体今はいつ?と思っちゃいました。
まぁ昔はいろいろあったのでしょうが・・・
大正生まれの祖母が病院の「李先生」のことを『あ~支那人の。』と言っていたのを思い出す。
その時も「し・・・支那人とは!!」と驚いたものだけど、いまだに変換されないのを思えばPCも祖母も同じなのかと全く小説とは無関係ながらもつい考えてしまうのでありました。

全くあたしの勘違いだったんだけど、表紙を見る限りでは真ん中にどーんといる「じいちゃん(住職)」が推理して解決すると思ってたんです。
実は違ってて左上に人相の悪そうな男がいるんだけど、実はそいつが主人公でありました(笑)

元々「怪盗」(ってコレもいつの時代!?)だった<俺>が寺の住職さんに拾われて「寺男」として過ごしているんだけど、新聞社の知人女性が事件をしょいこんでお寺に来るもんだからつい昔の怪盗の血が騒いじゃって・・・
って感じか?(笑)
精神モードが『怪盗』になると一人称が「僕」から「俺」に代わるという・・・

割と軽い感じの本でした。


ただ骨董とか贋作とかって文字が出てくると
あーー北森さんだわ(´∀`)

と、どことなーーーく安心しちゃいます(^^)
ただ解説を読んだら寂しい気分になってしまいました(TдT)

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2010.05.27 (Thu)

「親不孝通りラプソディー」 北森鴻



親不孝通りラプソディー 北森鴻

1985年、博多の町を騒がす高校生コンビ、鴨志田鉄樹(通称テッキ=俺)と根岸球太(通称キュータ=オレ)。美人局に引っかかったキュータは、地元信金の裏金を奪おうとテッキに持ちかける。警察の射撃訓練場で拾った弾丸を現場に残し、捜査を撹乱させる計画も存在。無謀な計画をテッキに断られたキュータは、山沢組の下っ端少年と組んで決行。首尾よく金を手にした途端、歯車が狂い始めた。残された弾丸があぶり出す警察の裏事情、一連の計画の裏で糸を引く謎の人物、金を狙う山沢組、さらに脱北者グループも絡んで博多は危機寸前。テッキとキュータに明日はあるのか―。(BOOKデータベースより)


は・・・博多弁がわからんとっ!!(;´Д`)


北森さんの作品でこんなドタバタ痛快アクションコメディのジャンルがあると思わなかったってくらい驚きでそして・・・

面白いです!!

年代が1985年なもので携帯電話なんてあるワケもなく、あるのは最先端の「移動式電話」(爆)
あの大きいバッグのような電話を持ち歩くことがカッコイイ85年であった


坂道を転げ落ちるくらいのバカっぷりのキュータ。
それに振り回されるテッキ達。

博多弁丸出しのキュータの純粋なバカっぷりが楽しく愉快な1冊でした。
これって別の「親不孝通り」の続編らしい。
ってことは探せばこのシリーズにもう1冊は確実に出会える!

今更ながら北森さんの新しい側面を発見したのです(^^)


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2010.01.26 (Tue)

北森鴻さんが死去 48歳

関連記事⇒Yahooニュースより

昨日記事をUPしただけにショックです。
まだ48歳。
これからも沢山読めると思っていたのでただただ驚きました。


謹んでご冥福をお祈りします。


冬狐堂シリーズが好きでしたが、一番最初に北森鴻さんの作品で読んだのが「メビウスレター」
どんでん返し系で凄く印象に残った作品です。

後は、「暁の密使」。
図書館で借りた本ですが元々実在した人物の小説というかドキュメントじゃないのか?というくらいリアリティに溢れてました。

これからもいろいろな作品に出会えると思っていただけに残念です。
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2010.01.25 (Mon)

「凶笑面」 北森鴻



凶笑面 北森鴻

“異端の民俗学者”蓮丈那智。彼女の研究室に一通の調査依頼が届いた。ある寒村で死者が相次いでいるという。それも禍々しい笑いを浮かべた木造りの「面」を、村人が手に入れてから―(表題作)。暗き伝承は時を超えて甦り、封じられた怨念は新たな供物を求めて浮遊する…。那智の端正な顔立ちが妖しさを増す時、怪事件の全貌が明らかになる。本邦初、民俗学ミステリー。全五編。(BOOKデータベースより)

この文庫本の表紙を持ってウロウロとしていたらダンナがギョッとしてました(^^;)

北森さんが好きな割にはこの「蓮丈那智シリーズ」は実は初めて読みます。
前に冬狐堂の話にゲストキャラ(?)で出てきたのを読んだことがあったけれど、今回はこのシリーズに陶子さんがゲストキャラで出てました。

民俗学っていうのは興味ある人にとってはたまらなく面白いと思います。
その土地土地の風俗や習慣。

シリーズ物の最初だからかな~。那智とミクニの関係がいまひとつ・・・
これは那智の性格によるものなのかどうなのか?

今まで読んでいた本が本なのでどっぷりと浸かることはなかったのですが、突き進んで読んでいくと面白いシリーズかも(^^)
民俗学は好きは好きなのですが、自分の理解を超えることが多々ある民俗学。

あたしももう少し柔軟な姿勢で読んでいけたら・・・と思った次第です(^^)



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