igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「おらおらでひとりいぐも」 若竹千佐子



おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子

74歳、ひとり暮らしの桃子さん。夫に死なれ、子どもとは疎遠。新たな「老いの境地」を描いた感動作!圧倒的自由!賑やかな孤独!63歳・史上最年長受賞、渾身のデビュー作!第54回文藝賞受賞作。

芥川賞~(〃∇〃)

・・・はいいのですが、タイトルからして前向きな本かと思ってました。
もう、ものすごい孤独。
孤独で孤独で気が狂いそうになります。

結婚はしたけど、夫に先立たれ、息子&娘は地元にいなく、
ずっと脳内独り言状態で、一日誰とも会話せず、ネズミの気配すら
ありがたいと思う生活。

淡々と書いているとはいえ、そこからくるすざましいほどの孤独。

自分はこんな思いしたくないし、夫にもこういう思いさせたくないと
思ってしまうくらいキツかったー。
そこそこ住宅街なはずなのに、近所の人が誰も登場しなかったのは
なんでだろう?とも思ったけど。
どこかに会話する人いないのか!?

全編東北弁(というか岩手?)なので、隣の県に生息している私は
すらすらと読みましたが、ここまで方言きついと南東北ですら
意味分からないんじゃないかなと思いました。
「コールテンのズボン」とかね。
まぁ方言ではないですが、今だと「コーデュロイ」っていうかなー。
うちの旦那は「コールテン」と言いますが(笑)

「ルビンの壺が割れた」 宿野かほる



ルビンの壺が割れた 宿野かほる

この小説は、あなたの想像を超える。結末は、絶対に誰にも言わないでください。「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」--送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!

物凄く帯であおっていて、実際のところ賛否両論はあるようで・・・
なので一体どういう話なんだ。と思って読みましたら・・・・


それほど想像は超えなかった。

1~2か所想像を超えたところはあったけど(笑)
宮脇くんとか、演劇部のみなさんが、いろいろな意味で仲良しだったところとかかなー。

とりあえず、物語の最初でフェイスブック探し出してメールしだしたあたりから
気持ちわるーと思って読んでいたのですが、そのうち相手である未帆子から返事が
来るようになり、そこでメールの出し合いで物語が進む。

どうやら水谷一馬と田代未帆子は結婚の約束をしていたらしい。
結婚式をすっぽかした未帆子。
なんでなのか。
水谷一馬じゃなくても気になる。
それは解決されるのか。
男の執着はもっともなのかどうなのか。

2人のメールを読み続けていくと、何というか・・・同じ大学の演劇部以上の
波乱な人生。
てんこ盛りでした。
こんなに盛らんでも・・・っていうくらい盛ってました。

賛否両論必至!!なんてありましたが・・・
私はこういう話、好きな方です(〃ω〃)

ただ、さっきも書いたけどやりすぎですけどね。

「僕らだって扉くらい開けられる」 行成薫



僕らだって扉くらい開けられる 行成薫

さえない日常を送る僕たちに、なんでこんな能力(ちから)が? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまった五人。思いもよらない出来事に巻き込まれ…。小説すばる新人賞作家の、傑作エンターテインメント!

【目次】
テレキネシスの使い方/パラライザー金田/パイロキネシスはピッツァを焼けるか/ドキドキ・サイコメトリー/目は口ほどにものを言う/僕らだって扉くらい開けられる


この本超面白かったです(〃ω〃)

初めましての作家さんなんだけど、図書館で本の帯部分を見て、すごく読みたくなりました。
人を金縛りにする力があるんだけど、その力を使うと禿げるんだよねー(笑)
そういう設定が面白くて。
あとは、人が使ったものを触ると気持ちが読めるとか。なんだっけ?念力・・・あれ?
でも、その人は超潔癖症で人が使ったの触るのとか無理っ!
とか(笑)

とにかく笑いあり涙ありです。
超能力を使う人にも性格があり、そういう人に限って心優しく、気の小さい人ばかり。
それぞれ連作短編みたいになってて、「スタ定」を出す食堂が毎回登場してます。
地域が近く、超能力使う人がこんなにいるのーとワクワクしながら
最後全員登場。

いいチームワークです(^^)

「玻璃でもなく瑠璃でもなく」 唯川恵



玻璃でもなく瑠璃でもなく 唯川恵

欲しいものは確かなもの。確かな約束、確かな未来、形の見える幸せ。…美月・26歳。忙しい仕事の逃げ場として結婚に行き着いたのに、今は結婚の逃げ場が仕事になっている。…英利子・34歳。ひとりの男性を挟んで交錯する、ふたりの人生のゆくえ。

不倫略奪の本だったΣ(|||▽||| )

この前まで新聞小説で田部井淳子さんの話を書いていたのでつい流れるように手に取ったら、そういえばこの人の本職はどっちかというとこっち系だったわー。
不倫モノ好きじゃないんだよねー。
まぁ読んだものは仕方ない。

でもって、どこの世の中を探してもこんなにうまくいくわけがない。
読んでるうちに美月に腹がたってきて。
なんなのあんた。って思いながら読んでました。
そんなに幸せでもまだ不服なのか。
それ以上を求めてどうするんだ。

ついでに石川。
結婚した人を軽々しく誘うんじゃない。

朔也。
元をたどればすべてお前が原因じゃ。

英利子
唯一同調した人物。
仕事がうまく行ったからよかったものの、うまく行きすぎて逆に羨ましい。

しかし、こんなに丸く収まるのってまぁ・・・100万組あるうちの1組くらい・・・?

「べっぴんさん上」 渡辺千穂



べっぴんさん 渡辺千穂

もろうた人がうれしい言うてくれるような…思いを伝えられるような…そういう“べっぴん”を作る人になりたい…戦後、焼け野原となった神戸で、すみれは子供服の店を開いた。家を空襲で失い、出征した夫の消息も分からない。それでも、すみれは仲間と共に一針一針、前に進んでいくー。もの作りの真摯さと、手作りの温かさがいっぱいの物語。

妹から借りた本ですが、毎回ご丁寧に朝ドラの本を買うよなーと感心します。
(前回のとと姉ちゃんは買ってなかったみたい)

でも、この本はモデルの坂野惇子さんの生涯ではなく、あくまでも「ドラマ」でした。
妹が貸してくれる時に「脚本みたいだよー」と言った意味がわかった。
なのでサクサクっと読むことが出来て面白かった。
でも、上巻だった。帯に隠れてて分からなくて。
「下巻もあるのか!」と驚きましたが下巻は来年発売みたいです。

昼休みは本を読んでますのでテレビの音がうるさいと「ん?」と思って
テレビを見ますが、このドラマはそれほど煩くないので読書の邪魔をしませんw
よってドラマは1つも見てなくて。
新鮮でした(´∀`*)

私は手芸の腕もからっきしなので手芸得意な人って羨ましいです。

「やめてみた」 わたなべぽん

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ってことで、汚部屋の本が面白かったので勢い余って電子書籍パート2(TдT)

誰か私からipadを奪ってください(TдT)(TдT)

でも、前日の汚部屋の本よりこっちのほうが好きだなー。
この本はいろいろな事をやめることによってしがらみとか
思い込みなどからの脱出なんだよね。

フルメイクをやめたりとかね。
これは私も今実践はしてますが、それこそ1~2年前までは
メイクしないと外に出られないと思い込んできたクチです。
でも今はメイクも簡単にしてた・・・と思ってたらもっと簡素化できそうです。
私はリキッドを使ってパウダーを使ってなかったけど、逆にすることにしました。
そのほうが脂浮きとかねなくなりそう(笑)

他にも家電やら友人関係、ネット依存。
ネガティブシンキングをやめてみた

「自分には似合わない」と思う事をやめてみたり。
無理して友人関係を継続するのをやめてみたり。

この友人関係は数年前からやってます。
毎回会うとすごく疲れる友人がいて。
でも、毎月会ってたのですが、「なんでそんなにグッタリしてまで毎回会うのか!?」
と、ダンナに言われて少し会うのを控えまして。
全く会わないわけではないんだけど、会うのを少しづつ延ばしてみたり。
でも、会うと仲良しです。
友人関係は継続。
別にこれでいいと思う。
読んでて「そうなのよっ」と思うようになりました。

最近は友人と会うよりも一人で部屋にいるほうが落ち着くんだよね。
せっかくの月に2回しかない一人の時間。
この時間を大切にしたいと思ってます。

「ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました」 わたなべぽん

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久々のコミックエッセイ。

買ってしまった・・・(´⌒`。)

しかも・・・

電子書籍で買ってしまった・・・(TдT)

あっという間だった(TдT)(TдT)

このシンプルさが怖い(TдT)(TдT)(TдT)

ということで、よくあると言っては失礼ながらも汚部屋脱出までの本です。
コミックエッセイはいつもだったら立ち読みで終わるんだけど(爆)
買いましたよっ。

わたなべぽんさんの有名な本は、スリム美人の真似をして1年で30キロ痩せたという本です。
今も体型維持しててとても綺麗です。

私は汚部屋の人間ではないですが、
どうせだったらもっと居心地良くなりたいなーと思いました。
使ったらしまうを簡単に出来たらいいんだよねー。
私も気づくと出しっぱなしのものは大抵私の私物。
ダンナは片づけるのよねーー。
なんなんですかね。この違い。

ってことで、あまりモノを増やさないように気をつけてはいるんですけど、
なんか漫画読んで終わった感じ(笑)


「デッドエンドの思い出」 よしもとばなな



デッドエンドの思い出 よしもとばなな

つらくて、どれほど切なくても、幸せはふいに訪れる。かけがえのない祝福の瞬間を鮮やかに描き、心の中の宝物を蘇らせてくれる珠玉の短篇集。

【目次】
幽霊の家/「おかあさーん!」/あったかくなんかない/ともちゃんの幸せ/デッドエンドの思い出


1話目と2話目がとくに好き。
「おかあさーん!」なんて毒入りカレーを食べてしまって中毒になり、
会社をしばらく休むことになり、さらにいろいろな後遺症になったという
洒落にならない話ながらも、変にホンワカしてます。
これがよしもとさんのすごいところなのか(笑)

普通、毒入りカレーなんて食べて・・・と、思うけど、
彼女は彼女なりにあがいて苦しんでるワケです。
そこに手を差し伸べる人がいて、なんというか・・・温かい話でした。

「幽霊の家」もホンワカ温かい話でした。
なんというか、こういう話に飢えているわけではありませんが、
たまにこういう本を読むのもいいものだなーと。
短時間で読めるので気分転換&癒しになります。

「筆跡はお見とおし」 山下貴光



筆跡はお見とおし 山下貴光

手書きの文字から何でも言い当てる図子英介と大学生の助手・真子が挑む難事件の真相は?街中に広がる落書き「タギング」と度重なる子供の自殺の捜査が進むうちに、事態は英介自身の10年前のトラウマへと繋がってゆく。超エリート高校に広がるスクール・カーストの闇に迫る!

【目次】
タギング/「あ」に続く文字


タイトルが気に入り手に取りました。
もっと、なんっていうか筆跡に対してのプロファイリングみたいなのを期待していたのですが、普通に足で解決してました(笑)
筆跡・・・
うーーーーーーーーーん。筆跡をもっと前面にっ!!

私の期待を返してくれ。

設定は雑だけど、イケメンおねえは良かったなー。
長政だったっけ?(名前わすれた 笑)
彼はなかなかいい味だしてました。

「百人一首一千年の冥宮」 湯川薫



百人一首一千年の冥宮 湯川薫

NYに住む早乙女隼と緒方真紀の元に届いた不気味な封書には、和歌の血書されたタロットカードが入っていた。脅迫と思しき和歌は、どうやら「百人一首」から採られているらしい。数ヶ月にわたり五通の封書が届いた後、完全密室と化した部屋の中で彼の弟分・次郎が謎の言葉を残して死亡する。偶然にも、日本行きのフライトに乗り難を逃れた真紀だったが、彼女はそのまま忽然と姿を消してしまった-。犯人は真紀なのか?次郎が残したダイイング・メッセージの真意とは…。(BOOKデータベースより)

好きなテーマではありましたが、盛り込みすぎ(^^;)
百人一首がきてー、タロットがきてー。
あとなんだっけ?となった(笑)

高田作品を愛読していると、百人一首はただのカルタではないことは承知ですが、
この本そのものも、QEDを参考文献としているだけあって、
それっぽいことも書いてますけれど、まさかねぇ、まんまアレを載せることもできないしねー。
そういうワケでラストは「はて・・・」となりました。
はじめましての作家さんでしたが、シリーズものみたいですね。

探偵役が4人もいるのでそこが一番がちゃがちゃしてた。
多くても2人でよくね?
その上、警察もいるみたいだし。
そのせいか、全体的にごちゃっとした感じが否めず。
好きなテーマだっただけに、読み終わってからの消化不良ったらない(笑)

しかし、歌の順番もまたあるんだろうねー>百人一首。
それを思うと藤原定家って結構時間あったんだね。

百人一首と百人秀歌。
これを高田作品とかこちらの作品のように組み並べるったら一体何年かかったんだろう。