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2016.12.21 (Wed)

「最後のトリック」 深水黎一郎



最後のトリック 深水黎一郎

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしいースランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!

↑に書いてますが「読者が犯人」です。

でも・・・

「えーーーーーーーーーーーΣ(´Д`lll)エエ!!」

と、叫びたくはなる。
納得いくか!

トリッキーすぎですよ。
まぁこういう本もあるかもしれませんが、私は好きではない。
ちゃんと作品の中で正々堂々と戦ってくれ。

で、ラストに島田荘司さんの解説があるわけですよ。
それもまた「ポーが」とか「ヴァンダインが」とかワケわからない。
私はアガサクリスティしか読まないんじゃ!
一人でブンスカしてました(笑)
普通にこの本だけの解説すればいいじゃない。
古典を出してこられても微妙にけむに巻かれている感じがしました。
13:44  |  その他は行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.08.08 (Mon)

「小説王」 早見和真

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小説王 早見和真

三流編集者と売れない作家が、出版界にしかけた壮大なケンカ!!全国の書店の方々をザワつかせた問題作ついに刊行!物語に救われたことはあるか?

熱い本でしたー。
熱い。
熱すぎる(笑)

夏に読むと暑さと熱さが混じって暑苦しくすらなる本です。

みんなもう熱いんです。
でも、それが小説のことだから、読み手も一緒に熱くなってしまって
あーーーー引っ張られてる(笑)

文芸は出版社の中でも足を引っ張る存在だそうで。
それは辛いよねー。
で、結局ネット会社からの出版を目指すんだけど、
とにかく最高の作品を!と編集者である俊太郎は思うわけです。

その小説家が自分の同級生でもある吉田で、吉田も熱い気持ちで書き始めるわけです。
そこに人生とかなんとか、家族とか、暑苦しいテーマが重なって
更に暑苦しくなる(笑)

そこにベテラン作家と売れっ子作家とベテラン編集者と女優と・・・
いっぱい絡み合う。

なかなか面白い一冊でした。
夢中になれるのは何事にも代えがたいです。

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2016.07.21 (Thu)

「群青のカノン」 福田和代



群青のカノン 福田和代

鳴瀬佳音は航空自衛隊の音楽隊で日夜アルトサックスの練習に励む自衛官。陸海空自衛隊合同コンサートに出演するため浜松へやって来た佳音たちは、リハーサルへ向かう。ところが、バスが駐車場から消えてしまい!?そのバスには佳音たちの大事な物が隠されていた…。そして、佳音と腐れ縁の渡会三曹との恋についに進展が!?なぜかいつもトラブルを呼んでしまう佳音が仲間たちと小さな謎を解き明かす、読むと元気が湧いてくる爽やか青春ミステリ。

恋愛要素多めでした。
沖縄に自らの希望で異動した渡会がヘルプできた佳音と再会(?)し、
かなり浮かれておりました。
浮かれていましたが、所詮2週間のヘルプ。

あんなに落ち込むんだったらなんで異動なんてしたんだろう。
相変わらず思考回路が理解できません。
恋愛は距離が最大の敵だと思っている私からすると
わざわざ自ら沖縄に行くという行動がアホにしか見えない。
その時は何を思っていたんだろう。
音楽隊である前に自衛隊ってことで、ミサイル撃破の訓練も
してたみたいですが・・・実際そういうことは起きてほしくはありませんが。

この「音楽隊」をメインにした本なのでそれだけに照準を絞っても
いいんじゃないかなと思いましたが。
沖縄の後輩2人が結構楽しくいい味だしてました。

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2016.07.20 (Wed)

「碧空のカノン」 福田和代



碧空のカノン 福田和代

音大卒業後、航空自衛隊の音楽隊に入隊した鳴瀬佳音は、定期演奏会などの任務に向けて練習に励んでいる。自衛隊という未知の世界に戸惑いつつも鍛えられていく。ある日、「ふれあいコンサート」で使う楽譜を用意したところ、佳音が担当するアルトサックスのパートの楽譜が楽譜庫から紛失していた。いったい、どこに消えたのか?ちょっとドジな佳音が呼び込む不思議な“事件”を、仲間たちとともに解決する!テロや大停電などをテーマにしたクライシス・ノベルで注目を集める著者が、軽やかな音楽ミステリに挑む意欲作。

【目次】
ギルガメッシュ交響曲/ある愛のうた/文明開化の鐘/インビジブル・メッセージ/遠き山に日は落ちてー渡会俊彦の場合/ラッパ吹きの休日


アンソロジーでは読んだことあるけど、1冊の本としては初めましての作家さん。
他の本は割と女性ながらハードな作品が多いという印象。

なのに手にしたのはこれ(笑)
自衛隊の中の音楽隊に入隊している人たちの話。
こうしてみると自衛隊もいろいろな「仕事」がありますよね。
音楽隊である以前に自衛隊であるとは書かれてましたが、
この本は日常の謎系なのでのんびり読みました。

主人公の佳音がかなりの天然であり、佳音に片思いしている男がいるのですが
なんというか・・・私はこういうタイプの男はハッキリいって嫌いなので( ̄ω ̄*)
読んでてイラつきました(笑)
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2016.07.02 (Sat)

「こんにちは刑事ちゃん」 藤崎翔



こんにちは刑事ちゃん 藤崎翔

ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職したーはずだった。目がさめると、なんと鈴木家の赤ちゃんに生まれ変わっていた!?最高にカワイイ赤ちゃんの身体と、切れ味鋭いおっさんの推理力で、彼は周囲で巻き起こる難事件に挑む!笑って泣ける衝撃のユーモア・ミステリー、誕生!

コナンくん以上かも(笑)
コナンくんは「見た目は子供、中身は高校生」だけど、
こちらは「見た目は赤子、中身はベテラン刑事のおっさん」なので破壊力はかなりありました。

しかし、赤子のサイクルどおりしか行動できないので、歯がないと喋れないし、寝返りうったりハイハイしたり、いろいろ赤ちゃんの行動をしながら中身はおっさんのまま過ごしていきます(爆)
どんな展開だ。

しかも、途中で後輩刑事の鈴木にバレます( ̄∇ ̄*)
それまで鈴木は母乳推進派でありましたが、
自分の妻のおっぱいを飲んでいるのは実は自分の先輩刑事である羽田だと知ってから
母乳阻止に向かうというww
奥さんじゃないけど「何いってるの??」状態です。

で、うまくいけば続編が「こんにちは警察犬(ワン)ちゃん」だそうで。
この本が売れて、さらに作者の意欲があると続編ができるらしい。

犬はさすがにワンワンしか言わないだろうなー。
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2016.04.07 (Thu)

「戦場のコックたち」 深緑野分



戦場のコックたち 深緑野分

一晩で忽然と消えた600箱の粉末卵の謎、不要となったパラシュートをかき集める兵士の目的、聖夜の雪原をさまよう幽霊兵士の正体…誇り高き料理人だった祖母の影響で、コック兵となった19歳のティム。彼がかけがえのない仲間とともに過ごす、戦いと調理と謎解きの日々を連作形式で描く。第7回ミステリーズ!新人賞佳作入選作を収録した『オーブランの少女』で読書人を驚嘆させた実力派が放つ、渾身の初長編。

二段組&外国モノで名前がカタカナ&戦争というヘビィな内容

という、三重苦(?)により読むのに時間がかかりましたが、
タイトルとイメージが違ってたなー。
確かに「戦場のコックたち」ではあるんだけど、コックである以前に兵士なんだよね。

ずっとご飯の支度をしているわけではなく、まずライフルを持ち、時間になったら鍋を持つ。
そんな人たちではありました。
なので、コック隊の仲間たちが戦争で死んだり、もしくは気が狂ったり。
日本のように「赤紙」というシステムはなかったようですが、
「志願しないと恥ずかしい」という思いであることは「赤紙」と何ら変わりがないのではないかと思った。

不思議な謎が起き、それを解決しながらも戦争はどんどん加速してしまう。

うーーーーーーーーーん。
結構重かった。

でも読みごたえはありました。
その当時のアメリカ人の考えとかよく分からないけど(人種差別的なものを含め)、
その中でできた信頼関係というのは最後までずっと続くものだったらしく、
残った彼らが変わらずにいてくれたことが救いだったと思います。
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2016.03.11 (Fri)

「明治・金色キタン」 畠中恵



明治・金色キタン 畠中恵

明治になって20年、江戸とは地つづき時つづきー。滝と原田は、東京・銀座に勤める巡査二人組。女学生美人くらべの顛末や正体不明の石、競馬場での殺人、と日々さまざまな謎の解決に奔走するこの二人、時折、人ならざるものの気配を見せるのです…。

【目次】
赤手と菜の花/花乃と玻璃/モダン美人くらべ/闇の小路/上野の競馬/祟り、きたる


先日読んだ本の第二弾になりますが、ハッキリと「人でない」とは書かないんだけど
明らかに・・・みたいな感じで、だからというか

モヤモヤする(。・ω・。)

読了感スッキリの方が好みなので、私としてはモヤモヤで終わるのは・・・
しかもこういうタイプの物語でねぇ。

もう少し物語に展開があるかと思っての2作目だったので
ちょっと肩透かしというか、正直ガッカリだったかも(^^;)
もし、第3弾が出たとしてももう手に取らないかなー。

ちょっとねー。
イマイチでした。
08:42  |  その他は行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.01.12 (Tue)

「明治・妖モダン」 畠中恵



明治・妖モダン 畠中恵

「江戸が終わって20年。妖たちが、そう簡単にいなくなると思うかい?」煉瓦街が広がり、アーク灯が闇を照らす銀座に、ひっそりと佇む巡査派出所。そこに勤務する原田と滝は、“かまいたち”に襲われた者や、瞬く間に成長を遂げる女の子の世話など、不思議な対応に追われてばかり。それらは、とてもこの世のものとは思えず…。摩訶不思議な妖怪ファンタジー。

【目次】
煉瓦街の雨/赤手の拾い子/妖新聞/覚り覚られ/花乃が死ぬまで


はじめましての作家さん~。
アンソロジーで何か読んだような記憶はありますが「本」として手に取ったのは初めてです。
「しゃばけ」シリーズで有名な作家さんと認識はしてますが、
何から読んでいけばいいか分からないうえ、沢山シリーズが出てるので手に取ってないw
そんな中で手に取った本。
あー。そういうことねー。
と思いましたが、まぁ・・・なんというか・・・特に・・・目新しいという感じではなく。

面白いは面白いんだけど、新しさはないなー。
明治20年ったらモダンなのね(←タイトル)

なるほどー。
爽快な場面もあまりなく。
どちらかというと、必殺仕事人系なのか?と思いながら読みました。
09:21  |  その他は行の作家  |  トラックバック(1)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.12.21 (Mon)

「女王はかえらない」 降田天



女王はかえらない 降田天

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。エリカは、クラスの“女王”として君臨していたマキの座を脅かすようになり、クラスメイトを巻き込んで、教室内で激しい権力闘争を引き起こす。スクール・カーストのバランスは崩れ、物語は背筋も凍る、まさかの展開にー。二度読み必至!伏線の張りめぐらされた学園ミステリー。2015年第13回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

このミス~~

このミス受賞作にしては面白かったです。
ただ、「日本の警察、こんなに無能ではないだろー」と3章の「真相」を読んでビックリした。
まさかまさかでしたよー。
ありえるか。そんなの。

と、他にもいろいろとご都合主義が出てました。

久々に古典的な例のトリックにひっかかる。
多分、これはみんな引っかかるし、なんでわざわざこんなことをするワケ?
とも思ったけれど、最後の落としがあったのでこれも必要なのかと。

女は怖いが男も怖い。
ただ、読んでて可哀想なところもあったのです。
いくらワガママとはいえ、自分の子供はかわいいもので
そういう意味では親の心を思うと泣きそうになりました。

小学生時代のカースト制度。
ここまでみたいなのはなかった私の時代。
私は幸せな時代だったようです。
10:29  |  その他は行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.25 (Wed)

「アンタッチャブル」 馳星周



アンタッチャブル 馳星周

警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが爆破テロの脅威に挑む。数多のトラップの果て、前代未聞の大どんでん返しまで、一気読み必至!通快コメディ・ノワール!!(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです。
こういう作風なのかな。と思っていたら読書メーターで「珍しい」「似合わない」と書かれてました(笑)
普段は割と硬派なハードボイルドなのかな。
主役の椿が伊良部せんせ(奥田さんのキャラ 空中ブランコとか)に見えて仕方ない。
そう思っていたら読メでも「伊良部か白鳥(←チームバチスタ)みたい」と書かれていたので
なるほどなー。やっぱりそっち系かと。

そんなワケなので限りなくドタバタです。
公安なんだけど、公安の窓際。
しかし椿は父親は警察の権力者だし、自分もキャリア。
好き放題してます。
で、北朝鮮のスパイを見つけ、そこにいろいろと公安内部のドタバタもあって・・・

ってことで読んでて疲れました(笑)
割と長いというかくどいというか。
もう少しページ数少なくても・・っていいたいくらい同じことを繰り返していた気がします。

最後は「なるほどねー」というよりも「どっと疲れた」という気持ちでした。
本来は硬派な話が多いようなので今度はそっち系を探して読んでみたいです。
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