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2021.01.10 (Sun)

「疑薬」 鏑木蓮



疑薬 鏑木蓮

「母親の失明の原因を知りたくないか」ある日、雑誌記者の矢島から不穏な誘いを受けた生稲怜花。東大阪で居酒屋「二歩」を営む育ての父・誠一、母の怜子と3人で明るく暮らしていた彼女に戦慄が走る。10年前、高熱で生死の境をさまよった母は、入院先の病院で新薬を処方され、なんとか一命を取り留めたものの、視力を失ってしまったのだ。-お母ちゃんの目が見えへんようになったんは、新薬のせい?原因は副作用なのか、医療ミスなのか。閉ざした過去と向き合い、真相を追う怜花だったが…。

怜花を軸にして話が進むかと思いきや、途中で良治が軸になったり・・・
うーん。ちょっと安定しなかったかなー。
そのせいで、話があっちいったりこっちいったり。
特にあの看護師3人はなんだったんだろう???
彼女たちの行動がものすごく不審だった。

不審といえば雑誌記者もまたイマイチな行動だし。
振り返ると行動が変な人ばかり。
まぁ・・・薬は怖いよね。っていう話なのかな。
しかし・・・多少の副作用っていうのは覚悟してるよね。
頭痛だったり、お腹痛くなったり。
でも、失明っていうのは想像しないからやっぱり怖い。
小説の話だけであってほしいです。
10:21  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021.01.07 (Thu)

「時限」 鏑木蓮



時限 鏑木蓮

枯山水を望む老舗呉服屋の別邸で、若い女性の首吊り死体が見つかった。京都府警五条署の片岡真子は、遺体の首筋に不可解な扼殺痕があると知り捜査を始める。遺留品と女性の過去から容疑者が絞られていく中、真子はある“時限”に挑まなければならなかった。女性刑事の情熱に絆されるカウントダウン・サスペンス。

片岡真子シリーズの1作目。
2作目から読みましたので(それでも問題なし)、楽しみにしてました。
単行本のタイトルが「エクステンド」。
文庫のタイトルが「時限
違いすぎる。

個人的には読んでイメージとして持ったのが「エクステンド」の方がいいなと。
時限」ってなんだろ?と
まぁ時効が近づいているってことなんだけれど。

花街で生まれ育ったので、京言葉が出てきてほんわかしちゃいます。
刑事なので、物騒ではあるんだけれどね。
2作目ではほぼ登場しなかった真子曰く「スカンタコ」である高藤は
真子の京言葉を直させようとするんだけれどね。

ラストの真子の啖呵はカッコよかったし
その通りだと思う。それでもってもっとこのシリーズ読みたい。
09:48  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.12.04 (Fri)

「甘い罠 小説 糖質制限食」 鏑木蓮



甘い罠 糖質制限食 鏑木蓮

美人料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)は、大手スーパーチェーンの社長・城田洋(しろた ひろし)から、全国的に展開する和食レストランのメニュー監修を依頼された。キャリアアップを狙う有明にとって大きなチャンスだった。しかし、父親の糖尿病発症で食事療法「糖質制限食」を知り、炭水化物を中心とした和食メニューに疑念を抱くようになる。そんな有明の前に、主食を転換することの危険性を説く城田の理想が立ちはだかった。
人類は何を食べてきたのか、主食とは何か、さらに文化を築いたものとは。人類史の謎に挑む「食」のミステリー。


ミステリーではなかった。
表紙はよく見ると「米つぶ」です。

主役の有明は少し人に影響されすぎと思った。
最初は日本酒も米も美味しい美味しいって食べてたくせに、
自分の父親が糖尿病⇒糖質制限ダイエット⇒みるみる内に痩せて健康に。
・・・となったら自分も糖質制限しだして・・・

今も普通にある「糖質制限ダイエット」
いや・・分かるんだけどね。
でも、これって結構大変で・・・
いつになったら炭水化物摂る??
永遠に摂らないのかなー。

牛や豚だって、エサはとうもろこし⇒炭水化物。
やっぱり人は炭水化物なしでは・・・と、思うんだよね。
ただ、人工的な甘味を摂り過ぎているのも事実だとは
思います。コンビニとか手軽すぎてついチョコを・・・(--;)

「糖質制限反対!」なんて謳うのは実は私の家が米農家(兼業)
だからかもしれないけれどね。
と、いろいろ考えさせられた1冊でした。
13:15  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.11.23 (Mon)

「京都西陣シェアハウス」 鏑木蓮



京都西陣シェアハウス 鏑木蓮

死亡事故を起こした元自動車販売会社の営業マン、不倫相手のために犯罪寸前のOL、過去の恋愛を隠し続ける老人…。京都西陣のシェアハウスに住む“ワケあり”住人たちに救いの手をさしのべるのは、就活中の女子大生・有村志穂。ズケズケと住人たちの心に踏み込む志穂のお節介は、吉と出るか凶と出るかー。

【目次】
泣いた雛人形/でんでん虫/ムーンライト・セレナーデ


正直、この有村志穂っていう人は苦手だ。
ちょっと私の年代からしたら受け入れられないくらい図々しいと
思ってしまう。
結果オーライになったものの・・・

就職試験を77回も落ちたのも、志穂の言動がまた原因だし。
うーん。
読んでてちょっと大変でした。

最初にズケズケと相手の懐に入り、傷をつけ、
そしてその傷をえぐりだし、解決っていうスタイルなんだけど・・・
読んでるとキツいですね(笑)
15:39  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.11.07 (Sat)

「炎罪」 鏑木連



炎罪 鏑木連

全焼した自宅から精神科医の焼死体が発見された。自殺か他殺か。姿を消した妻の行方は。捜査が難航する中、京都府警の片岡真子は精神科医の遺品から、ある女性の事故死を知る。彼女の遺した「想い」に気づいた真子は、裏で糸を引く、人の心を持たぬ男に立ち向かうが。女性刑事の閃きが光る、本格警察ミステリー。

最近の悲しきマイブーム。
シリーズもの2作目を先に読む(T_T)(T_T)

でもでも、かなり好き。
というのも、主人公の女刑事片岡真子が京都弁をお話しする刑事なのです。

実家が花街で、舞妓の指導をしているせいか柔らかい言葉なんだよね。
日常的に京都弁を話すとか、いいなぁー。
で、勘で動くタイプ(女刑事あるある)

しかし、こういう刑事は被害者の心に寄り添えるよね。
ズタボロだった芽依も真子のおかげで立ち直れたし。

しかし、日向だよね。彼は芽依のためとかなんとか言いつつも、
実は自分のため、自分の保身のためだったとか。
だから、わかってみんな離れていった。
彼女でさえも。

ラストは強引にねじ込んだ感じもしましたが、
1作目も読んでみたいと思います。
(最近、こんなことばかり言ってます)
06:00  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.04 (Wed)

「白砂」 鏑木連



白砂 鏑木連

苦労して働きながら予備校に通う、二十歳の高村小夜が自宅アパートで殺害された。中年男性の目撃情報と大金が入金されていることから、援助交際との関わりが捜査線上に浮かぶ。「こんなにつましい暮らしぶりで真面目な彼女がなぜ?」違和感を抱いた下谷署の刑事・目黒一馬は別の角度から捜査を開始する。小夜の両親はすでに亡く、なぜか祖母は頑なに遺骨を受け取らない。鍵は小夜の故郷にあると見た目黒の執念が、運命に翻弄された女たちの人生を浮き彫りにしていく。最後にたどり着いた、死の裏にある驚愕の真実とは。切なさあふれるミステリー。(BOOKデータベースより)


帯で煽られて買うと失敗するという典型的なパターンでした(ノ∀`)

面白いんだけど、帯にはラスト涙腺崩壊。的な事を書いているのです。
もうワタクシigaigaはよろこんで(?)読みましたら崩壊どころか泣かなかった(´・ω・`)
泣けるかと思ったんですけどね。

確かに悲しい話だし報われないなーとは思うんだけど。
やっぱり帯に納得いかない(笑)

読んでてなぜか「イノセント・デイズ」を思い出しました。
こっちの方がはるかに不幸で泣けます。

泣けなかった1つの原因としては、目黒の部下である山名がとてつもなく明るいこと。
彼の明るさと機敏さはとてもいいです。
また目黒と組んで何か事件を解決してほしいな。
今度は別の話も読みたいなと思いました。
目黒は娘を溺愛しすぎて、山名の事をかなり牽制してます。
もうね、「花嫁のパパかっ」てくらい山名を目の敵にするあたりがほほえましい(笑)
05:00  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.12.10 (Tue)

「見えない鎖」 鏑木連



見えない鎖 鏑木連

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。私は“幸せ”ですか?人間の“業”とは、そして幸福とは。乱歩賞作家が問いかける、予測不能の人間ミステリー(BOOKデータベースより)

いきなり父親が殺害されたところから物語が始まりまして、
そこからどう物語が進むのかな~と思っていたのですが・・・

地味な感じで終わってしまいました(。・ω・。)

まぁ・・・
なんというか・・・
主人公の地味さがそのまんま物語に反映してしまったのでしょうか?

すんごくいいこちゃんなんですよねー。
短大に行きながら、アルバイトして父親の食事の面倒を見て、
栄養を考えて・・・などなど。

父親が殺されても特に荒れるワケでもなく、
父の死の真相を知りたいと思いながら、犯人捜しかと思いきや
犯人が自殺(ここまでは帯に書いてますので)

なんで犯人が自殺したか。
そこでまた物語は違う方向に進んで行って・・・

読み終えたとき、主人公の女性がどうのこうのよりも
父親の優しさと無念さしか残りませんでした。
お父さん、無念だっただろうなーと思うと泣ける。
仲良し父娘だったんだな。
08:30  |  鏑木蓮  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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