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2016.10.11 (Tue)

「八朔の雪」 高田郁



八朔の雪 高田郁

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!

どうやらはじめましての作家さんのようです。
アンソロジーも何も書かないのかな???

有名なシリーズですよねー。
ドラマにもなりましたし。
しかし、この主人公はさがり眉。いつも困ったような顔になるのだろうか?
で、ドラマが北川景子さん・・・どこがさがり眉・・・?

それにしても、澪に不幸や受難が多すぎて気の毒になります。
澪の周りの人にも受難が多くて、こんだけ大変なシリーズなのかと
続きを読むのをためらってしまいました。

この本に載ってた茶わん蒸し。
作り方真似ました~。
分量と時間だけですが(出汁はねこぶだし使ってるから 笑)
そしたらほんとーーにぷるっぷるの美味しい茶わん蒸しが作れて
家族にも大好評~(〃ω〃)
レシピメモりました。
これは永久保存版だ♪
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2016.05.09 (Mon)

「ビオレタ」 寺地はるな



ビオレタ 寺地はるな 

婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語。第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。

主人公に共感できなくて。
読んでてずっとイライラしてました。
変にこじらせるというか、人の温かさとか思いやりを変にひねくれて受け取ってしまうようなかなり面倒な人であります。
そんな面倒な人としっかり向き合って接する菫とか千歳とかすんばらしいと思った―。

そして妙(←主人公)のお父さんとお母さん。ツカサおじさん。
どの人もとてもいい人で泣けたー。
なんで主人公はこんなにバカなんだ。
27歳になってもこんなにバカなんだろう。
その温かみを知らないで今までのほほんと生きてきたのかと思うと本当に腹が立ちました。

多分作家さんが狙っていた箇所と全く違う場所で共感したり憤慨したりしましたが
まぁまぁ面白く読みました。(結構泣きましたもの)
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2016.03.22 (Tue)

「逆説探偵」 鳥飼否宇



逆説探偵 鳥飼否宇

綾鹿警察署・五龍神田刑事が、次々と起こる事件の謎に挑む!事件解決のヒントは、正体不明のホームレス十徳治郎が握る。あまりにも意外で皮肉な12人の真犯人とは!?そして、最後に残る物語最大の謎とは!?ライト感覚の本格ミステリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)
獅子身中の脅迫者/火中の栗と放火魔/堕天使はペテン師/張子の虎で窃盗犯/ひとりよがりにストーカー/敬虔過ぎた狂信者/その場しのぎが誘拐犯/目立ちたがりなスリ師/予見されし暴行魔/犬も歩けば密輸犯/虫が好かないテロリスト/猫も杓子も殺人鬼/申し分なき愉快犯


はじめましての作家さんです。
読んだことなかったんだーと、自分のブログを振り返って思いましたが、
なかなか強烈な本でした(笑)

とにかく五龍神田がヘボすぎて読んでて切なくなる(笑)
ホームレスのじっとくさんがヒントを与えるも、そこからなぜか暴走し、
結果として、間違った犯人像をこしらえたり、混乱させてしまってます。

でも、実は・・・ってことでラストで「へ??」となりますが、
そういえば登場シーンがかぶってませんねー。
そういう事なのか。

短編でみんな似たような感じだったので、中盤は少し中だるみでした。
ラストが衝撃ではあったんだけど、そこにたどり着くまででかなり
疲弊してましたので、衝撃というより「ようやく」と言った感じ(笑)
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2016.01.19 (Tue)

「火祭りの巫女」 月原渉



火祭りの巫女 月原渉

炎の密室で愛が生む残虐なトリック!三つ子の巫女が揃い、秘祭が復活するとき、残虐で奇怪な事件がふたたびー伝奇本格ミステリの邪道にして王道!

民俗学風の話で結構好きなタイプだったんだけど
なーんか最後がめちゃめちゃ雑だったような。

せっかく三つ子でいくらでも仕掛けられる感じがするのに
別に・・・ね。
そうなの?せっかくの三つ子の設定を勿体無い。

15年前の首なし死体の真相は・・・という所には
想像するとちょっと「うげぇ」とくるんだけど(笑)
まぁそういう使い方もあるかもしれないけど
普通の状態であればなかなか実践しづらいところがあります。

ただ昔というのは、本当に理解不能な祭り&儀式というものが
沢山あります。
そういうのを一つひとつ知ることが本当に楽しいです。
事実は小説より奇なりということで
実際に行っている祭りの方がビックリするものもあります。
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2015.04.22 (Wed)

「いなくなった私へ」 辻堂ゆめ



いなくなった私へ 辻堂ゆめ

人気絶頂のミュージシャン・梨乃は目を覚ますと、誰にも自分と認識されなくなっていた。さらに自身の自殺報道を目にした梨乃は自らの死の真相、そして蘇った理由を探りはじめるが…。2015年第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。(BOOKデータベースより)

宝島社の「このミス」と言ったらいつもミステリーじゃないのが受賞されるという摩訶不思議な賞でありますが・・・
今回は面白かったのよ。
普通にミステリーでした。
いや、普通と言われると普通じゃないかもしれないけど、
「一体どうなってるんだ。どうなるんだ?」という気持ちでずっと読みましたので満足です。

誰もが知ってる人気ミュージシャン、若干二十歳・・・
と、言われると最近の歌手ではイメージが湧かないー。
どうしても「松田聖子」「中森明菜」系を想像しました。
そうじゃないと、本当にすごいミュージシャンとイメージ出来ないので(←この2人はアイドルでしたが)

で、生きてるのに本当の自分は死んだらしい。
唯一自分を自分として認識してくれる優斗や優斗の姉に面倒を見てもらいながら
もう1人そういう人が出てくる(←いっくん)

最初はとにかく優斗のお財布が心配でなりませんでした。
基本として死んでる2人なので、何もない。
何もないが、普通に生きてるし生活もする。お腹もすく。

ようやく梨乃がバイトを見つけたときはいろいろな意味で安心しましたが。
ラストの仕掛けはなるほどねー。そういうことかと納得はしたんだけど、
この先の事を考えちゃうと、すこし投げっぱなしなラストかもしれないなーとも思いました。
08:44  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.05.17 (Sat)

「女学生探偵と偏屈作家」 てにをは




大人気ボーカロイド曲「古書屋敷殺人事件」以前の女学生探偵・花本ひばりと偏屈な推理作家・久堂蓮真の痛快事件録!書き下ろし!!女学生探偵シリーズ初ノベライズ!(BOOKデータベースより)

【目次】
明尾高屋上投身事件/探偵暇潰遊戯/両国幽霊屋敷殺人事件


バカだろ・・・
この作家バカだろ・・・

わたしが楽しみにして積んでおいた「アクロイド殺し」の犯人を堂々と載せてる~(TдT)

ふつう書かないよね?ね??

多少のネタバレはあれども、堂々と
「実は○○が犯人というわけだが」

とかハッキリ書かないよね?!


わたし・・・買って積んでるんだけどっ!!!

と、発狂してしまいました(´・ω・`)
ショックすぎて死ねるレベルwww

まぁ読んでしまったものは仕方ない。
インパクト強すぎて次に読むのは「アクロイド殺し」にしようと思いました。
なんというか、積まないでさっさと読むべきだったと自分に後悔です。

さて、ボーカロイド小説というわたしの知らない世界の作品ではありましたが、
別にボカロがなくても楽しんで読めました。
ただ、読み進めて後半に時代が意外と昔だったことに気づく(笑)
なんだろう。現代っぽい気がしたけど、15年前だったら余裕で戦中だったようで・・・
読んでて「え?そんな時代だったの?」と焦りました。

先生とひばりの兼ね合いが楽しくて読んでてほっこりです。
個人的にこういう登場人物は好きなので
楽しく読めました。

なので、ほかの作品のネタバレをしないよう作者さんにはくれぐれも釘を刺したいwww
08:26  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)  |  EDIT  |  Top↑

2014.03.03 (Mon)

「ゲノム・ハザード」 司城志朗



ゲノム・ハザード 司城志朗

一年前、誰かが私の人生に魔法をかけた。鳥山敏治。左利きのイラストレーター。二十九歳。ある晩、うちに帰るとリビングに十七本のキャンドルが灯り、妻が死体となって横たわっていた。抱き起こした途端、電話が鳴った。「あっ、敏ちゃん?」妻だ。こんなことはあり得ない!サントリーミステリー大賞読者賞。(BOOKデータべースより)

映画化になったということで、妹が読みたいと騒ぎ、
この本の存在を知り図書館で借りました。
(そしたら妹は買ってました。あー妹から借りればよかった)

最初から混乱する展開で「パラレルワールド?」と、思ったりしたけど
物語の中盤から話はちがう方向へ進み、
なるほどーーーーー。そういうことか。
主人公の混乱ぶりはそういうことだったのかー。
なんか「さっきそう言ってたじゃない!」と突っ込みながら読んでました(笑)

ラストはそれまでの展開とは違い、意外にも普通のミステリーみたいでした。
(みたいっていうのも・・・・ ^^;)

16年くらい前の本らしく、時代を思わせるワードが。
その名もフロッピー( ̄ω ̄*)

今、フロッピーに保存したくても入れるところないしね。
何というか・・・たかだか16年の間にフロッピーは闇に葬られて
しまったのか・・・

初めましての作家さんで、ちょっとマニアックかなと思ったのですが、
これは確かに映像化には向いているような感じがします。
映画もただ今公開中なのでしょうか?
(わたしが普段行く映画館では公開してないのでわからないのです)
08:20  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.09 (Thu)

「破産」 嶽本のばら



破産 嶽本のばら

家賃25万円。カード返済額毎月20万円以上。なのに、月収20万円+労働意欲、ほとんどなし。このご時世に、この自堕落っぷり!ほとんど実話(?)のドロ沼借金返済小説(BOOKデータベースより)

このBOOKデータベースの「ほとんど実話(?)」と書かれているところが笑える。

嶽本さんといえば「下妻物語」
わたしもこのシリーズ2冊読んだなー。
そしてフカキョンで映画化になり、下妻のジャスコやロリヰタファッションが有名になり(?)、
飛ぶ鳥を落とす勢いだったのだろう・・・

・・・・・・

・・・で、現在が実話?

そういう話なのかな。
タイトルが「破産」で、のっけから主人公の自堕落さというか、
苦労したくない感がダラダラと出ているワケなのです。
それが読み手にとってはイライラしちゃうワケで。
お金がないのに、元カノが遊びに来て「お寿司が食べたい」と言えばなぜか
連れて行く・・・・??
なんだろう?この思考回路。
とても理解できない。

きっとこのまま最後には破産するんだ・・・
と、思っていたらそうはならなくて。
あれれ??
後半からは物語の雰囲気が違ってきます。
ちょっと不思議な物語でした。
08:38  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.07.31 (Wed)

「カラマーゾフの妹」 高野史緒



カラマーゾフの妹 高野史緒

トロヤノフスキーは愕然とした。当時の弁護士は真相まであと一歩というところまで迫っておきながら、最も重要な点を見逃している。極めて重要な、絶対に見逃してはならない点をだ。不可解な「父殺し」から13年。有名すぎる未解決事件に、特別捜査官が挑む。第58回江戸川乱歩賞受賞作。(BOOKデータベースより)

はい!!乱歩賞~。

またまた乱歩賞なのですが、読む前に読書メーターでレビューを読んだら「原作を読んでないとわからない」とのこと。


「原作ってなに?(・ω・)」


どうやら「カラマーゾフの兄弟」らしく、ふーん。じゃあ先に原作読むかと本屋さんに行ったら出版社によって3冊、もしくは4冊あることが判明。
図書館の返却期限もあるのにそんなに読めるか!
ってことで、みんなの味方wikiにて検索。
少しだけわかりました。
wikiを読むか読まないかでまた違う?
山崎豊子さんの「華麗なる一族」を思い出しましたが多分違うと思う(笑)

乱歩賞なのにこういうオマージュものっていうか、有名すぎる原作があってそれから13年後という設定で書かれてますので・・・選考委員の今野敏さんは最後まで反対したらしく、そして同じく選考委員の東野圭吾さんは5人のメンバーのうち唯一原作を読んでない人だったようで、「それでも楽しめた」って・・・

って・・・

そう!?

まぁ確かにこれを読んだら原作読みたくなります。
超有名作品だからかなり面白そう。
せめて上下巻2冊だったらいいのに。
すぐに買うのに。

まぁ実際の原作「カラマーゾフの兄弟」には妹はいないようです。はい。
最初はこういうカラマーゾフに例えた何かかと思ってましたら、
人物も設定もまんまのままで13年後なんだもんねー。
ちょっとビックリしました。

読みやすい文体でしたけど。やっぱり原作をしっかり読んでないとダメかな?(^^;)
08:29  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.05.31 (Fri)

「悼む人」 天童荒太



悼む人 天童荒太

聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者最高到達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語(BOOKデータベースより)

今度は直木賞受賞作~。

交通事故や殺人などで死んだ場所に向かって死者を悼む静人。
その静人を

追う人→雑誌記者の蒔野
待つ人→母親の巡子
同行する人→夫を殺した倖世

この3人の視点の先にはいつも静人がいるんですけどねーーー。
この3人プラス静人にイマイチ共感できなかった。

巡子の夫、鷹彦にはむっちゃ共感してしまって鷹彦に泣けた。
(ふつうこのタイプはいないと思います)


静人の行動は本人じゃないと理解不能。
家族はしっかり理解してくれているみたいですが、
はたから見るとやっぱりちょっと不思議な感じ。
嫌悪感とかそういうのじゃなくて、
なんというか・・・自分がやりたくてやっているから別にいいんだけど、キリないっていうか。

この先もずっとずっとずっと悼む人をやっていくのか。
そして、自分の父の最期をわざと看取らなかった蒔田。
読んでて「ガキ!」と思った(´・ω・`)
もうすっかりいいおっさんなのに。

いろいろと思うところはありましたが、BOOKデータベースの
「聖者なのか偽善者か?」とありますが、
実際どっちでもないとおもいました。 はい(・ω・)


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