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2020.09.27 (Sun)

「月輪先生の犯罪捜査学教室」 岡田秀文



月輪先生と犯罪捜査学教室 岡田秀文

泣く子も黙る東京帝大に、一風変わった講座が開講された。実際に起きた未解決事件を題材に、実地の推理を繰り広げる趣向だという。担当教官は、有名事件を次々と解決に導いた探偵・月輪龍太郎。集まったのは個性的な三人の学生たち。初々しい探偵の卵らは、四つの難事件を解くことができるか?明治期の帝都東京を舞台にした、奇妙にしてスリリングな推理合戦。

【目次】(「BOOK」データベースより)
月輪先生と高楼閣の失踪/月輪先生と「湖畔の女」事件/月輪先生と異人館の怪談/月輪先生と舞踏会の密室


個人的にはイマイチ。
読書メーターではおおむね好評価です。

わたしとしてはねぇ、杉山くんにいてほしかった。
でも、彼は登場せず、その代わり一癖も二癖もある、帝大生とやらが3人。
月輪先生の講座を受講したのです。
月輪先生は先生で3人しかいないのに不満そうでしたが(笑)

実際の推理もあったし、過去にこんなことがありました。という推理合戦形式も
ありましたが、別にこの3人は探偵になりたいわけではなくて、
月輪と一緒にいると伊藤博文と知り合いになれるのではないかという
目論見があるのも1人いるし。
そういう関係なのですが、月輪はそういうのも見越したうえで
講座を開いている感じでした。

3人ともクセが強すぎて読んでて疲れました(^^;)
杉山くんで癒されたい(笑)
16:54  |  岡田秀文  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.09.21 (Mon)

「海妖丸事件」 岡田秀文



海妖丸事件 岡田秀文

杉山潤之助の上海出張に、新婚旅行へ出向くという旧知の探偵・月輪龍太郎が同道することになった。彼らの乗る豪華客船・海妖丸が出発する直前の横浜港で、船客の政商らに宛てて奇妙な予告状が届く。絢爛な船旅の途上、仮面舞踏会や沙翁劇の最中に起こる殺人、そしてまた殺人。息を潜める犯人を見つけ出せるか。本格ミステリの醍醐味を堪能できる、傑作推理小説。

前回の黒龍荘の惨劇より、1年以上経っているようです。
事件のせいもあって、月輪と疎遠になってしまった杉山。
でも、また連絡を取り合っているうちに、仕事で上海に行くことに。
そしたら、月輪と秘書の蘭子が結婚して、新婚旅行に上海に
行くことになったらしく。

結果一緒に行くことになり、殺人事件が起きる。
前作ほどの皆殺し感はなかったけれど(船でそういうことがあったらこわい)
「船って海の上に浮かんでるもんね。密室だよね」
という一般的な固定観念をうまく使ったトリックだと思う。

「はぁーなるほどなぁ」と言う気持ちも持ちつつ、
「しかし・・・この作家さん入れ替わり(←ネタバレしそうなので反転)が好きだな」
と、思わずにいられない(笑)

あと、これは明治時代だからできる話であって、今の世の中では100%無理。
だからこそ、こういう時代の推理小説って面白いんだよね。

ラストは意外な展開が待ってて、それはそれで驚いたんだけど。
意外過ぎてどうしたものかと・・・(笑)
微笑ましんだけどね。
07:09  |  岡田秀文  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.09.20 (Sun)

「黒龍荘の惨劇」 岡田秀文



黒龍荘の惨劇 岡田秀文

明治二十六年、杉山潤之助は、旧知の月輪龍太郎が始めた探偵事務所を訪れる。現れた魚住という依頼人は、山縣有朋の影の側近と噂される大物・漆原安之丞が、首のない死体で発見されたことを語った。事件現場の大邸宅・黒龍荘に赴いた二人を待ち受けていたのは、不気味なわらべ唄になぞらえられた陰惨な連続殺人だったー。ミステリ界の話題を攫った傑作推理小説。

割と好き。
時代も好きだし、探偵というワードも好き。
ついでに言うと、わらべ唄になぞられながら
次々と死んじゃうのもなんか好み(←あくまでも読書の話)

しかし、読書メーターで書かれている人が多かったけど
探偵がそこそこ無能(^-^;)

殺されすぎ。
まぁ事件の真相がかなりキツい内容ではあります。
こういうマインドロールが発生して云々は
数年前の北九州の事件を思い出します。
明治でも平成でも、人を殺すのは人であります。

しかしなぁ、探偵があちこち頑張っているのに、
犯人はほくそ笑んでたんだろうなぁーと思うと切ない。

次の本もありますので、そこではせめて一矢報いて
ほしいものです。
10:10  |  岡田秀文  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.21 (Tue)

「伊藤博文邸の怪事件」 岡田秀文



伊藤博文邸の怪事件 岡田秀文

大日本帝国憲法発布前夜、明治17年(1884年)の高輪、伊藤博文邸。書生としてその洋館に住み込むことになった杉山潤之助の手記を、偶然古書店で手に入れた小説家の私。そこには伊藤博文邸で起きた怪事件の様子が、ミステリー小説さながらに描かれていた。密室で行われた殺人、庭園に残った不審な足跡、邸のまわりをかぎまわる怪しい新聞屋、伊藤公の書斎から聞こえる物音、そして第二の死体…相部屋の書生、月輪龍太郎と推理合戦を繰り返し、伊藤公の娘・生子お嬢様とその教育係・津田うめにふりまわされながら潤之助が見た事件の真相とはー。(BOOKデータベースより)

初めましての作家さん。
伊藤博文の家で殺人が起きました。
決して伊藤博文が
「さて、みなさんヽ(´ー`)ノ」
と、皆を集めてそんなセリフを言うお話ではありませんでした(笑)
↑だったらとっても面白かったのに。

まぁそれでも普通に面白く読みましたが、
意味もなく「犯人はこの人に違いない」と思っていたらあたった(笑)
だって・・・

だって・・・

とっても胡散臭い(ノ∀`)

ってことで、胡散臭さ抜群のあの方が犯人だったのですが、
それでも「あぁっ!!そういうこと!!」という心にズキュン!とくる事はなかったです。

当時の時代感なんかも興味あるにはありますが、
わたし個人としてはこういうフィクションで、
伊藤博文の家で殺人事件が起きたんだよーという話であれば
実際の注釈とかそういうのはあまり頭には入りません(^-^;)
とにかく事件なので(笑)
08:29  |  岡田秀文  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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