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2020.06.10 (Wed)

「ゲルマニウムの夜 王国記Ⅰ」 花村萬月



ゲルマニウムの夜 王国記Ⅰ 花村萬月

街で人を殺し、身を隠すため、自分が育った古巣の修道院兼教護院に舞い戻った青年・朧(ろう)。その修道院でもなお、修道女を犯し、神父に性の奉仕をし、暴力の衝動に身を任せて教護院の少年たちや動物に鉄拳をふるい、冒涜の限りを尽くす。あらゆる汚辱を身にまとう──もしや、それこそ現代では「神」に最も近く在る道なのだろうか? 世紀末の虚無の中、〈神の子〉は暴走する。目指すは、僕の王国! 第119回芥川賞を受賞した戦慄の問題作にして、「王国記」シリーズ第一作。

芥川賞~。

・・・は、いいけれど・・・

きったなーい(;´Д`)


マジで。
汚い。
っていうか、無理。
賞を取るくらいだから、汚いだけの話ではないんだけれど。

前も書きましたが、私のメインの読書タイムは昼休み中なので、
昼食後にこれ読むのキツイですよ。

一番鳥肌ものだったのが、「痰を食べたい」とか。
バカじゃね?
こういうのを読むと、わたしって・・・なんってノーマルなのかしらん。
と、思う。
ていうか、ほとんどの人がそうだろうけれど。

あぁーーー。こんな描写が多くて、結局なんだったのか(笑)
まぁ暴力描写はさすが花村萬月と言ったところです。

しかし・・・毎回読むたびに思う。
謎の賞、芥川賞
13:20  |  花村萬月  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.11.09 (Sun)

「弾正星」 花村萬月



弾正星 花村萬月

時は戦国、下剋上の世。京都・相国寺近くにある三好家の屋敷に、その男はいた。得体の知れぬ出自でありながら、茶の湯に通じ、右筆として仕える野心家である。気に食わぬ者は容赦なく首を刎ね、殺害した女を姦通し、権謀術数を駆使して戦国大名へと成り上がっていく。信長ですら畏れた稀代の梟雄・松永弾正久秀を突き動かすものは、野望かそれとも…!?「悪の爽快感」が支配する血涙必至の物語。(BOOKデータベースより)

「青の傭兵」さんのブログで紹介されてまして。
いろいろと興味がありましたので(花村萬月が書く歴史小説とは一体どういうものなのか的な)
今回手にしてみました(´∀`)

その前に・・・実在の人物だったかと。
読んでる最中にwikiでチェックしたところ
日本で初めて「○死」した人と言われる(←物語的に重要なので内緒)
と、「言われる」なので確実ではないんだろうけれど、
読んでいくとこの人ならやりかねない・・・

というより、やるだろこの人だったら( ̄ω ̄*)

と、やや確定した思いで読んでました。
やることなすことムチャクチャでそれでも、ついていく蘭十郎の気持ちがよーわかる。
なんだろう。
BOOKデータベースには「悪の爽快感」と書かれてますが、
悪というイメージはない。
それは多分私が松永久秀という人物を知らないからであって、
知っている人は「あー。あの日本三大梟雄ねー」などと思われているかもしれませんが。

自分のお気に入りの蘭十郎のためなら邪魔なものは簡単に一掃できる
その精神的な・・・なんというか・・・達観?

でも、面白かったなー。
何しろ死に方が強烈で・・・
こんな死に方する人なんていないし。
いないけど、理由は理にかなっている。

なかなかユニークな人物でした。
10:43  |  花村萬月  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2014.10.09 (Thu)

「皆月」 花村萬月



皆月 花村萬月

諏訪徳雄は、コンピュータおたくの四十男。ある日突然、妻の沙夜子がコツコツ貯めた一千万円の貯金とともに蒸発してしまった。人生に躓き挫折した夫、妻も仕事も金も希望も、すべて失った中年男を救うのは、ヤクザ者の義弟とソープ嬢!?胸を打ち、魂を震わせる「再生」の物語。吉川英治文学新人賞受賞作品。(BOOKデータベースより)

この本も再読~。
我が夫さまが大好きな1冊であります。

なんか妙に熱く語るんだけど、なにがダンナの琴線に触れるのかよくわからん。
前回は確か10年近く前・・・30代に読みましたので、もう40歳も過ぎてどう感じるか
まぁ年齢とともに感想が違うのかと思い再読。

・・・で、感想。

諏訪が「オッサン」と呼ばれるのですが、同年代として40代は「オッサン」と呼ばれるのかと悲しくなりました。
そのせいか諏訪の脳内映像がオッサン(爆)

でも、読み手の私が歳を取り、こういう話もまたいいのかもしれないと思ったのですが、
やっぱりダンナと話をしましたら「アキラがいいんだ」と熱く語りだしました。
「登場人物にリアリティがある」
と語ります。
「アキラみたいなのいるかー!?」というのですが、「いるって」と。
そう?そうなの?
わたしはやっぱりこういう人はちょっとイヤかも。
第一現役ヤクザだってアキラを敬遠しているじゃないか。
アキラみたいな気性の人と付き合うのは本当に大変だと思うなー。

まぁそんな話をいろいろしながら飲んでいたのですが、
約2日ほどで読み終わえる私に不満そうでした。
「もう少しゆっくり物語を味わって読め」と。

・・・味わってますよ(。・ω・。)
13:49  |  花村萬月  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑
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