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2021.01.30 (Sat)

「不審者」 伊岡瞬



不審者 伊岡瞬

「このささやかな幸せを守るためなら、何でもするー」会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として自宅で仕事をこなす日々を送っていた。ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。

イヤだよねー。
ダンナの家族とはいえ、私は他人ですが??

でもわたしにもそういう経験は実はありまして。
ダンナの弟が病気で実家に戻ってきて入院したり、家にいたりしてました。

ただ、その時は家族(ダンナと姑)が本当に私に気を使ってくれたので
それほどイヤな思いはなかったなぁーと。
そういう意味ではわたしは「リトル」(←里佳子の性格)ではない。

ただ、この優平の薄気味悪さっていうのは読んでてもヒシヒシと伝わってきて。
かなーーーりイライラしたところで、物語は急転します。

こういう話ってパターンみたいなのがあって「こうかな?」「こうかな?」と
思いながら読むんだけれどそうだったか・・・

真相が分かってもやっぱり優平は好きになれないなぁーと
思うのは変わらなかった。
〇〇だったら何してもいいのか!という気持ちね。
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2020.07.04 (Sat)

「乙霧村の七人」 伊岡瞬



乙霧村の七人 伊岡瞬

かつて乙霧村で、戸川稔という男に一家五人が殺されるという凄惨な事件が起きた。あれから二十二年ーこの事件を題材に『乙霧村の惨劇』という作品を書いた泉蓮が顧問を務める大学の文学サークルのメンバー六人が、この村を訪ねる。事件当時と同じ豪雨の中、彼らは斧を持った大男に襲われる。閉ざされた集落で一体何が起きたのか!?戦慄のホラー・サスペンス!

最初は「野生の証明」みたいなパニック小説かなと思ったんだけど。
そのくらいドキドキしたー。
もう、皆殺しなんじゃないかと。
だってねー大男が斧持って探しまくる。
怖いって。

もう、ページをめくる手が止まりませんでした。
久々の一気読み。
ただ、一部があのくらいで終わってよかった。
あれ以上あったら怖くて大変。

一部、二部となってて、二部はその惨劇後に、友里が関係者を回って
インタビューしてくる。
そういう感じなんだけど、みんな対談しながらも
友里に一矢報いたいのかひと文句つけてきて。

そうなると友里ってどういう人??
と、思ったらそういう人だったらしい。
なるほどね。
確かに大学というところはそういうところでもありました。

05:00  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.06.24 (Wed)

「冷たい檻」 伊岡瞬



冷たい檻 伊岡瞬

日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪した。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!


微妙~。
読んでるうちは面白かったけれどね。
ただ、読書メーターでも「実際の事件なんてハッキリ解決できなくてこんなものかも」
と、ありました。なるほど。そういう考え方もあるのね。

新薬を使うあたり、誰かが飲まないと効果とか分からないからね。
そういう人たちに投薬するというのは、もしかしたらあり得るかもしれない。
しかしなぁー。
まぁ・・想像はいくらでもできちゃうけどね。

樋口の過去は気の毒ではあったけれど、
その過去からの、今回のラストに脱力。
えーーここで使うのか。これを。
安易すぎない??
樋口も「ぶどうでも食え」じゃねーよ。
まぁ、いろいろな感情はあるかもしれないけれど
そんなぁ~。
09:32  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.05.05 (Tue)

「痣」 伊岡瞬



 伊岡瞬

平和な奥多摩分署管内で全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあったと酷似していたのだ!何かの予兆?真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ?俺を挑発するのかー。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!

この人絶対怪しいよなぁーと思ってた人がやっぱり犯人だったのですが、
実行犯でもある共犯者がわたしにとっては意外でした。

へぇーー。

まぁ歪んだ性格がこうなったようだけど。
歪んでると言えば、すべてにおいて歪んでるよね。
普通の神経ではこういう殺し方はしないし。
なんというか・・・理解を飛び越えた話でした。

宮下と真壁が登場。
真壁が主人公なので、基本は真壁の視点でいきますが、
奥さんを殺されて、刑事を辞めることになっていたんだけど
その日に殺人が起きて、辞めるに辞められなくなってしまって・・・

こういうの好きなので面白かったです。
宮下と真壁が出てたという「悪寒」
そうなのか(笑)
もう一回読まないと。せめて登場シーンだけでも。
11:25  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.04.14 (Tue)

「本性 伊岡瞬



本性 伊岡瞬

他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った上で消えてゆく正体不明の女〈サトウミサキ〉。別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届いたことから、過去を探り始めた刑事たちは、ミサキに迫ってゆくが。

最近お気に入りの作家さんなので連続して読んじゃってます(^^;)
こういう「サトウミサキ」みたいな女の人が登場すると、どうしても白夜行を思い出します。
白夜行を思い出すってことは、白夜行と比べちゃうんだよね。

最初のうちは本当にそういう話かと思ってたんだけど、
後半からは明らかにサトウミサキの行動が意味を持ってくるので
まぁ・・・ふーん。

まぁ15年後にわかった事実もあるだろうけれど、
15年って長いよね。そこからまたその15年前に自分のモチベーションを
持って行って・・・そうそうできることではないなと思いました。

かなりいい刑事になる予感で終わってしまった宮下刑事のその後の
話を知りたいなぁー。
彼、主役で活躍しないかな。
05:00  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.26 (Thu)

「代償」 伊岡瞬



代償 伊岡瞬

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

面白い本を読みました。
でも、途中までは読み進めるの結構辛くて。
というのも、圭輔が気の毒すぎるの。
火事で、両親が死んでしまって、その前から自分の家に出入りしていた
達也と道子の親子の存在が不気味で。
それで、達也は小学生のくせに圭輔の母親を性的な目で見てとか、
それ以外にも気持ち悪い描写とかもあったんだけど。

そして、大人になり、圭輔は達也と再会することになるんだけれど、
達也みたいな悪人と対峙するには、圭輔みたいなのは1人では無理で。
同級生だった寿人と一緒に立ち向かうワケです。

もう、途中から止まらなくなります。
どうなるんだろう?
達也は報いを受けるのか。とか、気になりますが、
火事の件ももう少しハッキリわかるのかなと期待してましたが、
そこまでではなかった。残念。
09:00  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.12.16 (Mon)

「悪寒」 伊岡瞬



悪寒 伊岡瞬

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。“家の中でトラブルがありました”数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。殺した相手は、本社の常務だったー。単身赴任中に一体何が?絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。

多分、初めましての作家さん。
(もう、初めてか初めてじゃないかわからなくなってきている 笑)

面白かったです。
そういわれると伏線らしきシーンは沢山あるんですよ。
それで、真相がわかると「あぁー。そういえば」と思っちゃう。

しかし、そこに行くまでにいろいろな人がかき回す。
ばーさん登場した日には、「これはもしかして東野圭吾さんの『赤い指』
みたいな話?」と思ったらそういうこともなく、
(赤い指みたいなのはそうそうある話ではない)

「中年男の鈍感さはそれだけで罪」

というセリフに笑ってしまいましたが、罪というか・・・罪だね(笑)
賢一サンの場合は確かに罪だわ。

にしてもねぇ、多少納得いかないところはあるんだよね。
倫子の性格にしても。
なんでだ??と。
いくらなんでも・・・ねぇ。

08:54  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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