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2020.04.17 (Fri)

「コクーン」 葉真中顕



コクーン 葉真中顕

一九九五年三月二十日、丸の内で起こった無差別乱射事件。カルト教団『シンラ智慧の会』による凶行の首謀者は、忌まわしき過去を背負う教祖、天堂光翅であった。彼や教団に関わった者たちの前に現れる一匹の煌めく蝶。金色の翅が導くのは地獄か、それとも…。平成を揺るがすテロ事件が生み落とした絶望とかすかな希望を、幻想的かつスリリングに物語る衝撃作!

登場人物と時系列がごっちゃになっているので、
一気読みしないと理解するのが難しいかも。
昼休み途中で読み終えたので、そのまま適当なページを
読み返したら、「あぁ。この人ここにも登場してたのか」とか。

わたし、エロもグロも平気なのですが、近親相姦モノは苦手で(^-^;)
ちょっと辛いシーンもありました。
っていうか、宗教からむと結構こういうシーン多いよね。
なんでかねー。

あと、男がものすごく勝手な人が多くて。
全員ではないんだけど、「何こいつ!?」と思う人がいた。
っていうか、そっか。1人だ。2つの話に登場してたから
沢山いると思い込んでたけれど、ムカつくのは1人だった。

ただ、軸となる人がいないので、軸となるのは宗教かなぁ
私は軸となる人がいて読めるタイプなので、
ちょっと読みづらい1冊でした。
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2020.03.19 (Thu)

「W県警の悲劇」 葉真中顕



W県警の悲劇 葉真中顕

警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよー「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。事故かそれとも…。事故として処理したい菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることを思い出すー。前代未聞の警察小説

連作短編みたいな感じかな。
「犬か!」というような話も1つありましたが、
松永菜穂子がどこかに登場するような感じで、
そいでもって、ラストに松永がメインで登場する。

でもって、最初の話に登場した人が出てこないなぁ。
アクが強いからもう少し登場しそうなものなのに・・・
と、思っていたらやっぱりラスト登場した。

ってことで、最初と最後の話が好きかも。

ユーチューバーが登場した話にはうんざりした。
っていうか、こういうのリアルにあるよね。
この本は2019年1月に発売されたようですが、
当時はそういうの多かったかな。
だからこそ、内容にも入れた???
14:37  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.11 (Wed)

「ロスト・ケア」 葉真中顕



ロスト・ケア 葉真中顕

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫びー悔い改めろ!介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味…。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る!全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

とても身近な問題でした。
大友さんの言っていることなんて綺麗事もいいとこ。

検事ってことで、お金もあるだろうし、有料の老人ホームに入れておいて
あとは知らんぷりもできる。
でも、すべての人たちがそういう事が出来るわけでもなく。
また、たとえお金があったとしても、老人ホームに「空き」が出ないと
入所できない。
そうしているうちに、親の認知症がどんどんと進んでいって・・・

という。

分かるーーーーーーーーー。
洋子の気持ちとか手に取るようにわかる(笑)

今年、私がもらった年賀はがきに
「親の介護始まりました」
みたいな文面がわりに多く(笑)
そうだよね。そういう歳だよね!!
なんて、正月早々届いたハガキに相づち打ったりして。
私も「それ」には現在進行形で直面しているし。
何が発達しているのか知らないけれど、
妙に長生きしているし(^-^;)

確かに「殺人」は悪だけれど、その「殺人」によって
救われる人もいるという昨今。
相手が人間であるというのは難しいものです。
13:58  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.11.12 (Tue)

「Blue」 葉真中顕



Blue 葉真中顕

その怒り、その悲しみ、その絶望。なぜ殺人鬼が生まれたのか。児童虐待、子供の貧困、外国人労働者。格差社会の闇に迫る、クライムノベルの決定版!新大藪賞作家が、平成に埋もれた真実をあぶりだす!

ザ・平成といった1冊。
平成が始まった日に生まれ、平成とともに生きたブルーと言う少年。
事件があって、事件を追うとともに、ブルーの存在が出てきて、
そしてそれと一緒に平成のあれこれが登場します。

尾崎死んだのも書いてて、当時を思い出しました。
そのくらい尾崎の死っていうのは衝撃的だったし、
でも、平成だったんだなぁ。

フリッパーズギターを入れてきたあたりが上手いな。
確かにこれもまた平成。
アニエスbとか流行って流行って、友人着てた。
作者さんを見たら1976年生まれ。
なるほど。近い。

この間まで平成だったので、最近の平成は懐かしいワケではないですが、
この本の中身は結構暗くて。
子供は親を選べないという典型的な1冊。
親は親。子は子。というのはある程度年齢が言ってからあるべきであって
赤ちゃんとか子供にはやっぱりちゃんと親がそばにいないと。
と、思ってしまう1冊でした。
05:00  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.04.08 (Mon)

「絶叫」 葉真中顕



絶叫 葉真中顕

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ…。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!?ミステリー、社会派サスペンス、エンタテインメント。小説の魅力を存分に注ぎ込み、さらなる高みに到達した衝撃作!

途中まではものすごいデジャブ感があって「あれ?これって『嫌われ松子の一生』の松子の話?」と言いたくなるくらい似てました。
クズに引っかかるし、体売るし。
でも、後半にかけての仕掛けがものすごく斜め上。
本当に予想外。
えーー!?そういうことなの???
というと・・・。

えー!?というか、ひえーー!!! というか。
ラストに関してはただただ驚いてます。

読みごたえはありました。
しかし、主人公の鈴木陽子さん。
日本中に何万人いるかを考えると、
この展開でこの話に自分の名前が・・・と思われているのを
どう思ったかなとそこだけは微妙(^^;)
05:33  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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