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2020.01.16 (Thu)

「くらやみガールズトーク」 朱野帰子



くらやみガールズトーク 朱野帰子

「これは私のための物語だ」と、がつん!とくる女性続出!思春期、就職、結婚、出産…。何度も変容を求められてきた女性たちが封じこめてきたくらやみを解放してくれる物語。

タイトルと装丁と、作者のイメージで何となく明るくて、キワドイ系の話かと思いきや、
キワドイはキワドイんだけれど、怖いの。
まじで、くらやみ。
このタイトルはガールズトークを全面に出すのではなく、「くらやみ」の方なんだよね。
もう、真っ暗。

「この気持ちわかるわー!!」というのもあるし。
「考えすぎじゃない??」とか「気づかない??」「おかしいと思わない??」
なんていうのもあるけれど。

「花嫁衣裳」とか、読んでてダンナの親戚連中が気持ち悪かったもんね。
「大伯父」とか「伯父」とか、なんか、私のダンナの叔父さんもこんなんだったよな。
と、身近にこういう人いれば物凄く共鳴するし、ただ、自分の旧姓を消していくたびに
自分が死んでいくって・・・悲しいよね。

姉妹あるあるだったり。
これもまた、親がねぇー。

湊かなえさんとか、好きな人こういうの好きかもです。
私は楽しめました(^^)
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2019.07.04 (Thu)

「会社を綴る人」 朱野帰子



会社を綴る人 朱野帰子

注意散漫で自信がなく、何をやってもうまくできない紙屋(30代・独身)は、なんとか老舗の製粉会社に就職することができた。しかし配属された総務課では、あまりの仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。営業部のおじさん達にイジられ、ブロガーの同僚にネットで悪口を書かれながらも、唯一誇れる文章への愛をたよりに紙屋は自分にできることを探し始める。会社で扱う文書にまつわる事件を、社会人偏差値低めなアラサー男子が解決!?人の心を動かすのは、熱意、能力、それとも?

正直、紙屋さんのような人が、同じ会社に勤めていたら・・・
私はいじめそうです(・ω・)

無能
ポンコツ
邪魔


読みながらこのワードしか出てこなかった私を許して。
でも、ひどいよ。
本当にこの人。
上司の栗丸さんの心の広さに驚きました。
普通ないし。

正直、会社にこのレベルの人いたらイヤだなぁー。
榮倉さんの自意識過剰ぶりにも辟易したけれど、
紙屋さんを標的にする気持ちだけはわかる(笑)

榮倉さんって女性は自分の会社の愚痴をブログに書いているのです。
その中で、紙屋さんのことをディスってるんですけど。
私も10年前くらいは自分のブログで身近な出来事書いてたけど、
SNS進化しすぎてもう書けない;つД`)
怖すぎる世の中。

だから結果的に身バレした(笑)
最後のアレが必要かどうか微妙ですが、
小説の一部だろうけれど、難しい文書は苦手~。
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2019.05.31 (Fri)

「駅物語」 朱野帰子



駅物語 朱野帰子

東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すことー。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。

結構ビターなお仕事小説。

駅員って・・・しかも東京駅ってキツいかもねー。
いろいろなところから人が集まるし、

こんなところで働くと消耗する。
間違いなく(--;)
1~2分遅れただけで苦情はくるし、
酔っぱらいはいるわ、下手すれば酔っぱらいに殴られるわ、
目の前で電車に飛び込まれ、自殺されるわ、その後片付けされるわ、
その状況をスマホで撮られるわ、他にもあるわあるわ・・・


そんな中、亡き弟がらみで、せっかく決まっていた一流企業をけり、駅で働くことにした直。
同期は隠れ鉄で、ものすごく感じの悪い男(笑)
しかし、ただのこじらせ系?
面倒ながらも本当はいい男のようです。わかりづらい。


直は1年前、弟が危篤と聞いて、目の前が真っ暗になり
倒れこんでしまう。
その時手を差し伸べてくれた5人を探すために駅員になったのですが・・・

それで、どうしたかったんだろう。
まぁ自己満足なところもあるだろうけれど、その一瞬のために決まってたものを全部放り出して就職先も変えた。
うーん。わかりづらい。

とにかく直は弟が生まれてからずっと弟の呪縛にかかってたものなんだろうなー。
そこだけは理解しました。
あとは、呪縛から解き放たれて、これから頑張っていくんだろう。

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2018.12.26 (Wed)

「わたし、定時で帰ります」 朱野帰子



わたし、定時で帰ります 朱野帰子

ねえ、いつまで残業するつもり? 新時代を告げるお仕事小説、ここに誕生! 絶対に残業しないと心に決めている会社員の結衣。時には批判されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。仕事が最優先の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人。様々な社員に囲まれて働く結衣の前に、無茶な仕事を振って部下を潰すという噂のブラックな上司が現れてーー 。

超~~~面白かった。

上司ってこういう人多いよね。
私は、結衣タイプであります。
だってねー、「事務所は残業代ないんだ」という、社長なので働いても金にならないんだったらしないのだ。
「私は5時までしか金銭が発生しない」と言い切って帰ります。

が!!!

休めない(T_T)
一人事務員なので、物理的にキツい。
そういう意味では三谷がかなりの割合で私の中にいる。

この本を読んでると「上司ってアホだ」と思う。
「死ぬ気になるとなんでもできる」
なんて・・・(´-ω-`)

文中に何度も登場する「24時間戦えますか」のCMがどうの~とか。
そういう年代なので、つい
「ビジネスマーン ビジネスマーン! ジャパニズビジネスマーン」と
叫びたくなる。

休ませようとしないのは、私にだけではなく、工場の人にも強いるわが社の社長。
「お腹痛い」と休む人がいれば、「一日中、腹痛いわけでもないし」という。
しかし、仕事中、トイレに行こうものなら、「便所に行く時間に金払ってない」という。

すみませーん。誰か通訳をっ!!

上司なんてこんなもんさ。

でも、この本もまたすごかったー。
いろいろと強烈で。
福永に関しては絞め殺したくなりました(´-ω-`)
結衣はよくやった。

どうなるのかと気になってほぼ一気読み。
共感しまくり~
13:50  |  朱野帰子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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