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2016.04.04 (Mon)

「怪しい店」 有栖川有栖



怪しい店 有栖川有栖

骨董品店で起きた店主殺人事件、偏屈な古書店主を襲った思いがけない災難、芸能プロダクションの社長が挑んだ完全犯罪、火村が訪れた海辺の理髪店でのある出来事、悩みを聞いてくれる店“みみや”での殺人事件。「どうぞお入りください」と招かれて、時には悪意すら入り込む。日常の異空間「店」を舞台に、火村英生と有栖川有栖の最強バディの推理が冴える。極上ミステリ集。

【目次】(「BOOK」データベースより)
古物の魔/燈火堂の奇禍/ショーウィンドウを砕く/潮騒理髪店/怪しい店


潮騒理髪店の店主がとてもよかったー。
たまたま出かけた先での時間つぶしに火村が髪を切ってもらうのですが、
プロだな。うむ。
火村があんなに骨抜きになるなんて滅多にないシーンを読みました。

ただ、まぁ本格というのもあるんだけど、読むのに時間がかかるし
犯人においては「え?誰?」というパターンもある。
っていうか、なんでここで登場するんだよー。と思った(特に表題作)
本格であれば何でもいいってものではない。
まぁ犯人当てと推理とトリックというのがメインになってしまうので
「なんで??」と思ったりするんだよねー。
降ってわいたような展開が実は嫌いです(笑)

「ショーウィンドウを砕く」はドラマでもやってたようですね。
結局ドラマも1回見たか見なかったかだったなー。
残念。
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2016.03.18 (Fri)

「鍵の掛かった男」 有栖川有栖



鍵の掛かった男 有栖川有栖

2015年1月、大阪・中之島の小さなホテル“銀星ホテル”で一人の男・梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺による縊死と断定。しかし梨田の自殺を納得しない人間がいた。同ホテルを定宿にする女流作家・影浦浪子だ。梨田は5年ほど、銀星ホテルのスイートに住み続け、ホテルの支配人や従業員、常連客から愛され、しかも2億円以上預金残高があった。影浦は、その死の謎の解明をミステリ作家の有栖川有栖とその友人の犯罪社会学者・火村英生に依頼。が、調査は難航。梨田は身寄りがない上、来歴にかんする手がかりがほとんどなく人物像は闇の中で、その人生は「鍵の掛かった」としか言いようがなかった。生前の彼を知る者たちが認識していた梨田とは誰だったのか?結局、自殺か他殺か。他殺なら誰が犯人なのか?思いもしない悲劇的結末が関係者全員を待ち受けていた。“火村英生シリーズ”13年ぶりの書き下ろし!人間の謎を、人生の真実で射抜いた、傑作長編ミステリ。

とても面白かったです(´∀`)

アリスが事件に首を突っ込むのに無理がないというか、
「友人が死んだ。自殺だと思いたくないからあなたに調べてほしい」と、大先輩の作家に言われた。

嵐の孤島よりもありがちな展開に、私の年代でも無理なく物語に入っていきました。
もちろん、嵐の孤島でも、道路が崩れて取り残された山荘でも怪しいパーティでも
大好きですが、火アリでこのパターンはちょいとキツいので(笑)

で、探偵でもなんでもない、ただの(?)ミステリー作家であるアリスが調べるのですが
素人ながら頑張るワケです。
1つ1つの手がかりとともにようやく表れた火村。

「面白い」と大絶賛はするものの、「本格推理小説」なので結果的に犯人がいるワケで、
有栖川さんの作品にありがちですが、

「えぇ~。犯人あなたなの??」

という展開がやっぱり待ってました(笑)
犯行に至る動機が気に入りませんが、まぁここは我慢だー。
前半というか、犯人が分かるまでは本当に面白かったので満足です。
(普通犯人が分かると満足するものですが ^^;)
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2016.02.08 (Mon)

「菩提樹荘の殺人」 有栖川有栖



菩提樹荘の殺人 有栖川有栖

アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。大学生時代の火村英生の秀逸な推理、そしてアンチエイジングのカリスマ殺人事件。「若さ」を持て余す者、「若さ」を羨望する者達の恩讐に振り回されつつ謎に立ち向かう火村とアリスを描く、美しい本格推理四篇!

【目次】(「BOOK」データベースより)
アポロンのナイフ/雛人形を笑え/探偵、青の時代/菩提樹荘の殺人


個人的に大好きなシリーズです。
でも今回文庫待ちましたー。
今、書店に並んでいる「怪しい店」も文庫になるのを待ちますだ(。・ω・。)

いつも思うのは火村とアリス、34歳同志の会話には思えなくて。
「一体この成熟した感じはなんなの?」と思います。
もう、50~60代くらいの達観した感じがする。

個人的に好きなのは「雛人形」
「アポロン」はとってつけた感じがするし、「探偵、青の時代」は偶然過ぎるし、
「菩提樹荘」は脱力するし。
まぁそういう意味では「雛人形」は強引すぎますが。

だいたいこういうパターンが多いこのシリーズですが好きです。
今回、京都府警管轄が舞台になったせいもあり久々野上登場( ̄ω ̄*)
火村准教授さんたちが事件現場に来ることをイヤだとハッキリ態度に出している刑事さんです。
この人が登場すると毎回火村アリスは小さくなるしかなく
そういうのが最初の頃は読んでて火村たちが気の毒になりましたが、
最近は楽しくなりすらしてます。

次も楽しみです。

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2015.11.06 (Fri)

「乱鴉の島」 有栖川有栖



乱鴉の島 有栖川有栖

臨床犯罪社会学者の火村英生は、友人の作家・有栖川有栖と休暇に出かける。だが、彼らがたどり着いたのは、目的地とは違う場所だった。鴉が群れ飛ぶ絶海の孤島、通称・烏島-。そこには、世間と隔絶された生活を送る作家、謎の医師、奇妙な起業家など、不可解な目的を持った人々が集まっていた。訝る火村たちの前で、殺人事件が発生する。事件の背後に隠された彼らの「秘密」とは何なのか!?「本格ミステリベスト10」堂々の第1位に輝いた傑作ミステリ。(BOOKデータベースより)

祝・ドラマ化ということで久々に我が家の本棚から取り出しました。
ブログに記事がないところをみると、読書ブログ開設前に読んだ模様。
一時はまってしまって、火アリだけ1日4冊くらい読んだことがあります(←抑えが利かない)

今回久々に読んだら結構読み終わるまで時間がかかりました。
本格面白いよねー。
面白いんだけど、本格⇒犯人あて みたいな感覚もあるので
ラストに明かされた犯人に納得いかず(爆)

えーーー!?あなたなの???

と、憤慨してしまいました(笑)
あなたではちょっと・・・という。
なかなか酷いかも(笑)

火村ってこんなに熱い男だったっけ??
何気にシラーーーーーーーとしていると思ったけど
珍しく(←あくまでも私の中で)声を荒げたりしてました。

あれー?と自分の中で違和感があったのでまた近々
違う本を読んでみようと思います。
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2015.08.24 (Mon)

「密室ミステリの迷宮」 有栖川有栖




有栖川有栖さんと貴志祐介さんの対談などがあってなかなか豪華な本ですが
それよりも何よりも、作家がオススメする密室本に心そそられます。

えぇ。ハッキリ書きましょう。


危険な本ですd( ̄  ̄)


どの本も読みたくなります(笑)
古典ミステリをオススメしている方もたくさんいらっしゃいましたが、
赤川次郎さんの「三毛猫ホームズの推理」を推薦している方が何人かいらしたのです。
どういう本だったっけ?読んだの何年・・・何十年前だっけ?
・・・のレベルなので今度再読してみます。
っていうか、三毛猫ホームズの推理って密室だったんだー。

そんなわけで有栖川有栖さん他、密室愛があふれんばかりの本です。
普段古典ミステリとかあまり読まないけど、
「三つの棺」とか読んでみたいなーと思いました。
あと、「ポワロのクリスマス」だっけ?
「本陣殺人事件」も作家のみなさんあげてたし。

とにかく・・・

危険です(。・ω・。)
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2013.12.12 (Thu)

「幻坂」 有栖川有栖



幻坂 有栖川有栖

幼い頃、清水坂でよく遊んだ幼いヒナちゃん。不慮の事故で亡くなったヒナちゃんを偲んで、清水坂を通る人に語りかける。坂の傍らにはあのころと同じ、山茶花が咲いています。--「清水坂」 作家志望の美咲と愛染坂で会い、恋仲になるが、新作に苦悩する新進作家の私。いつしか二人の関係に亀裂が入り……。亡くなった美咲の四十九日に愛染坂で再び二人は会えるのか……切ない悲恋を描いた「愛染坂」。七坂を舞台に歴史的因縁や文化的背景を織り交ぜながら、大阪の人々をリアルに叙情的に描いた傑作9編。怪談雑誌『幽』に連載された8篇に加え、ラスト1篇「夕陽庵」を書き下ろし。(内容紹介)

そういえば大阪に行ったことなかったなー。
超過疎地に生息している私からすると大阪という場所は
華やかだったり、原色のイメージだったり(わたしがいる場所はモノトーン)、騒々しかったり、うるさかったり、おばちゃん元気だったり・・・

・・・というイメージですが、しっとり静かな大阪でしたね。
昔って大阪って逢坂だった?
それともただの坂の名前?
逢坂っていい名前だなーと思いました。

さて、「坂」を舞台にしたホラー作品でしたが、
やっぱりホラーを求めるなら猫の話が一番ホラーだった。
やっぱり猫なんだよね。
大好きで可愛いんだけど、この手の話には必ず登場する猫。
ゾクゾクしました。

他は別に怖いと思った話はなかったけど、
「心霊探偵」なる人も登場してました。
「日本でたった1人の心霊探偵」と言ってましたが、
他にも「心霊探偵」と言われている(名乗ってはいないけど)八雲くんを思い出しました(笑)
まぁ彼の場合は本のタイトルだしね。

何よりもこんなに静かで情緒ある場所が大阪にあるのかと驚いた次第です。
有栖川さんもあとがきに書かれてましたけど、
こういうシチュエーションになるとやっぱりお隣の京都の出番なのかなと
思っちゃうんですよね。
10:42  |  有栖川有栖  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.02 (Tue)

「論理爆弾」 有栖川有栖



論理爆弾 有栖川有栖

南北に分断され、探偵行為が禁じられた日本。空閑純は探偵を目指していた。彼女の両親は名探偵として活躍していたが、母は事件を追い行方不明となり、父は殺人事件の推理をした罪で逮捕され、裁判を待つ身となっている。失踪した母の足跡をたどり、純は九州の山奥にある深影村を訪れた。だが、テロにより村に通じる唯一のトンネルが破壊され、連続殺人事件が発生!暗躍する特殊部隊、蠢く陰謀、蔓延るコンピュータウイルスー論理爆弾!少女は探偵の業をその身に刻み、真実と対峙する。(BOOKデータベースより)

決して面白くないワケではない。
でも、・・・飛び上るほど面白いワケではない・・・(。・ω・。)
そんな微妙なシリーズも第三弾です。

本格推理じゃないのよね。
本格じゃないんだけど、「探偵」を禁じられている現在、「探偵」になろうと奮闘する17歳の女の子の物語なんだけど・・・・

今まで結構有栖川さんの本を読んでいきましたが、
アリスシリーズみたいに、男同士の快活な会話みたいなのがないこのシリーズ。
静かに動きすぎてちょっと微妙・・・
アリスシリーズだとすぐに読んじゃうのに、
ソラシリーズだとこうして3か月近くも寝かせてしまったという・・・(笑)

しかも続くし(;´Д`)

どういう結末になるのか。
あわよくばあと2冊くらいで完結してもらえれば・・・

あ。カラーは緑と黄色かな。
今回はとてもきれいなピンク(*^^*)

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2013.02.04 (Mon)

「江神二郎の洞察」 有栖川有栖



江神二郎の洞察 有栖川有栖

その人の落とした『虚無への供物』が、英都大学推理小説研究会(EMC)入部のきっかけだったー。大学に入学した一九八八年四月、アリスは、江神二郎との偶然の出会いからEMCに入部する。江神、望月、織田とおなじみの面々が遭遇した奇妙な出来事の数々。望月の下宿でのノート盗難事件を描く「瑠璃荘事件」をはじめ、アリスと江神の大晦日の一夜を活写する「除夜を歩く」など、全九編収録。昭和から平成への転換期を背景に、アリスの入学からマリアの入部までの一年を瑞々しく描いた、ファン必携のシリーズ初短編集。(BOOKデータベースより)

【目次】
瑠璃荘事件/ハードロック・ラバーズ・オンリー/やけた線路の上の死体/桜川のオフィーリア/四分間では短すぎる/開かずの間の怪/二十世紀的誘拐/除夜を歩く/蕩尽に関する一考察


大好きな学生アリスシリーズですが、
学生アリスに関しては、長編の方が好き。
なんか、短編になると違うのよ。何っていうか。説明しづらいんだけど(笑)
長編になると、「読者への挑戦」みたいなのもあって、当たるワケないんだけど(汗)、
でも、そこにたどり着くまで考えるのが楽しい。
短編になると凝りすぎているというか、変にややこしくなります。

逆なのが、火村アリスシリーズで、こっちは逆に短編の方が好きなのです。

ってことで、「月光ゲーム」の前後の話。
やたらと「昭和」をアピールしてますが、それを考えると結構この人たちと、わたしはリアルで同年代かもしれない(部長のぞく)
心に傷を受けたアリスくんに対して気遣う面々。
いや、みんな傷ついているんだろうけど、
学生時代。いいねー。なんかこの昭和なあたりもいい感じがします。

しかし、この作品たちのどの作品が推理小説として良かったかと聞かれるとちょいと困るという・・・(^^;)
そんな感じでした。


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2012.08.22 (Wed)

「虹果て村の秘密」 有栖川有栖



虹果て村の秘密 有栖川有栖

将来、推理作家になる夢を持った少年・秀介と、刑事になりたくてしょうがない少女・優希。二人は、優希の母親で推理作家の二宮ミサトが持つ、虹果て村の別荘で夏休みを過ごすことに。村では高速道路の建設を巡り村人たちが争っていた。そんな中、密室殺人事件が発生!少年たちは、手を取り合い犯人探しを始める…。(BOOKデータベースより)

刑事の息子が小説家になりたくて、小説家の娘が刑事になりたがる。
隣の芝生は青いらしい(笑)

少年・少女探偵団みたいな感じでしたが、普段の有栖川作品(アリスが登場するの)に比べるとかなり軽かったかなと思います。

まぁ・・・でも多分こんな感じだろうなと思って読んだのでそういう意味では期待は裏切られなかった(笑)
裏切られてほしかったんだけど。

そして犯人もわかっちゃったんだよ(;´Д`)
犯人がわかってしまうと私・・・

気持ち、めっちゃ萎えます_(_ _∥)_

驚きたいですからね~。
実は、Aさんと見せかけておいてBさんだったらかなり驚いたのにっ!!(笑)

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2012.04.21 (Sat)

「高原のフーダニット」 有栖川有栖



高原のフーダニット 有栖川有栖

「オノコロ島ラプソディ」容疑者には鉄壁のアリバイ。国産み神話の淡路島で、火村を待ち受ける奇天烈な事件。「ミステリ夢十夜」有栖川有栖は近ごろ怪夢を見る。火村と彼を次々と不可思議が襲う夢だ。今夜もきっと…。「高原のフーダニット」弟を手にかけました…美しい高原を朱に染めた双子殺人事件は、一本の電話から始まった。透徹したロジックで犯人に迫る、これぞ本格=フーダニットの陶酔。ミステリ界の名手、初の中編集。(BOOKデータベースより)

【目次】
オノコロ島ラプソディ/ミステリ夢十夜/高原のフーダニット


このシリーズ好きなんだけどね~。
ちょっと微妙感漂いました。

ミステリー夢十夜は、アリスが見た夢の話って・・・おい(笑)
しかも、だんだんと物語が変に夢っぽくなるというか、荒唐無稽っていうか・・・
アリスと火村が大統領のSPとか(^-^;)
どういうシチュエーションなのだ。
まぁ「これ夢ですから」と言われるとなんとも言えませんが。

読書メーターなどでみなさん突っ込んでますが、オノコロは・・・賛否両論ありそうだね。
でも、有栖川さんの場合、こういうのは結構あるような気がする(^^;)
他の作品(本)でも「おいっ!!」と突っ込みを入れたくなる話もありましたもの。

そういう意味でも表題作の「高原の~」は好きかも。
・・というか、そこに救いを求めたというか(笑)
2年前のどうのっていうのは他の作品でこの人登場していたんだろうな。
ちょっと分からなくなってますが。
しかし、今回は野上さん沢山登場してましたね。
野上さんのイライラとしながらも火村の協力を拒まないという会社員精神(?)にはいつも感心しているのです(笑)


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