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2020.09.22 (Tue)

「大聖堂の殺人」 周木律



大聖堂の殺人 周木律

すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!

シリーズ完結!
面白かったです。

っていうよりは「慣れました」の方が大きいかな。

トリックがめちゃくちゃで。
この本にもありました「常識とは常に疑うべきもの」
このシリーズにむっちゃ合う言葉です。

藤衛が孤島に呼び出し、「皆が無事に集うことができてなにより」
なんて言葉に対し、神(←名前)が「生きてなくちゃ、殺されないものね」
と、吐いた言葉がウケた。

その言葉通り、どんどん死んじゃうんだけどね。
暗示にかかったのかなぁーなんて思ってたら
誘導・・・。まぁ暗示みたいなものか。

ラスト、百合子を守った兄の魂ともいうべきか。
泣ける~。泣けた。
この話、兄妹愛みたいなのが満ち満ちてたので。
最後に兄の遺思みたいなのを感じることができた気もする。
06:00  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.09.15 (Tue)

「鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~」 周木律



鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~ 周木律

異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手配が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!

前作で百合子の身にとても悲しいことが起きて、もう生きる屍状態です。
読んでて辛いなぁーと。
読者もずっと読んでたのでやや百合子の気持ちに同調できまして。

そんな状況から百合子を救ったのは神でして。

鏡面堂へ連れていき、ある手記を読ませ、謎を解明させる。
百合子も手記を読むうちにだんだんと変わってきて・・・

っていう、エピソード0的な話です。

最近多いよね。エピソード0。
手記を読んで謎を解くって・・・
どんなんだ。と、思いましたが。
でも、前作の流れから行くとこうでもしないと
ちょっと辛いかもしれない(作者的に)

次回でこのシリーズラストらしいので、
あまり間を開けないで読んでみたいです。

ただ、私の読んだ感想としては「頭のいい人って
面倒くさいなー」と。
ただそれだけ。変に張り合ったりプライド高かったり。
巻き添え喰った人気の毒だよね。
09:52  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.05.16 (Thu)

「教会堂の殺人」 周木律



教会堂の殺人 周木律

訪れた者を次々と死に誘う狂気の館、教会堂。失踪した部下を追い、警察庁キャリアの司は館に足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは、水死・焼死・窒息死などを引き起こす数多の死の罠!司の足跡をたどり、妹の百合子もまた館に向かう。死のゲームと、天才数学者が求める極限の問いに、唯一解はあるのか!?

これは予想外の展開だ(T_T)


ちょっとキツいよね。
物語としては思い切り動いたし、前作の「この設定いる??」と斜に構えていたのが、
本当に必要な設定で、あぁ・・・あの設定は今回のためにあったのか。

今回の話は本当にえげつなくて、「次々死に誘う」っていうのもその通りで、
だからなのか、ものすごく惹きつけられて読む手が止まらなくて。
あっという間に一気読みしました。
物語だからこそ面白い。
ただ、死んだ人が全部前作までに登場してた人で、
だからこそ、妙に親近感があって、「あの人」の死が一番堪えたけど、
「あの人」の死もキツかった。

この何とも言えない気持ちから脱出したいですねー。
シリーズ完結に向かっているらしいので早く気持ちが収まるところに収めたいです。

そして前回から動きが怪しい十和田さん。
てっきり主役かと思ってたけど、この人なんだろう。
この人の動向も気になる。

ただ、神や百合子に比べるとこの人は凡人なんだろうね。
09:30  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.05.13 (Mon)

「伽藍堂の殺人」 周木律



伽藍堂の殺人 周木律

謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる“瞬間移動”殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く“堂”シリーズ第四弾。


だんだんと想像しても想像しづらい「堂」になってきたなぁー。
部屋だろ!と言いたくなります。
どんなからくり屋敷なんだー。

って、「堂」にも突っ込みたくなりますが、
登場人物にもいささか突っ込みを入れたくなりました。

過保護すぎる兄、宮司司がなぜ、妹しか招待されてない島に無理矢理ついていくのか。
その理由がわかったようなわからないような。
っていうか、その設定いる?
と、思いました。正直。
でも、次巻読むとわかるのかな。
この設定がアリかナシか。

そして、今回の犯人ww
「えーー!」
または
「おい!」
どちらかかと。
08:19  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.01.28 (Mon)

「五覚堂の殺人」 周木律



五覚堂の殺人 周木律

放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。そこで見せられたものは起きたばかりの事件の映像ーそれは五覚堂に閉じ込められた哲学者、志田幾郎の一族と警察庁キャリア、宮司司の妹、百合子を襲う連続密室殺人だった。「既に起きた」事件に十和田はどう挑むのか。館&理系ミステリ第三弾!

これは・・・
某「館シリーズ」で似たようなトリックがあったニャー(Φ∀Φ)

こっちの方が数は多いけど(なんでだ?)、
どうしても比べられてしまうのは「館シリーズ」が物凄くインパクトが強かったから。

そして、「堂」の仕組みはトリッキーなのに、殺害の動機が妙に二時間ドラマっぽいのはなんでだろう??
ものすごくチグハグな感じがするのであります。

変なシリーズではありますが、登場人物も固定されてきているので以前ほどの難しさはないです。
数学がやたらと専門的で詳しいですが、そこは・・・スルーしてます(笑)
08:09  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.01.23 (Wed)

「双孔堂の殺人」 周木律



双孔堂の殺人 周木律

二重鍵状の館、“Double Torus”。警察庁キャリア、宮司司は放浪の数学者、十和田只人に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。“堂”シリーズ第2弾。

前作の眼玉よりはありそうな建物だよねー。
っていうか、表紙は関係ないよね。
こんな屋敷はありえないので(汗)

前作から久しぶりだったので設定とかなんとか全く忘れてて・・・
前回の屋敷は目玉だったくらいの記憶しかないので
ここで設定をチェック。

この先レギュラーになりそうな人とかいたわー。
どうくるのかな。
官僚でありながら物腰の低い人とかいたけど・・・

面白くなるとよいですが・・・(・∀・)

ただ・・・最後の親子云々、兄妹云々・・・っていうのは
イマイチだったわー。
陳腐すぎるっていうか・・・
建物があんなにトリッキーなのに、動機がなんで・・・こう・・・
昭和っていうかひと昔前っていうか・・・
ここはガックリでした。
07:00  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.05.15 (Tue)

「眼球堂の殺人」 周木律



眼球堂の殺人 周木律

神の書、“The Book”を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人が記者・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬の巨大にして奇怪な邸宅“眼球堂”だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館。メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!

登場人物が青森の地名なので青森の人なのかと思ったら
そういうことでもないのかなー?

そういうネタばらしもラストでしていたし。
しかし・・・結構地元にいないと分からないような苗字もあったなー。

「眼球堂」ということなので、トリックは屋敷が関係していると思ってました。
実際、夜になると眼球堂が動き出すのかと思っていたのですが・・・
そこまでトリッキーではなかった(笑)
なんでもアリの「メフィスト賞」なので思い切りくるかと思ったんだけど。

まぁそれだったらそれで中にいる人酔うよな。
いくら夜に飲んでたとしても。

で、「真犯人」に関しては薄々気づいてました。
とにかく行動が怪しくて(^^;)
なんでこんなに怪しいのかと思っていたらそうだったか。

しかし、動機や心理的なものに関しては一切分かりませんでした。
難しい。
これこの終わり方でシリーズなのですね。
次回からどういう設定になるんだろう。
08:55  |  周木律  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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