igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「記憶破断者」 小林泰三



記憶破断者 小林泰三

頼りになるのは、ノートだけ。記憶がもたない男は、記憶を書き換える殺人鬼に勝てるのか?見覚えのない部屋で目覚めた二吉。目の前には一冊のノート。そこに記されていたのは、自分が前向性健忘症であることと「今、自分は殺人鬼と戦っている」ということだった。殺人鬼は、人に触れることで記憶を改竄する能力を持っていた。周囲は誰も気がつかない中、その能力に気がついた二吉に、殺人鬼の脅威が迫り来る。絶対絶命の中、記憶がもたない二吉は、いったいどういう方法で、殺人鬼を追いつめるのか?二人の勝負の行方は?

今まで読んだ小林作品の中で一番のお気に入り。
先が気になって夜更かしですよ。もう若くないのに(笑)

でも、多少都合がいいよね。
記憶が数十分しか持たないのに、なんだかんだで殺人犯と戦ってるし、
そういう都合のよさが多少気になるけれど、
「細かいことはいいや!」とあまり細かくないところまで気にしないで読みました。

第一、眠ってしまい記憶が飛んだとき、多大な情報の入っているノートを逐一
読んでいる時間があるのかと。
殺人犯は今そこにいるのに。

でも、面白い展開で楽しかった。
最後のあのシーンはアメリカのホラーみたいな終わりかたで
多少釈然としませんが、あの人はいったい何者なんだろう。

「クララ殺し」 小林泰三



クララ殺し 小林泰三

大学院生・井森建は、ここ最近妙な夢をよく見ていた。自分がビルという名前の蜥蜴で、アリスという少女や異様な生き物が存在する不思議の国に棲んでいるというものだ。だがある夜、ビルは不思議の国ではない緑豊かな山中で、車椅子の美少女クララと“お爺さん”なる男と出会った。夢の中で「向こうでも会おう」と告げられた通り、翌朝井森は大学の校門前で“くらら”と出会う。彼女は、何者かに命を狙われていると助けを求めてきたのだが…。夢の“クララ”と現実の“くらら”を巡る、冷酷な殺人ゲーム。

疲れた(笑)

「アリス殺し」を読んでいる。

・・・ということが大前提の本。
あのワケわからない設定が続きまして、前作からの登場人物は井森とトカゲのビルだけでして。
まぁ前回はアリスが殺されて、今回はクララが殺されるんだけど。

クララ殺し」というのもちゃんと海外小説であるみたいです。
それを読んでると小ネタが楽しめるという仕組みのようです。

井森がいる世界とビルがいる世界。
なんというか、ペアリングが分からん。
変な話、当然この人とこの人がペアでしょ。と思うんだけど
そこに落とし穴があるというか・・・
まぁこんな変な設定は何かあるってことよね。
じゃないとこんな頭の痛くなる設定はないだろうし(笑)

今回も前回同様頭かかえて読み終わりました( ̄∇ ̄;)

「アリス殺し」 小林泰三



アリス殺し 小林泰三

“不思議の国”の住人たちが、殺されていく。どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない。10万部突破『大きな森の小さな密室』の鬼才が放つ現実と悪夢を往還する“アリス”の奇怪な冒険譚。(BOOKデータベースより)

私は「不思議の国のアリス」を今まで読んだことがなく、
アリスの知識がないとたぶんだけど面白さは半減。

アリスの登場人物と現実の世界がリンクしているのだけど
アリスがわからないからアリスの章になるとちんぷんかんぷんもいいところ。

残念ー。

ラストはミステリらしく締めたけど、
本当のラストが超スプラッタで( ̄ω ̄*)

そう。

スプラッタ。

アリスのワケの分からん登場人物が出てくるよりは
(だって、アリスの登場人物ってアリスのほかにウサギとか、トランプとか、
あと名前が登場してもわからないんですよ)
スプラッタのほうがはるかにイメージができます(笑)
ちょっとスプラッタなシーンがかなりリアルに事細かに具体的に書いてますが(・ω・)

アリスを知ってる人は楽しめると思います。
あと、グロテスクな描写が好きな人はさらに楽しめると思います( ̄ω ̄*)

「大きな森の小さな密室」 小林泰三



大きな森の小さな密室 小林泰三

森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった。閉ざされた扉の奥で無惨に深された別荘の主人と、癖のある六人の客ー表題作の「大きな森の小さな密室」をはじめ、死亡推定時期は百五十万年前という抱腹絶倒の「更新世の殺人」ほか、安楽椅子探偵、日常の謎など、ミステリでお馴染みの七つのテーマに超個性派探偵たちが挑む精緻なミステリ連作集。(BOOKデータベースより)

【目次】
大きな森の小さな密室ー犯人当て/氷橋ー倒叙ミステリ/自らの伝言ー安楽椅子探偵/更新世の殺人ーバカミス/正直者の逆説ー??ミステリ/遺体の代弁者ーSFミステリ/路上に放置されたパン屑の研究ー日常の謎


大きな森の小さな密室は、以前別のアンソロジーで読んだことあった~。
出だしですぐに思い出しました。
まぁそのアンソロジーを読んだのが今年なので
覚えている方が当たり前ですよね(^^;)

「氷橋」は倒叙ミステリということですが、ワタクシ曰く
倒叙=コロンボ形式。
最初に犯人があれやこれやと一生懸命アリバイを作るべく、丁寧に殺人を犯すわけです。
もう犯人アリバイ言いたくて仕方ないんだけど聞いてくれない悲哀ったら(笑)

「自らの伝言」はコンビニ店員が謎を解くという感じなんだけど、どうもこの女性はシリーズものの人らしいけど、あまりいい印象はないよね(笑)

・・・と、普通の作品はここまでであとはひたすらバカミスが続く。
いや、「更新世の殺人」に関してはハッキリとバカミスと書いてましたが、それ以降もバカミスにしか思えないんですけどっ・゚・(ノД`;)・゚・
この連続攻撃は・・・堪えます(爆)
バカミスも好きなはずなんだけど、
ちょっと肌に合わなかったのかも。

ごめんね(。・ω・。)ゞ


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