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2020.11.28 (Sat)

「デルタの羊」 塩田武士



デルタの羊 塩田武士

アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる“前代未聞のアニメ”への参加を決意するが…。アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、“逆転のシナリオ”が始動する!

この本の「スゲー」と思うところは、時代はコロナから脱出したということ。
「コロナの中にあって」とか、コロナという文字がちょいちょい出てくる。
ってことで、最近書かれてますね。
小説もこういう時代になったかーーーー。

はやく現実もコロナから脱出したいなぁ。

で、アニメ制作の話。
時代はCGなんだねー。
ただ、先日亡くなった矢口高雄さんが森川ジョージさんに
「日本の四季は日本の絵の具じゃないと表現できない」
と、お話されたらしく、やっぱりアナログならではの
表現とか色彩ってあるよなぁー。
なんて思いながら読んでました。

最初は「作中作??」なんて思ったらまさかの同級生。
一体どういうことー!??
と、ちょっと混乱する部分もありました。
もう少し「熱い」本かなと思ったんですが、
それほどでもなかったかな??
個人的にはもう少し「熱く」てもよい(・∀・)
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2018.10.18 (Thu)

「歪んだ波紋」 塩田武士



歪んだ波紋 塩田武士

「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディアー昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。松本清張は「戦争」を背負って昭和を描いた。塩田武士は「情報」を背負い、平成と未来を描く。全日本人必読。背筋も凍る世界が見えてくる。

歪みすぎてよーわからん(;´Д`)

1話目で「あれ?こういう終わらせ方するんだ」と思ったもので、2話目以降はどうしても斜に構えてしまいまして・・・一体だれがどうで彼がこうで・・・
というよりも、「軸」となる主人公がいないのでつかめないんだよね。
まぁそれも目的なのでしょうが・・・
この時代だからこそな物語でしたが・・・
読んでて少し疲れた。

証拠を偽造するなんて、平成も昭和もチョロいもんよね。
きっと。
その代りバレるリスクも高いのか??

何がしたいのか分からないような人ばっかー。
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2018.03.17 (Sat)

「騙し絵の牙」 塩田武士



騙し絵の牙 塩田武士

大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!

最初から大泉洋での映像化ありきで作った本なのかなぁー。
表紙&裏表紙はおろか、章ごとの中表紙(?)にも登場し、
性格もテレビでよく見る大泉洋でして・・・
読んでてまことに暑苦しいw

最初にパッと表紙を見たらディーン・フジオカだと思ってたんですけどね。

で、中身はかなり癖の強いお仕事小説です。
雑誌の廃刊などにさらされる編集者。
なんとかして、紙の雑誌を・・・と思っているようで、
そこはまるっきり現代の話だよなーと思ってます。

ただ・・・私の場合は実は・・・
雑誌あんまり読まないんだよねー。
文芸誌なんてなおさらで・・・
美容室にも置いてないし。
文芸誌とか買わないと無理で・・・
そういう意味では厳しい業界ではないかと。

先日、格安スマホに替えたワタクシはYahooプレミアム会員とやらになり、
雑誌などが読み放題になってしまいました。
Yahooなので、スマホはもちろん・・・PCでも見ることが出来ます。

で、雑誌などを見ると無料で見せてくれる雑誌だけでも膨大な種類です。
これに無料登録してない雑誌を含むと一体どんだけあるのかと。

これを思うとキツイ業界ではあるよなーと思いました。

表紙の影が女性です。
裏表紙の影も女性です。

で、本の仕掛け(騙し絵?)はエピローグにて。
長いエピローグだなぁーと思っていたら仕掛けがあったみたい。

最後どの人も節操とかプライドがなくって笑った。
05:00  |  塩田武士  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.06.09 (Fri)

「崩壊」 塩田武士



崩壊 塩田武士

雨の夜、市議会議長が殺害された。波山署の本宮は県警捜査一課の若手・平原優子と組み捜査にあたるが、意外な容疑者が浮かび上がる。その影を追ううち、本宮たちは一人の青年の心の闇に出会うー。八〇年代のバブル経済に呑み込まれた男女と、それを見つめた彼らの子どもたち。ある家族の崩壊と殺人事件を通して、時代を生きる人間を鋭く描き出す、傑作刑事小説。

面白かったんだけど、不満は残るかなー。
てっきり「弟」と再会でもするのかと思っていたら匂わせておいて実際はスルーだったり。
クールビューティかと思っていた優子がなんかマッコリのんでくだけてたりとか。

なんかちぐはぐな感じがしました。

主人公の関西弁もなんか違和感なんだよねー。
登場人物全員が関西弁を話すのであれば別に違和感がないんだけど、
主人公ばかりが話しているような・・・・?

真面目そうな兄だったけど、実はずーーーーっと派手な弟と張り合っていたのだろうか。
汚職に手を染めたのを思うと、「えー真面目そうだったのに」と思ったり。
息子がとった行動もちぐはぐで・・・

読んでてずっと何かがずれているような気がしたんだけど、
ラストが一番ずれている感じがした。
なんでそこで和気あいあいとなっているんだろう??
08:29  |  塩田武士  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.05.11 (Thu)

「罪の声」 塩田武士



罪の声 塩田武士

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだったー。

グリコ森永事件をモチーフにした小説。
読書メーターを見ると「この事件の時は小学生だった」とか「生まれる前だった」とかありますが・・・

私は中学生でした!( ̄^ ̄)ノ

と、言っても13歳デス。
ただ、関西方面の事件というのもあって、やや対岸の火事的な。
毎日放送されるニュースを見て「怖いなー」とは思いながらやや他人事と思ってしまいました。
まぁ子供だったしね。
今だったらそうは考えないだろうけれど。
ただ、この事件の後にお菓子に包装のフィルムがついたことは記憶にあります。
昔はフィルムなしの箱だけだったんだよねー。

で、グリコ森永・・・だけじゃなくて。
実際には丸大、不二家、ハウス、駿河屋も脅迫されてたみたい。
※この手の本=実在の事件をモチーフとした小説 はwikiを読みながらチェックするので
 勉強になります。

でもね。
思うのが、なんでそんなテープを無造作に子供の(といってももう30歳過ぎてるけど)近くに
置いているんだろう。
その感覚が理解できないし。

で、ラストに実はこの人も関わってたっていう人が登場して。
その人の話を聞いていると、なんというまぁ自分勝手なのか。と思ってしまいました。
あくまでこの人物だけだけど、反省とかしないんだよね。
それは「チャンス」だったっていう・・・
ちょっと呆然としてしまった。
実際の事件にも子供の声が使われてたみたいですね。
声とはいえ、子供を犯罪に巻き込む神経が理解できない。
08:28  |  塩田武士  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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