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2021.04.04 (Sun)

「MEMORY 螺旋の記憶」 吉田恭教



MEMORY 螺旋の記憶 吉田恭教

鏡探偵事務所を訪ねてきたのは九年前に奇妙な依頼を持ち込んだ女性だった。そして新たな調査を依頼する。「失踪した息子を探して欲しい。息子の失踪には前回の調査が関係している」とー。当時の調査記録を元に調査を開始した槇野だったが、九年前の調査で訪ねた人物が二年前に塩素ガスで殺害されていたことが判明。一方の東條は、奥多摩の山中で発見された凄惨な逆さ吊り殺人事件を追っており、報道で被害者の身元判明を知った槇野から、その被害者が九年前に調査した案件の関係者であることを教えられるのだった。元刑事の探偵・槇野康平と「捜一の鉄仮面」と呼ばれる刑事・東條有紀の捜査が再び交差する本格ミステリー。

このシリーズ好き。
なもので一気に読んでしまった。
厚さの割にはいつもあっという間に終わるので、
ひそかに行間広い??なんて考えたりしてます。

今回は「前世」の記憶を持つ人が登場。
前世で殺されたものだから生まれ変わって・・・

とかなんとか。

個人的には「前世」ってあっていいと思ってるし、新聞記事でも
前世の記憶を持った子供がいたっていうのを読んだことがあるので信じてます(^^)

刑事・東條と、探偵・槙野のやりとりがいいと言いますか。
お互いに一緒には行動しないながらも、偶然に同じ事件に遭遇して、
裏で情報をやりとりしながら事件を解決します。
探偵事務所の面々はユニークな人ばかりでいいんだけれど・・・

早瀬さん・・・どうしたのかな。
含みを持たせたところで次回へ・・ってことでしたが、
この人、今までそれほどの活躍してなかったような気がして・・・?
次作が楽しみです。


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2020.07.23 (Thu)

「捜査一課ドラキュラ分室」 吉田恭教



捜査一課ドラキュラ分室 吉田恭教

関西矯正展の見学者と受刑者を人質にしたテロリストは政府に大胆な要求を突きつける。それは「野党の党首達と人質を交換する」というものだった。結果として、要求はかなえられることはなかったが、何故かテロリストは突如人質を解放し、大阪刑務所からも逃走した。堂安と舟木は逃走経路を探る。そして二人が辿り着いた場所には意外な光景が広がっており、事態は急転直下して荒川河川敷に遺棄されていた性転換者との関連が浮かび上がるのだった。

堂安っていうのが紫外線を浴びると倒れてしまう病気を発病してしまって、
今は在宅勤務になってる。
頭脳が優秀すぎて在宅を許されているって感じなんだろうね。

なので本当に吸血鬼のなんたらなのかと思ったら
そうではなかった(笑) 人だった。

最後に舟木が新人がやりそうなミスを犯すわけですが、
それよりも犯人が怖かった。
最終的にはいろいろな人が犯罪にかかわった
わけだけど、最初は犯人が1人で仲間になってくれるべき
人に会い、気持ちを誘導して犯罪を起こさせる。
もちろん、自分も起こすわけだけど、1人では到底無理な
ところへ、ささやく。
怖いなぁー。

そしてうまくいったなぁー。
最初、大阪刑務所襲撃の結果がこれでよかったのか?
なんて思ったんだけど、それがまた「犯人」たちの
作戦の1つであったって・・・・ふーん。
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2019.02.15 (Fri)

「可視える」 吉田恭教



可視える 吉田恭教 ※文庫になるとタイトルが「凶眼の魔女」だそうで。

「幽霊画の作者を探して欲しい」画商の依頼を受け、島根県の山奥に佇む龍源神社に赴いた探偵の槇野康平は、その幽霊画のあまりの悍ましさに絶句する。そして一年が過ぎ、警視庁捜査一課の東條有紀は、搜査員の誰もが目を背ける残虐な連続猟奇殺人事件を追っていた。不祥事から警察を追われて探偵となった男と、自身の出生を呪う鉄仮面と渾名される女刑事が難事件を追う!

これがどうやらシリーズ1作目らしい。
有紀と槇野が初めて出会ったので。

面白く読みましたけど、結構グロくて。
3人目の死体なんてねー、書いていいかしら??
私、普段こういうのばかり読んでいるわけじゃないんですが・・・

グロ苦手の人のために反転↓

釘をたくさん打ち付けた木材を膣からぶち込み、腸はおろか十二指腸まで達していたという死体。

↑反転おしまい。
読んでてお腹が痛くなりました(T_T)
いえ・・・錯覚ですが。

しかし、基本的にグロ平気なのでサクサクと読みましたが、こんだけの作業を犯人1人で出来るものなのかと、そこだけは不思議で仕方ない。
一体どんだけ・・・
もう少し、死体が少なかった方が物語としてはしまりがあってよかったのではないかと思いました。
殺されすぎ、グロ死体多すぎ。
下平気の毒すぎ。

でも、その後もシリーズ続いて、有紀と槇野の信頼関係もだんだんと強くなっていくんだよねー。
それはそれで面白いです。
15:11  |  吉田恭教  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.08.22 (Wed)

「亡霊の柩」 吉田恭教



吉田恭教 亡霊の柩

児童養護施設の園長から依頼を受けた探偵・槙野康平は、五十嵐が昨年結婚し、今夏に亡くっていることを調べ上げる。しかし、五十嵐の妻に会いに行った園長が何故か罵声を浴びせられて門前払いされたことから、槙野は園長から新たな依頼を受けて五十嵐が失踪した理由と死因を調べ始めるのだった。そして突き止めた予期せぬ結果に警察の介入が必要と結論し、警視庁捜査一課の東條有紀に情報提供するのだがーー。

シリーズものでーす。
おもしろく読みました。
作者が漁師なので、また魚シーンが登場しました。

船って高いんだよねー。
わかるわかる。

今回はオカルト・グロ・殴る蹴る少なめ。
どっちかというと、過去とか出てきたり、うーん。
普通の警察小説みたいでした。
普通のって言っちゃどうかと思うけれど(^-^;)

厚い割にはサクサク読めるんだよね。
これが不思議なところです。
槙野と東條。
2人の主人公。
探偵と刑事。
いい関係性を築いていると思います(´ー`)

今回は失踪した人を探すだけかと思っていたらそれがあれよあれよと
殺人事件になり、あっち行ったりこっち行ったり。
登場人物も、全部読んでない私としては多少「??」のところも
ありましたが、ラスト・・槙野・・・よかったなぁーと思うのでありました。
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2018.02.08 (Thu)

「鬼を纏う魔女」 吉田恭教



鬼を纏う魔女 吉田恭教

渋谷区宮益坂で発生した通り魔事件に巻き込まれた被害者は四人、うち三人は死亡し、ただ一人生き残ったのは、乳房に般若の刺青を刻んだ若く美しい女性だった。しかし、意識不明となって生死の境を彷徨う彼女は身元に繋がるような物を所持しておらず、警視庁捜査一課の東條有紀は、被害者の刺青から身元の特定を試みる。そして彫師の情報を得て被害者の戸籍に辿り着いたものの、そこには不可思議な記載があった。

吉田作品、3作目ですがこの本が一番面白かったかなぁー。
シリーズものではあるんだけど、誰がメインのシリーズかよくわからず、
結局よく分からないまま読みましたが、話としては面白かったです。

今回は宗教モノ。
この間もそういえば違う作家さんで宗教モノ読んだなぁー。
独特の世界だよね。
宗教。
しかも、これはもろにカルトでそれはそれは恐ろしい宗教です。

ぐえぇーーーーーーーーー。

って思うけれど、基本的にグロおっけーなので読んでてもあまり気にしなかった。
ただ・・・食事しながらはNGかも。

女性刑事である東條有紀ですが、心は男とあります。
でも、読んでる限りでは女性っぽいんだよねー。
口調も行動も。
あまり有紀から男性の雰囲気がありません。
ただ交際している人が女性ってことくらい???

山梨県警に関してはなーんか怪しいオーラ出しまくりの人が
やっぱり、結果的に実行者になってしまいました。
でも・・・まぁ・・・それはそれでいいみたい(^^;)
11:34  |  吉田恭教  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.12.28 (Thu)

「亡者は囁く」 吉田恭教



亡者は囁く 吉田恭教

「25年前に一度だけ会った女性の消息を知りたい。名前は深水弥生」盲目の天才バイオリニストの依頼を受け、探偵・槇野康平が調査に乗り出す。調査を進めるうち、深水弥生の恋人が四年前に起きた平和島事件の被害者となっていた事実を掴んだ槇野は、その事件の詳細を調べ直すために、警視庁捜査一課の東條有紀に協力を求める。そして深水弥生を探すべくさらに調査をすすめた結果、平和島事件の犯人と似た状況で自殺していた人物が浮かび上がってくる。

シリーズものの続編だったのを一応理解して、こちらから読みました。
(っていうか、これしかなかった)
読んでみると全く問題はありませんでしたが、
設定にかなりの無理があるのではないかと(^^;)


第一、興信所に依頼する内容が「25年前に~」云々。

えーーー25年前だよー。
覚えてないし。
でも、まぁ依頼するわけです。

そしてそのトリックというか仕掛けが・・・
まぁタイトルの通りなのですが、
私には出来ないことだけは間違いないです。
これはできる人と出来ない人がいるんだけど、
世の中の人大半が出来ないほうじゃないかなー。
この衝撃があまりにもすごくて、肝心かなめの殺人トリックが
あまり印象にないww

そして表紙に「犬」がいますが、その犬もかなり重要なポイント。
犬好きの人からすると許せないんじゃないかと思うんだけど(^^;)

でも、人物関係などは読んでて楽しそうです。
元刑事と現職刑事がそれぞれに協力し合いながら事件解決するみたいです。
トリッキーすぎましたが、こういう部分は読んでて面白かったかな。
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2017.11.10 (Fri)

「変若水」 吉田恭教

変若水

変若水 吉田恭教

厚生労働省に勤務する向井俊介は、幼馴染の女医が突然死した真相を追及するうち、ある病院を告発する文書の存在を掴み、島根と広島の県境にある雪深い村にたどり着く。そこは変若水村。ある一族の絶大なる支配のもとに、誰も見てはならないとされる雛祭りが行われる奇妙な村だった。相次ぐ突然死と、変若水村で過去におこった猟奇事件の謎に向井が迫る―。島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作。

初めましての作家さん。

ですが流石「島田荘司プレゼンツ」に受賞しただけあってなかなか面白かったです。

面白いと言えばこの作家さんの経歴。

作家になる前は一本釣り漁師(*・ω・*)
漁師よ。漁師。
じっと魚を待つ間プロットとか浮かんでたらしいけど、
すごいなぁー。
雑誌記者とか新聞記者、医者とかはよく聞くけど、
一本釣り漁師は初めてだ。

中身も面白かったです。
厚生労働省ってこんなに力があるんだーと驚きましたが、
やる気のない向井が幼馴染の死を不審に感じて調査する。
初めてやる気になる。
このくだりがまた面白かったです。
民俗学に登場しそうな怪しげな村などもあり、
厚い本でしたが飽きずに読みました。


08:08  |  吉田恭教  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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