igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「ツバキ文具店」 小川糸



ツバキ文具店

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。

【目次】
夏/秋/冬/春


とても人気のある本です。
たぶん、それはタイトルが 「ツバキ文具店」だからだと思う。
文具店という言葉の響きにはうっとりする女子が多いと思う。
私がそうだから。

本を読むと確かに「文具」は出てくるけれど、それ以上に「代筆」というイメージが多い。
読んだ感想からすると「代筆屋鳩子の日常」っていうタイトルの方がしっくりくる。

ところどころに登場する紙や筆記用具は確かにうっとりするんだけど、
それ以上に鳩子がその人に憑依して(としか言いようがない)書く文章に圧倒されました。

最後は自分に素直になっての手紙。
手紙もいいものです。

「サーカスの夜に」 小川糸



サーカスの夜に 小川糸

離ればなれになった両親とかつて一緒に見たサーカス。忘れられないその不思議な世界の一員になることを目指して入団した少年の前に現れる、自由で個性の強い人々。クラウン、ピエロ、ブランコ乗り、ジャグラー、そして美味しいお菓子やスープを作ってくれるコック。少年は少しずつ綱渡りを学んでゆく。心躍る物語。

ほぼ同時期に発売されたこちらの本はすぐに読んだのですが。



こちらの本とは違い、本当にサーカスの本でした。
小川さんは2冊目ですが、なんというか・・・もう少し深みが欲しかった気がします(。・ω・。)
わりと淡々と・・・そんなイメージでした。
結構葛藤のある物語なんだろうけれど、そこは書き手の技なのかどうなのか。
割合と淡々としながら話を進めるので、その気になればもっと激しく熱くできそうなのに
そういう風にはしないのねー。

だからかあまりのめり込めず。
読み手も淡々と読みました。

サーカス、去年かなー。
観に行きました。
面白かった。
あれはプロの技を感じます。

「食堂かたつむり」 小川糸



食堂かたつむり 小川糸

トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。
一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――五感をくすぐる瑞々しく繊細な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。


想像していたのと内容が違っていました。
本当にほんわか~っとした小説家と思っていたので仕掛けにビックリ!

も~ラストに差し掛かってからは号泣しながら読んでました。
涙と鼻たらしながらって、何歳だあたし(TωT*)

あまり予備知識がなく、ただ映画化になった話だというくらいでしか考えてなく「料理が美味しそう」という感想しか目にしたことがなかったのです。
だからこそ衝撃的でした。

出だしはありそうでなさそうなスタート。
恋人のインド人が倫子のぬか床以外全ての家財道具その他モロモロ一式を持ち逃げする。
途方にくれた倫子はとりあえずぬか床を抱え、田舎に戻るというところからスタート。

どこなんでしょうね。田舎。
東北チックな感じがしましたが。

東北に住んでいるから分かるが、1日1組のお客だけで商売をするというのは「商売」ということを考えるとやってはいかれない。
あくまでも「趣味」「道楽」の部類かと・・・

まぁ家賃はタダだしそういうのも含め、趣味の延長でやっているのかなと思うのでありました。

途中までは「順調に進んでいるな~」との感想。
声を失ったとはいえ、順調すぎる~!
田舎でこの手の「食堂」がはやるなんてありえなーーーい!!

でもそこで終わらないというのが映画にまでなったくらいの小説なのでしょう( ̄ω ̄*)ウンウン

いや~。泣けた泣けた。
泣きすぎて気持ちスッキリなくらい泣きました。

美味しいもの食べたくなりました(^^)
いつも自分で作っているので自分の味に飽きている最中です(爆)



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