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2017.03.24 (Fri)

「新・日本の七不思議」 鯨統一郎



スリーバレーのバーテンダー松永は、早乙女静香の話についていくため日夜歴史の勉強を続けている。ある日、静香が宮田六郎と連れ立って店に入ってきた。これまで宮田に対してやたら喧嘩腰だった歴史バトルにおいても、何やら風向きが違う。なぜだ?二人の親密な態度は気になるが、現存する世界最古の国ニッポンのことを知らないのも捨て置けない…。

【目次】
原日本人の不思議/邪馬台国の不思議/万葉集の不思議/空海の不思議/本能寺の変の不思議/写楽の不思議/真珠湾攻撃の不思議


物語的には「崇徳院を追いかけて」の後になるのかー。
いきなり、2人がラブラブになってて驚きました(笑)
一体どういうこと?この間まで宮田の説に目くじら立ててたくせにと思ったのですが。

そう思うと、以前の宮田の説に静香が猛烈に絡んでくるというシチュエーションのほうが楽しめたかも。
で、今回はバトルがこの2人ではなく、2人が組んだのでそれ以外の人とになる。
まぁそれでもいいんだけど、物語のクォリティーは下がったかも。

途中で終わった??みたいなものあるし。
写楽の謎は、前に島田荘司さんの本で読んだのが面白かったよなーー。
あのくらい深く掘り下げてくれると説得力もあるが・・・
これは・・・まぁ短編の中の短編だからね(笑)

邪馬台国に関しては自分の説をさらに強固に裏付けた・・・って感じですが、
その時代に「皆〇〇食」があったかどうかって分かるんですかねー。

でもこれで人物構成も納得したからまた崇徳院を追いかけてを読もうっと(〃ω〃)
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2017.03.20 (Mon)

「新・世界の七不思議」 鯨統一郎



新・世界の七不思議 鯨統一郎

東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。

【目次】
アトランティス大陸の不思議/ストーンヘンジの不思議/ピラミッドの不思議/ノアの方舟の不思議/始皇帝の不思議/ナスカの地上絵の不思議/モアイ像の不思議


前回の日本史とは違って、世界史は全く分かりません(^^;)
ナスカ、モアイ、ピラミッドのように存在しているものはかろうじてわかりますが、
ノアの方舟も少し怪しいし、それ以外はほぼ初耳に近い(^^;)

なので純粋に小説として楽しみました。
こういう説にするのかー。
今は世界は近いっていうイメージがありますが、当時も結構近かったかもしれない。

バーテンダーの松永さんの腕前が上がっております。
前作ではカクテルは5種類しか作れなかったのに、歴史の勉強とともにカクテルの腕前も
あがっているようです。
料理もおいしそうだー。カクテルに合うのかどうかは首かしげますが、
かつ丼とか。ウニとか。
日本酒のほうがいいようなー・・・?
っていうか、飲みに行ってかつ丼はないんじゃないかと(笑)

静香の荒々しい気性が結構好きです。
本人は支離滅裂ながらも、自分で言うように実はお人好しの女性かと。

連続して読んでしまいましたが、この歴史談義&カクテルから逃れそうにありません(笑)
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2017.03.16 (Thu)

「邪馬台国はどこですか?」 鯨統一郎



邪馬台国はどこですか? 鯨統一郎

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活ーを俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。

【目次】
悟りを開いたのはいつですか?/邪馬台国はどこですか?/聖徳太子はだれですか?/謀叛の動機はなんですか?/維新が起きたのはなぜですか?/奇蹟はどのようになされたのですか?


想像以上に面白かった。
裏歴史モノが好きなので、高田崇史さんの本をよく好んで読んでますが、
鯨さんの本も私には合うのかと再認識。

聖徳太子と織田信長については、それこそ高田さんだったりとか他の人の本で書かれていたので、「ここにも同じ説があるっ!」と喜びましたが、邪馬台国はねー。意外だった。

東北説を唱えてます。
もっと具体的にいうなら「岩手県説」
邪馬台国が岩手だよーーー!!!

でも、宮田さんが唱えた説によるとしっくりくる。
最後とどめとも言える一言に「そうかっ!!」とも。
っていうか、なんで気づかなかったんだろう。

今まで邪馬台国に関して興味なかったんだけど(^^;)
これは面白かった。

悟り(ブッダ)とか奇蹟(イエスキリスト)とかはあまり興味ないんだけど(^^;)
あとはーー、維新か。
私も「黒幕」と書いている人が実は何気に実権を握っているのではないかと思ってました。
私がこういう考え方をしているというのは以前何かで読んだのかも。
さすがに催眠術師までは気づかなかったけど。

次も楽しみだーーー。
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2017.03.04 (Sat)

「崇徳院を追いかけて」 鯨統一郎



崇徳院を追いかけて 鯨統一郎

星城大学の研究者早乙女静香はバー“スリーバレー”でライターの宮田六郎と知り合った。歴史談義で角突き合わせるだけの関係だったが、どうしたわけか共に京都を旅する成り行きに。ところが、観光と洒落込む間もなく彼らの知人が次々と奇禍に遭い、被害者との接点に注目した警察は二人を追及しはじめる。事件を解明すべく奔走する宮田と静香。歴史上の謎に通じるその真相とは?

こちらも初めましての作家さん。
かりんトウさんから借りましたがかりんトウさんもシリーズものと知らずに買った???

なのでシリーズ途中作品みたいですが、かなり好き。
高田崇史作品を好んで読んでいると
「崇徳院??あぁ日本三大怨霊ね(・∀・)」
・・・くらいの知識はあります(笑)

どういう関係の宮田と静香なのかよーわからんところが苦しかったけれど、
バラバラ殺人のトリックなどは好みだ・・・
よく考えるとありがちではあるんだけど、だからこそ
「こういうトリックなんだ」とわかると「あぁ・・・そうか・・・(〃▽〃)」と納得する。

かなり好みの作品ではありましたが、読書メーターを読むとこの話は
通常から行くと毛色の違う話だったみたいで、
普段は居酒屋であーだこーだと推理している本らしい??
居酒屋でトーク。
楽しそうです(笑)
邪馬台国シリーズって言われているようですが、確かに邪馬台国も謎だよねー。


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