消人屋敷の殺人 深木章子覆面作家の館で失踪した女性編集者。再び起こる不可能な人間消失。犯人は「人を消す屋敷」? その昔、包囲された館から一族が忽然と姿を消したーー。奇怪な伝承に彩られた岬の突端の武家屋敷、人呼んで「消人屋敷」。ここに隠遁する覆面作家を訪ねた女性編集者が失踪し、三ヵ月後、謎の招待状によって五人の関係者が集められた。嵐が巨大な密室を生み出し、新たに不可能な人間消失が! 読者を挑発する本格ミステリ長篇。 展開が全く読めなくて「どうなるんだろう??」とドキドキしながら読みました。
面白かったです。
トリックが分かり、仕掛けが分かると「あぁーそういうことかー」と思うんだけど
それでも、そこに行きつくまでが面白かったなぁー。、
最後の最後が「は?」と言いたくなるような終わり方で、
そこは読書メーターの皆さんも同様の意見のようです。
でも、そういう仕掛けにするんだったら別に行方不明になったのが兄ではなくて
姉の方が物語的にさらっといったのではないだろうか。
なんて思ったりして。
「その部分」も取ってつけた感じがしたんだよねー。
そういえば、青字の部分「出版社より」なんだけど、「BOOKデータベースより」じゃないんだけど、そこそこのネタバレをしている気がしますが・・・いいのか?