igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「卑弥呼の葬祭」 高田崇史



卑弥呼の葬祭 高田崇史

宮崎・高千穂の夜神楽で、男性の首なし死体が発見された。宇佐神宮では、御霊水の三つの井戸に、女性の首と両手が。折も折、萬願寺響子の従弟・漣が「卑弥呼の調査に行く」と言い残して行方不明に。続発する怪事件を解決するには、日本史の根幹を覆す発想と「あの男」が必要だったー。天岩戸神話に隠された逆転。卑弥呼と邪馬台国の真実。

相変わらず、現実の事件は適当です。
以前は「現実の事件ほとんど解決してないんじゃない!」と不満に
思っていたのですが、最近森博嗣さんの本を読むようになったら
だいぶ寛容になりました(そのくらい森さんはひどいw)。

さて、卑弥呼です。
私は鯨統一郎さんの説がお気に入りだったので、
「魏志倭人伝」にある卑弥呼という限定であれども「九州」という説だったので
少し残念でした。
でも、宮崎だったか熊本に(どっちかなんだけど、この話が2県にまたがって
たのでどっちか忘れた)八幡という場所があるらしい。
まぁ「八幡」ってどこにでもあるよね。

でも、卑弥呼となると何というか「実在した」というイメージが湧きますが、
天照大神になると何というか・・・神話のイメージです。
本当に実在したのか。
何かはあったんだろうけれど、実在っていうイメージじゃないなー。

「響子と漣」というシリーズで、2冊目だったのですが、1冊目未読でした。
平将門の何かだったんだよねー。
読みたかったんだけど、買うしかないか。

「神の時空 女神の功罪」 高田崇史



神の時空 女神の功罪 高田崇史

アカデミズムの異端児、潮田誠教授の主宰する天橋立へのバスツアーで起こった全員死亡事故の因縁を解き明かす。事故のおよそ二年前、大学関係者が立て続けに、野犬らしきものに喉元を食い破られて命を落とす。彼らは二人とも同じ研究室に所属していた。助手の永田遼子は教授が密かに研究しているらしい神功皇后について独自に調べるうち、歴史を揺るがしかねない記述をある古典籍にみつける。

エピソード0的な話で正直あまり期待してなかったのですが、
話としてはとても興味がある話で食いつくように読みました。

ちょうど現代で問題の女系天皇の話とかねー。
ここら辺は私自身とても興味があります。
通常であれば悠仁さまがいるので愛子さまが天皇になることは
ないのですが、最近変にキナ臭くて、「愛子さまを天皇に」という
見出しを女性週刊誌で見かける。
ダメなのよ。女系は。

そして天皇の主な仕事は「魂鎮め」。
歴代の「徳」がついている天皇はALL怨霊。
などなど。
となると次の天皇になる予定のあの方のお名前はいいのか?
なんて思っちゃう。

でも、実はそんなことが今じゃなくて1700年前に起こっていたら??
なんて話です。
今回は面白かった。

「QED 白山の頻闇」 高田崇史 と買った本



QED 白山の頻闇 高田崇史

棚旗奈々は妹・沙織の新居を訪れるべく、桑原崇と金沢へ来ていた。白山神社の総本宮白山比〓(め)神社を参拝した二人は、殺人事件に巻き込まれる。手取川で見つかった首なし死体、現場付近で昏倒していた男、現場から走り去った女。すべてがひとつに繋がるとき、白山の謎も明らかに!大学一年生の奈々が浅草を訪れ、崇の博覧強記ぶりを目の当たりにする「江戸の弥生闇」も収録。書き下ろし最新作!

やっぱり「QED」がいいですね。
他のシリーズよりも頭一つ抜けている感じがします。
「白山」に関してはやや難解で頭に入っているんだかいないんだか謎ですが、
2話目の「吉原」の話はほかの本でも読んでいるので分かりやすかったです。

すんなり理解できたっていうか。
はい(^^)

本編終了から2年後の設定なのに・・・
まーだ「棚旗」奈々なんですよっ!!!
あの本編の最後のシーンはなんだったんだ。
奈々泣くほどのタタルのセリフはなんだったんだ??
いつまで「棚旗」なんだ?
と一人ツッコミ(笑)

2話目は奈々とタタルが大学生時代の話。
しかし・・読んでて「ん??」

何かを読み残してる?
QEDファンの私が・・・?

と、思って調べたところ・・・

「謎の館へようこそ」



ガイーン!
これに載っている話の1か月後の設定でしたー。

即買い(笑)
QEDに糸目はつけない。
もう本編終わってるし。

こちらを読むのも楽しみです。

「神の時空 京の天命」 高田崇史



神の時空 京の天命 高田崇史

松島、天橋立、宮島。日本三景と呼ばれる名勝が次々と崩壊炎上し、籠神社では神職が惨殺される。高村皇らの最大の仕掛の始まりだった。神々を鎮めるため、辻曲兄妹と関わりのある女性たちが全国の神社に散る。摩季が亡くなり六日目、「死反術」を執り行う期限も迫る。八年前、天橋立で辻曲夫妻を巻き込んだ大事故の真相とは?これまで日本の怨霊を揺り起こしてきた高村皇の真意が明かされる。

この摩訶不思議なシリーズが終わりました。

が。

私は高田さんのファンなのであまりキツイことは書きたくないのですが・・・



書くね(・ω・)



次女の摩季が殺されて、生き返らせるためにドラゴンボールみたいなのを集めて、生き返らせようと辻曲兄妹が頑張るのです。
でも、ほぼほぼ活躍するのは妹2人で、兄はひたすら部屋に閉じこもって術の準備しているので途中から存在がなくなっていた(爆)

主役は(おそらく)陽一なんだけど、この陽一も「は?」という設定であって、
それをここで書くわけにはいかないんだけど、ある意味特殊な感じ。

ドラゴンボールを探すのは陽一と辻曲妹2人の3人。
あとは現地で知り合った人たちなんだけど、初七日までになんとかしなくては!

って感じなので実はこの本はエピソード0的な2巻を除けば6日間の話の本なのです。
なのでめっちゃリアリティがない(笑)
まぁ陽一君の設定やら人の黄泉がえりなどを考えると最初からリアリティはないんだけど。

で、まぁ終わったのですが・・・グリ(猫)と六道さんとの関係が分かったくらいで
あとは何一つわからなかった。
8年前の交通事故も解決されるのかと思ったり、まぁ陽一くんの件もあるし、
うろついていた刑事。たくさん。たくさん。

今までQEDとカンナと毒草師とどのシリーズも面白かったのに、
これは・・・ない(;´Д`)

まぁ高田さんが書きたいことはわかるのよ。
神様を敬いなさい。
と、シンプルに書けばそれの一言に尽きると思う。
神社というのはほぼ怨霊を祀っている場所であって、必ず意味がある。
なので気軽に行くのではなく、しっかりと御手水で手を洗い口をゆすぎなどなど
ありますが、最近はそういう傾向もなく・・・と嘆いている感ありありで・・・

それはわかるんだけど、それとこのシリーズとは話が違うよなーと思いました。

「QED~flumen 月夜見」 高田崇史



QED~flumen 月夜見 高田崇史

京都・月読神社で女性の絞殺死体が発見される。翌朝、近隣の松尾大社では女性の兄の死体が鳥居に吊される。事件を取材する小松崎良平は、桑原崇と棚旗奈々が一泊旅行で京都にいると知り、強引に合流する。記紀最大の謎とされる月読命の真の姿とは? 渡来人技術集団・秦氏の悲劇とは? 崇の推理が冴えわたる待望のQED新作。

QEDだーー・゚・(ノД`;)・゚・

もう買ってすぐ読んで、で、ついキャラ読みしてしまって(爆)
肝心のテーマはなんだっけ??
月読命???
あぁーーー詳しくない。
全く詳しくない。

だからそれにまつわる人たちも全く詳しくないんだよー。
いいやキャラ読みで(←ダメでしょ)

確かに編集者の言う通り奈々ちゃんは可哀想だった。
悲惨でなんか笑っちゃうんだけどね。

珍しく2人きりで1泊2日の京都旅行に行くんだけど、行った先で事件があり(←お約束)、
更に取材をしている小松崎がいて、

「久々に会ったんだから夜は3人で飯でも食おう」

となる。
奈々は「タタルはあまり食事には関心ないし、小松崎も一緒のほうが美味しいところで食べられるかも」と喜ぶ。

私だったら「熊め。邪魔するんじゃないっ!」と思うけど。
そこがまぁ、緩やかすぎるQEDの世界なんだろうなー。

で、この時代は実は平成11年みたい。
ヒット曲が「だんご3兄弟」とか言ってるし。
私はどんどんと歳をとっていくけど、本の世界の時間はゆっくりなのだ。
そしてタタナナの2人の仲もゆっくり進んでいるみたい。
この本ではタタルはよく笑ってた。
ちょっと前までだったら「嗤う」という字を使われていたのに。
心根が素直になってきたのか?

「神の時空 五色不動の猛火」 高田崇史



神の時空 五色不動の猛火 高田崇史

都内各地で同時多発的に発生した放火殺人。被害者は全員十六歳で、碑文谷女子大付属高校の一年生だった。辻曲彩音は江戸五色不動が狙われていると気づき、現場へと急ぐ。その彩音を警視庁捜査一課の刑事らが密かに追う。妹・摩季を救える期限まであと二日を切った辻曲兄妹は、再び高村皇との対決を覚悟するが!?振袖火事とも呼ばれる明暦の大火を経た復興都市「江戸」の鎮魂の歴史が明かされる。

東京住んでたら絶対訪れたいなー。
目黒、目白だけではなく、目赤、目青、目黄という地名が東京にはあるそうです。
まぁ物語ではことごとく火事になりますが( ̄∇ ̄;)

テーマとしては、歌舞伎と遊郭と火・・・?
違うか。火地先生に怒られるか(´・ω・`)
現在とはちがって、当時はその場所に作るべきして作り、建てるべきして建てた場所があります。
意味があるんですよねー。
そういうのを知るのは面白い。

ただ、ドラゴンボール的には「んーーー??」という内容でしたが、
肝心の物語が進んだので驚きました。
陽一の謎とか、現在お眠り中の摩季が実は・・・っていうのがわかり
「えーーー??そういう感じなの??」
と、先がかなり気になってきました。
タイムリミットが残り2日。
2日の間に何冊出るのか謎です(笑)
2日では無理であと1日2日伸びるかもしれない。
どうなんだろう。
しかしただの日本の裏歴史以外の登場人物の謎が出てきて
にわかに面白くなってきました。

「神の時空 稲荷伏見の轟雷」 高田崇史



神の時空 稲荷伏見の轟雷 高田崇史

京都・伏見稲荷大社の境内、千本鳥居に吊るされた四体の遺体が発見された。伏見稲荷の氏子で狐憑きの家筋である樒祈美子は稲荷山の気の乱れを感じ山を巡拝するが、相次ぐ落雷で鳥居が次々と倒れていく。高村皇らの策動を読み取った辻曲彩音たちも稲荷山を目指すが、現れた白狐に行く手を阻まれてしまうー。「お稲荷さん」と親しまれ、日本中で信仰される稲荷神に秘められた、恐るべき真の姿とは!?

次女の摩季が死んでから5日が経ちました。

初七日まであと2日。
なんかよく分からないやり方で、摩季を生き返らせるべく、辻曲兄妹と陽一くんはドラゴンボール(のようなもの)を探しているのです。
あわよくば摩季の初七日の前に、この人たちが過労で死ぬんじゃないかという心配がここにきて出てきました(笑)

そして今回は今日との有名な伏見稲荷の千本鳥居がドミノ倒しのように倒されていきました。
京都の人たち真っ青な展開です(^^;)

裏歴史に関してはQEDの復習でした。
「あぁ。いつものコレか」と。
「稲荷」と書いてなぜ「いなり」と読むのか??
「荷」は「り」と読まないでしょ。
っていうところも説明してます。

とにかく、初七日までという期間限定なので妙にバタバタしている物語です。
QEDや毒草師のように、ゆったりとした大人の時間なんてないし、お酒を飲んで酔っ払うなんていう時間も何もない。
ただただ騒々しい物語なのであります。

文中でも「あと1日か2日で・・・」みたいな事を書いているので
次からもかなりハードな展開になる事は想像できます。

「神の時空 厳島の烈風」 高田崇史



神の時空 厳島の烈風 高田崇史

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。台風のような烈風や地震など自然災害がつづくなか、神社で相次いで栞の知人が殺害される。「神の島」で起きている異変を知った辻曲彩音らは、怨霊を目覚めさせようと企む者たちの仕業だと感じ、宮島に急行する。突風吹き荒び、大鳥居が揺らぐ嚴島神社に封印された巨大な怨霊は解き放たれるのか?怨霊鎮魂の高田ミステリ、クライマックスへ!(BOOKデータベースより)

↑に「クライマックス」なんていう文字があったので、物語も進んできたのかと思ったのですが
・・・全然(´・ω・`)
しかも、この本の話が終わった瞬間、もう次のトラブルがあり、
この話の目的がどうのこうのというよりも、その前に家族が過労死するのではないかという心配が出てきました。
読メでも7日ではなく、49日にしたほうがよかったのでは??と(笑)

今回は厳島神社です。
行きたいなーと思う場所ではありますが、遠いのでそうそう気軽にも行けず。
いつか行こう。いつか行こう。と話をしてますが、いつになるやら(笑)

内容としては毎回の裏歴史です。
裏歴史を知るのは楽しいですが、高田作品の場合よく言われるのですが
現実の事件がどうも適当(笑)
そこら辺はご本人もよく言われるらしく納得なのかやけくそなのか??
そして、刑事の役目がよくわかりません。
たまに刑事が登場してますが、役割が不明。

この本は後で全巻そろった後に一気読みしたほうがわかりやすいのかなー
と思うのですが買ったら読みたくなるので仕方ないです。

「パンドラの鳥籠 毒草師」 高田崇史



パンドラの鳥籠 毒草師 高田崇史

丹後半島で二年前、生薬学者が姿を消した。地域には三百歳の魔女が棲むといわれる洋館があり、首なし死体も発見されている。編集者・西田真規は、薬学の鬼才にして唯我独尊博覧強記の毒草師・御名形史紋、その助手の神凪百合と共に謎を追う。浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話「パンドラの箱」がリンクする時、真相に繋がる一筋の道が現れる。知的スリルに満ちた歴史民俗ミステリ。(BOOKデータベースより)

安定の毒草師(´⌒`。)

この間シリーズ最新作を読んだのですが
復習の意味もこもってしまった第三弾。
面白いです。
西田くんのダメっぷりが読むたびに加速しているような気がしますが。

で、蘇我氏。
蘇我氏云々は「カンナ」でもやってましたが
こうしてまた毒草師で語られると「~たら」「~れば」になりますが、
本来は生き延びなくてはならない人たちだったのかもしれません。

今回のテーマは浦島太郎。
最古の物語らしい。
そこにもちゃんと意味がある。
偶然が重なりすぎるとそれは偶然ではない。

なるほどねーーーー。
御名形がどんな顔していっているのかはさておき、
そういうことなんだろう。
歴史って面白い。

「毒草師 七夕の雨闇」 高田崇史



毒草師 七夕の雨闇 高田崇史

毒草師こと名探偵・御名形史紋が、“七夕伝説”の闇を解き明かす衝撃の民俗学ミステリー。(BOOKデータベースより)

やっぱり「毒草師」は好きだー。
とりあえず設定が普通。

えぇ。これでも普通(。・ω・。)

毒草師の容貌に笑ってしまうんですけど、それでも安心します。
とても普通の気が多い移り気な西田くんも安定していていいですねー。

最後に奈々ちゃん@QEDが登場してましたが、
QEDでは美人扱いかと思いきや、その後の「カンナ」「毒草師」では
「とびきりの美人ではないがローカルCMに出てきそうな雰囲気」
・・・って( ̄▽ ̄;)

まぁそれはいいのですが、今回は七夕。
QEDで何回か題材に出てきてますのでやや復習に近い。
でも、最近高田作品で天照大神とか天照大御神が登場するので
ハマってるのかなーと思ったりしてます。

あまりにもキャラが濃いので謎はなんだっけ?と毎回思います。

今回もそうでした(。・ω・。)ゞ

まぁキモい一族ということで。