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2015.03.20 (Fri)

「微笑む人」 貫井徳郎



微笑む人 貫井徳郎

事件はすべてのはじまりにすぎなかった。エリート銀行員はなぜ妻子を殺したか(BOOKデータベースより)

面白かった。
確かにラストはスッキリと終わらないのですけれど、それでも途中までが読ませる。
もうグイグイと読みました(←いつも通り)

「本を置く場所がなかったから妻子を殺した」

という、理由だそうです。
うーーーむ。これは・・・何というか何というか・・・そういう理由なのね。
本読みとしてはやや困る理由ですが(笑)

そして、「そんな理由であの仁藤さんが妻子を殺すわけがない。彼は無罪だ」という人々が多く、小説家である語り手さんがいろいろな人を取材に行くという構成の本となってます。
途中までがむちゃくちゃ面白い。

とにかく仁藤さんはいつも穏やかで怒ったことがなく、真面目で浮ついたことがない人。
誰が見てもそう思う。

しかし、妻子が死んだ現場から仁藤と同僚の銀行員だった死体が出てくる。
「偶然?」と思う人と「偶然のわけがない」と思う人と。
そして、また更に・・・となるのですが、こういう誰が見ても「いい人」「頼りになる人」である仁藤なのに、なーーーんか犯行が雑なんだよね。
彼くらいだったらもっと完全犯罪出来るだろーと。
なんでわざわざ川へ?

もっと頭使った方がいいのに。と、余計な感想を持った。
その犯行の雑さが結局露見してしまうワケですが。

表紙の「薄ら笑い」もいいですね。
「微笑む」じゃないじゃん(笑)
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2013.03.26 (Tue)

「悪党たちは千里を走る」 貫井徳郎



悪党たちは千里を走る 貫井徳郎

真面目に生きることが嫌になった3人が企てる、「人道的かつ絶対安全な」誘拐-?『慟哭』の著者がユーモアとスピードたっぷりにおくる、誘拐ミステリの新境地。(BOOKデータベースより)

どこかで聞いたことのある設定ながらも楽しめました。
この本は2005年出版ということで、今の時代からしたら新しいのか古いのかわかりませんが、誘拐の手口というのは方法やら対象やらいろいろありますよね。
すべてにおいてのドタバタぶりが面白く、そして何よりも高額の身代金を値切ろうとするケチすぎる父親に笑ってしまいました。

ラストまで読んでちょっと納得いかなかったり、
その後どうなったんだろう?と思ったりしましたが、
テンポもよく楽しかったです。

しかし、ずっと実は私はちがう考えをしてて
「あー。ありがちよねーー」
なんて読んでいたら実は違ってて
その瞬間

「へ?」

と。自分の想像が違っていた時って結構恥ずかしかったりします(笑)
誰に教えているワケでもないですが、1人コソコソとしてしまいました(^^;)

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2012.04.24 (Tue)

「慟哭」 貫井徳郎



慟哭 貫井徳郎

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編(BOOKデータベースより)

やっぱりっ!!!!!

やっぱりっ!

そう思ったもん。
なんか、変だったんだよな~。あの人。
ハッキリとわかったワケじゃないんだけど、この作家さん(書かなかったけど初めましてです)のニュアンスといい、あの人の危なっかしさといい、

「絶対何かある!(`・ω・')」

と、思ったら・・・あったよ。

しかし、宗教にのめりこむのってこうしてのめり込むのか~と思ったのでござい。
あたしはこういう俗に言う「新興宗教」というのをイマイチ信じきれない・・・まぁ・・・凡人なのよね(。・ω・。)

そういう意味では人はこうして宗教にのめり込むのかと不思議な思いで読んでました。

この本に関してはラストが賛否両論あるみたいですが、あたしは割と好きっていうか、
「やっぱりっ!!」
だったので、ある意味想定内。
初めての1冊がわりと好感触だったので次も手に取りたいのですが、
前に仲良くしていたブロガーさんが
「igaigaには貫井さんは厳しいかも」
と、言っていたのです(笑)
・・・と言う事なので、いつ力尽きるかは謎(笑)

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